2019年10月30日

モデルガンカーニバル東京11月30日開催


今年もモデルガンカーニバル東京の季節がやって参りました!
愛銃を発火しまくれるイベントです!

11月30日(土)、神田駅近くにて開催します。

モデルガンカーニバル東京の公式ブログにて参加申込みできますので、常連さんもご新規さんも、ぜひぜひご参加ください!

モデルガンカーニバル東京
http://mgcarnival.militaryblog.jp/
  

Posted by Red at 09:52Comments(0)発火イベント

2019年10月27日

ハンマーアクスル問題


タナカP8のハンマーアクスルが折れたので交換しました。

ハンマーアクスルの破損は、USP時代からの泣き所です。
エボHPとなり、作動快調&破損しにくい傑作機になったUSP/P8ですが、このパーツだけは今も脆弱で数少ない欠点でもあります。

自分はなぜハンマーアクスルが破損するのかよく分からなかったのですが、以前、モデルガンパーツショップM9の店長ブログを読んでなるほどと思いました。
発火時にディスコネクターが押し下げられた時に、そのディスコネクターがハンマーアクスルにブチ当たって折れるとの事です。

ディスコネクターの赤く示した部分がハンマーアクスルに当たるのです。
確かに破損する箇所はいつもディスコネクターの直下です。

という事は、赤く示した部分にゴムなどの緩衝材を付ければダメージを緩める事はできそうです。材質や接着方法などの問題はありますが…。
あと、丸いハンマーアクスルに直線のディスコネクターがぶつかるから一点にダメージが加わるわけで、赤く示した部分をカマボコ形に削るとダメージが分散できるかも?

いずれも机上の空論ですが、今後試してみようと思います。
耐久テストはたくさん撃たないと結果が出ないのが面倒くさいところです。
  

Posted by Red at 02:21Comments(11)モデルガン

2019年10月21日

KSC狂騒曲


週末の爆裂祭に行ってきました。

ご存知の通りKSCの新作モデルガンとは、“オート9”でした。
所謂ロボコップの銃です。

発売は正月前後との事。年内発売もあるかも知れないと聞きました。
80年代のアクション映画に燃えた世代は、BWCのハードボーラーも買えば、ロボコップVSターミネーターなんてのもできます。

さて、KSCが「新作モデルガンを発表する」とアナウンスしてからの約1週間、ネット上ではどんなモデルが発売されるのか、希望を交えた予想が飛び交い、近年稀に見る加熱ぶりでした。まさにKSC狂騒曲。
当ブログのコメント欄でオート9を予想された方はいましたが、ネット全体で見ればオート9を挙げる人はあまりいませんでした。
正確な統計はとっていませんが、自分の見ていた限りではCz75を挙げていた人が最も多く、次いでマカロフという感じだったと思います。他にもグロックやH&K、ベレッタ、さらには長物に期待を寄せる意見を目にしました。
ほとんどが希望的観測ですので、オート9の予想が少なかったという事は、多くの人が希望していたものではなかったという事でしょう。
新作がオート9と判明すると悲喜こもごも。喜ぶ人もいる一方、「期待を裏切られたという」ニュアンスの反応が大多数を占めた印象です。

今回の出来事では、今後の参考になる事が色々と多かったと思います。

まず、発表の仕方が新しかった。
「1週間後に新作を発表します」という手法は、モデルガン界では長らく行われていませんでした。大抵は問屋にリリース情報を出してショップ経由で知るか、雑誌に新作情報が載って知るケースがほとんど。いずれにしてもユーザーは突然知る事になります。
今回のように予告されるとユーザーの期待値は高まり、「アレが欲しいコレが欲しい」と予想し、他人の予想を聞けば「ソレもいいね」なんて感じで盛り上がります。もし今回の新作がCzやマカロフだったら気分が高揚していたユーザーは大爆発してお祭り状態、財布の紐も緩んだでしょう。従来の方法で発表するよりも購入する人は多くなったかも知れません。
しかしこれは期待に応えられるだけの機種である事が前提ですね。
今回、KSCにとって誤算だったのは、ネット上があまりにも盛り上がり過ぎた事でしょう。あれほど予想合戦が白熱するとは思っていなかったと思います。その期待値に対してオート9は弱かった。逆に、従来の方法で突然オート9が発表されていたら、その評価は違ったと思います。むしろ好印象だったでしょう。
この辺は諸刃の剣。難しいところですが、KSCも他社も今後の参考にされるべき事象でした。

そしてKSCには収穫と考えてもらいたいのは、今回の出来事で十分な市場調査が出来た事です。
Czやマカロフを期待する声は間違いなく多かった。あのように目に見える形で要望が殺到するなんて、おそらく今までなかったでしょう。もちろん、ガスガンのモデルガン化には多額の資金を投入しなければならないでしょうが、Czとマカロフについては商機と確信できるだけのユーザーの声を目にしたはずです。

