2016年12月29日
ダークパーカーでスライド塗装
GM-7のスライドを塗装しました。
自分は黒系の塗料は、キャロムのブラックスチールか、インディのブラックパーカーをよく使います。
今回は初めて、インディのダークパーカーを使ってみました。

ブラックパーカーのように真っ黒ではなく、少しグレーがかっていますが、嫌な感じはしません。
ブラックスチールもグレー系ですが、少し雰囲気が違います。
耐久性はまだ分かりませんが、なかなか悪くない色なので今後も銃の雰囲気に合わせて使い分けられそうです。選択肢が増えました。
自分は黒系の塗料は、キャロムのブラックスチールか、インディのブラックパーカーをよく使います。
今回は初めて、インディのダークパーカーを使ってみました。

ブラックパーカーのように真っ黒ではなく、少しグレーがかっていますが、嫌な感じはしません。
ブラックスチールもグレー系ですが、少し雰囲気が違います。
耐久性はまだ分かりませんが、なかなか悪くない色なので今後も銃の雰囲気に合わせて使い分けられそうです。選択肢が増えました。
2016年12月27日
H&K P8がタナカから!しかも新素材

本日発売の『Gun Professionals』や『アームズマガジン』によると、タナカがUSPの軍用モデルであるP8を発売するそうです(アームズ誌のほうが、写真が多い)。
既存のUSPのバリエーションではありますが、やはり新作の発表は嬉しいですね。
しかもこの製品は「Evolution HP」とされ、“ハイパフォーマンス樹脂"なる新素材を使用しているそうです。ABSの強さとHWの重量感を併せ持っているとの事。
以前書いた通り、HW版のUSPスライドには、非常に破損しやすい箇所があります。今回の新素材で耐久性が増し、発火しやすくなる事が期待されますね。
さらに伝統のパラカートリッジもアルミ製となるそうで、こちらも注目です。
発売時期は未定となっていますが、タナカの事なのでさほど遠くない時期になるでしょう。自分はUSPが結構好きなので、ぜひ1挺買いたいです。
他のタナカ製オートも順次、新エボリューション化していくのでしょうか。ちょっと気が早いですが、色々と楽しみです。
(写真は既存のタナカ製USP)
2016年12月24日
グロック18Cの発火

フォートレス製のスライドとバレル(いずれも非売品)を乗せたグロック18Cです。
フルオートピストルを発火する事自体がそもそも楽しいわけですが、この銃のようにスライドとバレルにポートが空いているモデルは、そこからガスが吹き出す様も楽しみのひとつと言えます。
とりあえずタナカ純正のエボパラカートを使います。

火薬はマルシンキャップです。
火花がよく見えるからです。
発火!

発火の瞬間を切り取ると、コンペンセイターから少しだけガスが吹き上がっているのが見えますが、肉眼ではほとんど認識できません。
ポートからもっと火花を出すには、インサートの上半分を塞いでしまい、前方へ抜けないようにしてしまえば良いと思います。前方へのガス抜けはインサート下からだけにして、インサートの上を通ったガスはコンペンセイターしか逃げ道がないようにするわけです。
近々試してみようと思います。
2016年12月21日
新世紀 銃撃戦映画のすべて

雑誌以外で久しぶりに本を買いました。
『新世紀 銃撃戦映画(ガン・アクションムービー)のすべて』(青井邦夫 著/洋泉社)です。
2000年代以降のガン・アクションムービー(主に洋画)を特集した本です。と言っても、20世紀の旧作についても要所要所で解説されています。
著者の青井氏は、雑誌『映画秘宝』で“ピストル番長"としてコラムを連載しており、それが単行本化されたという事のようですが、失礼ながらその『映画秘宝』のコラムのほうを読んだ事がなかったので、自分はまったく新鮮に読めます。
まだすべて読んでいませんが、アクション映画について、銃に焦点を当てて解説する内容は、かなり楽しく読めそうです。何せまえがきから、MGCのイラコバさんのエピソードが綴られているほどで、書店では映画書籍の棚に置かれてはいますが、完全にガンマニア向きの本です。
何の銃を使っているのか識別できなかった作品についても、使用銃が分かったり、『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』で、主役の元殺し屋がわざわざ「ダブルイーグル」を指定してきたところにぶっ飛んだ、というツッコミに共感できたりと、なかなか楽しめる内容です。アクション映画を観たい時のカタログにもなりそう。
年末年始にゆっくり読もうと思います。
ちなみに価格は2,000円+税。本も高くなりましたね〜。
2016年12月17日
iSDで缶を撃つ
11月末に開催した第5回モデルガンカーニバル東京では、C-Tecのカスタムカートリッジや各種オプションが活躍しました。
そしてもうひとつ盛り上がりに貢献してくれたのが、iSDです。

