スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2025年01月05日

CAWガバをアルミPFCで撃つ


2024年夏にマルシンからコルトガバメントシリーズが再販され、そのカートリッジがアルミ製のX-PFCとなりました。
私は.45ACPのPFCがアルミ化される日をずっと待っていました。マルシン製のガバメントに使うのはもちろんですが、CAWオリジナルのガバメントでも使いたかったからです。

CAW製のコルトM1911A1は外観から内部パーツの形状に至るまで非常にリアルでマニアを喜ばせますが、作動に関しては要調整箇所が多い中級〜上級者向けのモデルです。そしてなんとか快調に動くようになっても破損しやすいという欠点があります。
そこで以前、使用カートをマルシンのPFCにして試したところ、スプリング類やデトネーターはそのまま、エキストラクターの調整のみできちんと作動し、パワーも破損の心配がなさそうなぐらいに押さえ込めました。
そのPFCがアルミ製であれば、なおさら銃にかかる負担も減らせるだろうし、排莢時の飛び方も軽快になるはずです。

というわけで、CAWガバにX-PFCを使うテストをするのがこの記事のメインですが、その前にデトネーターを固定するイモネジの穴がバカになってきているので、バレルのイモネジ穴の位置を移設します。

CAWガバのネジ穴はバレルの下に空いてます。この位置でネジ山がバカになってくるとネジが自重で落ちてしまい、デトネーターが抜けてしまうだけでなく、抜けたネジがリコイルスプリングに引っ掛かって動かなくなってしまいます。
そこでGM-7のように、ネジ穴をバレル上部に移設します。

まずはバレル上部に2.5mmのドリル刃で穴を空けます。
この作業は以前にMGC系ガバのバレルでも行ったのですが、その時は新しい穴の位置を目測で決めていました。その時の記事へのコメントで、「元の穴からドリルを挿入して上部へ貫通させれば正確に反対側に空けられるのでは?」とのアドバイスを頂きました。なるほど!という事で今回はその方法で穴を空けます。


新しく空けた穴に、M3×0.5のタップでネジを切ります。


元の穴を塞ぎます。

前回はプラリペアを使いましたが、今回は超強力接着剤のJ-Bクイックウェルドで塞いでみました。

これで移設完了。

イモネジを上部にすれば、多少ネジ山が潰れても自重でバレル内に落ちるだけなので作動に影響がありません。

というわけでここからが本題。マルシンの新型カートリッジを使っての発火です。
プラグのみマックジャパンの爆音プラグ(ショート)に変更。


銃はデトネーターやスプリング類などノーマルのまま。ただしエキストラクターはPFC用に爪を削って調整してあります。


きちんと作動、排莢してスライドストップもかかりました!
撃った手応えもちょうど良いです!CAWガバを発火する時のカートは自分的にはもうコレしかないです!
CAWのガバメントは模型的な素晴らしさがあるので、見た目がカッコイイX-PFCが使えると一層楽しくなります。
これからCAWガバを発火して遊ぶ機会が増えそうです。

  

Posted by Red at 01:01Comments(3)モデルガン

2024年12月21日

ベレッタ92SB-Fハリウッドバージョン(タナカ)

タナカから【ベレッタ92SB-Fハリウッドバージョン】が発売されました。
【92SB-F】とは、92Fの極初期の名称で基本的には92Fと同じです。
そして【ハリウッドバージョン】と名付けられているのは、映画『リーサル・ウェポン』や『ダイ・ハード』で小道具として使われたベレッタを再現した製品となっているからです。
両映画で主演のメル・ギブソンとブルース・ウィリスが使用した小道具のベレッタが同一の物であった事はよく知られています。そしてそのベレッタが製造された時にはまだ「92SB-F」時代だったためにこの製品名になったようです。

こちらが製品の箱です。

80年代のアクション映画に夢中になった世代には、このイラストが何を意味しているのかよく分かりますね(笑)。
タナカの箱は毎回趣向を凝らしていますが、これはいつにも増してワクワクさせるデザインです。


銃本体を手に取ると、まずはその重さに驚かされます。実銃に迫る863g!
そして表面はとてもキレイに処理されたマットブラックで、全体の統一感も素晴らしい。

スライドには燦然と輝く“PIETRO BERETTA”の刻印。

タナカは過去に数回この銃をモデルアップしていますが、製品名にも本体の刻印にも「ベレッタ」が入っているのは今回が初めてです。ぜひ他社もこの流れに追随してほしいです。

右側面のトリガーガードにプルーフマーク(?)のような刻印が追加されています。芸が細かい。

グリップのロゴも実物通りとなりました。

さらにネジの位置が変更され、実物グリップが無加工で付くようになりました。
近年はG10素材の面白いグリップも入手しやすくなっているので、着せ替えが楽しめます。

グリップパネルを外すと、「TANAKA」や「SPG」など実銃にはない刻印が入っています。

そしてHW製グリップパネルの裏にはウェイトが仕込まれ、銃全体の重量アップに貢献しています。
グリップパネル上部の端には丸い窪みがあります。つまり【FS】仕様のグリップという事です。
これはハンマーピンの大きい92FSが近く発売される事を示唆しています。

こちらはリアルに変更されたリアサイト。

過去の製品ではスライドと一体のモールドでしたが、金属製の別体リアサイトになりました。
ただしパーツ表ではスライドとリアサイトが一体になっていますので、取り外しはできないのかも知れません。

もうひとつ改良されたのがエキストラクター。ややアールがかった形状に変更されています。

左はチャンバーが空。右はカートが装填されている状態です。
チャンバーにカートが装填されると、前端が浮き上がってローディングインジケーターの役割を果たします。過去製品ではここまで大きく飛び出さなかったです。

バレルもHW製!珍しいです。

触るとヒンヤリしていますし、分解してバレルだけを持った時に重くて新鮮な感じです。
ベレッタはスライドトップが大きく切り開かれている独特のデザインであるため、そのぶん本体重量が軽くなってしまいます(実銃ではそのほうがいいんだけど)。
バレルのHW化も本製品の重量アップに貢献しているはずです。耐久性があるならHWバレルは大歓迎です。

こちらは発火時の破損対策。

ビーバーテールにエマストラーのバッファーが付けられています。
これはSIGシリーズで既に採用されており、その効果が証明されています。

こちらもバッファー。

スライド前方の内側にセットされています。
バレル基部がスライド前方と衝突しての破損を防ぐためだと思われます。

さてここまでの仕様でもすでにかなりアツイんですが、さらに今回の目玉がコチラです!

この“ハリウッドバージョン”には、ロングスライドストップ、それを装着するために削り込まれた左グリップ、そしてチェッカリングマグキャッチが付属しています。
これらを取り付ける事で、『リーサル・ウェポン』や『ダイ・ハード』の仕様に変身させられるのです。

マグキャッチを通常の向きに付ければメル・キブソン、左利き用に逆向きで付ければブルース・ウィリスです。

ベレッタのグリップは太いと言われていますので、手の小さい日本人にはロングスライドストップぐらいが操作しやすいかも知れません。


マグキャッチはやや動きが渋いので、擦り合わせやグリスアップなど少し調整が必要です。

発火性能については少しも不安がありません。

もともと調子の良いモデルで、その上バッファーが追加されているので撃ちまくって遊べるモデルです。

見て良し、触って良し、撃って良しの傑作に仕上がっています!


元々タナカのベレッタは良い製品でしたが、今回はタナカベレッタの「惜しい!」と思われていた部分がすべて解消され、大傑作に仕上がっています。
過去の製品をお持ちの方はぜひ店頭などで触ってみてください。同じモデルとは思えないほど印象が異なります。
自分も過去の製品を持っているので、今回の物を買うかどうか少し悩みましたが、購入して良かったです。大満足!

なお、スライドストップやマグキャッチなどのカスタムパーツは今回の製品にしか付属せず、別売りはしないとの事。なので映画のファンやカスタムパーツに興味のある方は購入一択。コレクターズアイテムとしての魅力も非常に高いです。

そしておそらくカスタムパーツが付属しないU.S.M9や92FSが少し価格を抑えて近日発売されるでしょうから、純粋にクオリティの高いベレッタが欲しい方は、そちらを待って買うのも良いでしょう。


  

Posted by Red at 23:20Comments(6)モデルガン

2024年12月09日

エアガン用ターゲットをカートキャッチャーにする

ちょっと面白そうな物を見つけたので購入しました。
9HEART シューティングターゲットという物です。

エアガン用のBB弾飛散防止ターゲットなんですが、そのサイズと構造から考えて、モデルガンのカートキャッチャーとして使えるのではないかと考えたのです。
値段も3000円台と高くないですし、仮に使えなくても本来の用途であるエアガン用のターゲットとして使えばいいやと思い注文。

これがセットです。

本体の入ったポーチとターゲット部分(樹脂製と布製がある)、それに紐が入っています。

本体はパンケーキぐらいのサイズ。非常にコンパクトですが、

    ↓

ボフッと広がって大きくなります。


だいたい洗濯カゴぐらいのサイズ。

洗濯カゴと違うのは、開口部が側面にある事です(当たり前ですね)。
内部にはネット、その手前にはすだれ状の布がぶら下がっています。

本来はこの中央にターゲットをぶら下げて使います。

上部を見ると紐を通すためのループが4箇所にあります。同じループが下面や内部にもあります。

ループがたくさんあるので工夫次第で様々な使い方ができます。紐を通して好きな場所に設置したり、ターゲットをぶら下げたり。


カーテンレールに吊り下げてみました。

その前でコマンダー発火!(GM12/オープンカート化済)

次々とカートが飛び込んでいきます!目論見通り!


