2023年07月10日
オラベレを作る(6)
俺だけのカスタムベレッタを作るシリーズは約3年前に集中的にやっていたのですが、その後マルシンからM9A1が発売され、これをベースにウィルソンカスタム92Gブリガーディアタクティカルを作ったらすっかり満足してしまい、気が付くとオラベレはほったらかしにしてました。
オラベレを作る(1)
オラベレを作る(2)
オラベレを作る(3)
オラベレを作る(4)
オラベレを作る(5)
最終的にこんな感じになっていました。
久々にこのベレッタカスタムを弄って更新します。
まずはグリップ後部のハンマースプリングキャップを交換します。ガバで言うとメインスプリングハウジングの位置にあるパーツです。
これを3Dプリントで作った物に変更。
ベレッタでランヤードリングを使う事はないので、左側のように斜めにカットされたパーツになっています。
これがマガジン挿入時にマグウェルの役割を果たします。
このようなパーツを実際にウィルソンコンバットが製作しており、それを参考に作りました。
続いてグリップを交換します。
VZ社のG10グリップを装着していましたが、ウィルソンカスタムと差別化をはかるために別のG10グリップを探していました。
中国製のグリップを見つけたので購入。約2,000円です。やっす〜!
取り付けは問題なくできましたが、握ってみると親指の付け根あたりが痛い。そして不快!
ここのエッジが立ちすぎているのです。
というか、ベレッタのグリップは普通はこの部分が薄くなっているのですが、このグリップは逆に少し厚くなっています。
ここが薄くないだけで、非常に握りにくいです。オリジナルのデザインって良くできてるな〜と、こうして弄るほど感心します。
というわけで、グリップ後部のクビレ周辺を面取りするように削ります。
ここを削っただけでグリップ感は格段に向上!
専用のスクリューも付属していましたが、ネジ径が違ったのでノーマルのスクリューで固定します。
バースト状のデザインが悪くない。
リコイルスプリングガイドは、M9A1の樹脂製に交換しました。
サビないから良いです。
というわけでこんな感じ。
オリジナルカスタムは終わりがありません。
ウィルソンカスタムとは違う方向性で育てていきたいと思います。
オラベレを作る(1)
オラベレを作る(2)
オラベレを作る(3)
オラベレを作る(4)
オラベレを作る(5)
最終的にこんな感じになっていました。
久々にこのベレッタカスタムを弄って更新します。
まずはグリップ後部のハンマースプリングキャップを交換します。ガバで言うとメインスプリングハウジングの位置にあるパーツです。
これを3Dプリントで作った物に変更。
ベレッタでランヤードリングを使う事はないので、左側のように斜めにカットされたパーツになっています。
これがマガジン挿入時にマグウェルの役割を果たします。
このようなパーツを実際にウィルソンコンバットが製作しており、それを参考に作りました。
続いてグリップを交換します。
VZ社のG10グリップを装着していましたが、ウィルソンカスタムと差別化をはかるために別のG10グリップを探していました。
中国製のグリップを見つけたので購入。約2,000円です。やっす〜!
取り付けは問題なくできましたが、握ってみると親指の付け根あたりが痛い。そして不快!
ここのエッジが立ちすぎているのです。
というか、ベレッタのグリップは普通はこの部分が薄くなっているのですが、このグリップは逆に少し厚くなっています。
ここが薄くないだけで、非常に握りにくいです。オリジナルのデザインって良くできてるな〜と、こうして弄るほど感心します。
というわけで、グリップ後部のクビレ周辺を面取りするように削ります。
ここを削っただけでグリップ感は格段に向上!
専用のスクリューも付属していましたが、ネジ径が違ったのでノーマルのスクリューで固定します。
バースト状のデザインが悪くない。
リコイルスプリングガイドは、M9A1の樹脂製に交換しました。
サビないから良いです。
というわけでこんな感じ。
オリジナルカスタムは終わりがありません。
ウィルソンカスタムとは違う方向性で育てていきたいと思います。
2023年06月07日
C-TecマイルドキックのOリング交換
少し前に、BWCのガバで一般的なCPカートを使うという記事を書きました。
自作デトネーターとバレルの小加工で、シリーズ'80が快調に動きました。
仕様したカートはC-Tecのマイルドキックです。
調子が良かったので、次は同社のハードボーラーに挑戦しました。
ところが、同じ仕様にしたのに調子が悪い。
明らかにパワー不足で、スライドの後退量が少ないのです。
カートリッジを点検すると、インナーのOリングがガッツリと消耗していました。
これはダメだ!
