2019年04月30日
H&K USP/P8現行リコイルSP

タナカのUSP/P8のエボリューションHPは、2次ロットから仕様が変更され、スライドが軽くなりました。またフレームと噛み合う溝も2本から元通りの1本に戻されています。
初期ロットのエボHPの補修パーツとして現行の軽量スライドを用いる場合には、溝を1本増やす等の対策が必要で、その加工を以前行いました。

手動で十分な慣らしを行い、比較的スムースにスライドが動くようになったので、あとは実際に撃ち込んで当たりを取れば安定して作動すると思い、発火を繰り返しました。
すると、装填、排莢ともまったく問題なく作動するのですが、最終弾発火後にスライドストップがかかりません。
モデルガンパーツショップM9の店長ブログによると、現在はリコイルスプリングも変更されているとの事。スライドの重量が軽くなれば、リコイルスプリングも調整が必要なのは当然の理です。
さっそくM9に現行型のリコイルスプリングを発注。同店はクリックポストでの発送も始めたので、小パーツであれば送料がわずか185円。かなり利用しやすくなりました!
で、届いたリコイルスプリングが写真上です。

従来のリコイルスプリング(写真下)と比べると、線径が細く、全長が長いしなやかなスプリングとなっています。GM-7のリコイルスプリングのようだと言えば想像しやすいでしょうか。
実際に組み込んでみても、スライドを引いた時の感触が明らかに違い、柔らかい印象を受けます。
そして発火テストを行ったところ、高確率でスライドストップがかかりました。
しかしまだ何度かかからない事があり、スライドを操作してみるとディスコネクターに抵抗を感じます。この辺りをあと少し調整すれば完動となりそうです。
2019年04月18日
BWC製GM-7用リンク
BWC製のGM-7/7.5用バレルリンク(ステンレス製ワイヤーカットです。)

GM-7は普通に使用する分にはまったく問題なく作動しますが、CP系などパワーの強いカートを使用した際にバレルのショートリコイルのタイミングがズレてしまい、それによって発生するフィーディングトラブルを防ぐ目的で改良されたリンクです。

タニオ・コバの純正リンク(左)との比較。
突起部分の形状が再設計され、スムースにバレルが上下するようになります。
GM-7のフィーディングトラブルは、強めのカートを使用した場合だけでなく、ショートスライドモデルでも比較的発生します。

短いスライドは重量が軽く、作動スピードが速くなるため、やはりショートリコイルのタイミングがズレてしまうのだと思います。
純正のオープンカートやイージーCPカート使用でも、ショートスライドモデルではジャムが発生する事があります。これを防ぐには、現在は廃止されたアシストスプリングをバレルに付けるのが良いと教わりました。確かにそれだと確実に作動するので、自分はショートモデルを撃つ時にはアシストスプリング必須となっています。
しかしこのBWCのリンクはバレルのティルトダウンの確実性を高めてくれるとの事なので、ショートスライドモデルに装着し、アシストスプリングなしで発火テストを行いました。
■初期型シングルヘッドオープンデトネーター
アルミオープン ×16発
■現行ロングライフデトネーター
現行プラオープン ×14発
アルミオープン ×7発
■イージーCPカート ×8発
結果、フィーディングトラブルはゼロでした(もちろん排莢不良や不発もゼロ)。
超快調です!
アシストスプリングの使用で作動は確実と書きましたが、厳密に言うとスプリングのテンションが上がるので、オープンカートの場合にはデトゴムの消耗が早まると考えられます。オープンで撃つならこのBWCリンク使用がベストでしょう。
GM-7は基本的に調子が良いぶん、このような地味に作動性能を向上させるパーツは注目されにくいですし、使ってみないとその違いは実感しにくいのですが、試しに購入してみて良かったと思います。
いずれ強めのカートでも試してみようと思います。


GM-7は普通に使用する分にはまったく問題なく作動しますが、CP系などパワーの強いカートを使用した際にバレルのショートリコイルのタイミングがズレてしまい、それによって発生するフィーディングトラブルを防ぐ目的で改良されたリンクです。

タニオ・コバの純正リンク(左)との比較。
突起部分の形状が再設計され、スムースにバレルが上下するようになります。
GM-7のフィーディングトラブルは、強めのカートを使用した場合だけでなく、ショートスライドモデルでも比較的発生します。

短いスライドは重量が軽く、作動スピードが速くなるため、やはりショートリコイルのタイミングがズレてしまうのだと思います。
純正のオープンカートやイージーCPカート使用でも、ショートスライドモデルではジャムが発生する事があります。これを防ぐには、現在は廃止されたアシストスプリングをバレルに付けるのが良いと教わりました。確かにそれだと確実に作動するので、自分はショートモデルを撃つ時にはアシストスプリング必須となっています。
しかしこのBWCのリンクはバレルのティルトダウンの確実性を高めてくれるとの事なので、ショートスライドモデルに装着し、アシストスプリングなしで発火テストを行いました。
■初期型シングルヘッドオープンデトネーター
アルミオープン ×16発
■現行ロングライフデトネーター
現行プラオープン ×14発
アルミオープン ×7発
■イージーCPカート ×8発
結果、フィーディングトラブルはゼロでした(もちろん排莢不良や不発もゼロ)。
超快調です!
アシストスプリングの使用で作動は確実と書きましたが、厳密に言うとスプリングのテンションが上がるので、オープンカートの場合にはデトゴムの消耗が早まると考えられます。オープンで撃つならこのBWCリンク使用がベストでしょう。
GM-7は基本的に調子が良いぶん、このような地味に作動性能を向上させるパーツは注目されにくいですし、使ってみないとその違いは実感しにくいのですが、試しに購入してみて良かったと思います。
いずれ強めのカートでも試してみようと思います。

