2016年07月28日

トビカの塗料を試す


マルシンのキットは、完成品と違い表面処理がされていないため、HW地のまま(あるいはそれに近い)グレーです。
なので、キットのガバメントを塗装しました。

普段はインディかキャロムの塗料を使いますが、今回は、初めてトビカの黒染めスプレー“トップガード”を使ってみました。


塗膜の強さなどを知りたいので、下地処理は脱脂ぐらいにして、直接吹き付けました。

色はインディのブラックパーカーと違い、真っ黒ではなく、少しグレーがかっています。
キャロムショットのブラックスチールに近いかな。金属感があって悪くないと思います。
ポリッシュして光沢を出す事もできそうです。

耐久性も結構ありそう。とりあえずしばらく発火などして遊んでみようと思います。
  

Posted by Red at 23:59Comments(0)モデルガン

2016年07月25日

ベレッタM9サイレンサー用バレル


マルゴーのオリジナル商品・タナカのM9/92F系にサイレンサーを取り付けられるバレルです。
14mm正ネジのサイレンサーが付けられます。


バレルだけかと思いきや、ショートリコイルメカも付いているので、デトネーターだけ入れれば、ポン付けで使えます。
さらに専用のリコイルスプリングも付属。サイレンサーを付けるとバランスが変わるため、強めのスプリングが必要なのだそう。


同じくマルゴーのロングマガジンも装着。
最近、面白いモデルガンのアクセサリーを出すメーカーやショップが増えつつあり、嬉しい限りです。

ちなみに私はサイレンサーを持っていません(笑)。
聞いた話では、サイレンサーの種類によって、きちんと音が変わるそうです。
良さげな物をひとつ入手して、発火してみたいです。
  

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2016年07月22日

iSDでターゲットシューティング


先日のVショーで購入した、「iSD」です(くすのき工芸製/イベントでの出店名は「サークル切粉」)。
これはアクセサリーレールに取り付けるデバイスとターゲットをセットで使用する事で、弾を飛ばさずに射撃を楽しめるシステムです。
そもそも弾の出ないモデルガンはもちろん、ガスガンや電動ブローバックガンなどでも、BB弾を使わずに安全に遊べます。銃は無加工で、デバイスをアンダーマウウントレールなどに取り付けるだけです。

仕組みとしては、デバイスから発射された赤外線をターゲットの中心が感知して、ヒット判定が為されるというものですが、その赤外線発射のスイッチとなるのは、「音」です。
発火音(ガスブロの場合は空撃ち音)を感知して赤外線が照射されます。だからトリガーと連動させるなどの加工は不要で、デバイスを取り付けるだけで良いわけです。

ターゲットのほうは、モデルガンファンなら一見して分かる通りシューターワンへのオマージュであり、ヒット時の挙動も、シューターワンと同じパタパタです。

底部にはネジ穴があり、カメラの三脚などに取り付けられます。細かい部分ですが、これは便利です。


グロックで遊んでみます。


バ〜ンと発火した瞬間、ターゲット左の緑のランプが点灯。

直後に白い的が、パタッと一瞬倒れます。

まさに現代版のシューターワンなわけですが、デバイスを使用する事で照射角が狭められ、シューターワンのように明後日の方向を撃ってもヒットするという事はありません。
試しに狙点を10センチずらしてみたところ、反応しませんでした。きちんと狙わないと当たらないわけです。モデルガンでこのシビアさは今までありませんでした。これは面白い。


GM-7でもチャレンジ。
…と思ったら、なんかデバイスが前後にカタカタ動きます。ウチにあるピカティニーレール付きの銃すべてに付けてみましたが、このようにガタつくのはGM-7だけ。そう言えばGM-7のレールは、きちんとしたピカティニー規格になっていなくて、アクセサリーによってはうまく付かないという話を聞いた事があります。とりあえず厚紙を挟んで固定しましたが、これは何らかの対策を考えないといけません。


快調作動のGM-7は、射撃に集中できます。
GM-7のように「動いて当然」なモデルガンの場合、漫然と発火してしまう事が多いですが、これによってさらに一歩踏み込んで、目的を持った発火遊びになります。
発火音とリコイルショック、排莢、そしてターゲットの反応、まさに実弾射撃に近い感覚です。目が行くのもカートの軌道ではなく、ターゲットのほう。おかげでカートを1個紛失しました(笑)。
またターゲットがパタッと動くだけでなく、緑のランプが点灯するのも良いです。小さな部分ですが、分かりやすいし爽快感が増します。

ちなみにデバイスが反応する音の感度は調整できます。敏感にすれば空撃ちでも反応しますが、モデルガンの場合にはかなり鈍感にします。そうする事で、不発の場合には反応しなくなります。できれば、スライド操作でも反応しないように調整したいところです。ジャムが発生した際に、スライド操作でクリアするわけですから、それでターゲットが反応してほしくないので。