本体をグリッと捻るように折り畳んで元の形に戻すのは若干コツがいりますが、非常にコンパクトなので収納場所に困らないですし、持ち運ぶのにも良さそうです。

オートのモデルガンは、エジェクトしたカートで物や壁を傷つけたり、カート紛失を防ぐのは永遠の課題。解決案が1つ増えました。
  

Posted by Red at 21:57Comments(3)モデルガン

2024年11月23日

S&W M586デイビスタイプ(マルシン)

マルシンからS&W M586が再販されました。

マルシンのM586はロングランモデルですが、私は購入するのは初めてです。
作動は想像していたよりもスムースで、キレも良いです。
こんな技術があるなら、もっとリボルバーのモデルガン出せばいいのに〜と思います。


リアルな刻印が入っています。
マルシンやSTGAなどの刻印はグリップを外したところに入れられていて、外観は非常にリアルです。


今回の再販の目玉は、デイビスタイプのグリップ仕様を選べるという事です。
M586の4インチで、デイビスグリップと言えば、もちろん『あぶない刑事』のタカの銃です。デイビグリップが最初から付いているから購入するという方はきっと多いと思いますし、自分もそれで購入したクチです。


デイビスグリップの形状がよく再現されています。
ゴムに見えますが、これはプラ製です。
しかしグリップ表面の仕上げ方かコーティングか分かりませんが、触るとラバーのような感触がありプラ感はあまりありません。


そしてグリップの内側には巨大なウエイトがみっちり仕込まれています。
効果は抜群で、持った瞬間に「重っ!」と感じます。


カートリッジは閉鎖式で、7ミリキャップも5ミリキャップもどちらでも使える仕様。スプリングも付属していて、空打ち用のダミーカートとしても使えます。マルシンリボルバー初体験の自分にはとても新鮮です。

ラストはローマンクラシックを並べて『あぶ刑事』テレビ第1シーズンのタカとユージの2ショット。

こうなるとM49ボディーガードもほしくなりますね!
  

Posted by Red at 23:16Comments(2)モデルガン

2024年10月14日

マルシンM16用マイルドボルト


マルシンのM16シリーズは長い歴史を持つ人気モデルですが、発火させて遊ぶには難易度が高い上級者向けでした。
しかし2022年の再販版では本体の作動性およびカートリッジが見直され、てスルスルと動く大幅アップデートとなりました。
昔のモデルで苦戦した人にとっては驚異の発火性能になったわけですが、それでも「カートのリムがボコボコになる」というマルシンM16シリーズの欠点は改善されていませんでした。
この問題を解決する“マイルドボルト”が、エルモデルから発売されましたので、先日のビクトリーショーで購入してきました。

これがマイルドボルトのセット。

本体はナイロン系の樹脂(たぶんPA12)で、エキストラクターは金属製です。

純正ボルト(左)との比較。

マルシンM16シリーズはレシーバーが金属なのでセンターファイアにできません。そのため、12時の位置にあるファイアリングプレートが前進し、カート全体を押し込んで発火させるサイドファイア方式です。
このプレートがカートを叩く度にリムを傷めるというわけです。
マイルドボルト(右)ではファイアリングプレートを使いません。ではどのように発火させるのでしょうか。

マイルドボルトの組み込み。まずはボルト周りを分解します。


ファイアリングプレートの先端。

カートのリムを痛めつけながらプレート自身もダメージを受けて変形しています。
このように変形すると動きが悪くなって打撃力が大幅に低減し、不発の原因となります。

マイルドボルトをボルトキャリアーに組み込んだ状態。

スプリング類は純正のものを流用します。

マイルドボルトの発火の仕組み。

上が通常時で、下がハンマーがリリースされた瞬間の状態。ボルト自体が前進しています。


つまり、リムの1箇所を叩いてカートを前進させるのではなく、リム全体を面で押すのがマイルドボルトです。

発火テスト!

リムがエジェクターに当たった痕はつきますが、打撃痕はつきません!
そして特筆すべきは、不発がまったく起きない!という事です。

純正ボルトの場合、前述通りファイアリングプレートの変形のほか、エキストラクターの動きが悪くても不発の原因となります。
マイルドボルトはエキストラクターも含めて前進するので、カートに優しいだけでなく発火を妨げる要因も減っているのです。
100発近く撃って不発が全然起きないのは驚きました。
ただし排莢不良が起きるので、これは調整していこうと思います。きちんとエジェクトすれば、撃ちまっくて遊べるモデルになりそうです。

エルモデルは、このマイルドボルトのほか、破損しやすいボルトキャッチのステンレス版、またタニオ・コバのM4MGを9ミリ仕様にするコンバージョンキットなど、面白い製品を開発しているので、今後の展開に注目したいです。

そして本家マルシンからは、ボルト形状を見直したM16シリーズを再販するとアナウンスがありました。このマイルドボルトと同じような仕様になるのかも知れません。またカートもアルミ製の新タイプになるようです。さらに撃って遊べるモデルになりそうなので期待です!
  

Posted by Red at 19:02Comments(5)モデルガン

2024年09月15日

SIG P226の決定版!?Evo2オールHW


タナカからSIG P226 Railed Frame Evolution.2 ALL Heavy Weightが発売されました。
同社のEvo2シリーズは、これまでフレームHW、スライドABSで展開されていました。各所に破損防止対策のパーツを施した上でスライドも特殊なABSにし、徹底的に壊れない仕様の発火マシーンとして我々発火ジャンキーを喜ばせていたのです。
しかし社内でテストを繰り返した結果、HWスライドでも十分壊れにくいと判断できたそうで、めでたくオールHWモデルの登場となりました。


外観は旧モデルから大きな変更点はなさそうです。しいて言えばスライドの色味ぐらい。


ただし、持てば当然重いですし硬質感があります。

フィールドストリッピング。

リコイルスプリングガイドにバッファーがあるのは、前回のEvo2フレームHWモデルから変更になった部分です。
一見すると旧製品と変わらないように見えますが、実は色々と異なります。特にこのレイルドモデルは、SIGのEvo2モデルの中でも第1弾として発売されていたので、フレームHWモデルの時には旧製品そのままの仕様となっている部分が多かったです。例えばビーバーテールのハンマーストップは金属製でしたが、その後に展開されたバリエーションやP220シリーズ等で改良されてエマストラー製になりました。今回のオールHWではもちろんエマストラー製になっています。
またバレルの素材が違うようです。見た目ではよく分かりませんが、たぶん壊れにくくなっています。

トリガーの軸にトリガースプリングが追加されています。これも以前はありませんでしたが、フレームHWのP220シリーズあたりから採用されているようです。このスプリングのおかげでトリガーの戻りが強く、小気味よくリセットされます。


エジェクターやスライドキャッチレバーは錆びやすかったのですがこの辺りの金属パーツも、フレームHWシリーズの途中から錆びにくくなりました。この製品にも勿論フィードバックされているでしょう。

マニアを喜ばせているのはマガジンです!

15発入るようになりました!
「いや、それ当たり前だろ!」と思われるかも知れませんか、従来のマガジンは14発しか入らなかったのです。相当頑張れば無理矢理15発入れられましたが、普通にやるとまず無理!
それが今回のマガジンにはすんなり15発入るのです!

これはどういう事かと思いマガジンを分解して旧製品と比べてみました。

左が新マガジン、右が旧マガジン。
スプリングの巻き数が減っている事はひと目で分かります。
比較用の旧マガジンは表面がテカテカのタイプで、その差は2巻きです。表面がザラザラのマガジンとは1巻き差だと教えてもらったので調べてみたら、確かにその通りでした(ザラザラマガジンの時点で巻き数が変わってたんですね、今知りました)。

さらにフォロアーの形状も変わっています!目立つのは前後の脚が短くなっている点です。

これはフォロアーを前から見たもの。左が新型、右が旧型。
旧マガジンもこんな感じに加工すれば15発入るかも?今度試してみます。

さて、発火です。カートはEvo2カート。
同じスライドHWでもEvoモデルにはEvo2カートはオーバーパワーで破損報告が結構ありました。Evo2オールHWはどうでしょうか。

様々なバッファーのお陰か、パワーは押さえ込まれていると感じます。まったく危なげない!
そして抜群の安定性!エジェクトしたカートが同じ場所にどんどん落ちていきます!HWスライドはABSに比べて重量があるため、作動は安定すると言われています。バッファーが利いて破損の心配がないなら、HWスライドのほうがやっぱりいいですね!

110発撃った結果は以下です。

不発 0回
暴発 0回
装填不良 1回
排莢不良 0回
スライドストップがかからない 2回


かなりの好成績!もちろん破損の兆候はありません。
スライドストップがかからないのは、マガジンスプリングが弱くなっている事と関係があるかも知れませんが、手動でスライドを引くと確実にかかるので、マガジンフォロアーの動きの問題かも知れません。

箱出しで調整なくこの性能は素晴らしい!オールHWならブルーイングも出来るし、重量感もあるし、作動も安定とくれば、これがP226モデルガンの決定版と言っても良さそうです。
特に現在では「P226」と聞いて思い浮かべるのはアーリーよりもこのレイルドモデルだという人も多いでしょう。「王道」「定番」モデルは当然人気があるので、欲しい方はお早めの購入をおすすめします。
  

Posted by Red at 00:43Comments(7)モデルガン

2024年09月02日

X-PFCを旧モデルに使う


先日再販されたマルシン製ガバメントシリーズの目玉は、新型カートリッジ・X-PFCです。
見た目がカッコ良いし、アルミ製で軽量なカートリッジなので、旧モデルにもこのカートリッジを使いたいと考える人もいると思います。
というわけで、色々と試してみました。

まず前提として、X-PFCをそのまま旧モデルで使う事はできません。
チャンバーピン(デトネーター)の長さが旧モデルとは異なるからです。

Xチャンバーピンのほうが長いです。
旧モデルにX-PFCを使うと不発が起きるでしょう。
X-PFCを旧モデルに使うには、何らかの工夫が必要です。

まずは簡単に思いつく方法。
新型のバレル&チャンバーピンを旧モデルに組み込んでX-PFCを使います。
実験台に使う旧モデルは、以前作ったマルゼン/ヨネザワ風カスタム。

これにXチャンバーピンの入った新型バレルを組み込みました。
チャンバーピンだけを交換するという方法もあると思いますが、旧モデルはチャンバーピンが抜けない仕様になっているのと、Xチャンバーピンはイモネジで固定するためにバレルにネジ穴が空いている必要があるので、まあ無理に抜くとかバレルを加工するとか、そういう面倒な事なしにバレルごと移植です。
というわけでX-PFCを発火!