もうひとつ、今回の盛り上がりは「KSC待望論」だったという事です。
モデルガンユーザーは、今でもKSCをモデルガン屋だと思っていますし、「ガスガンの中からモデルガン化してほしい機種」という、さほど現実離れしていない範囲内の予想であれほど盛り上がったのは、KSCのガスガンのラインナップが、他社とは一線を画す魅力的なものだと感じているからでしょう。そんな熱い視線がモデルガンユーザーから注がれているという事を、KSCには知ってもらいたいです。

今回の件でガッカリした人も多いと思いますが、自分はKSCには感謝したいと思います。
KSCのおかげで、みんなが1週間モデルガンの事を考え、熱くなりました。ライトユーザーやエアガンユーザーも巻き込んで、本当にモデルガンの事で盛り上がってました。なかなかない機会です。
そして今の時代にモデルガンを作り続けてくれる事は批判のしようがありません。
オート9は自分の欲しい機種ではないので購入は未定ですが(笑)、前向きに検討しようと思います
  

Posted by Red at 20:33Comments(11)モデルガン

2019年10月16日

P226アーリーもEVO2化される!


KSCの新作予想合戦が過熱していますが、毎月定期的にモデルガンをリリースしてくれるタナカの事も忘れてはいけません。
11月はパイソン2.5インチのスチールフィニッシュの他、いよいよSIG P226アーリーがEVO2仕様になって発売されます。

P226アーリーの渋いスタイルは根強いファンがいるので人気商品となるのは間違いないでしょう。
発火派であればEVO2仕様は間違いなく買いです。スライドとバレルの耐久性は尋常ではありません。まったく壊れる気がしませんから。
参考までにレイルドモデルの発火動画を貼りつけておきます。

P220系も順次EVO2が登場すると思いますが、ビーバーテール部分が破損する持病があるので、そちらの対策にも期待して待ちたいです。
  

Posted by Red at 18:24Comments(2)モデルガン

2019年10月12日

KSCの新作を予想

モデルガンマニアが色めき立っています。
10月19日(土)に開催される爆裂祭にて、KSCが「モデルガンの新作発表をする」と公式ブログでアナウンスしたからです。
KSCは今年に入ってから、ベレッタM93Rやコルト・キングコブラの再販など、明らかにモデルガンに力を入れてくれていましたが、まさか本当に「新作」とは…。これは嬉しい驚きです。

ネットでは何の銃になるのか予想が繰り広げられていますが、普通に考えて完全新規のモデルガンというのは今の時代では難しく、同社ガスガンのモデルガン化か、既存モデルのバリエーションと考えるのが現実的でしょう。

そこで、KSCの新作モデルガンとは何なのか?自分も色々と予想してみました。

■ベレッタM9A3
自分の予想本命はこれです。
本命とする理由は、KSCの9ミリCPカートを利用できる事、ガスガンから構造をあまり変える事なく、バレル周り、排莢装置、ブリーチブロック、マガジンの新規製作ぐらいでモデルガン化できる事などです。
USPコンパクトやCz75も同じ条件ではありますが、M93Rのパーツや設計が流用できる可能性がありますし、安定作動を得られやすい92F系構造である事からもモデルガン化しやすい機種だと思います。伝統的な92F系でありながら、「最新機種をモデルアップした」という印象も与えられますし。

■H&K HK45
これもガスガンのガワと構造を活かしつつ、バレル、ブリーチ、マガジンの製作でモデルガン化できそうな上、USPコンパクトやCzよりも最近の機種なので目新しさがあります。ただし、KSCの場合は.45カートを新たに作る必要があるのでそこがネックとなりそうです。
ちなみに、自分は同社のガスガンをベースにモデルガンを製作しようと計画し、すでに着手しています。といっても、スライドのエキストラクター部分を削っただけですが。


■グロック19
KSCはガスガンでグロックシリーズを有しているため、一度モデルガン化すればバリエーション展開ができます。中でも人気のグロック19なら一定のセールスは見込めるでしょう。
ネックはやはり内部構造です。タナカのようにプリコック&ストライカー方式を再現するならガスガンから流用できるのは外装パーツだけ。構造を妥協して内蔵ハンマー方式のまま出せば、賛否両論は必至でしょう。個人的には内部構造デフォルメは全然アリです。

■トカレフ/マカロフ
グロック19とは別の層になりますが、これらも一定のセールスが見込める手堅いモデル達です。
特にマカロフは、近年プロップでもよく見掛けるようになりました。
どちらも専用カートを新規製作しなければいけない事に加え、考えられる問題はやはり作動性能でしょう。ハドソンの印象も大きいのですが、快調作動に持って行く事が難しそうな気がします。
ダミーカートモデルという可能性もあり?