かなり野心的で、今後の展開が楽しみな商品です。
使用するにはピカティニーレールが必須なので、ハンドガンのモデルガンでは、グロック、SIG P226、GM-7のレイルドフレームシリーズ(要対策)と、機種が限定されますが、それでも楽しいです。デバイスを装着した状態では、ホルスターを選ぶという問題もありますが、しかしそれらの問題を解消すべく改良、開発を進めているそうです。

フォリッジグリーンときがわの発火イベントでは、すでにこのターゲットを使用してのシューティングマッチをテスト開催しているそうですし、モデルガンの遊びをさらに広げる、革新的な一歩を記した商品だと思います。ぜひ応援したいです。

製造元、くすのき工芸さんのブログです。
http://blog.livedoor.jp/kiriko02/
基本的には「サークル切粉」名義で出店するイベントでの販売のみとなっていますが、通信販売にも対応できるとおっしゃっていたので、ご興味のある方は問い合わせてみてください。
  

Posted by Red at 09:13Comments(7)モデルガン

2016年07月19日

コルト・パイソンRモデル

先週末ぐらいに買いたかったんですが、時間がなくて買いに行けず、ようやく入手しました。
タナカのコルト・パイソン/Rモデルです。

出ました、千両役者の風格。しかも王道の4インチ。箱も木目調にコルトロゴで、実銃の箱を模しています。
Rモデルは、これまで発売していた同社パイソンの設計などを見直したリニューアル版。先にガスガンが発売され、大変な好評を博していました。ようやくモデルガンでの登場というわけです。と言っても、私は前モデルを所有していないので、どこがどう変わったとかはあまりよく分かりません。が、とにかく文句なしの出来である事は間違いありません。

タナカ製リボルバーの素晴らしさは、外観以上に作動させた時に実感します。S&W M36チーフのハンマーを初めてコックした時には驚愕しました。そのスムースさは、私の知っているモデルガンの感触ではありませんでした。
そしてこのパイソンの動きも、素晴らしいの一言です。
一切のストレスがなく動くハンマーとトリガー。再現が難しいと言われるパイソンメカで、このフィーリングは驚異です。ヒマさえあれば弄りたくなるような気持ちよさです。
モデルガンの場合、購入しなければこのスムースさを体感できないのがもどかしいところです。店頭にデモ機などがあれば、もっと売れると思います。


金属製のサイドプレートを外した状態。スムースな動きを実現したのがこの内部メカ。Rモデルになって、パーツ形状が見直されているようです。


タナカ純正の木グリに着せ替えました。
付属のプラグリップも木目の再現が見事だし、ウェイトが入っているので捨てがたいですが、やはり木グリの感触には敵いません。エッジも立って素晴らしい。
重量は少し軽くなりますが、フロントヘビーになるためか、あまり気になりませんでした。


刻印もリアルです(SPGとタナカの刻印は、グリップに完全に隠れています)。
非常に満足度の高いモデルガンです。これはブルーイングか塗装で、コルト・ロイヤルブルーにしてやりたいところです。
  

Posted by Red at 22:25Comments(3)モデルガン

2016年07月18日

Vショー終了&買った物

本日のVショー、無事終了しました。
今年は東京で開催するのがこれで最後という事で、朝から入場待ちの長蛇の列が出来ていました。
ブースにお越し頂いた皆様、ありがとうございました。参加できなかった皆様は、また別の機会にお会いしましょう。

いつも自分のブースで物を売りつつ、買い物もしてしまいます。
今回一番の目玉は、近所のブースで新発売したiSDです。

iSDとは、モデルガンでターゲットシューティングが出来るセット。現代のシューターワンです。
シューターワンのようなターゲットと、アンダーマウントレールに装着したデバイスがセット。モデルガンを発火すると、デバイスから赤外線が発射され、ターゲットに命中すると、パタパタと動きます。
シューターワンよりも照射角が狭く、並べて撃っても複数のターゲットが反応する事はない…というターゲットを目指して開発されたものです。
モデルガンの遊びが、これでまた広がりそうです。
実際に遊んでみた感想は、近々また書きます。楽しみ〜。
  

2016年07月17日

明日はVショー

明日、18日(月・祝)は都立産業貿易センター台東館でビクトリーショーです。
今回もディーラー参加です。
例年は7月のイベントが終わっても、9月と12月あたりにも開催されるのですが、今年は都内ではもう開催しないそうなので、年内最後という事になってしまいます(10月に名古屋で開催するらしい)。
3月のVショーは急用で参加できなかった事もありますし、今回は張り切って行こうと思います。
ブースは6階のE15です。
今回はコルト社のグッスなど、販売するものを多数用意できたので、ぜひ見に来てください。また冷やかしも歓迎ですので、モデルガンの話をするだけでも結構ですので、たくさんのご来場をお待ちしています。
  

2016年07月12日

USPスライドの問題点

前回の記事で、USPの事について触れたので、もう少し書いておきます。
タナカのUSPは最初にスライド/フレーム共にABSのモデルが発売され、その後オールHWが発売、そしてエボリューションが発売されましたが、エボモデルもオールHWです。
  追記:1911tacさんより、フレームHW/スライドABSのモデルもあったという情報を頂きました。ありがとうございます。

