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Posted by ミリタリーブログ at

2023年02月12日

ボブチャウver.1.5への道(2)

ボブチャウスペシャルの現在の姿であるver.1.5を再現する第2回です。
タニオ・コバがイベント限定品として発売したボブチャウスペシャルver.3(架空バージョン)をベースに、前回はグリップパネルの加工と、ハンマーの交換、加工を行いました。

今回はフロント/リアサイトをいじります。特にリアサイトは今回のカスタムの最重要にして最難関です。
ボブチャウスペシャルと言えば、ほぼすべてのエッジが落とされているため、「丸い銃」というイメージがありますが、タニオ・コバの物は四角い印象です。どうにもボブチャウっぽくないのは、サイト形状から受ける印象が強いと思います。なのでここは少し頑張って加工していきます。

まずはフロントサイトから。

四角すぎます。
でもこれは削れば済む話。


実銃の写真を見ながらなんとなく形を下書きし、そのラインに削っていきます。

樹脂だと思ったら金属だったので少々手こずりました。
これで塗装すればOKでしょう。

さて、問題のリアサイトです。

タニコバのスライドに乗っているのは現行型のボーマーサイトですが、実銃のボブチャウに乗っているのは初期型のボーマーサイトです。あるいは同じ形状のトライアングル社製サイトかも知れませんが、とにかく形状がまったく違います。
おそらくですが、初期型ボーマーサイトは入手困難だし削り出しで作るのもコスト的に無理なので、現行のボーマーサイトをそれっぽくメルトダウン加工して付けたのだと思います。しかしこのせいで銃の印象がまったく変わってしまっているので、何としてもリアサイトは変更しなければいけません。

ボブチャウスペシャルは過去に複数のメーカーがトイガン化していますので、それらのリアサイトを流用すれば済むと考えました。

そこでWA製のリアサイトをオークションで入手!

これを小加工して取り付けようと思ったのですが…

ん?

長さが全然違うじゃん!

いや参りました。初期型は前後長が短いです。長くなるならそれに合わせてスライドを削ればいいけど、短くなるという事はいま掘られている箇所を埋めなければいけません。しかもよく見るとアリ溝の位置も違うっぽいので、そこも埋めて掘り直す必要があります。そうなるともう大工事。それは嫌だ!
WAのリアサイトを流用するという案はボツです。

考えた末に出した結論は、元から付いている現行ボーマーの台座部分だけ生かし、ここに乗せる初期型ボーマーっぽい物を3Dプリンターで作るというものです。実物よりも前後長は長くなりますが仕方ないです。

スライド後端のえぐれ方(赤矢印)も、現行ボーマーに合わせた形状に削られていて実銃とは違うので、この形に合うように、かつ違和感がないようにデフォルメする必要があります。


何度か試作して形を詰めていきます。
後端の丸い部分は前述の通り形を少しデフォルメしていますが、さじ加減が難しいです。

これが出来た物。素材はナイロンです。

後加工を少しして乗せてみました。

大丈夫そうなので表面を研磨、脱脂して塗装。

悪くない。
側面のネジはモールドなので、左右のアジャスタブルは利きません。


上部のネジを回す事で上下のアジャスタブルは可能です。
モデルガンなのであまり意味ありませんが。


左側のモールドはもう少し形状を詰める余地がありそうです。また台座部分の刻印は埋めて塗装し直しても良いです。いずれも余力があれば。
実際はもっとローマウントっぽいですが、その加工は大変だしブリーチブロックとの兼ね合いもあるのでこれで妥協します。


フロントサイトも塗装。
だいぶ印象変わりました。


これでかなりボブチャウスペシャルっぽくなったと思います。
懸念されたリアサイトの前後長の違いや後部のデフォルメなども気にならないレベルで、雰囲気は出たと思います。

これで最大の難関はクリアしたので、もう完成したも同然です。
あとはチャンバーカバーとマガジンですけど、これは今回のリアサイトのように途方にくれる問題はなさそうなので近く完成するでしょう。
  

Posted by Red at 18:59Comments(2)モデルガン

2023年02月08日

P226ハンマーストップ交換


タナカのSIG P226レイルドフレームEvo2のハンマーストップを交換します。
このモデルは発火性能や耐久性を向上させたEvo2シリーズの中でも初のSIGで、この後に発売されたP226アーリーモデルからはさらに改良され、ハンマーストップがエラストマー(ゴム)製に変更、その後のMk25やP220、P228、P229などには同様のゴム製ハンマーストップが備わっています。

写真はMk25

つまりSIGのEvo2シリーズの中では、P226レイルドのみ金属製のハンマーストップが付いているのです。ここは発火の度にハンマーが激突してビーバーテールにダメージを与えるので、衝撃を吸収するゴム製ハンマーストップに交換したほうが良いでしょう。
P226アーリー発売からしばらく経ち、パーツが入手できるようになった時点で交換すれば良かったのですが、その頃には箱出し快調で見た目もカッコイイMk25のほうをメインに発火していたので、すっかり後回しになり、何年も経ってしまいました。今回、別のパーツ注文のついでにモデルガンパーツショップM9にゴム製ハンマーストップを注文したので交換します。