C-Tecのマイルドキックは旧来からあるCPカートとパワーは同等で、音の抜けが良く、軽量なのでCPカートの決定版と言って良いカートです。そのため、自分はこの.45ACPは特に酷使していました。その結果Oリングがボロボロ。
ハードボーラーはスライドが重いため、5インチのガバでは問題なくてもこんなOリングではスライドを後退させるパワーが出ないでしょう。
交換します。
Oリングの交換で一番手こずるのは古い物の取り外しです。
ところがC-Tecのこれは非常に外しやすかったです。
取り外したOリングを見ると、余計にその消耗具合が分かります。
逆に、こんな状態で良く動いていたと思います。
CPカートのOリングは、「P3」という一般的な規格なので、メーカーから買わなくてもDIYショップなどどこでも容易に入手できます。耐久性も汎用の物で十分でしょう。
ただ、今回はモデルガンパーツショップM9のブランドMPSの物を使います。
MPSの強化OリングはヘキサゴンCP用やEVO2用が人気で、自分も愛用していますが、7mmCP用は初めて購入しました。汎用の物よりも高耐久が期待されます。
Oリングの交換が終わったところで、ハードボーラーで発火!
見事ノートラブルで撃ちきりました。
ヘキサゴンCPやEVO2カートはOリングが消耗しやすいのでその状態を注視しますが、CPカートのOリングはあまり問題が起きないので交換する機会がほとんどありません。
ここまで無残な状態になっていなくても、オイルを吸って太ったり硬くなったりする事も多いので、快調作動のためにはCPやPFCも適時Oリングの交換をしなくてはいけませんね。
自作デトネーターとバレルの小加工で、シリーズ'80が快調に動きました。
仕様したカートはC-Tecのマイルドキックです。
調子が良かったので、次は同社のハードボーラーに挑戦しました。
ところが、同じ仕様にしたのに調子が悪い。
明らかにパワー不足で、スライドの後退量が少ないのです。
カートリッジを点検すると、インナーのOリングがガッツリと消耗していました。
これはダメだ!
C-Tecのマイルドキックは旧来からあるCPカートとパワーは同等で、音の抜けが良く、軽量なのでCPカートの決定版と言って良いカートです。そのため、自分はこの.45ACPは特に酷使していました。その結果Oリングがボロボロ。
ハードボーラーはスライドが重いため、5インチのガバでは問題なくてもこんなOリングではスライドを後退させるパワーが出ないでしょう。
交換します。
Oリングの交換で一番手こずるのは古い物の取り外しです。
ところがC-Tecのこれは非常に外しやすかったです。
取り外したOリングを見ると、余計にその消耗具合が分かります。
逆に、こんな状態で良く動いていたと思います。
CPカートのOリングは、「P3」という一般的な規格なので、メーカーから買わなくてもDIYショップなどどこでも容易に入手できます。耐久性も汎用の物で十分でしょう。
ただ、今回はモデルガンパーツショップM9のブランドMPSの物を使います。
MPSの強化OリングはヘキサゴンCP用やEVO2用が人気で、自分も愛用していますが、7mmCP用は初めて購入しました。汎用の物よりも高耐久が期待されます。
Oリングの交換が終わったところで、ハードボーラーで発火!