2019年04月11日
M93Rのストック
KSCのベレッタM93R用ストックを購入しました。

ブランドはGUN HEAVEN。
モデルガンパーツショップM9にて購入しました。
装着!

MGCのガスガンと同じスタイルです。
少しガタつきますが、こんな物でしょうか?
展開!

ただでさえ存在感のある銃なのに、ますます主張します。
2マグだけ発火しましたが、ストックを通して肩にリコイルショックが伝わり気持ちイイです。
ただ、普通に構えるよりもスライドが顔に近づくので少し怖い。
M93Rと言えば自分が思い出すのは、ケイブンシャの『エアーソフトガン大百科』に載っていた短編マンガ『あの娘を救え!』です。

主人公の少年がMGCのM93Rを手に、誘拐された女の子の救出に向かうという内容。
モデルガン戦隊もそうだと思いますが、こういう荒唐無稽なマンガのほうがワクワクするものです。
さて、12年ぶりのM93R再販で喜ばせてくれたKSCから、今月はコルト・キングコブラも再販となります!
93R人気でモデルガンに力を入れてくれたのか?はたまた実銃の世界で新作のキングコブラが発表されたからなのか?とにかく嬉しいニュースです。出来れば1挺購入しようと思います。

ブランドはGUN HEAVEN。
モデルガンパーツショップM9にて購入しました。
装着!

MGCのガスガンと同じスタイルです。
少しガタつきますが、こんな物でしょうか?
展開!

ただでさえ存在感のある銃なのに、ますます主張します。
2マグだけ発火しましたが、ストックを通して肩にリコイルショックが伝わり気持ちイイです。
ただ、普通に構えるよりもスライドが顔に近づくので少し怖い。
M93Rと言えば自分が思い出すのは、ケイブンシャの『エアーソフトガン大百科』に載っていた短編マンガ『あの娘を救え!』です。

主人公の少年がMGCのM93Rを手に、誘拐された女の子の救出に向かうという内容。
モデルガン戦隊もそうだと思いますが、こういう荒唐無稽なマンガのほうがワクワクするものです。
さて、12年ぶりのM93R再販で喜ばせてくれたKSCから、今月はコルト・キングコブラも再販となります!
93R人気でモデルガンに力を入れてくれたのか?はたまた実銃の世界で新作のキングコブラが発表されたからなのか?とにかく嬉しいニュースです。出来れば1挺購入しようと思います。
2019年04月06日
C-TecのCPを超マイルド化に挑戦

C-Tecの初期型.45口径CPカートです。
現行の「マイルドキック」に比べ、この銀色の初期型は非常にパワーが強いです。
あまりにも強いので、エランのガバやCAWのトンプソンぐらいしか使い道が見当たりません。
そこで使い道のないこのカートを超マイルド化しようと思い立ちました。
C-Tecのカートは独特の二重構造で、リム側ケースの全長を短くする事でパワーを落とす事が可能です。
実際に、旧カートと現行のマイルドキックとの主な違いはリムケースの全長です。

マイルドキックのほうが2ミリ短いです。
さらに切り詰めれば、もっとパワーが落ちるはずです。
目指すはPFC並の激弱カート。
マルシンのガバ/コマンダーで使用しても、破損の心配がないパワーまで落としたいところです。
以前、マルシンコマンダーでC-TecのCPカートを使用するために、リコイルスプリングの強さを試行錯誤しましたが、カート側でパワーを調整すれば銃はノーマルのままでいけると思います。
加工前のリムケースの全長は23mm。
マイルドキックのそれは21mm。
今回、マイルドキックよりもさらに2mm短く19mmまで詰めてみました。

写真左が19mmです。
発火テストしたところ、結構パワーは抑えられていてイイ感じです。
使用機種はマルシンのシリーズ’70で、リコイルスプリングはノーマルでスライドストップもかかりました。
思い切って16.5mmまで一気に短くしてみましたが(↓写真左)、

これはさすがにやりすぎで少ししかスライドは後退しませんでした(笑)。
とりあえず現状の19mmで良さそうですが、時間があればさらに切り詰めてギリギリのところまで追い込みたいです。
必要最低限までパワーを抑えれば、マルシンガバだけでなく先日再販されたCAWガバにも安心して使用できます。
PFCのアルミ化など期待できない現状では、とりあえずこの方向で探ってみようと思います。