問題なく作動!
ただし最終弾はうまくエジェクトされずにチャンバー内に残りました。これは旧モデルあるあるです。新型ではこの現象は起きないので、やはり新型の分割式エキストラクターの効果は絶大です。
そしてパワーも強すぎず弱すぎずという印象です。
9ミリのX-PFCはハイパワーとM9で共用するために、銃のスプリングテンションが変更され、パワーが調節されていました。.45ACPはガバメントシリーズにしか使われないので、スプリングの強さは旧モデルから変わっていないのかも知れません。

とりあえず新型バレル&チャンバーピンを組み込めばX-PFCで遊べる事が分かりました。
続いてはバレルも旧仕様のままX-PFCを使う方法です。

X-PFCと旧PFCを比較すると、構造は二重構造になっていますが、プラグ以外の寸法は同じです。
という事は、プラグを旧PFCの物に変えれば使えるはずです。

奥がX-PFCのプラグ、中央が旧PFCのプラグ、手前がマックジャパンの爆音プラグ(ショート)。

まずはマルシン純正の旧PFCのプラグをセットして発火!



問題なし!
ただし当然の事ながら発火音は新型プラグに及ばないのと、途中で1発だけキャップ火薬の底を撃ち抜けずに“下宿用発火音”になっています。

続いてマックジャパンの爆音プラグ(ショート)をセットして発火!


途中で1回だけ不発。しかしそれ以外は問題なく、発火音も新型プラグに迫る迫力です。
作動やパワー、発火音からして不発の原因が爆音プラグによるものとは思えません。おそらく火薬の状態かセッティングに問題があったのだと思います。クリアしたカートをバラしてセットし直したら普通に発火できました。

そしてフルサイズだけでなく、コマンダーでもテスト。
こちらは旧バレル&爆音プラグでのテスト!



問題なし!

というわけで、マルシンの旧ガバメントシリーズで、最新のX-PFCを使いたい場合は、
1)新型のバレル&チャンバーピンを組み込む
2)X-PFCのプラグを旧タイプに交換する

この2つのどちらかでOKと分かりました。

しかし再販された新型モデルは、エキストラクターの調整が不要で装填・排莢が安定しているし、異形Xチャンバーピンによるガス抜けで迫力の発火音が楽しめるので、X-PFCを100%楽しみたい方は最新モデルの完成品を購入される事をおすすめします!
(キットは難しいヨ)  

Posted by Red at 22:15Comments(2)モデルガン

2024年08月29日

発火用ダミーブレット試作

タナカのリボルバーに装着するホローポイント風のダミーブレットを試作しました。

オープンカートリッジを使って発火する事が可能なダミーブレットです。
「コクサイのシリンダーみたいにする」と言えばオールドファンには分かりやすいかも知れません。

3Dプリンターによるチタン製でこのようなパーツを作りました。


設計自体はC-Tecのダミーブレットを参考にしていて、シリンダーインサートを挟み込んで固定するスタイルです。

C-Tecと異なるのは、前後ピースとも中空になっている事と、後方がファイアリングピンになっている事です。


前ピースのリセスにシリンダーインサートが嵌まり、後ピースをねじ込んで固定します。後ピースの後端はネジ頭兼ファイアリングピンです。

MGCのオープンカートリッジを使って発火できる寸法になっています。


シリンダーに装着した状態。

ホローポイント風の穴から発火ガスが抜けます。

チャンバー内部はこんな感じ。


こんな迫力のある見た目で発火できるのはイイと思うのです。



チーフ系とディテクティブは同じ寸法で流用可能です。

というわけで、S&W M37エアウェイトに、MGCのカートを使って発火!



発火自体は問題なくできましたが、シリンダー後方への吹き戻しがあります。
チャンバー内での写真でお分かりの通り、ガスが抜けるルートは中央の中空部分だけです。形状を工夫してもっとガス抜けをよくする事もできそうですが、オープンカートだとある程度の吹き戻しは仕方ないかな。

なおチーフやディテクティブは.38スペシャルですが、.357マグナムのモデルに使うためには、ネジ頭兼Fピン部分を長く伸ばす必要があります。
そして私はMGCカートを使う事を念頭に設計しましたが、ネジ頭兼Fピン部分をさらに長くすれば、タナカ純正のカートで、弾頭部分を外した状態で使うという事も可能だと思います。もし何らかの形で販売するとかになったら、そっちのほうが需要あるかも知れません。

しかし、3D造形によるチタンやステンレスだと、6発で1万5000円〜2万円ぐらいになってしまいます(大汗)。そんなに高いと誰も買わないと思うので、安く大量に作れるようなら、販売も検討したいです。
  

Posted by Red at 23:50Comments(3)モデルガン

2024年08月25日

SIG P226【Evo2】がオールHW化!


タナカからSIG P226レイルドフレームEvo2が、オールHW化されて9月に発売されると発表がありました。

これまでタナカのEvo2シリーズは、フレームがHW、スライドが特殊なABS製で高い耐久性を誇る発火向きのモデルでした。現実にEvo2のスライドが破損する事は稀です。
ただその耐久性はABSスライドだけによるものではなく、至る所にバッファーが仕込まれるなど、徹底的な破損対策が施されているのです。

一昨年のトカレフ発売時、私は当然のようにスライドはABS製になると思っていました。しかし実際に発売されてみると、スライド、フレームともにHW製で驚かされました。あのトカレフが快調作動する事ももちろん驚異的でしたが、華奢なスライドをHWで仕上げて来た事でタナカの技術力の高さを見せつけられました。

そんな蓄積されてきた破損防止技術が、タナカオートの代名詞であるSIGシリーズにいよいよフィードバックされます。
スライドもHW化されれば、銃自体の重量がアップし、発火時のリコルショックも強くなり、さらにブルーイングも可能となりますので、壊れないならHW製であるほうが良いに決まっています。

まずはP226のレイルドモデルが発売となります。
これを皮切りにアーリーモデルやMk.25、P220、自衛隊モデルなどへと展開するでしょう。もしかしたら先頃SIG社が発売した、P226の40周年記念モデルなんてのもあるかも知れません。

しかし多くのモデルガンファンが待ち望んでいるのは、

P228

そして、

P229

この2機種のオールHWモデルです!

P228はモデルガン史に残るような大傑作モデルです。
しかし排莢方向が不安定で、前方へカートが飛ぶ事もしばしばあります。これはコンパクト故にスライドの戻りが速いのが原因の1つではないかと推察します。
オールHWになってスライドのスピードが遅くなれば、排莢方向も若干は安定するのではないかと期待します。

そしてP229の分厚いスライドもHWになれば、これまた発火して面白いモデルとなるでしょう。
P229は.357SIG仕様のみの発売に止まっていますが、これを機に9mmや.40S&W仕様などへの展開にも期待しています。

…と、こんな感じでP226Evo2のオールHW化によって色々な期待や妄想が膨らみます。
今年は年末にかけてタナカが怒濤のSIG攻勢を仕掛けてくるでしょう。楽しみです!
  

Posted by Red at 00:26Comments(3)モデルガン

2024年08月21日

X-PFC搭載ガバメントシリーズ(マルシン)


マルシンからガバメントシリーズが再販されました。
今回の再販における目玉は、アルミ製カートリッジ・X-PFCを採用している事です。

こちらが新開発のX-PFCです。

基本構造は先行しているハイパワーやM9と同じですが、大型.45ACPは、従来の真鍮製から軽量なアルミ製になった事でその恩恵をより受けられるでしょう。
そして何より、見た目がリアルでカッコイイ!

プライマー(インナーFピン)を旧カートの物と比較(左が従来カート、右がX-PFC)。

同じ寸法に見えますが、精密なノギスで測ったらX-PFCのほうが高さが0.2〜0.3mm短かったです。
たぶん誤差だと思いますが、同じ寸法と考えた場合、プラグを従来の物に変えれば、このカートを従来のマルシンガバでも使えるという事になります。あくまでも理論上の事なので、後日また検証してみます。

さて、肝心の銃本体を見ていきます。


私が購入したのはM1911A1。いわゆるミリガバです。


メインスプリングハウジングやスライドストップのチェッカリング、グリップバネル、フロントサイト形状などは前回の再販時(俺のガバメントフォトコンテストの時)にアップデートされており、外観は以前に比べるとかなり良くなっています。
今回は外観に関してあまり変化はありませんが、マルシンの刻印が消えています。

前回はスライド右側面にマルシン刻印がありました。
右側のグリップバネルを外したところにマルシンとSTGA刻印が移されています。

通常分解。

インナーシャーシは金属製。これも前回の再販時に変更になった点です。

こう見ていくと、銃本体はあまり変化していないのかなぁ…と思いきや、大きな変化が2箇所あります!

1つは当然ですが、チャンバーピン(デトネーター)です。

カートがX-PFCになったため、それに合わせて異形Xチャンバーピンへと変更されています。
ハイパワーやM9では、スリットが3本入っていて、上から見た時に「Y」の形になっていましたが、ガバは4本のスリットが入っています。上から見ると「X」の形状。まさにXチャンバーピン!
そして上の写真を見てお気づきの方も多いと思いますが、チャンバーピン(デトネーター)が抜けるようになりました。
旧モデルではチャンパーピンがバレルに圧入されて抜けない仕様でしたが、今回からは一般的なモデルガン同様、イモネジで固定する方式になっています(とは言え、抜くには結構力がいりますが)。

そしてもう1つ、隠れた大変化がエキストラクターです!

こんな2ピースになりました。
最初抜いた時、折れたかと思って焦った(笑)。

パーツ名としては、爪のある前側が「エキストラクター」で、後ろ側は「エキストラクターホルダー」となっています。そしてホルダーには「エキストラクターSP」という板バネが付いていて、エキストラクターにテンションをかける仕組みです。

スライドから抜き取る際は、ブリーチの下にあるネジを外してエキストラクターを前方へ、そしてFピンリテイナーを外してホルダーを後方へ抜き出します。


旧来のマルシンガバをいじって来た者にとって、このエキストラクターの変化はなかなか革命的です。
エキストラクターが変更された事で、
排莢が安定
スライドの破損防止

という2点の改善が期待されます。

排莢が安定
旧来のマルシンガバのエキストラクターは鉄製の1本棒で、ペンチなどで曲げる事でリムとの噛み合いを調整していました(曲げるのがまた硬い!)。
うまく調整できても、最終弾が排莢されずにチャンバーにカートが残る事が多かったです。
新エキストラクターは板バネによって適度にテンションがかかっているため、エキストラクター自体を曲げる必要もなく、咥え込み時も排莢時もうまく動いてくれそうです。

スライドの破損防止
旧エキストラクターは、実銃と同様にFピンリテイナーで保持していました。
それだとエキストラクターがカートで押されるなど強い力が加わった時に、リテイナーも一緒に動こうとしてしまい、リテイナー周辺のスライドが破損してしまいます。

このような破損を防ぐために、MGCのガバはブリーチ下からイモネジでエキストラクターを固定してリテイナーに力は加わらないようになっています。GM-7に至ってはエキストラクターを貫通させず後端はモールドにしてしまっています。
マルシンの新エキストラクターは、エキストラクターとしての機能を持つのは前方ピースだけでネジで固定。後方ピース(ホルダー)は板バネを保持するだけの役割になったので、リテイナーには一切負荷がかかりません。
スライド後端破損はマルシンガバの泣き所の1つでもあったので、このエキストラクターの変更によって破損の心配が大幅に減ったと言えます。

さて、お楽しみの発火です。
箱出しでもスライドの動きが非常にスムースで、擦り合わせなどは必要なさそうです。

アルミカートが軽快に飛び出していきます!そして排莢方向が非常に安定している上、最終弾もきちんと排莢されます!