見事ノートラブルで撃ちきりました。
ヘキサゴンCPやEVO2カートはOリングが消耗しやすいのでその状態を注視しますが、CPカートのOリングはあまり問題が起きないので交換する機会がほとんどありません。
ここまで無残な状態になっていなくても、オイルを吸って太ったり硬くなったりする事も多いので、快調作動のためにはCPやPFCも適時Oリングの交換をしなくてはいけませんね。
BWCハードボーラーをC-Tecのマイルドキックで発火。自作デトネーターとバレル小加工済みです。
— Red (@dark3rd) June 7, 2023
シングルキャップなので迫力はありませんが、お手軽に発火できるようになった。#モデルガン pic.twitter.com/lD6llpZvAO
2023年05月19日
コルト ディテクティブスペシャルR-model
タナカからコルト ディテクティブスペシャル2nd issue "R-model"が発売されました。
ディテクティブが最初にモデルガンとして発売されたのが2010年(ABS製)、その後 HW版やジュピターフィニッシュなどのバリエーションがリリースされましたが、おそらく最後の発売から10年近く経過したのではないかと思います。
マニアは再販されるのを長らく待っていたし、しかもコルト病対策を施した"R-model"として戻って来たとあって、メーカーや問屋の想定を上回る注文数だったようです(5月出荷分は予約完売、足りない分は来月出荷されるようです)。
パイソンで好評だったR-modelは、シリンダーが回らなくなるコルトアクション特有の問題を克服したモデルでした。今回のディテクティブでも、内部パーツが見直されて作動不良を防いでいるようです。
しかし、内部だけでなく外観も変化しているので確認したいと思います。
バレル右側の刻印。書体が微妙に変更されています。
このマズルフェイスこそまさにスナブノーズです。
左側面の刻印とフロントサイト。
サイトにはセレーションが刻まれました。
フレームトップには、極細のセレーションが刻まれています。
視力が弱い人は肉眼では認識できないほど繊細なセレーションです。フロントサイトとここのセレーションが、今回の製品における外観上の一番の特徴と言えるでしょう。
ランパントコルトの刻印は、やや後方に移動しました。
今回タナカが「2nd issue」と銘打ったのは、刻印位置やセレーションなどの時代考証をきっちり行ったからだと思います。当時のモデルを忠実に再現しているのでしょう。
ヨークの裏側にあったSPGやTANAKAの刻印は、グリップパネルを外したところに移動しました。
ちなみにグリップはウェイト入りの木グリも同時に発売されています。
装弾数は6発。
S&Wのチーフよりも1発多く、Kフレームよりも薄く小さい。
この他にないスペックがコルトDフレームの魅力です。
シリンダーは確実に動き、ダブルアクションの場合はハンマーが落ちる直前にロックされます。
パイソンほどスイートなアクションではありませんが、確実に、そして永続的に動く事こそがこのモデルを待っていたユーザーの求めるところです。動く事は分かりました。あとはいつまで動き続けてくれるかです。タナカの事だから入念な耐久テストを行っていると思いますので期待しています。
サイドプレートを外した状態。
コルトアクションのメカが再現されています。
前モデルを持っている方は、特にボルト(シリンダーストップ)の形状などを確認したいと思います。が!ボルトにアクセスするためには結構色々なパーツを外す必要があります。その分解/組み立てをしたせいで動かなくなったら嫌なので、しばらくはいじらないでおきたいです。そっとフタを閉めました(笑)。せっかくタナカが動くようにしてくれたので当分このまま遊びます。
セレーションの再現や、確実な作動など、ファンの期待に応えた製品だと思います。箱もカッコイイ!
メーカー希望小売価格は税込み38,280円。リボルバーでこの価格は高いと感じる人が多いでしょう。しかし物価高騰が続く現在では当然の値上がりだと思いますし、待っていても今後値下がりする可能性はおそらくないでしょう。つまり今が底値。「これが3万円台で買えたなんていい時代だったなぁ!」という時代が来るかも知れません。待ってた人は今買うしかありませんね。
ライブ配信止められたので、チチバン映像上げときます。
— Red (@dark3rd) May 18, 2023
これがずっと続けばいいなあ#モデルガン pic.twitter.com/VgpIXZpZqJ
2023年05月18日
タナカ新製品【コルトディテクティブスペシャル】ライブ配信
本日23時より、タナカの新製品“コルト ディテクティブスペシャル R-model”の開封の様子をライブ配信します。
お時間のある方はお付き合いください。チャットにてご参加頂けると嬉しいです。