以前紹介した通り、現代版のシューターワンとも言えるもので、アンダーマウントレールに取り付けたデバイスが、発火音に反応して赤外線を照射、それをキャッチしたターゲットが、シューターワンよろしくパタパタと動作するものです。
シューターワンと違うのは、その精度が非常に高く、自分の実験では狙点を10センチずらしたら反応しませんでした。
これのおかげで、モデルガンでも精密な射撃練習や競技が可能になります。
そして先日のモデルガンカーニバル東京では、参加者の方が面白いターゲットを作って持参され、これがイベントを大いに盛り上げてくれました。

木をイメージした本体の上のほうに、赤外線の受光窓があります。上に缶を並べ、iSDのデバイスを付けた銃で撃つと、

キューンという効果音と共に缶を飛び上がるのです。
これは動画のほうが面白さが伝わると思い、アップしました。
フルオートでの射撃は特に爽快感抜群。
そもそも小林さんは、このようなギミックでシューターワンを構想されたという話です。
本来のiSDターゲットを使用すれば、缶を拾いに行く手間もなく射撃に集中できますし、プリンキングを楽しむなら、こんなターゲットも良いですね。

M4はハンドガード下にiSDを付けたので、少し上を狙う必要がありましたが、慣れれば問題ないでしょう。ハンドガード横への取り付けのほうが良いかも知れません。もっといっぱい並べて撃ってみたいです。
そしてもうひとつ盛り上がりに貢献してくれたのが、iSDです。

以前紹介した通り、現代版のシューターワンとも言えるもので、アンダーマウントレールに取り付けたデバイスが、発火音に反応して赤外線を照射、それをキャッチしたターゲットが、シューターワンよろしくパタパタと動作するものです。
シューターワンと違うのは、その精度が非常に高く、自分の実験では狙点を10センチずらしたら反応しませんでした。
これのおかげで、モデルガンでも精密な射撃練習や競技が可能になります。
そして先日のモデルガンカーニバル東京では、参加者の方が面白いターゲットを作って持参され、これがイベントを大いに盛り上げてくれました。

木をイメージした本体の上のほうに、赤外線の受光窓があります。上に缶を並べ、iSDのデバイスを付けた銃で撃つと、

キューンという効果音と共に缶を飛び上がるのです。
これは動画のほうが面白さが伝わると思い、アップしました。
フルオートでの射撃は特に爽快感抜群。
そもそも小林さんは、このようなギミックでシューターワンを構想されたという話です。
本来のiSDターゲットを使用すれば、缶を拾いに行く手間もなく射撃に集中できますし、プリンキングを楽しむなら、こんなターゲットも良いですね。