3マガジン連続で撃ってノートラブル!
すごく快調!
たぶん新エキストラクターが果たしている役割は大きいと思います。
めちゃめちゃ撃ってて気持ちいいじゃないですか!コマンダーも欲しくなりました。

モデルガン界の長老・マルシンガバもまだまだ前線で戦えますね。
2000年代の品質低下著しい頃を知っている方にとっては信じられないかも知れませんが、確実に進化しているので、騙されたと思ってぜひ完成品を1挺購入して遊んでみてほしいです。
そして昔を知らない人やモデルガン初心者には、普通にお薦めできる楽しいモデルガンです。
  

Posted by Red at 22:12Comments(8)モデルガン

2024年07月18日

オラベレを作る(7)マイクロドットサイトを載せる

俺だけのカスタムベレッタを作るシリーズ。

オラベレを作る(1)
オラベレを作る(2)
オラベレを作る(3)
オラベレを作る(4)
オラベレを作る(5)
オラベレを作る(6)

前回までで、こんな感じの姿になっていました。


発火仲間のMSGkenkenさんが、マルシンベレッタに東京マルイのマイクロプロサイトを載せるマウントを製作、販売を開始したのでさっそく購入。それを載せたいと思います。

これが商品内容です。
ノーマルスライド、ブリガーディアスライドの両方に対応できるセットになっています。

まずはリアサイトを外して銀色のパーツを取り付けます。

公式の組み込み方法ではスライドを完全分解してから取り付ける事になっていますが、自分のスライドは、もともとカスタムリアサイトを取り付けるために加工していたのでそこまでせずに取り付けています。

その上から台座を載せてネジで固定。さらにAFPBのピン穴も利用して固定します。

かなりしっかり固定されるので安心感あります。


こんな感じです。
ここにマルイのマイクロプロサイトを装着します。

ジャーン!

近代的でカッコイイです!

さらに、オプションで“バックアップサイト”も用意されています。

これも付ける事でよりアグレッシブなスタイルになります。


リアサイトはマイクロプロサイトの後方にスッポリ嵌まるサイズです。

フロントサイトも交換。

ニョキーッとそそり立っています。ジョーズみたい(笑)。
ちなみにノーマルスライドのフロントサイトは固定なので交換できません。
ダブテイルになっているブリガーディアタイプのスライド専用という事になります。

ジャジャーン!

これでドットサイトが故障した場合でも、このサイトを使う事ができるわけです。

発火!


マイクロプロサイトはガスガンでも調整なしで動くように軽量に出来ているので、基本的にはモデルガンの作動にも影響は与えないでしょう。
そうは言ってもスライドの重量が上がるので、僅かにスライドの動きが遅くなる可能性があります。その場合にはリコイルスプリングを1巻きもカットすれば解決するはずです。


ちなみにこのフロントサイトはホルスターを選びます(笑)。
バックアップサイトは必要に応じて装着/取り外すというスタンスでも良いかも知れません。
  

Posted by Red at 23:49Comments(0)モデルガン

2024年07月12日

M4のフロントサイト等を交換する


タニオ・コバのM4MGに、安い光学サイトのレプリカを載せているんですが、こういうホロサイトにするとAR系のシンボルでもある三角形のフロントサイトは必要なくなります。というか、あるとちょっと邪魔です。

そこでフロントサイトを取り外します。

ただ外してしまうとこの周辺のパーツが固定されなくなるので、ここを埋めるパーツが必要になります。


レールがついたこういうパーツを買いました。


取り外したのと逆の手順で組み込んでいきますが、フロントサイトは下からイモネジでも固定していたのに対し、これは締め付けるだけなので少々不安です。

でもキツく締めたらまったく動かないのでたぶん問題ないでしょう。

取り付けた状態。

フロントがスッキリしましたけど、特徴的な三角サイトが無ければ無いでまた寂しい気がします(笑)。

自分的にはフロントサイトの部分を埋められればそれで良かったんですが、フリップアップするフロントサイトも付いています。

光学サイトが故障した時などにはこれを立てて狙う事ができるわけですが、だとするとフリップアップするリアサイトも必要になりますね。

1枚目の写真はだいぶ前に撮った物なんですが、写真を見比べると外装パーツを結構変更していますね。

ハンドガードは今ではM-LOKやKeyModなどが主流ですが、自分はRASやRISが好きです。ストックはマグプルタイプ、グリップは見た目がカッコイイ物を見つけて買いましたが、フィンガーチャンネルが手に合わず握りづらいです。

そしてマガジンは2連にできるクリップを使っています。

マグプルのレプリカです。

快調作動のM4MGのこと、素早くマグチェンジして60連射すれば快感です。

こうして外装パーツを交換したりアクセサリーを追加して無限に着せ替えを楽しめるのがM4の良いところです。
あとはフラッシュハイダーなどを交換したいですね。

  

Posted by Red at 19:33Comments(0)モデルガン

2024年05月26日

スモルトグリップのフィッティング


タナカのスモルト(スクエアバット)です。
グリップはハートフォード製のCMC復刻グリップを装着しています。
無加工で付く事は付くし、一見するとピッタリのように見えますが、

フレーム後端が少しだけはみ出ています。
まったく問題にならないレベルで、このままでも別にいいんですが、せっかくなのでフィッティングしてみようと思います。

フレーム後端がはみ出ているという事は、前面のラインが少し違うのだろうと思ってたのですが、よく見たら…

木グリとフロントストラップの間に隙間があります。このラインを削ろうと思っていたのですが違いました。
これなら銃が少し前にずれるだけで済みそうです。

詳しく見てみたら、ズレていたのは、位置合わせ用の突起とそれが嵌まる穴でした。

というわけで穴を赤線のラインまで少しだけ広げます。


リューターでやりますが、HW材とかばかり削っていると、木はあっという間に削れてしまうので、やりすぎないように慎重に作業します。

銃を嵌めてみると、

フロントのラインがピッタリになりました!
思っていたよりも簡単に済んでラッキー。

左側のグリップも同様の加工をして装着。

はみ出てません!
削り広げた穴の逆側はパテか何かで埋めたほうがしっかりと保持されるでしょうが、今のところ埋めなくても問題なし。まあいずれやりましょう。


引きの写真ではビフォー/アフターの違いなどまったく分かりません(笑)。しかしこれがマニアの悦びです。
  

Posted by Red at 12:47Comments(0)モデルガン

2024年03月28日

X-PFC搭載M9/92FS


マルシンからM9/92FS系列、つまりベレッタが再販されました。
今回の目玉は、カートリッジがブローニングハイパワーで採用された“X-PFC”になった事です。
しかもそのカートはハイパワーと共用です(実銃では当然の事ですが、マルシン史上では画期的出来事)。


見た目がリアルでカッコよく、アルミ素材のため軽量。異形Xチャンバーピンとの組み合わせによりガス抜けが良くなり凄まじい発火音となります。

今回もマルシンは様々なバリエーションを発売しましたが、私はM9ドルフィンを購入しました。

マルシンベレッタの中でもセミ/フル切り替えができる異端モデルですが、ベレッタ特有のオープントップスライドではない事や、実銃には存在しない架空銃(モデルはあるみたいですが)である事などから、今まで何となく敬遠していて今回が始めての購入です。


スライドトップが開いてないとベレッタっぽくないと思っていましたが、実際に手にしてみると、エジェクションポートの存在感が新鮮だし、一部が厚くなっているスライドのデザインなど、これはこれで悪くないと感じました。
通常のベレッタはアンビのコントロールレバーですが、ドルフィンはセーフティ/デコッキング操作は左側のレバーで行い、スライド右側のレバーはセミ/フルのセレクターです。水平でセミ、下げてフル。


デトネーターはハイパワーと同様の異形Xチャンバーピン。
バレル基部の補強ピンは従来と色が異なり銀色です。素材が変更されたのか?バレルの耐久性が上がっている事に期待します。

スライドを引いてみると、従来品に比べてテンションが弱い気がします。

リコイルSPとハンマーSPが柔らかいようです。カートのガス抜けが変わった事で、この辺のバランスも変更されています。
マガジンの色合いも少し変わった気がします。前回発売されたM9A1のマガジン(写真左)はシルバーでしたが使っているとサビが浮いて来ます。ハイパワーはマガジンが錆びにくくなったともっぱらの噂ですので、ベレッタのマガジンも改良されている事に期待します。

フルオート発火!