触るとゴムであると分かりますが、形状は従来のハンマーストップと変わらないため写真だけでは区別がつきません。

グリップを外し、フレーム後端のピンを抜きます。


これだけでハンマーストップは外れます。


スプリングと、その軸になる真鍮製のパイプがセットされているので、これを付け替えます。

真鍮パイプも簡単に抜けました。

これをフレームにセットし、ピンで固定し直して完了です。

スプリングをハンマーに引っかける関係上、テンションがかかるのでフレーム側のピン穴とハンマーストップのピン穴を合わせるのが少し難しいかも知れません。
その際には写真のようにポンチで仮固定しておいて、それを押し出すようにピンを挿入すると良いでしょう。
このパーツを交換したのは初めてでしたが簡単でした。

なお、P226はグリップを外すとマガジンキャッチも外れます。マガジンキャッチが外れるとセットされている小さなスプリングを紛失しがちなので要注意です。(実際になくしかけたので備忘録として書いてます・笑)。

Evo2モデルであれば、レイルド以外の機種は最初からゴム製ハンマーストップ装備なので交換する必要はないですが、レイルドモデルのオーナーや、Evo2以前のモデルをお持ちの方は交換して予め破損対策するのが良いと思います。高い物でもないですし、交換も容易なので。

  

Posted by Red at 18:01Comments(0)モデルガン

2023年02月04日

ベレッタ92G-SDという銃


写真はマルシンのM9A1フレームに、同社の92FSブリガーディアスライドを乗せたニコイチ状態です。
こういう組み合わせの銃はベレッタから実際に発売されています(いました)。
モデル名は『92G-SD』。
日本ではベレッタ92系のバリエーションや系譜が紹介される際に無視される事が多いので、あまり知られていないと思います。

ベレッタ92に関する日本語版Wikiペディアでも92G-SDの事は掲載されていませんが、アメリカのWikiでは92G-SD単独のページが設けられて詳細に解説されています。

Beretta 92G-SD/96G-SD - Wikipedia(米国)
※リンクはGoogle翻訳による日本語訳の結果

またYahoo!(米国)の画像検索で「Beretta92G-SD」と検索しても、実銃の画像がたくさんヒットします。

このベレッタ92G-SDの姿を見ると、「M9A1のフレームにブリガーディアスライドが乗っている」と思いがちですが、先の米国版Wikiによれば、92G-SDの登場は2001年か2002年頃らしく、これが間違いでなければM9A1の登場(2006年)よりも早いです。つまり、「M9A1のほうが92G-SDのフレームを採用した」と言うのが正しいという事になります。
ただし92G-SDに関する資料は日本では少ないため、正確な事はよく分かりません。

ウィルソンコンバットの創設者であるビル・ウィルソンは、この92G-SDこそベレッタ92シリーズで最も優れた仕様だと評しています。
そしてこの92G-SDを復活させ、かつ理想のベレッタを完成させるためにウィルソン92Gブリガーディアタクティカルを製作、同社のベレッタカスタムはここからスタートしています。

前置きが長くなりましたが何が言いたいかと言うと、マルシンにはぜひ、この最高のベレッタこと92G-SDを製品化してほしいという事です。
M9A1は一昨年に新製品として登場しましたが、次かその次のM9/92FSシリーズ再販のタイミングでぜひ検討して頂きたいです。
基本的にはスライドとフレームを組み合わせるだけですので比較的簡単で、変更する必要があるとすれば刻印ぐらいでしょう。
ちなみに「92G」シリーズはマニュアルセフティがなく、コントロールレバーはデコッキングオンリーです。レバーを下げるとSIGのように跳ね上がって元の位置に戻ります。かつてマルシンが発売したフランス仕様のPAMAS G1ではこのデコッキングオンリーは再現されておらず、またCQBモデルもスライドの右側面に「92G」の刻印がありますがセフティがかかるため「G仕様」にはなっていません。
欲を言えば「G仕様」を再現してほしいところですが、まあ見た目のみの再現でも良いかと思います。

変わってこちらはマルシンのノーマルスタイルの92FSです。

自分にとってベレッタはマルシンのHW製モデルガンの印象が強いのでマットブラックのイメージなのですが、実銃の写真を見ると結構光ってるんですよね。特にスライドの側面が。
そこでスライドを塗装して側面のみポリッシュしました。確かにこうすると雑誌などで見る実銃のイメージに近づく気がします。
マルシンベレッタもまだまだ遊べますね。
  

Posted by Red at 17:29Comments(2)雑談モデルガン