ライブ配信枠の直リンク、もしくは当方のYouTubeチャンネルトップよりお入りください。
※ライブ配信中に、YouTubeに銃器と勘違いされて強制終了される可能性がありますが、予備枠を設けてありますので、途中で配信がストップしたら説明文の下にあるリンクより予備枠に移動をお願いします。
※アーカイブは数日後に削除します。
追記:案の定、配信中に強制終了されました。いつもなら予備枠に移動して配信を再開していたのですが、仕様が変更されたようでライブ配信機能がロックされ、再開できませんでした。
ライブ配信止められたので、チチバン映像上げときます。
— Red (@dark3rd) May 18, 2023
これがずっと続けばいいなあ#モデルガン pic.twitter.com/VgpIXZpZqJ
2023年05月16日
BWCをCPカートで撃つ
BWCのガバメントは、同社オリジナルのダブルキャップカートを使う仕様です。とても優れたカートですが、一般的なCPカートを使いたい場合もあり、時と場合によってどちらのカートでも使えるようにしたいと以前から考えていました。
まずはデトネーターを製作しました。
一番上がBWC標準のダブル用、真ん中は寸法を確認するために自分の3Dプリンターで出力したもの。問題なかったのでこれを3Dプリントサービスでチタン製に仕上げてもらいました。
全長は44.5mm、後端(インサート側)からカートストッパーまでの距離は29.5mmです。
デトネーターができればそれでOKと思いきや、そうではありません。
一般的なCPカートをBWC/GM-7のバレルに入れると、リムが飛び出た状態になります。
カートはここまでしか入りません。
タニオ・コバのGM-7ならブリーチフェイスが窪んでいるので、これでも問題ありません。
しかしBWCのブリーチフェイスは実銃と同様にフラットです。
これだと閉鎖しません。
ちなみにBWCのカートは一般的なカートと比べて全長が若干短く、このバレルにもすっぽり入ります。
一般的なCPカートが入らない原因は、デトネーターを支える4本のラグに当たってるからです。
ココを削ってカートが奥まで入るようにする必要があります。
やり方は単純に、リューターを突っ込んでグリグリと削るだけです。
カートがチャンバーにすっぽり入るようになりました。
スライドストップレバーの、マガジンフォロアーに掛かる部位も内側を少し削ります。
CPカートを使うと弾頭部分が当たる可能性が高いからです。
加工は以上。スプリング類はBWC標準のままです。
シリーズ'80 1991に、C-Tecのマイルドキックを装填して発火テスト!
快調に作動しました!
元々パワーの強いBWCカートに堪えられるので、CPカートでもオーバーパワーではありません。
なお、バレル内のラグを削りましたが、BWCカート使用時はデトネーターのカートストッパーで止まるため、奥に入りすぎる事はありません。
これでTPOに合わせてダブルキャップカートと、普通のCPカートを使い分ける事ができるようになりました。他のBWC製品のバレルも順次加工していこうと思います。
BWCのガバ(フラット砲底面)で一般的なCPカートを撃てるようにした。
— Red (@dark3rd) May 14, 2023
デトネーターを作るだけでなく、バレルも小加工が必要。#モデルガン pic.twitter.com/nji983TRTu
2023年05月08日
C-Tec Wキック+P .50AE/9mm
C-Tec製の『Wキック+P』というカートについて、その.45ACPバージョンをV10バレル製作の記事で紹介しました。
同ブランドのWキックカートと構造的には大差がありませんが、インナーFピンの頭に小さな窪みがあり、ここにシリコンオイルを垂らしておくと凄まじいマズルフラッシュを実現する大変おもしろいカートです。
これの.45以外のカートも購入したので紹介します。
まずは.50AEです。
使用する銃はもちろんデザートイーグル。専用のデトネーターも購入する必要があります。
カートの構造は.45ACPと同じで、一般的なCPタイプにオイルポケットのあるインナーです。
インナーにシリコンオイルを垂らすのは意外と難易度が高いので、自分は以前、漏斗(じょうご)のような物を製作しました。
すると、オイルはスプレーではなく液体タイプを使用し、シリンジ(注射器)を使用してはどうかとのアドバイスを頂きました。なるほどなぁ!と思いつつも、これ用にわざわざ注射器を購入するのも何だか…と二の足を踏んでいたところ、川崎緑さんのYouTube動画で、プラリペアのニードルが使えると紹介されているのを見ました。プラリペアのニードルは余ってるのでこの方法を採用!
これで確実にインナーのポケットにオイルを注入できます。
というわけで、デザートイーグル発火!
凄まじい火球と轟音を吐きだし、重いリコイルショックが襲ってきます。
もう実銃撃ってるみたい!これはスゴく楽しい!