爆音で一気にカートを吐き出しました!フルオートサイクルも心地良く、楽しいです。

発火後に気付きましたが、ファイアリングピンプランジャーの素材が樹脂から金属に変更されていました。

このブログで何度も指摘してきましたが、マルシンベレッタで発火を繰り返すうちに不発が起きるようになるのは、このFピンプランジャーが消耗するのが原因です。そのため私は200発を目安に交換する事を推奨してきました。メーカーがここを改善してきたのは地味ですが大きな進歩だと思います。

ただしFピンプランジャーが消耗しない代わりに、ハンマーがヘコんでいます(写真は2マガジン発火後)。
このヘコみがどれだけ発火性能に影響するかは、今後検証していく必要があります。

さて、私が購入した個体では、箱出し直後に少々困った事がありました。
トリガーを引いてもハンマーがリリースされないのです。トリガーが空振りしてシアーが切れない感じです。
検証した結果、トリガーバーが外側に逃げてしまうのが原因だと判りました。
そこでグリップパネルの裏面にアルミテープを4〜5枚重ねて貼り、トリガーバーが浮かないようにしたところ解決しました。

もちろんアルミテープではなくABS板を貼るでも良いでしょう。私の個体だけなら良いのですが、同様の症状が起きる方はお試しください。
私はマルシンベレッタを何挺も保有していますが、このような現象は初めてです。
ドルフィンはフルオートメカがある関係でシアー周りのパーツ構成が異なる事が原因でしょうか?
それとも金型の劣化によるものでしょうか?
後者が原因なら、スライドストップレバーのように軸棒にスリーブを被せるなどしなければ根本的な解決にはならないでしょう。私が行ったのは応急処置で、グリップを交換する度に同じ事をしなければいけません。

しかし、マルシンによるX-PFC化はなかなか面白い展開です。今夏にはガバもX-PFC仕様となる予定なので楽しみ!

  

Posted by Red at 16:14Comments(2)モデルガン

2024年02月03日

ハイパワーのシアースプリングを弱める


マルシンのブローニングハイパワーにはいくつか持病があり、その1つとして「使用を続けているとトリガーを引いてもハンマーが落ちにくくなる」という症状があります。かなり強くトリガーを引かないと、ハンマーが落ちません。
スライドを介してトリガーの動きをフレームに伝えるハイパワーの構造を考えると、摩耗などでスライドとフレームのクリアランスがガタついてくればこうなるのは必然とも言えます。

自分もだいぶ使い込んだハイパワーのハンマーが落ちにくくなったので、対策として、

●スライドとフレームが噛み合うレール部分をパテや瞬着などで肉盛りしてタイトフィットさせる

●シアーとハンマーの接点を削ったり磨いたりする

●トリガーの一部を削って引きしろを増やす


などを行っていましたが、先日このブログのコメントで別の方法を教えて頂きました。

それは
●シアーレバーに金属板を貼る
●シアースプリングのテンションを弱める


という2つの方法でした。
ああ、その手があったか!と目からウロコ。
特にシアースプリング。自分はマルシンのガバメントキットを組む時、三つ叉のシアースプリングを必ず弱めてました。それだけになぜこの方法に気付かなかったのだろう。

というわけで、早速試してみました。
左が元のシアースプリング。これをほぼ真っ直ぐにしてしまいました。


これを組み込むと、

おお!ビックリするほどトリガープルとキレが良くなりました!
シアーレバーを盛る方法は試さなくても、とりあえずこれで十分。簡単なのでトリガーフィーリングが悪いという方はお試しください。

そしてこの「シアースプリングを弱める」ことは、もう1つのメリットがあります。
それは、シアースプリングの組み込みが容易になるという事です。

マルシンハイパワーの組み立てキットの中で、このシアースプリングの組み込みは最難関箇所です。
そこで自分なりの組み込みのコツをだいぶ前に記事にしたのですが、やはり皆さん苦労されているようで今でもこの記事に反響があります。シアースプリングを
弱めた事で、この作業がやりやすくなるという嬉しい副産物もありました。まさにイイ事ずくめ!
  

Posted by Red at 01:02Comments(13)モデルガン

2024年01月21日

スモルトVer.3スクエアバット


タナカからスモルトのスクエアバットバージョンが発売されました。
「スマイソン」の別名もあるスモルトは、S&W Kフレームとコルトパイソンのバレルが合体したカスタムガンです。
2021年に発売したモデルはラウンドバットでした。現在、S&Wリボルバーはランウドバットに統一されているそうなので、現代仕様という事になりますが、4インチや6インチにはやはりスクエアバットが合います。そんなユーザーの声に応えての発売です。


スクエアになった事でターゲットグリップが装着されています。ラウンドにはホーグ風のラバーグリップが付いていました。やはりこちらのほうがKフレ感ありますね。

ラウンドバット(写真上)との比較。

形状が変更されているのはHW製のフレーム部分のみで、シャーシは共有できるように巧みに設計されている事が分かります。

ラウンドバット版と比べると、フレーム以外にもいくつか変更点があります。
まずはワイドハンマー。

前回はセミワイドでした。


トリガーにはグルーブが入り、こちらもワイドになっていて正面から見るとトリガーガードからはみ出ています。
このハンマーとトリガーのワイド化によって、操作性は明らかに向上しています。

フロントサイトはレッドランプインサートになりました。

これら3パーツの変更でCMC製に似た仕様になっていますが、タナカ製はバレル固定ピンやシリンダーのリセスがなく、S&Wロゴが左側面に刻印されているのでフレームの年代は異なります。
スモルト/スマイソンは様々なガンスミスやショップによって作られているので、「パイソンバレルがS&Wフレームに付いている」ということ以外は、細かい仕様に「正解」はありません。従ってユーザーが好みに応じて積極的にカスタマイズして良い銃だとも言えます。

さて、スクエアバットになった事でグリップは選択肢が増えました。
私もさっそく交換しました。

ハートフォード製です。
CMC製を復刻したグリップで、味のある形状で好きな人が多いです。私もこの日のために何年も前に買ってあたためていました。見た目が良いだけでなく、とても握りやすい絶妙な丸みです。

無加工で着きましたが、フレームがわずかにはみ出ます。グリップ内部を少しだけ削ればぴったりフィッティングできると思いますが、このままでも問題にならないレベルです。

というわけで何年も待った甲斐がある大満足スモルト・スクエアバットです。
タナカは今月、このスモルト以外にもS&W M627やチーフのエアクルーマンを発売。
さらにこの後はS&W M28ハイパトやM10ユージモデルを発売する事もすでに発表されており、今年もタナカのリボルバー攻勢は続きそう。楽しみですが財布が心配。
  

Posted by Red at 21:39Comments(3)モデルガン

2024年01月15日

イングラム用エクステンションバレル


MGCのイングラム用のエクステンションバレルを入手しました。
イングラムと言えばサウンドサプレッサーのほうが馴染みがあり、私はこのようなアクセサリーが存在した事を最近まで知らなかったですし、中古でもあまり見かけません。こんなカッコイイ物があると知ってからは時折ネットで探すようになり、運良く出物を見つけたので購入できました。

サプレッサーと同じネジが切られているので、そのまま取り付けられます。


減音効果はありません。文字通りバレルを延長しているだけで、外径はサプレッサーよりも細いです。
メーカーは不明。MGC製?マルベリーフィールド製?

先日のビトクリーショーで小林社長にこのエクステンションについてうかがったところ、アメリカでこのような物が実際に販売されていたとの事です。ただし、バレル延長による命中精度向上などはあまり期待できず、持ちやすくなるぐらいだろうとおっしゃっていました。

さて、これを入手したのは、以前『M11近代化改修キット』を使ってカービン化したイングラムに装着するためです。


予想通り、超かっけぇ!!
全体が近代化されているので、M-LOKシステムっぽく見えます(笑)


金属なので感触が良いですし剛性も高く最高。
中古ながらまったく使用した形跡がない超美品です。
美品すぎるところが難点です。発火前提で購入したのですが、こんなに状態が良いとさすがの私でも発火を躊躇します(笑)。
  

Posted by Red at 23:24Comments(2)モデルガン

2023年11月25日

GM-7のリアサイト用ネジを探す&10-8風サイト製作

GM-7シリーズのリアサイトは当初からノバックタイプが基本です。

マイナススクリューでブリーチに固定されているのですが、これをヘキサゴンスクリューにできないかと思い、寸法が合う物を探してみました。
寸法を測った結果、求めるのは、

●六角穴付きキャップ
●M4×6
●ピッチ0.7
●頭部高さ1.5mm
●頭部径6mm

という事になるのですが、これにピッタリ該当する物は流通する規格では無いようです。
ただ、頭部径5.5mmであれば、他はまったく同じ物がコチラで販売されていました。

購入して早速装着。

直径が0.5mm小さくなったので周囲に若干隙間ができましたが、気にしなければ問題にならない程度だと思います。リアサイトの固定にはまったく問題ありません。
マイナスネジが嫌な場合には選択肢にしても良いと思います。

リアサイト周りでもう1ネタ。
スライドのノバック用カットにそのまま乗せられる10-8風のリアサイトを3Dプリンターで作ってみました。


前から後ろまで斜めに一直線なノバックに対し、10-8タイプのリアサイトは前方がスライドと平行、後端付近でほぼ垂直に高くなっています。
構えた時のサイトピクチャーはノバックとほとんど変わりませんが、片腕が使えない状況でもリアサイトを何かに引っかけてスライドをコックできます。

ショートスライドモデルに装着。

ノバックタイプは“主張が強い”感じがするので、少し落ち着いたイメージになったかな?

  

Posted by Red at 00:18Comments(2)モデルガン

2023年10月29日

M9がハイパワーとカート共通化?

