2023年02月08日

P226ハンマーストップ交換

P226ハンマーストップ交換
タナカのSIG P226レイルドフレームEvo2のハンマーストップを交換します。
このモデルは発火性能や耐久性を向上させたEvo2シリーズの中でも初のSIGで、この後に発売されたP226アーリーモデルからはさらに改良され、ハンマーストップがエラストマー(ゴム)製に変更、その後のMk25やP220、P228、P229などには同様のゴム製ハンマーストップが備わっています。
P226ハンマーストップ交換
写真はMk25

つまりSIGのEvo2シリーズの中では、P226レイルドのみ金属製のハンマーストップが付いているのです。ここは発火の度にハンマーが激突してビーバーテールにダメージを与えるので、衝撃を吸収するゴム製ハンマーストップに交換したほうが良いでしょう。
P226アーリー発売からしばらく経ち、パーツが入手できるようになった時点で交換すれば良かったのですが、その頃には箱出し快調で見た目もカッコイイMk25のほうをメインに発火していたので、すっかり後回しになり、何年も経ってしまいました。今回、別のパーツ注文のついでにモデルガンパーツショップM9にゴム製ハンマーストップを注文したので交換します。
P226ハンマーストップ交換
触るとゴムであると分かりますが、形状は従来のハンマーストップと変わらないため写真だけでは区別がつきません。

グリップを外し、フレーム後端のピンを抜きます。
P226ハンマーストップ交換

これだけでハンマーストップは外れます。
P226ハンマーストップ交換

スプリングと、その軸になる真鍮製のパイプがセットされているので、これを付け替えます。
P226ハンマーストップ交換
真鍮パイプも簡単に抜けました。

これをフレームにセットし、ピンで固定し直して完了です。
P226ハンマーストップ交換
スプリングをハンマーに引っかける関係上、テンションがかかるのでフレーム側のピン穴とハンマーストップのピン穴を合わせるのが少し難しいかも知れません。
その際には写真のようにポンチで仮固定しておいて、それを押し出すようにピンを挿入すると良いでしょう。
このパーツを交換したのは初めてでしたが簡単でした。

なお、P226はグリップを外すとマガジンキャッチも外れます。マガジンキャッチが外れるとセットされている小さなスプリングを紛失しがちなので要注意です。(実際になくしかけたので備忘録として書いてます・笑)。

Evo2モデルであれば、レイルド以外の機種は最初からゴム製ハンマーストップ装備なので交換する必要はないですが、レイルドモデルのオーナーや、Evo2以前のモデルをお持ちの方は交換して予め破損対策するのが良いと思います。高い物でもないですし、交換も容易なので。

P226ハンマーストップ交換


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