作動も快調でジャムは起きないし、パワーもうまくコントロールされていて銃が壊れる心配もなさそうです。
そして.50AEに続いて発売されたのが、9mmです。
これまでのCPタイプと違い、複雑怪奇な構造をしています。
組み立ても複雑で、これまでのモデルガン用カートリッジではなかった構造です。
まずはリム側ケースにプライマー部分と火薬をセット。
その上に先端の尖ったスリーブを、尖ったほうを下向きにしてセット。この下の部分がFピン(前撃針)となり、さきほどセットした火薬を発火させます。
その上にインナーをセット。このインナーはピストンの役割のみで、Fピンではありません。
そして上のポケットに例によってオイルを垂らします。
あとはブレット側ケースをねじ込んで完成。う〜ん、複雑。
若干組み立てには手こずりますが、多くのモデルガンで使用できるのが魅力です。
デトネーターは現在までにタナカSIG P220/226用、SIG P228用、グロック用、トカレフ用、マルシンM9用、KSC93R用が発売されています。他の機種用も順次発売されるでしょう。
いくつか試しましたが、調子が良いのはP228とマルシンM9です。
マルシン92FSの発火様子。
15発のハイキャパシティを、この迫力で連射できるのは爽快の一言。
今後もこの+Pシリーズの展開に期待です。
同ブランドのWキックカートと構造的には大差がありませんが、インナーFピンの頭に小さな窪みがあり、ここにシリコンオイルを垂らしておくと凄まじいマズルフラッシュを実現する大変おもしろいカートです。
これの.45以外のカートも購入したので紹介します。
まずは.50AEです。
使用する銃はもちろんデザートイーグル。専用のデトネーターも購入する必要があります。
カートの構造は.45ACPと同じで、一般的なCPタイプにオイルポケットのあるインナーです。
インナーにシリコンオイルを垂らすのは意外と難易度が高いので、自分は以前、漏斗(じょうご)のような物を製作しました。
すると、オイルはスプレーではなく液体タイプを使用し、シリンジ(注射器)を使用してはどうかとのアドバイスを頂きました。なるほどなぁ!と思いつつも、これ用にわざわざ注射器を購入するのも何だか…と二の足を踏んでいたところ、川崎緑さんのYouTube動画で、プラリペアのニードルが使えると紹介されているのを見ました。プラリペアのニードルは余ってるのでこの方法を採用!
これで確実にインナーのポケットにオイルを注入できます。
というわけで、デザートイーグル発火!
凄まじい火球と轟音を吐きだし、重いリコイルショックが襲ってきます。
もう実銃撃ってるみたい!これはスゴく楽しい!
作動も快調でジャムは起きないし、パワーもうまくコントロールされていて銃が壊れる心配もなさそうです。
そして.50AEに続いて発売されたのが、9mmです。
これまでのCPタイプと違い、複雑怪奇な構造をしています。
組み立ても複雑で、これまでのモデルガン用カートリッジではなかった構造です。
まずはリム側ケースにプライマー部分と火薬をセット。
その上に先端の尖ったスリーブを、尖ったほうを下向きにしてセット。この下の部分がFピン(前撃針)となり、さきほどセットした火薬を発火させます。
その上にインナーをセット。このインナーはピストンの役割のみで、Fピンではありません。
そして上のポケットに例によってオイルを垂らします。
あとはブレット側ケースをねじ込んで完成。う〜ん、複雑。
若干組み立てには手こずりますが、多くのモデルガンで使用できるのが魅力です。
デトネーターは現在までにタナカSIG P220/226用、SIG P228用、グロック用、トカレフ用、マルシンM9用、KSC93R用が発売されています。他の機種用も順次発売されるでしょう。
いくつか試しましたが、調子が良いのはP228とマルシンM9です。
マルシン92FSの発火様子。
15発のハイキャパシティを、この迫力で連射できるのは爽快の一言。
今後もこの+Pシリーズの展開に期待です。
C-Tecの9ミリWキック+P、マルシンベレッタ用のデトネーターが発売されたので買ったら結構快調。
— Red (@dark3rd) March 17, 2023
しかし凶悪な音と炎でそうそう撃てないなこりゃ#モデルガン pic.twitter.com/In8Gi3GgBG
デザートイーグル×C-Tecダブルキックをスローで撮影したら、ダブルキックカートのインナーにオイルをたっぷり入れても燃焼しきらないので意味がないという事が判明#モデルガン pic.twitter.com/mFTU68MwKK
— Red (@dark3rd) May 1, 2023
2023年04月27日
4/29Vショー出店
4月29日(土・祝)に都立産業貿易センター浜松町館にて開催される第102回ビクトリーショーに、『モデルガン発火体験』コーナーがまたまた設置されます。
お越し頂ければ、どなたでも無料でモデルガンの発火が体験できます。「モデルガンに興味があるけど撃った事がない」という方は、この機会にぜひともお立ち寄りください。
なお発火できるモデルガンは、こちらで用意した物に限りますのでご了承ください。
そして、今回は久々にT.K.Redとしてもブースを出店します。
モデルガンパーツやTシャツなどを販売します。人気のセキュリティーシックス用のエジェクターも用意しています。
お暇な方はぜひ冷やかしにお立ち寄りください。4階の端っこ!モデルガン発火体験と隣接しての出店です!