マルシンが公式Xで意味深な動画を公開しました。


意味深…というか、意味はハッキリしていますね。
先頃発売された新型カートリッジ・X-PFCをハイパワーのマガジンから抜き、M9A1のマガジンに込めて行く動画。
これは現在「ハイパワー専用」として販売されているX-PFCが、近い将来再販されるM9シリーズにも対応するという事です。つまりM9シリーズがX化し、さらにカートの共通化も図られるという事を暗に示しています。


左がハイパワーと同時に発売されたX-PFC、右がM9シリーズ用の従来型PFCです。
どちらも9パラを再現しているのでカートの全長が同じなのは当然ですが、重要なのはプライマー(Fピン)の全長もまったく同じという事です。寸法が異なるのはプラグだけ。
という事は…


X-PFCのプラグを従来型の物に置き換えれば、このカートがM9にも使えるはずです、理論上…。

というわけでさっそく92FS(HW)で実験。

うひゃあ、やっぱりベレッタにこそこのリアルなカートは合いますね。
デトネーターやスプリングはノーマルのままです。


問題なく作動!
X-PFCの肝であるプラグとデトネーターが従来型なので、発火音やパワーは従来型と同等。単にケースがアルミ化されただけという感じです。
ガスのシール効果も異なるのでリコイルスプリングなどの調整が必要かも知れないと予想しましたが、しっかりスライドストップもかかりますしオーバーパワーとも感じません。
そしてフィーディングもまったく問題なし。
M9シリーズがX化される日はそう遠くないでしょう。
X化が待ちきれない方は、この記事の通りプラグだけ従来品を使えば普通のPFCとして使えるので、見た目がリアルなアルミカートとして遊びながら待つのも良いでしょう。


  

Posted by Red at 23:55Comments(10)モデルガン

2023年10月18日

俺のハイパワー改(1)


写真はX-PFC仕様ではなく、前回再販時に購入したハイパワーで、『俺のハイパワーフォトコンテスト』応募用にカスタムした物です。
グリップはmodel-sさん製でコレはコレでいいのですが、ノバックみたいなリアサイトにもした事だしラバーグリップを付けてタクティカル風味を出したいと思っていました。

ホーグ製のラバーグリップ。

実銃用のグリップですが、マルシンのハイパワーにはそのままでは付けられません。


左からホーグ、マルシン純正、マルシンのフレーム。
一見して分かるように、フレームに嵌まる出っ張りの形状がまったく違います。実銃用のグリップをマルシンフレームに装着するには、裏の出っ張りを大きく削り取るか、フレームの穴を大きく広げる必要があります。
どちらでもイイのですが、自分の場合には発火するので、フレームが破損した際に交換するフレームにまた同じ加工をしなければならない事を考えると、グリップを加工してしまったほうが後で楽です。

加工後のグリップ。

穴に嵌まる出っ張り周辺を削っただけでなく、赤丸で囲った部分もフレームに当たるので削りました。

せっかくなのでハイパワーのカスタム化を進めようと思い、3Dプリンターでパーツを2つ作りました。

1つ目はトリガー。

フラット&スケルトンにしてみました。
素材はABSですが十分な強度です。

トリガーは基部が出来てしまえば、指を掛ける部分の形状を変える事で色々なトリガーが作れます。
今後様々なトリガーを作ってみたいです。

もう1つ作ったのがマガジンバンパー。

これがあるとマガジンを確実に挿入できます。


とりあえず底に貼ってるだけです。
これは単なるABSの塊ですが、空洞にしてベースの代わりに取り付ければマガジンエクステンションになり、装弾数を増やす事ができます。15発ぐらいは入れられるようにできればいいですね。いずれチャレンジしましょう。



ベレッタをカスタムする人も少ないですが、ハイパワーをカスタムする人はもっと少ない気がします。
今後少しずつカスタムしてオリジナルのハイパワーを作っていきたいです。
  

Posted by Red at 18:10Comments(2)モデルガン

2023年10月10日

ディテクティブ3rdを作った(後編)


コルト・ディテクティブスペシャルの3rd issueを完成させた後編です。
前編ではバレル周りの加工を紹介しました。

バレルと並ぶもうひとつの山場、ショートフレーム化です。
ディテクティブは2nd issueの途中からグリップが短くなっているのでここも加工が必要です。

グリップの底部を切り離します。

これは簡単なんですが、問題は金属製のウェイトもこのサイズに合わせて切らなければいけない事です。
しかし!幸いな事に、10年前にこの銃の製作にチャレンジした時、すでに切っていました!それを使います。

とにかく固くて難儀した記憶があります。その苦戦の痕跡が切り口からも見て取れますが、おかげで今回はこの作業を省略できました。10年前の自分に感謝しつつ装着。

先ほど切り離したフレームの底部をJBウェルドでしっかり接着します。

切ったウェイトの切り口が波打っているし長さも少し足りませんが見えない場所なので問題ありません。

長さが足りないと言えば、フレームを切り離した際に、迂闊にも短く切りすぎました。
仕方ないのでジーナスを盛って延長。

こういう作業は少し長めに切っておいて少しずつ削って長さを合わせるのがセオリー。そうしようと思いながら作業したはずなのに、なぜこんな不用意な切り方をしたのか。自分が嫌になります。

R-modelではウェイトをシャーシにネジで固定するように変更されました。
そこでネジ頭がウェイト内に収まるように接合部の穴を面取りします。


ここは旧製品のように嵌めるだけでも大丈夫そうでしたが、板バネはウェイト側で保持しているので、シャーシとしっかり固定してガタつきをなくす事は作動性能の向上に効果ありそうです。面取りするだけで大した手間でもないのでR-model同様にネジ留めしたほうが良いでしょう。

ところで、オリジナルのウェイトには下の後端付近に突起があります。

グリップパネル側にはこの位置に穴があり、装着した時に突起が嵌まってグリップがズレないようになっています。
ディテクティブ加工の第一人者であるオラガバニストのあじゃさんは、切ったウェイトにも同じようなピンを立てて突起を再現しています。
しかし私はそんな難しい事はできないので省略。
グリップパネルのネジをしっかり締めれば、問題にならないぐらいには固定されます。実銃だと撃った時の衝撃で確実にずれるでしょうが、モデルガンではまあ大丈夫。それでも強く握るとわずかにガタを感じるので、いずれ対策をしようと思います。

木製グリップは実物です。以前輸入品マーケットで購入しました。少し傷はありますが、もしこれがパイソン用だったらとんでもない値が付くぐらい良好なコンディションです。このグリップを付けられるトイガンは日本にないからか比較的安く購入できた記憶があります。
短く切りすぎて盛ったフレームは、塗装したら分からなくなりました。よかった。
塗装はとりあえずマットブラックにしました。このほうが楽だからですが、いずれピカピカのコルトロイヤルブルーにしたいです。

ショートフレーム化はできたので、続いてトリガーです。
2ndはグルーブが入っていますが、3rdはグルーブが無いらしいです。

12年前に発売された非R-modelのトリガー(写真右)にはグルーブが入っていないので、こちらを使用します。


最後に、サイドプレートです。
2nd(写真左)は馬がかなり右に刻印されていますが、3rdはこれより左に入ってます。

非R-modelのサイドプレート(写真右)はやや左に入っていますが、実際にはもっと左です。シリンダーラッチの直下に馬の頭が来るぐらい。バレルのドナーにしたタナカの古いガスガンは正確な位置にあります。先頃発売されたコブラは非R-modelよりも左寄りに入っているのでそれを使う事も考えましたが、それでもまだ違うので、どのみち実物と同じ位置にはなりません。というわけで非R-modelの物を使う事にしました。
…と、ここで気づきました。
サイドプレートの裏を見ると、12年前とR-modelではラッチを動かす仕組みが違います。

左がR-model、右が非R。
作動自体に優劣は感じないので、R-model化にあたり実銃の構造を忠実に再現したのではないかと想像します。こんな気付きにくい部分まで変更しているとはすごいです。

まあ馬の位置は仕方ないですね。R-modelのサイドプレートを使うよりはマシです。
ハンマーは磨いてシルバーにしたいところ。これもいずれ。

こうして長年求めていたコルト・ディテクティブスペシャル3rd issueを完成させる事ができました。

ガスガン、非R-model、そしてR-modelを組み合わせたサンコイチ。しかしすべてタナカのパーツなので、タナカから発売される事もまったくの夢物語ではないと思います。やはり私のようなテキトーな人間のカスタムではうまく作れない部分や妥協した部分もありますから、製品版がほしいです。タナカが3rdを作ってくれたら、とりあえず私は2挺買う!


快調作動のR-modelベースですから、もちろん発火します!

最後に、ちょうど今月の『Gun Professionals』誌でToshiさんがコルトDフレーム特集をしているので、記念に記事と一緒に撮影。

  

Posted by Red at 21:16Comments(4)モデルガン

2023年10月08日

ディテクティブ3rdを作った(前編)

コルト・ディテクティブスペシャルの3rd issueを完成させました!

第3世代のディテクティブはバレル下にエジェクターロッドシュラウドを備えているのが一番の特徴です。私はディテクティブもローマンもシュラウドありのほうが好きです。フロントサイトの傾斜もスタイリッシュです。
しかしローマンはMGCやコクサイ、ハドソンなど多くのメーカーがモデルアップしていますが、シュラウドありディテクティブはモデルガン化された事がありません。タナカが遙か昔にカート式のガスガンを、そしてLSがプラモデルでリリースしているのみです。私はこのディテクティブ3rd issueのモデルガンを子供の頃から求めていました。12年前にタナカがシュラウドなしのモデルガンをリリースした後、それをベースにガスガンのバレルにすげ替えようとカスタムを始めました。7割がた完成していましたが、ベースのモデルガンのほうがシリンダーが動かなくなる持病をかかえていて、それが解決できないまま10年が経過していました。
今年、タナカは作動の不具合を解消した“R-model”として2nd issueを発売、その作動は完璧で近年屈指の大傑作に仕上がっています。ようやく動かして遊べるディテクティブが手に入ったので、これをべースにして3rdを作ったというわけです(本当はタナカが発売してくれるのが一番良いのだけど)。

もう完成しているので、製作過程は完成状態と共に紹介していきます。

2ndと3rdの相違点はバレル以外にも何箇所かあるのですが、まずは最も特徴的なバレルからです。

タナカがかつて発売していたカート式ガスガン

このバレルを切り取って2ndにつけるわけです。
ただし、このガスガンはインナーバレルを銃口側から巨大なネジのようなパーツで締め込んでいるという謎構造なので、横からの見た目はとても良いですが前方から見るとガッカリです。

そこでこれらのパーツを抜き取り、プラリペアで埋めて銃口部分を成形します。

たっぷり盛ってから削っていきます。
実銃の写真を見ると、マズルはフラットにも見えましたが、正しいのはアールだとXなどで教えて頂きました。というわけでわずかに盛り上がっているクラウンを何とか再現。


刻印は自前のレーザー刻印機で入れ直します。


右側はTANAKAの刻印だったので埋めて再刻印は必須。左側は元の刻印のままでも良かったのですが、表面を磨いたりしているうちに薄くなってしまったので同じく入れ直しました。

