2019年01月03日

H&K P8スライドに溝を掘る

2年前にタナカからH&KのP8が発売されました。
単なる従来品USPのバリエーションという事ではなく、新素材の採用や、旧USPで破損が頻発していた箇所、発火ブローバックに関わる箇所の設計見直しなどが行われ、非常に発火性能の高いモデルに仕上がりました。
その1つが、スライドのダブルレールです。

フレームと噛み合う溝の上に、さらにもう1本溝が切られているのです。

フレーム側がどうなっているかというと、

こちらもスライドと噛み合う通常のラグとは別に、もう1個突起が追加されています。
この突起とスライドに追加されたレールが噛み合い、作動時に2本のレールで保持しているという面白い構造でした。

その後、同仕様のUSP発売を経て、2017年秋にP8は再販されたのですが、この再販時に何カ所か仕様変更がありました。
その変更の1つが、このダブルレールの廃止です。
廃止された理由は不明ですが、とにかく従来の仕様に戻っています。
加工コストと得られる効果が見合わなかった可能性もありますし、模型的な精巧さを求める層に不評だった可能性もあります。

先日、友人からスライドにクラックの入ったP8(初期ロット)を格安で譲り受けました。クラックは作動に支障のない箇所にあり、そのまま使用を続ける事もできるのですが、せっかくなのでスライドを取り寄せて交換する事にしました。

その届いたスライドというのが、

再販仕様でレールが1本しかないのです。
フレームには突起が2つあるので、このままではスライドを乗せられません。
注文時にちゃんと確認していなかった自分も悪いのですが、まあとりあえず対策を考えます。

1)タナカに言ってレール2本のスライドと交換してもらう
2)フレームの突起を削り落としてしまう
3)スライドにレールを自分で掘る

…などの方法が考えられましたが、何となく一番難易度の高そうな(3)をあえて選びます。

几帳面な人は下のレールからの距離とか、レールの幅とかをきちんと採寸して作業するのでしょうが、

ズボラな自分は大体の目測でガーッとリューターで削り始めてしまいました。
大まかに切った後はフレームと合わせてみてヤスリで整えていきます。

多少タイトな状態で、フレームとスライドを100回ぐらい前後させて当たりを取り、擦れて出たカスを取り除いてオイルを引くと、かなりスムースに動くようになりました。
あとは数マグ程度、慣らしの発火をすればOKでしょう。

タナカにスライドをパーツ発注する際、初期仕様(2本レール)と再販仕様(1本レール)のいずれかを選べるなら良いのですが、再販仕様のみに統一されてしまうと困りますね。自分はこのような加工を行う事で対応しましたが、ライトユーザーにとってはパーツを買ったのにそのままでは組み込めないという事態になってしまいます。
できれば初期仕様スライドの提供を継続してもらいたいです。



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この記事へのコメント
実は過去にHPのW溝のスライド、2本破損してますが、現在の溝1本のスライドはもう数百発割れずに発火できています。これは材質(ABS?)の違いもあるかもしれませんが、不思議ですねえ・・・
Posted by HAYASHI at 2019年01月06日 23:32
>HAYASHIさん
タナカがW溝スライドから元に戻したという事は、溝1本のほうが実は耐久性があるから?とか思ったのですが、しかしモデルガンパーツショップM9の店長プログでは、やはり2本溝のほうが耐久性は高いような事が書かれていました。
これは同じ条件で耐久テストでもしないと分かりませんね。
とりあえず自分は純正カートで発火している限りは、2本溝で調子良いので、しばらくは初期仕様で行きたいと思います。
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2019年01月17日 22:08
 
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