お越し頂ければ、どなたでも無料でモデルガンの発火が体験できます。「モデルガンに興味があるけど撃った事がない」という方は、この機会にぜひともお立ち寄りください。
なお発火できるモデルガンは、こちらで用意した物に限りますのでご了承ください。
そして、今回は久々にT.K.Redとしてもブースを出店します。
モデルガンパーツやTシャツなどを販売します。人気のセキュリティーシックス用のエジェクターも用意しています。
お暇な方はぜひ冷やかしにお立ち寄りください。4階の端っこ!モデルガン発火体験と隣接しての出店です!
2023年04月17日
グロックのマガジンエクテンションを作る
3Dプリンターを買いました。
そう、今までこのブログで「3Dプリンターで作った」とか得意げに書いておきながら、私は3Dプリンターを持っていなかったのです。
設計したデータをDMM.makeにアップロードして注文すると、数日後には造形された物が届くので自分で3Dプリンターを所有していなくても全然問題ないのです。
しかし、安いヤツでも良いので3Dプリンターは持っていたほうがイイという仲間の勧めもあり、ようやく購入しました。
FLASHFORGE社のAdventurer3 Proという機種です。
エントリーモデルとしては最適という評判です。
組み立てなども必要ないので、最低限のセットアップだけしたらすぐ使えます。
開封して1時間以内にはもうプリセットされているデータを造形できました。
さて、私は以前から3Dプリンターで作りたかった物があります。
グロックのマガジンエクステンションです。
マガジンボトムを少し大型にする事で、装弾数を2発増やすパーツです。これを作ります。
実銃用としてはかなり多くの種類が発売されていて、形状も凝ったものがありますが、最もシンプルなタイプを実物写真を見ながら設計していきます。
設計中の様子。
データができたところで印刷!
1時間程度で完成したので、実際に取り付けてみて形状や作動を確認。
寸法や角度が若干おかしかったので、データを修正して再度プリントを繰り返します。
何度か設計を修正しつつ試作を繰り返して、納得いく物ができました。
このマガジンエクステンションはお手本になる立体物が手元にないので正しい寸法がよく分からず、トライ&エラーを繰り返して作りました。これだけの数を何度も試して形状を詰めていった場合、外注だとどんなに早くても1ヶ月間はかけたでしょうが、家に3Dプリンターがあると2日でできました。こういう場合にはやはり家で造形できるのは便利です。
このままでも問題なく使えますが、このデータをDMM.makeに外注して高級機で造形してもらえば、さらにキレイに仕上がったり強度を持たせたりできます。適材適所で自宅のプリンターと外注を使い分けられるようになりました。
タナカのエボ2改に装填!
マガジンスプリングはノーマルのままです。
テンションはやや弱まりますが、スライドストップも問題なくかかります。
グロックはノーマルでも装弾数17発というハイキャパシティですが、このエクステンションを付けると19発、さらにチャンバーに+1発で計20発を装填できます。これで不発なく快調に作動すれば超楽しいです。
そう、今までこのブログで「3Dプリンターで作った」とか得意げに書いておきながら、私は3Dプリンターを持っていなかったのです。
設計したデータをDMM.makeにアップロードして注文すると、数日後には造形された物が届くので自分で3Dプリンターを所有していなくても全然問題ないのです。
しかし、安いヤツでも良いので3Dプリンターは持っていたほうがイイという仲間の勧めもあり、ようやく購入しました。
FLASHFORGE社のAdventurer3 Proという機種です。
エントリーモデルとしては最適という評判です。
組み立てなども必要ないので、最低限のセットアップだけしたらすぐ使えます。
開封して1時間以内にはもうプリセットされているデータを造形できました。
さて、私は以前から3Dプリンターで作りたかった物があります。
グロックのマガジンエクステンションです。
マガジンボトムを少し大型にする事で、装弾数を2発増やすパーツです。これを作ります。
実銃用としてはかなり多くの種類が発売されていて、形状も凝ったものがありますが、最もシンプルなタイプを実物写真を見ながら設計していきます。
設計中の様子。
データができたところで印刷!