続いてベースとなる本体側の加工。

まずはバレルを半分ぐらい切り落としました。

そして残ったバレルの外周を削って細くします。


そこへ移植バレルを被せて強力な接着剤でくっつけます。

接着面が広いので取れる心配は少ないですし、元のバレルが中にあるのでインサートはそのままで安全対策もバッチリです。


エジェクターロッドを見比べたら違いがある事に気づきました。

上が2ndモデルガンで、下が3rdガスガン。先端のチェッカリングの細かさが違います。

実銃の写真を見ると、ガスガンのロッドを使うほうが良さそうです。

大昔のガスガンなのにここまで再現されているのはスゴイです。

ネジ径は同じなので付く事は付くのですが、若干長いためシュラウドに収まりません。


そこでネジの先端を少しだけ切り取り、ネジの後ろのから段差までの距離も削って伸ばしました。こうする事でロッドが深く入ります。


バレル周りはこれで完成。
後編ではグリップのショート化などです。


ーーー以下追記ーーー

元のバレル先端を切った関係でインサートも短くなったため、マズル付近に「視認用」のインサートを入れ直してあります。フォーシングコーンからバレル内に伸びるインサートとシリンダーインサートは元の製品のままなので、銃刀法に直結する安全対策としては問題ありませんし、素人ではメーカーのようなインサート工法は出来ないのであくまでも視認用となりますが、可能な限り業界の自主規制に準拠するよう努めています。
オートよりも構造が単純なリボルバーでは、カスタムする際に特に安全対策には注意を払うべきだと考えます。
記事をアップした時点でこの件は割愛していましたが、過日タナカが「プロップカスタム」と称する物品に関して強めの声明を発表したのを受け、ここに追記する事にしました。当方はタナカの声明を支持します。


タナカワークスの声明  

Posted by Red at 20:05Comments(2)モデルガン

2023年10月01日

タニコバ→MGCバレルのフィードランプ試作

MGCのガバメント(GM12)にタニオ・コバのバレルを流用するには、ロッキングラグやチャンバー左側を削り、変換用バレルリンクを取り付けるほか、フィードランプを増設する必要があります。
MGCのガバメントはリアルサイズカート化した際に、フィードランプがインナーシャーシからバレルに移されたからです。


フィードランプ自体は3Dプリント等で作るとして、問題はそれをどのようにバレル(もしくはシャーシ)に固定するかです。
この問題は自分の中ではすでに解決済みです。
バレルに穴を空け、

そこにタップでネジを切ります。

3Dプリント製のフィードランプ

これをイモネジと接着剤で固定するという方法です。


これで十分な強度と保持力があり、あらゆるカートで撃ちまくっていますが破損や外れてしまう事はありません。

今のところ問題はないのですが、改良する事にしました。

バレルに穴を空けるところまでは同じですが、タップでネジは切らずにイモネジも廃止します。
そしてフィードランプ側に同じ長さの突起を設けました。

この突起を穴に差し込んで接着するだけです。改良というよりも簡素化ですね。

突起部の強度が気になるところですが、このPA12という素材はだいぶ使ってみて強靱だという事が分かっています。破損の心配はないでしょう。
それよりも差し込んで接着だけだと外れてしまわないか心配でした。実際、MGCはフィードランプを横ピンで固定しています。ただ接着面が広い事と、フィードランプの形状自体を工夫していて無理な方向に力は加わらない(たぶん)ので大丈夫かなぁと思っています。

今回、このように仕様変更を試みる理由は、私がVショーでGM-7バレルをMGCガバに使えるようにするためのキットを販売しているからです。なるべく簡単に作れるキットにしようと考えての改良です。

接着剤は、自分は普段JBウェルドという超強力な物を使いますが、一般的な瞬間接着剤を使う人も多いのではないかと思い、今回は瞬間接着剤で固定しました(それでもちょっと強力なやつですけど)。



とりあえずプラオープン、CPを織り交ぜて約80発発火したあとの状態。

接着が取れる心配はなさそうです。

発火テストはガンガン続けます。
頑丈さで言えばこれまで通りイモネジを使うほうが間違いないでしょうが、これでも十分そうならこの仕様で来年のVショーで販売しようと思います。


  

Posted by Red at 01:10Comments(10)モデルガン

2023年09月25日

ハイパワー木グリ交換とリップ調整


X-PFCのブローニングハイパワー、今回の再販では木グリ付きも選べます。
ハイパワーは実銃でも黒いプラグリ仕様があるので、プラだからといってリアルじゃないという事はありません。プラグリを選ぶか木グリを選ぶかは好みの問題です。
マルシンのハイパワーはとても古い設計で、実物グリップは付きません。ネジ穴の位置やシルエットラインなどは同じなのですが、裏側の形状がまったく異なり、実物グリップを付けるにはグリップの裏側を大きく加工する必要があります。
なので「ビバリーヒルズコップごっこがしたい」という人などは、最初から木グリ付きを選ぶのが良いでしょう。

自分の場合には、マルシンハイパワーに付けられる木グリという物を以前ヤフオクで購入して持っていました。
これは高品質なトイガン用の木グリを多数製作・販売されているmodel-sさんという方の出品していた物です。マルシンハイパワー用の木グリとはレアだと思い購入し、保管していました。ついに満を持してこのグリップに換装します。

表は一般的なハイパワーのグリップで、チェッカリングもキレイです。
そして裏側はマルシン用の形状になっています。

ランヤードリングの部分まで覆うタイプなので、ランヤードリングは取り外します。

まったく加工の必要がなくピッタリ。素晴らしい。



これぞハイパワーという見た目になりました。

さて続いて少しだけ発火調整をしました。
購入時には付属の5発のみで快調に動きましたが、予備カートを入手して13発フルロードして発火してみたところ、このようなジャムが発生しました。

これは排莢不良ではなくダブルフィードです。発火したカートはきちんとエジェクトしているのですが、次弾装填時にその次のカートまで送り込まれそうになり、このようなジャムを起こしているのです。

これはマガジンリップが少し緩い事が原因と思われます。
送りこまれるべき弾が途中で上方に抜け出てしまうからこうなるのでしょう。

というわけで、マガジンリップを少し締めます。

前方はフィーディングに最適な角度なので、後端のほうをわずかに締めました。
といっても目で見て分かるほど形状を変えていません。ペンチで掴んでクックッと少し力を入れた程度です。

これで発火したら見事にノートラブルで1マグ撃ち切りました。

X-PFCの轟音でこれだけ連射できると快感です。

それにしてもX-PFCは腹にズドンと響くような音で本当にすごいですね。キャップ火薬1個でこれだけの音が出るのだから、モデルガンにはまだまだ無限の可能性が秘められていると思います。
  

Posted by Red at 21:24Comments(11)モデルガン

2023年09月20日

X-PFC搭載ブローニングHP


マルシンからブローニング・ハイパワーが再販されました。
いわずと知れたマルシンのロングセラー商品で、幾度も再販されています。
しかし今回は新型カートリッジ『X-PFC』を伴っての復活。事前にマルシンが公開したわずかな写真や図などの情報ではその全貌が不明だったため、一体どのようなカートなのか発売前から注目されていました。

新カートに合わせて、銃本体のバランスも見直されているようですが、外観的には大きな違いはありません。

しかしスライド・フレームの右側面にあった「MARUSHIN」「STGA」の刻印がなくなり、グリップを外した場所に移されました。近年はこのスタイルが主流になってきています。

そしてこれが新型カートリッジ・X-PFCです!

アルミ製で、ネジが弾頭付近に移動した形状はワルサーPPKですでに採用されています。
この構造の良いところは、弾頭の色を変えられるところです。ダミーカートリッジのようなリアルさが良いですね。
またこれまでは発火ガスによる負荷が最もかかる場所にネジがあったので、薄くなっている部分から亀裂が走る事がありました。この構造ならその心配もありません。
ではPPKのカートとX-PFCの違いはどこかと言うと、
プラグです!

高さ5.3ミリと高くなり、Oリングが廃止されています。
爆音プラグにも似ていますが、内部が大きく掘られ、底の付近はすり鉢状になっています。

カートリッジの変更に伴い、チャンバーピン(デトネーター)も変更されました。

これが『異形Xチャンバーピン』です。
先端はプラグ内部のすり鉢形状に合う傾斜がつけられ、側面には3本のスリットが掘られています。

このようにプラグにぴったりと嵌まり、発火直後にはガスをシールします。

このような形状のため、X-PFCのプラグは上下があります。掘られている方を弾頭側になるようにセットします。

プラグがチャンバーピンから離れた瞬間、側面のスリットから一気にガスが流れ出る仕組みのようです。

従来のチャンバーピン(写真下)との比較。

長さが異なるので、従来品との互換性はありません。
異形XチャンバーピンとX-PFCをセットで従来モデルに流用可能かどうかはまだ分かりません。今後検証したいと思います。

発火!

音がデカイ!
ハイパワー+PFCと言えば『下宿モデル』の異名を取るほど音がしない事で有名でしたが、そんな常識を覆す爆音です。
しかし耳が痛くなるような音ではなく、何となく心地良い発火音です。

まずはコマーシャルモデルが発売されましたが、ミリタリーやカナディアンなども来月以降に順次リリースされるようです。
初の閉鎖式ブローバックカートリッジ・PFCはマルシンのハイパワーによって世に放たれました。
そのハイパワーで、また新たなカートリッジが生み出された事はマルシンの、そしてモデルガンの歴史においても意義深いと思います。
今後、M9やガバメントなどにもXシステムが採用されるのでしょうか。楽しみです。

マルシンは旧態依然という印象を持つ方も多いかも知れませんが、再販の度にこのように新たな挑戦があり侮れません。
来月にはコルト25オートもセンターファイヤー化されて再販されます。そしてこれもアルミカートとなるようです。あんな小さいカートをアルミで作れるのか!?と興味は尽きません。


  

Posted by Red at 23:45Comments(9)モデルガン

2023年09月17日

コルト・コブラR-model


タナカからコルト・コブラが発売されました。
実銃はディテクティブスペシャルをアルミフレームにした軽量化モデルという位置付けです。
ディテクティブもコブラも長年に亘る製造期間の中で幾度も改良がなされていますが、素材が異なるというだけで両者の見た目は基本的に同じです。
モデルガンではどちらもHW材で再現されるので単なる刻印違いになるかと思いきや、先行して発売しているディテクティブとは異なる年代の物をモデルアップする事で見事に差別化が図られています。

5月に発売されたディテクティブスペシャルR-model(写真下)との比較。

コブラのほうが年代的には前のタイプで、1951年頃のモデルが再現されているようです。程なくしてコブラも下のディテクティブと同じ見た目になります。『Gun Professionals』2018年2月号を見ると、Toshiさん所有のコブラ(1959年製)は下のタイプです。