M4はハンドガード下にiSDを付けたので、少し上を狙う必要がありましたが、慣れれば問題ないでしょう。ハンドガード横への取り付けのほうが良いかも知れません。もっといっぱい並べて撃ってみたいです。
2016年12月14日
マルゴー問題
もう各所で話題になっているので詳細は書きませんが、マルゴーが大問題に見舞われています。
いつも親切に接してくれる店員の方々の生活が心配ですし、何か応援できる事があればしたいとも感じます。
今年は特に精力的にモデルガンのオプション製品を発売してくれていたC-Tecはマルゴーのブランドです。面白い潮流が来ていると感じていたのですが。
そして都市部にはもうモデルガンショップがない事に気付かされました。東京の端のほうにはまだモデルガンショップと呼べる店はあるにはありますが、都内の大多数は「モデルガンも扱っているエアガンショップ」です。他県ではそんな状況はもはやザラですが、「東京にはマルゴーがあるから大丈夫」と無根拠に考えていました。
うまい具合にこの問題が解決し、再開される日が来る事を願うばかりです。
さて、CAWから年末にMGCリバイバルシリーズのコルト・ローマンが発売されるそうです。
前回と同じニューローマンの再販のほか、今回はシュラウドなしのクラシックも発売になるようです。
クラシックは金型がないという話を聞いていたので、これは意外でした。
マイズのHPではクローズアップの写真が見られますが、バレルの刻印はMGCのものとは異なるようです(おそらくリアルになっているのでしょう)。
価格に見合うかは別として、CAWのローマンは丁寧な仕上げで表面もキレイ(少なくともMGCグループ末期のものより)なので、ローマン好きとしては今回も購入したいと思います。
しかし、マルゴーで買えないのなら、どこで買おうかな…。
いつも親切に接してくれる店員の方々の生活が心配ですし、何か応援できる事があればしたいとも感じます。
今年は特に精力的にモデルガンのオプション製品を発売してくれていたC-Tecはマルゴーのブランドです。面白い潮流が来ていると感じていたのですが。
そして都市部にはもうモデルガンショップがない事に気付かされました。東京の端のほうにはまだモデルガンショップと呼べる店はあるにはありますが、都内の大多数は「モデルガンも扱っているエアガンショップ」です。他県ではそんな状況はもはやザラですが、「東京にはマルゴーがあるから大丈夫」と無根拠に考えていました。
うまい具合にこの問題が解決し、再開される日が来る事を願うばかりです。
さて、CAWから年末にMGCリバイバルシリーズのコルト・ローマンが発売されるそうです。
前回と同じニューローマンの再販のほか、今回はシュラウドなしのクラシックも発売になるようです。
クラシックは金型がないという話を聞いていたので、これは意外でした。
マイズのHPではクローズアップの写真が見られますが、バレルの刻印はMGCのものとは異なるようです(おそらくリアルになっているのでしょう)。
価格に見合うかは別として、CAWのローマンは丁寧な仕上げで表面もキレイ(少なくともMGCグループ末期のものより)なので、ローマン好きとしては今回も購入したいと思います。
しかし、マルゴーで買えないのなら、どこで買おうかな…。

2016年12月10日
キンバーのグリップ交換

今年のブラックホールで購入し、すっかりお気に入りのBWCキンバーです。
各部にBWCこだわりのオリジナルカスタムパーツが搭載されていますが、グリップはGM-7のプラグリップを、塗装か何かでラバー風の色にしたものです。
見た目には十分ですが、やはり握った時にすこしガッカリします。
そこでラバーグリップに交換。キンバーに付けるならキンバー製グリップと思っていたのですが、大雄でピアースのグリップを手頃な価格で見つけたので、これにしました。

左がもともと付いていたプラグリップ。右がピアースのラバーグリップです。
こうして並べても、見た目はほぼ一緒です。
しかし横から見ると違いが分かります。

上がプラで下がピアース。
ピアースは中央が窪んでいます。
装着。

見た目はほとんど変わりませんが、握ると雲泥の差。ラバーなので手に吸い付つくのは当然として、中央の窪みが絶妙に手にフィットします。
グリップ感の良い銃は、何もなくても握りたくなりますね。
2016年12月06日
マルシンの発売予定
マルシンから、来年の発売予定商品(再販)が色々発表されています。
1月にはブローニングM1910、ガバメント/コマンダー系、ベレッタ92系。そして2月にはエンフィールドなど。
マルシンの場合、これら多くの製品でバージョン違いがあり、それらすべてに対してのシルバーモデル、それらすべてに対してのキットが加わり、とにかく種類が多くなるわけですが、今回はブラックモデルにもABS版が加わっているので、さらに多くなっています。
重量は軽くなってしまうものの、耐久性のあるABSモデルは発火に向いているため、ある程度の需要はあるのでしょうが、ブラックはHW製が主流になっている昨今において、マルシンがどのような意図でABSモデルを発売するのか、非常に興味があります。
私は1910を購入しようと思っていますが、HWとABS、どちらにするか悩むところです。

写真のベレッタ92FSは、ブラックもABSモデル。
1月にはブローニングM1910、ガバメント/コマンダー系、ベレッタ92系。そして2月にはエンフィールドなど。
マルシンの場合、これら多くの製品でバージョン違いがあり、それらすべてに対してのシルバーモデル、それらすべてに対してのキットが加わり、とにかく種類が多くなるわけですが、今回はブラックモデルにもABS版が加わっているので、さらに多くなっています。
重量は軽くなってしまうものの、耐久性のあるABSモデルは発火に向いているため、ある程度の需要はあるのでしょうが、ブラックはHW製が主流になっている昨今において、マルシンがどのような意図でABSモデルを発売するのか、非常に興味があります。
私は1910を購入しようと思っていますが、HWとABS、どちらにするか悩むところです。