1時間程度で完成したので、実際に取り付けてみて形状や作動を確認。
寸法や角度が若干おかしかったので、データを修正して再度プリントを繰り返します。
何度か設計を修正しつつ試作を繰り返して、納得いく物ができました。
このマガジンエクステンションはお手本になる立体物が手元にないので正しい寸法がよく分からず、トライ&エラーを繰り返して作りました。これだけの数を何度も試して形状を詰めていった場合、外注だとどんなに早くても1ヶ月間はかけたでしょうが、家に3Dプリンターがあると2日でできました。こういう場合にはやはり家で造形できるのは便利です。
このままでも問題なく使えますが、このデータをDMM.makeに外注して高級機で造形してもらえば、さらにキレイに仕上がったり強度を持たせたりできます。適材適所で自宅のプリンターと外注を使い分けられるようになりました。
タナカのエボ2改に装填!
マガジンスプリングはノーマルのままです。
テンションはやや弱まりますが、スライドストップも問題なくかかります。
グロックはノーマルでも装弾数17発というハイキャパシティですが、このエクステンションを付けると19発、さらにチャンバーに+1発で計20発を装填できます。これで不発なく快調に作動すれば超楽しいです。
2023年03月27日
ディテクティブがRモデル化!
本日発売の専門誌によると、タナカがコルト・ディテクティブスペシャルのR-modelを発売するそうです!
タナカは過去にディテクティブのモデルガンを発売していますが、シリンダーがうまく回らない持病、いわゆるコルト病を持っていました。
写真は初期ロットのABSモデル。
同じメカを持つコルトパイソンは、コルト病を克服して超絶スムースなアクションを実現した「R-model」を2016年に発売。パイソンの決定版と言える完成度となりました。
「ディテクティブもR-modelを!」というコルトファンの声は多かったのですが、長らく実現しないまま、それどころか非R-modelの再販すら途絶えてずいぶん経ちました。
ついにディテクティブスペシャルが、あの超絶スムースアクションとなってリニューアルされます。
安定した作動が実現されれば、その後のバリエーション展開も大いに期待できます。
過去に発売された際もフィニッシュ違いやバレル長の異なるポリスポジティブなどのバリエーションはありました。もちろん今回もそれらに期待しつつ、さらなる展開を期待してしまいます。
例えばディテテクティブスペシャル3rd issue。
バレルシュラウドを備え、グリップフレームが短縮された第3世代です。
写真は私が自作した物…というかまだ製作途中です(長年)。
3rd issueのモデルガンは私にとって積年の夢です。
またディテクティブ以外でも、コルト・コブラなどマニアックな人気がありそうです(モデルガン的には刻印バリエーションになりそうですが)。
さらに、ダイヤモンドバックなんて発売された日には、コルトファンは発狂して喜ぶでしょう。
今後コルトDフレームの展開をタナカに期待する人は、まずは今回のディテクティブスペシャルR-modelに注目しましょう!
写真は過去に発売されたジュピターフィニッシュ。
タナカは先頃、HWにメッキを施すこのジュピターシリーズを廃版にしたと発表しました。つまりR-modelのジュピターは残念ながら発売されないという事になります。
しかし現在タナカにはスチールフィニッシュという新しいシリーズがあります。とても美しいフィニッシュなので、過去にはなかった新しい展開に期待したいと思います。
発売時期は未定との事ですが、タナカは情報解禁から発売までそれほど期間が開かないので、早ければ5月、遅くとも夏までには購入できるのではないでしょうか。楽しみです!
タナカは過去にディテクティブのモデルガンを発売していますが、シリンダーがうまく回らない持病、いわゆるコルト病を持っていました。
写真は初期ロットのABSモデル。
同じメカを持つコルトパイソンは、コルト病を克服して超絶スムースなアクションを実現した「R-model」を2016年に発売。パイソンの決定版と言える完成度となりました。
「ディテクティブもR-modelを!」というコルトファンの声は多かったのですが、長らく実現しないまま、それどころか非R-modelの再販すら途絶えてずいぶん経ちました。
ついにディテクティブスペシャルが、あの超絶スムースアクションとなってリニューアルされます。
安定した作動が実現されれば、その後のバリエーション展開も大いに期待できます。
過去に発売された際もフィニッシュ違いやバレル長の異なるポリスポジティブなどのバリエーションはありました。もちろん今回もそれらに期待しつつ、さらなる展開を期待してしまいます。
例えばディテテクティブスペシャル3rd issue。
バレルシュラウドを備え、グリップフレームが短縮された第3世代です。
写真は私が自作した物…というかまだ製作途中です(長年)。
3rd issueのモデルガンは私にとって積年の夢です。
またディテクティブ以外でも、コルト・コブラなどマニアックな人気がありそうです(モデルガン的には刻印バリエーションになりそうですが)。
さらに、ダイヤモンドバックなんて発売された日には、コルトファンは発狂して喜ぶでしょう。
今後コルトDフレームの展開をタナカに期待する人は、まずは今回のディテクティブスペシャルR-modelに注目しましょう!
