2020年03月01日
焼付塗装に初挑戦の結果

金属パーツへの焼付塗装に初挑戦してから1ヶ月半余り、追加&やり直しをした物についても1ヶ月が経過しました。
焼付塗装に初挑戦(前編)
焼付塗装に初挑戦(後編)
焼付塗装を追加
焼付塗装をしてから、ほとんど毎日銃をいじり倒し、100発以上発火もしました。
その結果を見ていきます。

グリップセフティ側面やセムセフティなどに、色落ちや剥がれは見られません。
グリップセフティの側面は、フレームと擦れる部分が剥げるのではないかと想像しましたが、相当な回数握り込んでも、うっすらと擦れた跡がついただけです。

マグキャッチ、トリガー、スライドストップレバー。これらも変化は見られません。
特にマグキャッチはBWCのSFAローデッドを組み立てた時に塗装が剥がれやすくて難儀しただけに、これは安心です。
以上を見るだけでも、焼付塗装がかなり強靱であると確信できます。
では逆に剥げた箇所を見ていきます。

Fピンリテナー。
下部はスライド後退時にハンマーと強く擦れるために剥げています。
またハンマーに叩かれるFピン周辺も剥げました。

グリップセフティーはほとんど奇麗なままでしたが、ブローバック時にハンマーが当たる1点だけ剥げました。

インナーシャーシのレール部分も激しく摩耗する箇所です。
前方と後方にそれぞれ約5ミリずつの剥げが確認できます。
これらは、メーカー純正の黒染めパーツでも起きる箇所なので、大きな問題ではない、というか普通の事だと思います。
というわけで、焼付塗装はメーカーの完成品に付いている金属パーツの黒染め並に安心感があると結論付けます。
これでひとつ、カスタマイズの選択肢が広がりました。
焼付塗装を研究し、そのレシピを公開されているShinさんのPA工作室さんに感謝申し上げます。
今後は金属パーツには積極的に焼付塗装をしていきたいと思います。
マルシンのスッピンキットモデルを組み立てる際にも大いに活躍するでしょう。
ただし、高温で焼き付ける際には、亜鉛パーツが溶けたり変形しないか注意すべきだと思います。
一応、亜鉛の溶融温度は419.5℃という事になっているので、ちょっとやそっとの高温では溶けないはずですが、トイガンに使用される亜鉛は不純物が混じっていたり(?)するので、額面通りではないと思います。
マルシンの亜鉛パーツは破損しやすいイメージがあるので、どんな亜鉛か分かりません。
焼き付け中は変化がないか常に観察し、貴重なパーツにはとりあえず控えようと思います。
また気付いた事などあれば順次紹介していきます。
Posted by Red at 23:00│Comments(0)
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