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Posted by ミリタリーブログ at

2020年03月30日

今後の発売予定まとめ

なんだか気付けば色々なメーカーから新製品や再販の予定がたくさん出ているので、今後発売されるモデルガン情報をここらで整理しておきたいと思います。

■タナカ
【SIG P226 Mk25 デザートカラー】
すでに雑誌で発表になっている通り、セラコートによってデザートカラーが施されたバリエーションが発売予定です。タナカでは今までなかったカラーバリエーションなので注目です。
発売日、価格とも未定となっていますが、タナカのパターンから予想すると、発売は5月、価格はブラックモデルの1万円増し、といったところでしょうか。

この情報の影に隠れがちですが4月にはモデルガンが4機種も発売されます。

【SIG P220 航空自衛隊 Evo2】
【SIG P220 アーリー Evo2】
【コルトパイソン 4インチ HW】
【三八式歩兵銃 グレースチールフィニッシュ】


空自モデルは予想通りですが、P220アーリーも同時に出るとは思いませんでした。これでP220系は一通りEvo2化される事になります。
ちなみに、P220アーリーって、以前は「コマーシャルモデル」という名称でした。

あえてアーリーという名前にしたと言う事は、今後アーリーではないP220が発売される?…だったらいいですねぇ(笑)。
パイソンは実銃の世界でリバイバルされて昨今話題ですし、三八式も新仕様のようですので、旧日本軍ファンの方も必見です。

■イナーシャセンス
【コンバットコマンダー ver.2020 】
自分も発売後、速攻で入手し、即売り切れとなったコンバットコマンダーが、バージョンアップされて発売されます。前回買い逃した方はこの機会にぜひ。
仕上げも素晴らしいし、発火性能も抜群です。しかもブラッシュアップされているとの事なので、今回購入できる人が羨ましい。
予約受注生産、締め切りは今月末との事なのでお早めに。
予約はイナーシャセンスのホームページか、上野のテイクファイブでできます。


■マルシン
【ベレッタM84】
7月再販予定となっていますが、今回の注目は【強化版トリガーバー】モデルです。
同製品の弱点が克服された傑作機になりそうです。



【S&W M39/M439】

この2機種は、待望のセンターファイアー化されて発売されます。
MGC製品と比べて内部構造がリアルなので根強いファンもいる機種です。これは嬉しいニュースでしょう。自分もこの機会に1挺買おうかしら…。
詳しい発売日は分かりませんが、年内に発売されるとイイですね。

■ハートフォード
【コルトSAA ラバーモデル シビリアン/アーティラリー】
落としても壊れる心配がなくガンスピンなどの練習ができるあの画期的なピーメが再販。
ウエスタン系の方々がいるおかげでキャップ火薬の製造は続いていると思うので、ハートフォードにはぜひ頑張ってほしいです。

【コルトM1860アーミー キット】
パーカッションリボルバーをキットで組み立てるって、すごく大人の趣味感がありますな。デアゴスティーニでもいいぐらい。発売は6月〜7月との事。

■タニオ・コバ
【M9A3】
【(サブマシンガン)】※おそらくMAC10

時期は明言されていませんが、上記2機種の製作を社長か公言されています。
どちらかでも年内に出てくれれば嬉しいですね。
またGM-7系も飽きないので出してほしいです。

■BWC
【ハードボーラー 5インチスライド 初期型/中期型】
先日7インチのロングスライドが発売されましたが、あの素晴らしい仕上げがそのままに、一般的な5インチモデルが4月末予定で発売されます。
スライドストップやセフティなどの形状が異なる中期型も同時に出るので、いずれ7インチの中期型も発売されるでしょう。


【S&W M645】
昨年発表されて、かなり楽しみにしているファンが多いです。
発売時期は分かりませんが、これも年内発売に期待したいです。

■エラン
【コルトS'70 ゴールドカップナショナルマッチ】
一応、雑誌に掲載されている新製品情報は上記ですが、同社製品は雑誌に掲載される頃には完売になっている事が多く、最新情報はフェイスブックを見るのが一番です。現在はナショナルマッチのシルバーモデルを製作しているようです。
先頃、.38スーパーのモデルがリリースされたので、同口径のバリエーションも今後増えると思われます。

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現在発表されていて、停滞してなさそうな情報を並べると、ざっとこんなところでしょうか。抜けがあったらすみません。
こんなに多くの発売予定が立っているというのは、少し前の状況から考えるととてもイイ傾向です。

そして、家に篭もっていくらでも楽しめるモデルガン趣味最強(笑)。
モデルガンが最高なので、特に当面は少しずつでもモデルガン業界にお金を落として行きたいと思います。
  

Posted by Red at 01:09Comments(8)モデルガン

2020年03月27日

ハードボーラー、バレル交換&発火


先日発売されたBWCのハードボーラーです。
素晴らしい仕上げで発火をためらいそうになりますが、これは発火してこそ楽しいモデル。
ブラックホールで試射したらめちゃめちゃ楽しく、発火するために購入したのです。