■コルト・ローマンMk V
KSCはコルトMk Vシリーズとして、キングコブラ以外にもトルーパー、ピースキーパーをリリースしていました。同じシリーズで出していなのはローマンMk Vです。
キングコブラをベースにバレル、リアサイト、グリップ等の変更でローマン化できると思います。
しかしローマンに思い入れがある世代にとって、ローマンと言えばMk IIIですし、新しい世代はローマンなんて興味ないだろうし…。セールスを考えると難しいかな。

以上、やはり完全新規という予想はなかなかできません。(リボルバーなら、まだ可能性はあるかも知れませんが)。
可能性としては既存モデルのシルバータイプとかいうオチもあり得ますし、期待と不安が半々です。
しかし、こんな風にあれこれ妄想している時が一番楽しいわけで、1週間夢を見させてくれるKSCには大感謝です。
どんなモデルになるにせよ、新作モデルガンをリリースしてくれる事自体が最高なのであります。
いいぞKSC!
  

Posted by Red at 17:35Comments(16)モデルガン

2019年10月11日

EVO2カートのアンビル変形

最近、タナカのEVO2カートのアンビル(プライマー)とケースの相性が悪いと感じてきました。
まず、ケースにアンビルをセットしようとすると、

このように斜めに嵌まってしまう事が増えたのです。
棒でちょっと押してやれば普通に入るのですが、以前はこんな事はありませんでした。斜めになっても、ちょっとカートを揺すってやればストンとアンビルが落ちて所定の位置にセットされていました。

そして発火後にカートを分解しようとしても、上写真のように斜めに止まってしまって出て来ないのです。
これもカートのお尻側から棒で押せば出て来るのですが、セットする時よりも力が要る場合があります。

棒で押せば済む話ならそれほど問題ないかも知れませんが、これはなかなかストレスです。

で、パーツを詳しく見てみると、アンビルが変形している事が分かりました。

リブの後端(写真では上側)が明らかに膨らんでいます。

新品のアンビル。

当然、リブの部分はまっすぐです。

変形したアンビルは、直径が0.1ミリ強太くなっています。
この膨らんだ部分が、ケースの内壁に引っ掛かってしまうのだと思います。

というわけで、膨らんだぶんを削り落とします。

2〜3個削って試したらケースへの出し入れもスームスになったので、残りもすべて削る事にしました。

アルミパーツを0.1ミリ削るぐらい大した作業ではないと思っていましたが、

60個やったらさすがに疲れました。
しかしこれでまた新品のように使えます。

自分は火薬を15発一気にセットするローダーを作って以来、EVO2カートはメインで使うカートになり、その使用頻度は極端に高いです。おそらくメーカーでも想定していないぐらい繰り返し使用しているので、このような変形が起きたのだと思います。

このようにプライマーに相当するパーツが変形する現象はマルシンのガバ用カートでも経験しており、やはり膨らんだぶんを削って対処しました。
しかし削るという事はどこかの寸法が足りなくなっているという事であり、マルシンカートの時には何度も削ってるうちにやがてプライマーがリム部から飛び出るようになってしまいました。

というわけで、この対策は何度もできません。
いずれは新品に交換しないといけなくなるかも知れません。しかしパーツ表を見るとEVO2カートのアンビルは200円。60個だと1万2千円かぁ。う〜む。。。
  

Posted by Red at 17:31Comments(4)モデルガン

2019年10月06日

イナセンコマンダー撃った!


先日購入したイナーシャセンスのコマンダーを発火しました。
美しい表面仕上げは、さすがの自分も発火を躊躇しそうになりますが…。

購入した状態では、ダブルヘッドのオープンデトネーターが付いています。
これをロングライフデトネーターに交換。


カートは現行プラカートにブローバックトリートメント塗布です。

発火!

ビシビシと鋭いリコイルショックが手首に伝わりながら、快調に作動します。
プラカートを30発撃った後、アルミオープン(トリートメント塗布)も23発ほど発火。
ノートラブルで撃ち切りました。
表面にも傷などつかず、まだ無事です。

ベースはGM-7.5なので快調作動は当然と思われるかも知れませんが、タニコバ純正品でもショートスライドモデルになると作動はやや神経質です。
なので、ジャムるようならアシストスプリングの装着やBWCのカスタムリンクへの換装を予定していましたが、心配無用でした。
スライドを手動で操作すると、引き切る最後のほうが固いというか、抵抗を感じます。この辺で発火時のバランス調整がなされているのかも知れません。

他のカートを使う際には調整が必要になると思いますが、自分はこの製品は基本的にオープンカートで遊ぶつもりです。閉鎖系カートを使うのであれば、他社のコマンダーを選べばいいからです。
オープンカートで発火できるコマンダーは、今のところこのイナーシャセンス製だけです(あ、MTは…(苦笑))。

最後はコマンダー4機種の集合写真。

左上=MGC、左下=イナーシャセンス、右上=マルシン、右下=エラン

メーカーも時代も価格もすべて違いますが、どれもそれぞれに魅力があり全部イイです。
時代の流れと技術の進歩を感じますが、作り手のモデルガンに対する情熱は同じだという事も同時に感じます。
モデルガンってイイものですね〜。
  

Posted by Red at 22:08Comments(5)モデルガン