オールABSモデルはもう発売されないかも知れませんね。以前、ABSスライドのパーツ発注しようとした時にも、在庫がないと言われた気がします。

さて、タナカのUSPは非常にリアルに出来ていますが、そのせいで耐久性に問題がある箇所が見られます。フレームのスライドストップの裏側あたりなどは非常に薄く、簡単にクラックが入ります。

そしてスライドにも非常に危うい箇所があります。
下2枚の写真、右下の矢印の部分にご注目ください。
まずはABSスライド。

これは特に問題ないと思います。

問題は次の写真、HWのスライドです。

矢印の箇所が、明らかに薄いです。
個体差かと思い、手持ちの複数のスライドを確認しましたが、ABSスライドはすべて上写真と同じで、HWスライドは下写真と同じでした。
このABSとHWの違いは最近気付きましたが、材質による成形時の問題なのか、金型の老朽化などによるものかは分かりません。

で、HWのこの薄さはヤバイです。これは割れます。
実際に割れたスライドがこちら。


最近再販されたUSPに変更箇所があるのかどうかは分かりませんが、良いモデルだと思うので、少しずつ見直してもらいたいです。
まあ再販してもらえるだけでもありがたいんですが。
  

Posted by Red at 23:42Comments(3)モデルガン

2016年07月09日

本日はSIG P226を発火


最近、ガバばかりいじっていたので、今日は久々にP226を発火しました。
PFC+爆音プラグで、快調作動、破損の心配もありません。

10年ちょっと前ぐらいに、ネット上で見られたタナカ製モダンオート3機種(当時はまだM9はなかった)の評価と言えば、

■P226…リアルだが耐久性がゼロ。箱に入れてしまっておいただけでスライドが破損した。

■グロック17…発火性能は抜群だが、耐久性に難あり。スライドがABSに仕様変更されてバランスを崩し、せっかくの発火性能も失った。

■USP…発火性能、耐久性ともに抜群。最高!

という感じでした。時が流れエボリューションモデルが発売され、評価は一変しています。
今やP226が発火性能、耐久性ともにトップだと思います。もっともこれは、エボパラカートかPFCを使用している限りの話で、CPカートでは一発でスライドが割れると思います。
グロックはエボになって不発も激減し、スプリングのテンション等が見直されて、耐久性は向上していると思います。
USPはもう少し頑張ってほしいかな。そう言えば6月に再販されたはずですが、あまり話を聞きませんね。仕様変更とかあったのでしょうか???
  

Posted by Red at 00:46Comments(2)モデルガン

2016年07月03日

コルトXSE


今月の雑誌に掲載されていたモデルガン新製品の中では、HWSのスマイソン3インチが一番気になりましたが、もうひとつ気になったのが、B.W.C.のコルトXSEです。
XSEは、コルト純正の近代的なタクティカルカスタムガバメントで、非常に魅力のある銃だと思います。
そしてモデルガンとしては、タニオ・コバから2011年に発売されています。ガバメント誕生100周年記念として100挺限定生産、写真はソレです。
GM-7初のコルトモデルという事で注目の商品でした。いわゆるベーシックなGM-7と同じシルエットに見えますが、滑り止め加工のないグリップフロントや、ハイグリップするためのトリガーガード根元の加工、ヘキサゴンスクリュー、フェイクウッドグリップなど初採用の要素も多く、単なる刻印違いではなく、小林さんの意気込みが感じられます。
すでにタニオ・コバから発売されたモデルを、B.W.C.が改めて発売するケースは過去にもありました。今回も、貫通式のリアルなエキストラクター等、B.W.C.らしく細部までこだわった製品となるのでょう。
タニオ・コバのXSEは、もう再販の可能性はないでしょうから、買い逃した方はB.W.C.製に注目です。
夏のブラックホールには、B.W.C.が単独でブースを出すとの事なので、どんな商品が並ぶのか今から楽しみです。
  

Posted by Red at 14:50Comments(1)モデルガン

2016年07月01日

スマイソン3インチ楽しみ

来月発売になるタナカのパイソンR-モデルも楽しみですが、Gun Pro誌などに、またまた注目の新製品情報が掲載されていました。
ハートフォードが、スマイソンの3インチモデルを発売するようです。つまり、「コンバット・スマイソン」という事ですね。
私はコンバットパイソンのバランスが好きなので、スマイソンも3インチが欲しいと、以前から思っていました。メーカー製で3インチのスマイソンが出るのは初めてじゃないでしょうか?自作されている方のブログを羨ましく眺めていた自分にとっては、まさに朗報です。
発売時期や価格などは未定のようですが、今から楽しみです。
ちなみに2.5インチも一緒に発表になっていました。そちらはラウンドバット、3インチがスクエアバット。

下の写真はコクサイ製スマイソン4インチと、コンバットパイソンです。
  

Posted by Red at 00:04Comments(0)モデルガン