で、発火しようとしたところ問題が…。

バレルにカートが送り込まれた時、リムの厚みぶんぐらい飛び出ています。

BWCのモデルは↓のようにブリーチがフラットになっているので、

これでは閉鎖できません。
ちなみにカートが飛び出ているのは、デトネーターに問題があるわけではありません。
事実、上記写真はデトネーターを抜いた状態で撮影しています。

ハードボーラーのバレルは、タニオ・コバのGM-7/7.5用バレルをベースに、先端を継いで作られています。

どうやら、タニオ・コバの最新ロットのバレルは、チャンバー内のデトネーターを挟み込むリブの高さが変更になっているらしく、それが当たってカートが収まらないようです。

今回、BWCが出荷したハードボーラーのうち、最新ロットのバレルが使われている製品でこの問題が起きているようです。

と言う事で、対策バレルが送られてきました。

チャンバー内のリブが加工され、カートがキッチリ収まります。
これなら作動はバッチリのはずです。

ハードボーラーを購入された方で、自分と同じ症状の方は、購入したお店か、BWCに直接問い合わせれば対策バレルと交換してくれます。

また、タニコバのバレルの仕様がそのように変わったのであれば、今後は5インチのBWC製品用にタニコバからスペアバレルを買っても、無加工では使用できないという事になります。
こちらの問題については、引き続き注視しようと思います。

というわけで、無事バレルも交換したところで発火してみましたが、当初は排莢不良が頻発。
エキストラクターがキツいようなので、形状を修正したところ、、、

快調に作動!
バレルが長いため、5ミリのほうはマルシンキャップを使用してます。
発火音は5インチやコンバクトモデルに比べてやや小さめ。とは言ってもダブルキャップですから、十分な迫力です。

重く長い7インチスライドがドカドカ動くので凄いリコイルショックです。
AMTだけに、あのオートマグを彷彿させます。これは楽しい。
すでに50発以上発火していますが、ジャムは少なくとても調子良いです。

BWCでは中期型の発売なども予定しているようなので、ご興味のある方はぜひ。
  

Posted by Red at 17:12Comments(2)モデルガン

2020年03月07日

オラベレを作る(1)

先月のGunPro誌では、巻頭でウィルソンコンバットによるベレッタのカスタムモデル、別のページでは本家ベレッタによる最新作・92Xが紹介されていました。
米軍制式の座を下りた事で、急速に旧式化したような印象を受けるベレッタ92系ですが、基本構造は従来通りで、外装カスタムによって進化を続けるというあたり、いよいよガバと同じ域に入って来たという事でしょうか。
ベレッタ社が「まだまだ行けますよ」とアピールするのはセールス上のパフォーマンスとも考えられますが、ウィルソンがカスタムするという事は、そのポテンシャルの高さを認めているという事なので、ちょっとポイントが上がります。
モデルガンマニアとしては、ガバをそうして来たように、これからは積極的にベレッタもカスタムしていきたいと思います。

オラベレを作るためのベースには、マルシンのCQBが適していると思います。

適しているというか、もう十分なカスタムです。
ブリガーディアスライドにフロントセレーション、短縮したバレルにスケルトンハンマー、トリミングされたバックストラップや、ローカットされた分解レバーなど、これに流行のG10グリップでも付ければ、もう最新のカスタムベレッタとして通用しそうです。

しかし私には、昔からベレッタの外観で気にくわないところがありました。
それがトリガーガードの形状です。
優雅なデザインの中で、スクエアのトリガーガードだけが完全に浮いています。

それもそのはず、ベレッタ社はもともとトリガーガードはラウンド形状でデザインしていましたが、XM9トライアル中、米軍からの要望で指掛け付きのトリガーガードに変更したのです。つまり92F(S)のトリガーガード形状は、デザインなんてお構いなしの米軍による産物。
ベレッタ92系の中では、「92SBが最も美しい」と評する人がいるのも納得です。

しかし時代は流れ、サポートハンドの人差し指を掛ける構え方はスタンダードではなくなり、トリガーガード前面の指掛けの需要はほとんどなくなりました。
近年のベレッタのトリガーガードは、ウィルソンカスタムや92Xのようにラウンド状に先祖返りか、M9A3のようにフラットにされているかのどちらかです。

というわけで、オラベレはトリガーガードを丸くします。

ガリガリ削っていきます。
こういう加工をする時に毎回思うんですが、HWって結構固いんですよね(笑)。
こんな固い物が破損するなんて、あらためて発火の衝撃を実感します。
まあ固いから破損するというのもあるんですが。


形が出来たところで、ペーパーがけをして表面を整えます。

とりあえずトリガーガード形状の加工は完了。

やはりこのほうがデザイン的に優美です。

あとはリアサイトをカスタムするのと、グリップの交換を予定しています。
グリップはいくつかアイディアがあるので、色々試してみようと思います。
  

Posted by Red at 01:27Comments(3)モデルガン

2020年03月04日

ハードボーラー(BWC)