バレルには「COBRA」の刻印。
そして一見して分かる違いがエジェクターロッドの短さと先端形状です。


エジェクターロッドが短いので、当然カートを押し出せる距離も短く、操作するとチーフスペシャルのような印象を受けます。

モデルガンでは問題ないですが、実銃ではチャンバー内に貼り付いた空ケースを確実にエジェクトさせるにはもっと長いほうが良いはずです。S&Wリボルバーと違いロッド先端でシリンダーをロックするわけではないのでロッドを延長する事には問題なく、後の改良に繋がったのだと思います。
モデルガンを実際に操作してみると、このような改良の歴史がよく理解できますね。

もうひとつの特徴がベークライトグリップです。

1911A1のグリップと同様の樹脂製グリップで、タナカではこれをABSで再現しています。
内側にはウェイトが仕込まれており、そのおかげで実銃に迫る重量を実現しています(実銃との差はわずか5g!)。


サイドプレートの馬の刻印も中央付近に変更されています。
このような細かい部分の再現も抜かりないですね。

内部機構はディテクティブと同じなので作動性能についてはまったく心配ありません。
5月にディテクティブが発売されてから4ヶ月経つわけですが、けっこう頻繁に動かして遊んでいますが懸念されていたシリンダーが動かなくなる症状はまったく起きていません。さらに2次出荷分やポリスポジティブと発売されてかなりの挺数が市場に出回っていると思われますが、問題が起きたという話は聞きません。タナカによるコルトDフレーム機構は完成の域に達していると考えられます。
これほどの傑作に仕上がっているのですから、タナカのコルトDフレームには、さらなる展開を期待してしまいます。
  

Posted by Red at 14:53Comments(2)モデルガン

2023年07月10日

オラベレを作る(6)

俺だけのカスタムベレッタを作るシリーズは約3年前に集中的にやっていたのですが、その後マルシンからM9A1が発売され、これをベースにウィルソンカスタム92Gブリガーディアタクティカルを作ったらすっかり満足してしまい、気が付くとオラベレはほったらかしにしてました。

オラベレを作る(1)
オラベレを作る(2)
オラベレを作る(3)
オラベレを作る(4)
オラベレを作る(5)

最終的にこんな感じになっていました。

久々にこのベレッタカスタムを弄って更新します。
まずはグリップ後部のハンマースプリングキャップを交換します。ガバで言うとメインスプリングハウジングの位置にあるパーツです。
これを3Dプリントで作った物に変更。

ベレッタでランヤードリングを使う事はないので、左側のように斜めにカットされたパーツになっています。
これがマガジン挿入時にマグウェルの役割を果たします。

このようなパーツを実際にウィルソンコンバットが製作しており、それを参考に作りました。

続いてグリップを交換します。
VZ社のG10グリップを装着していましたが、ウィルソンカスタムと差別化をはかるために別のG10グリップを探していました。

中国製のグリップを見つけたので購入。約2,000円です。やっす〜!

取り付けは問題なくできましたが、握ってみると親指の付け根あたりが痛い。そして不快!

ここのエッジが立ちすぎているのです。
というか、ベレッタのグリップは普通はこの部分が薄くなっているのですが、このグリップは逆に少し厚くなっています。
ここが薄くないだけで、非常に握りにくいです。オリジナルのデザインって良くできてるな〜と、こうして弄るほど感心します。

というわけで、グリップ後部のクビレ周辺を面取りするように削ります。

ここを削っただけでグリップ感は格段に向上!

専用のスクリューも付属していましたが、ネジ径が違ったのでノーマルのスクリューで固定します。
バースト状のデザインが悪くない。

リコイルスプリングガイドは、M9A1の樹脂製に交換しました。

サビないから良いです。

というわけでこんな感じ。


オリジナルカスタムは終わりがありません。
ウィルソンカスタムとは違う方向性で育てていきたいと思います。
  

Posted by Red at 18:38Comments(0)モデルガン

2023年06月07日

C-TecマイルドキックのOリング交換

少し前に、BWCのガバで一般的なCPカートを使うという記事を書きました。
自作デトネーターとバレルの小加工で、シリーズ'80が快調に動きました。
仕様したカートはC-Tecのマイルドキックです。

調子が良かったので、次は同社のハードボーラーに挑戦しました。

ところが、同じ仕様にしたのに調子が悪い。
明らかにパワー不足で、スライドの後退量が少ないのです。

カートリッジを点検すると、インナーのOリングがガッツリと消耗していました。

これはダメだ!
C-Tecのマイルドキックは旧来からあるCPカートとパワーは同等で、音の抜けが良く、軽量なのでCPカートの決定版と言って良いカートです。そのため、自分はこの.45ACPは特に酷使していました。その結果Oリングがボロボロ。
ハードボーラーはスライドが重いため、5インチのガバでは問題なくてもこんなOリングではスライドを後退させるパワーが出ないでしょう。

交換します。
Oリングの交換で一番手こずるのは古い物の取り外しです。

ところがC-Tecのこれは非常に外しやすかったです。

取り外したOリングを見ると、余計にその消耗具合が分かります。

逆に、こんな状態で良く動いていたと思います。

CPカートのOリングは、「P3」という一般的な規格なので、メーカーから買わなくてもDIYショップなどどこでも容易に入手できます。耐久性も汎用の物で十分でしょう。
ただ、今回はモデルガンパーツショップM9のブランドMPSの物を使います。

MPSの強化OリングはヘキサゴンCP用やEVO2用が人気で、自分も愛用していますが、7mmCP用は初めて購入しました。汎用の物よりも高耐久が期待されます。

Oリングの交換が終わったところで、ハードボーラーで発火!

見事ノートラブルで撃ちきりました。

ヘキサゴンCPやEVO2カートはOリングが消耗しやすいのでその状態を注視しますが、CPカートのOリングはあまり問題が起きないので交換する機会がほとんどありません。
ここまで無残な状態になっていなくても、オイルを吸って太ったり硬くなったりする事も多いので、快調作動のためにはCPやPFCも適時Oリングの交換をしなくてはいけませんね。

  

Posted by Red at 19:09Comments(0)モデルガン

2023年05月19日

コルト ディテクティブスペシャルR-model


タナカからコルト ディテクティブスペシャル2nd issue "R-model"が発売されました。
ディテクティブが最初にモデルガンとして発売されたのが2010年(ABS製)、その後 HW版やジュピターフィニッシュなどのバリエーションがリリースされましたが、おそらく最後の発売から10年近く経過したのではないかと思います。
マニアは再販されるのを長らく待っていたし、しかもコルト病対策を施した"R-model"として戻って来たとあって、メーカーや問屋の想定を上回る注文数だったようです(5月出荷分は予約完売、足りない分は来月出荷されるようです)。

パイソンで好評だったR-modelは、シリンダーが回らなくなるコルトアクション特有の問題を克服したモデルでした。今回のディテクティブでも、内部パーツが見直されて作動不良を防いでいるようです。
しかし、内部だけでなく外観も変化しているので確認したいと思います。


バレル右側の刻印。書体が微妙に変更されています。
このマズルフェイスこそまさにスナブノーズです。


左側面の刻印とフロントサイト。
サイトにはセレーションが刻まれました。

フレームトップには、極細のセレーションが刻まれています。

視力が弱い人は肉眼では認識できないほど繊細なセレーションです。フロントサイトとここのセレーションが、今回の製品における外観上の一番の特徴と言えるでしょう。


ランパントコルトの刻印は、やや後方に移動しました。
今回タナカが「2nd issue」と銘打ったのは、刻印位置やセレーションなどの時代考証をきっちり行ったからだと思います。当時のモデルを忠実に再現しているのでしょう。


ヨークの裏側にあったSPGやTANAKAの刻印は、グリップパネルを外したところに移動しました。
ちなみにグリップはウェイト入りの木グリも同時に発売されています。


装弾数は6発。
S&Wのチーフよりも1発多く、Kフレームよりも薄く小さい。
この他にないスペックがコルトDフレームの魅力です。


シリンダーは確実に動き、ダブルアクションの場合はハンマーが落ちる直前にロックされます。
パイソンほどスイートなアクションではありませんが、確実に、そして永続的に動く事こそがこのモデルを待っていたユーザーの求めるところです。動く事は分かりました。あとはいつまで動き続けてくれるかです。タナカの事だから入念な耐久テストを行っていると思いますので期待しています。

サイドプレートを外した状態。

コルトアクションのメカが再現されています。
前モデルを持っている方は、特にボルト(シリンダーストップ)の形状などを確認したいと思います。が!ボルトにアクセスするためには結構色々なパーツを外す必要があります。その分解/組み立てをしたせいで動かなくなったら嫌なので、しばらくはいじらないでおきたいです。そっとフタを閉めました(笑)。せっかくタナカが動くようにしてくれたので当分このまま遊びます。


セレーションの再現や、確実な作動など、ファンの期待に応えた製品だと思います。箱もカッコイイ!
メーカー希望小売価格は税込み38,280円。リボルバーでこの価格は高いと感じる人が多いでしょう。しかし物価高騰が続く現在では当然の値上がりだと思いますし、待っていても今後値下がりする可能性はおそらくないでしょう。つまり今が底値。「これが3万円台で買えたなんていい時代だったなぁ!」という時代が来るかも知れません。待ってた人は今買うしかありませんね。

  

Posted by Red at 22:52Comments(6)モデルガン

2023年05月18日

タナカ新製品【コルトディテクティブスペシャル】ライブ配信


本日23時より、タナカの新製品“コルト ディテクティブスペシャル R-model”の開封の様子をライブ配信します。

お時間のある方はお付き合いください。チャットにてご参加頂けると嬉しいです。

ライブ配信枠の直リンク、もしくは当方のYouTubeチャンネルトップよりお入りください。

※ライブ配信中に、YouTubeに銃器と勘違いされて強制終了される可能性がありますが、予備枠を設けてありますので、途中で配信がストップしたら説明文の下にあるリンクより予備枠に移動をお願いします。

※アーカイブは数日後に削除します。


追記:案の定、配信中に強制終了されました。いつもなら予備枠に移動して配信を再開していたのですが、仕様が変更されたようでライブ配信機能がロックされ、再開できませんでした。

  

Posted by Red at 18:13Comments(0)モデルガン