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Posted by ミリタリーブログ at

2024年10月14日

マルシンM16用マイルドボルト


マルシンのM16シリーズは長い歴史を持つ人気モデルですが、発火させて遊ぶには難易度が高い上級者向けでした。
しかし2022年の再販版では本体の作動性およびカートリッジが見直され、てスルスルと動く大幅アップデートとなりました。
昔のモデルで苦戦した人にとっては驚異の発火性能になったわけですが、それでも「カートのリムがボコボコになる」というマルシンM16シリーズの欠点は改善されていませんでした。
この問題を解決する“マイルドボルト”が、エルモデルから発売されましたので、先日のビクトリーショーで購入してきました。

これがマイルドボルトのセット。

本体はナイロン系の樹脂(たぶんPA12)で、エキストラクターは金属製です。

純正ボルト(左)との比較。

マルシンM16シリーズはレシーバーが金属なのでセンターファイアにできません。そのため、12時の位置にあるファイアリングプレートが前進し、カート全体を押し込んで発火させるサイドファイア方式です。
このプレートがカートを叩く度にリムを傷めるというわけです。
マイルドボルト(右)ではファイアリングプレートを使いません。ではどのように発火させるのでしょうか。

マイルドボルトの組み込み。まずはボルト周りを分解します。


ファイアリングプレートの先端。

カートのリムを痛めつけながらプレート自身もダメージを受けて変形しています。
このように変形すると動きが悪くなって打撃力が大幅に低減し、不発の原因となります。

マイルドボルトをボルトキャリアーに組み込んだ状態。

スプリング類は純正のものを流用します。

マイルドボルトの発火の仕組み。

上が通常時で、下がハンマーがリリースされた瞬間の状態。ボルト自体が前進しています。


つまり、リムの1箇所を叩いてカートを前進させるのではなく、リム全体を面で押すのがマイルドボルトです。

発火テスト!

リムがエジェクターに当たった痕はつきますが、打撃痕はつきません!
そして特筆すべきは、不発がまったく起きない!という事です。

純正ボルトの場合、前述通りファイアリングプレートの変形のほか、エキストラクターの動きが悪くても不発の原因となります。
マイルドボルトはエキストラクターも含めて前進するので、カートに優しいだけでなく発火を妨げる要因も減っているのです。
100発近く撃って不発が全然起きないのは驚きました。
ただし排莢不良が起きるので、これは調整していこうと思います。きちんとエジェクトすれば、撃ちまっくて遊べるモデルになりそうです。

エルモデルは、このマイルドボルトのほか、破損しやすいボルトキャッチのステンレス版、またタニオ・コバのM4MGを9ミリ仕様にするコンバージョンキットなど、面白い製品を開発しているので、今後の展開に注目したいです。

そして本家マルシンからは、ボルト形状を見直したM16シリーズを再販するとアナウンスがありました。このマイルドボルトと同じような仕様になるのかも知れません。またカートもアルミ製の新タイプになるようです。さらに撃って遊べるモデルになりそうなので期待です!
  

Posted by Red at 19:02Comments(5)モデルガン