BWCの新作、AMTハードボーラーを買いました!
映画『ターミネーター』シリーズのファンとしては、発表された時から興味津々の製品でしたが、高価だし、MGCのを持ってるし、自分が買わなくてもどうせ完売するだろうし、という事で購入は見送るつもりでした。
ところが、新春ブラックホールで展示サンプルを手にし、発火も体験したらすっかり虜になってしまい、予約してしまったというわけです。

というわけで、本日は外観の紹介です。


ズドーンと長い7インチロングスライドには、ウェイトが仕込まれています。
発火すると、この重く長いスライドがドカドカ動き、銃が手の中で大暴れします。


そのスライドは、もちろん新規製作されたもの。
ブリーチ一体です。


スライドとフレームは色味が変えられており、さらにスライドはサイドがポリッシュされていて塗装とは思えない美しい仕上げ。
そこにシャープな刻印が映えます。


右側面の刻印も実物通り。
『ターミネーター』の銃砲店のシーンでも、このフレームの刻印が確認できます。


シンプルに見えるサムセフティやスライドストップですが、よく見ると独特の形状をしていて新規製作パーツです。


リアサイトもロストワックス製法による新規パーツ。
ハンマーは後端がラウンド形状に仕上げられています。


グループなしのワイドトリガー。
トリガーガードの形状も微妙にカスタムされています。芸が細かい。


グリップはフルチェッカーの木グリが付いています。
渋いです。


リコイルスプリングプラグはステンレス削り出し。
バレルはGM-7のバレルに、先端を継いで延長しています。
インナーバレルのような物はウェイトです。バレルも重いというわけ。
ここまで全体が美しいと、バレルもシルバーにしたいところです。

というわけで清水の舞台から飛び降り、なかなかの買い物でしたが非常に満足感の高い製品です。
さすがアラモ銃砲店のオヤジのお薦め。
ダミーでも良いのでレーザーサイトを付けたいところですが、追々のお楽しみとします。
  

Posted by Red at 23:37Comments(8)モデルガン

2020年03月01日

焼付塗装に初挑戦の結果


金属パーツへの焼付塗装に初挑戦してから1ヶ月半余り、追加&やり直しをした物についても1ヶ月が経過しました。

焼付塗装に初挑戦(前編)
焼付塗装に初挑戦(後編)
焼付塗装を追加

焼付塗装をしてから、ほとんど毎日銃をいじり倒し、100発以上発火もしました。
その結果を見ていきます。


グリップセフティ側面やセムセフティなどに、色落ちや剥がれは見られません。
グリップセフティの側面は、フレームと擦れる部分が剥げるのではないかと想像しましたが、相当な回数握り込んでも、うっすらと擦れた跡がついただけです。


マグキャッチ、トリガー、スライドストップレバー。これらも変化は見られません。
特にマグキャッチはBWCのSFAローデッドを組み立てた時に塗装が剥がれやすくて難儀しただけに、これは安心です。

以上を見るだけでも、焼付塗装がかなり強靱であると確信できます。
では逆に剥げた箇所を見ていきます。


Fピンリテナー。
下部はスライド後退時にハンマーと強く擦れるために剥げています。
またハンマーに叩かれるFピン周辺も剥げました。


グリップセフティーはほとんど奇麗なままでしたが、ブローバック時にハンマーが当たる1点だけ剥げました。


インナーシャーシのレール部分も激しく摩耗する箇所です。
前方と後方にそれぞれ約5ミリずつの剥げが確認できます。

これらは、メーカー純正の黒染めパーツでも起きる箇所なので、大きな問題ではない、というか普通の事だと思います。

というわけで、焼付塗装はメーカーの完成品に付いている金属パーツの黒染め並に安心感があると結論付けます。
これでひとつ、カスタマイズの選択肢が広がりました。
焼付塗装を研究し、そのレシピを公開されているShinさんのPA工作室さんに感謝申し上げます。

今後は金属パーツには積極的に焼付塗装をしていきたいと思います。
マルシンのスッピンキットモデルを組み立てる際にも大いに活躍するでしょう。

ただし、高温で焼き付ける際には、亜鉛パーツが溶けたり変形しないか注意すべきだと思います。
一応、亜鉛の溶融温度は419.5℃という事になっているので、ちょっとやそっとの高温では溶けないはずですが、トイガンに使用される亜鉛は不純物が混じっていたり(?)するので、額面通りではないと思います。
マルシンの亜鉛パーツは破損しやすいイメージがあるので、どんな亜鉛か分かりません。
焼き付け中は変化がないか常に観察し、貴重なパーツにはとりあえず控えようと思います。

また気付いた事などあれば順次紹介していきます。
  

Posted by Red at 23:00Comments(0)モデルガン