写真のベレッタ92FSは、ブラックもABSモデル。
2016年12月02日
ローマンをトリプルキャップで発火
第5回モデルガンカーニバル東京の写真を、公式ブログにアップしました。
今年は精力的に発売されたC-Tecのカスタムパーツが、イベントを盛り上げてくれました。
その中のひとつが、リボルバー用のトリプルキャップカートリッジです。
下の写真は、以前紹介したC-Tecのトリプルキャップカートリッジ、38スペシャル【オール・イン・ワン】です。

最初に発売された.38スペシャルと違い、【オール・イン・ワン】は全長が短く作られています。そのため、.38スペシャル/.357マグナムのリボルバーなら、ほとんどすべてのモデルガンで使用できます。
リアルサイズのカートがシリンダーに入らないMGCや、コクサイの旧シリンダーモデルにも使えるわけです。
自分はこのカートを購入した時から、コルト・ローマンで使用したいと考えていました。しかし、リボルバーのトリプルキャップを、都内の住宅で発火するのは、さすがの私でも気が引けました。そこで、発火イベントの日が来るのをずっと待っていたのです。

ご存知の通り、MGC系のリボルバーはシリンダー内にインサートを兼ねた前撃針があるため、これが邪魔になって発火ガスがうまく抜けない事も予想されました。

しかし、発火してみないと分かりません。カートを装填し、いよいよ発火です。

ズドンッ!という低い音と共に、盛大に火を噴くローマン!(キャップ火薬のみ使用です。念のため)
いや、予想を遙かに上回るマズルフラッシュ!
黒い背景で、さらに瞬間を切り出したのでこのように映っていますが、肉眼ではマズル付近の白いガスはほとんど見えず、一寸先にオレンジの火球が飛んで見えます。
これにはゲスト&取材で来場されたくろがねゆうさんも「夕方頃に見られる実銃のマズルフラッシュにソックリ!」と絶賛されていました。
邪魔と思われたシリンダー内撃針も物ともせず、飛んで見えるファイアーボールと、やや低音がかって腹に響くような発火音は素晴らしいです。
これは楽しくて、何度も火薬をセットし直して発火しました。強装弾をそんなに撃ちまくって銃のほうが大丈夫かと、少し心配になりましたが、後でチェックしたところかすり傷ひとつ見当たらず。さすがローマン!酷使してこそ本領が発揮される銘銃です。
C-Tecには、これからもモデルガンの遊びを広げる製品を開発してほしいです。
今年は精力的に発売されたC-Tecのカスタムパーツが、イベントを盛り上げてくれました。
その中のひとつが、リボルバー用のトリプルキャップカートリッジです。
下の写真は、以前紹介したC-Tecのトリプルキャップカートリッジ、38スペシャル【オール・イン・ワン】です。

最初に発売された.38スペシャルと違い、【オール・イン・ワン】は全長が短く作られています。そのため、.38スペシャル/.357マグナムのリボルバーなら、ほとんどすべてのモデルガンで使用できます。
リアルサイズのカートがシリンダーに入らないMGCや、コクサイの旧シリンダーモデルにも使えるわけです。
自分はこのカートを購入した時から、コルト・ローマンで使用したいと考えていました。しかし、リボルバーのトリプルキャップを、都内の住宅で発火するのは、さすがの私でも気が引けました。そこで、発火イベントの日が来るのをずっと待っていたのです。

ご存知の通り、MGC系のリボルバーはシリンダー内にインサートを兼ねた前撃針があるため、これが邪魔になって発火ガスがうまく抜けない事も予想されました。

しかし、発火してみないと分かりません。カートを装填し、いよいよ発火です。

ズドンッ!という低い音と共に、盛大に火を噴くローマン!(キャップ火薬のみ使用です。念のため)
いや、予想を遙かに上回るマズルフラッシュ!
黒い背景で、さらに瞬間を切り出したのでこのように映っていますが、肉眼ではマズル付近の白いガスはほとんど見えず、一寸先にオレンジの火球が飛んで見えます。
これにはゲスト&取材で来場されたくろがねゆうさんも「夕方頃に見られる実銃のマズルフラッシュにソックリ!」と絶賛されていました。
邪魔と思われたシリンダー内撃針も物ともせず、飛んで見えるファイアーボールと、やや低音がかって腹に響くような発火音は素晴らしいです。
これは楽しくて、何度も火薬をセットし直して発火しました。強装弾をそんなに撃ちまくって銃のほうが大丈夫かと、少し心配になりましたが、後でチェックしたところかすり傷ひとつ見当たらず。さすがローマン!酷使してこそ本領が発揮される銘銃です。
C-Tecには、これからもモデルガンの遊びを広げる製品を開発してほしいです。