2019年12月31日

焼付塗装に初挑戦(前編)

BWCのコルトガバメントS'80/1991キットを製作中という事は先日書いた通りです。
ベースは慣れ親しんだGM-7.5なので、目をつむってても組み立てられそうですが(笑)、購入当初から「どうしようかな」と考え続けていたのが、金属パーツの着色です。
焼付塗装に初挑戦(前編)
金属パーツ類は、地のままなので、黒くする必要があります。
ブルー液を使うのは苦手なのでパス。
一番簡単なのはキャロムやトビカ、インディなどトイガン用の塗料で塗装する事ですが、完成品の黒染めパーツと比べれば、どうしても塗膜の強度が落ちてしまいます。
以前、SFAローデッドを作った時、マグキャッチの塗料が剥がれてしまうので苦戦しました。最終的には黒ニッケルメッキを施してうまくいったのですが、結構面倒くさかったです。全パーツをメッキするのは嫌です。

で、今回挑戦してみようと思ったのが焼付塗装です。
焼付塗装って素人ができるものではないと思っていたのですが、調べると家庭でやるための方法を紹介しているサイトが出て来ました。
参考にしたのはこちらのブログで、かなり研究されているようです。
自分は焼付塗装の何たるかも分からない完全素人なので、とりあえずマネして焼付塗装に初挑戦です。
なんちゃってレベルでも、少しでも強い塗膜になればOK。

というわけで、ブログ様の言う通り2種類の塗料を購入。
焼付塗装に初挑戦(前編)
ファインスプレーブラッセンと、アトム耐熱スプレー。
どちらもそれ単体が焼き付け用塗料で、スプレーした後に高温で加熱すると塗料が硬化する物ですが、ファインを塗布して焼いた後、さらにその上からアトムを塗布して2重に焼き付けるというのが、前述ブログ様の秘伝です。

まずはパーツ類を研磨した後、脱脂を行い、ファインスプレーブラッセンを塗布。
焼付塗装に初挑戦(前編)
この後、アトムを塗るのでやや薄めに塗布しました。
あ、普通はこういう事をやる時は不要なパーツなどで実験するのが当然ですが、失敗しても調達しやすいパーツ類なのと、面倒くさがりな性格なので、いきなり本番です(笑)。

そしてファインスプレーブラッセン塗布から丸1日経過し、乾燥したところでオーブンに入れて焼きます。
焼付塗装に初挑戦(前編)
ブログ様には「170℃で焼く」とあり、ウチのオーブントースターには温度調節機能がないのですが、メーカーに問い合わせたところ温度は170℃ぐらいのようなのでたぶんOKでしょう。ちなみに「170℃で」というのは、180℃以上になると半田が溶けてしまうからだそうで、そういう心配がないモデルガンパーツの場合は多少オーバーしても大丈夫なのでしょうか?仕上がりに影響あるのか?色々分かりませんがすべて実験です。

焼き終わって冷えたらアトム耐熱スプレーに移るわけですが、とりあえず今日はここまで。
続きは後日。


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この記事へのコメント
これは金属製のモデルガンを黒くするのですか?
Posted by 米押しダルマ at 2020年01月02日 01:39
米押しダルマさん
金属製モデルガンは白または黄色でなくてはいけないと法律で決まっているので黒くする事はできません。
これは樹脂製モデルガンに一部使われている金属パーツを黒くする作業です。
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2020年01月02日 01:56
家庭でできる焼き付け塗装レシピ公開者です。
ご成功をお祈りします。
最後まで頑張ってください。
Posted by Shin at 2020年01月11日 02:33
>Shinさん
ブログ主様からコメントを頂いて恐縮です!
とりあえず焼付塗装は無事に終わり、現在強度をテスト中です。
公開して頂いた情報は大変役に立ちました。ありがとうございます!
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2020年01月13日 23:55
 
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