写真は過去に発売されたジュピターフィニッシュ。
タナカは先頃、HWにメッキを施すこのジュピターシリーズを廃版にしたと発表しました。つまりR-modelのジュピターは残念ながら発売されないという事になります。
しかし現在タナカにはスチールフィニッシュという新しいシリーズがあります。とても美しいフィニッシュなので、過去にはなかった新しい展開に期待したいと思います。
発売時期は未定との事ですが、タナカは情報解禁から発売までそれほど期間が開かないので、早ければ5月、遅くとも夏までには購入できるのではないでしょうか。楽しみです!
2023年03月21日
ボブチャウver.1.5への道(3)
タニオ・コバがイベント限定品として発売したボブチャウスペシャルver.3をベースに、ボブチャウスペシャルの現在の姿であるver.1.5を再現する第3回。
ボブチャウver.1.5への道(1)
ボブチャウver.1.5への道(2)
まずは前回までに作業した部分の手直し。
リアサイト側面のネジのモールドは、なんとなくの雰囲気物で作っていましたが、実物写真を参考にデザインし直して再現性を上げました。
ついでに台座部分の刻印も埋めて再塗装しました。
グリップパネルの抉れも少し深く追い掘りしました。
これは数値化できない形状なのでいくらでも修正したくなります。
さて今回は最終回。チャンバーカバーとマガジンバンパーの製作です。
まずチャンバーカバーですが、タニオ・コバの物はお馴染みの[.45 ACP]刻印のみですが、ボブチャウはナショナルマッチバレルで[CHOW]の刻印も入っています。
これはステンレス板に自前のレーザー刻印機で文字を入れて作ります。
こんな感じにできましたが、この上からキャロムのブラックスチールで黒く塗装し、
それを剥いでエイジド風にします。
うーん、塩梅が難しけどとりあえずこんなもんで。
続いてマガジンです。
タニコバの物には、これもお馴染みの8マキシマガジンが付属しています。
銃本体ではないのでマガジンは何でもイイと言えばそれまでですが、ボブチャウVer.1.5では、真鍮製のバンパーが付いたウィルソンタイプのマガジンがセットで紹介されている事が多く、自分にとってこの金色のマガジンバンパーもボブチャウの構成要件の1つなのです。
秋葉原の大雄で、MGCのマガジンバンパーが売られているのを発見し、購入しました。
自分はコレ知らなかったんですが、MGCのウィルソンマスターグレードという銃のマガジンにこのバンパーが付いていたようです。
買ったのはバンパーだけですが、MGCのウィルソンタイプマガジンの樹脂バンパーを外して無加工ポン付けできました。
このバンパーの黒染めを落として金色にします。
金属なので、めっき工房でメッキできるかと思い試してみましたが、結論から言うと無理でした。そもそもめっき工房の対応素材に亜鉛ダイキャストは入っていませんし、知り合いに聞いても難しいとの統一見解なので諦めて塗装する事にしました。
金色の塗料で調べたら「メッキ感覚ゴールド」が評判いいので、
コチラを使用してみます。
予想を超える美しい発色!
…ただ塗膜はとても弱いです。触らない物に向いた塗料なのでしょうが、マガジンバンパーは必ず触るから剥げやすいです。まあ暫定的にはこれで良しとしましょう。
実物の写真と比べると、形状がそっくりです。
それもそのはず。実物に付いているマガジンバンパーは、MGC製らしいです(!)。実物にある[MCW]の刻印は、MGCカスタムワークスの事。つまりイチロー氏に贈られた真鍮バンパーと、ウィルソンマスターグレードの亜鉛バンパーはまったく同じ形状と考えられます(同じ金型を使ったとか?)。
おまけにマガジンチューブやフォロアーまでそっくり。まさかマガジン自体もMGC製って事はないですよね?であればMGCのマガジンは素晴らしい再現度だと思います。
というわけで、マガジンはホブチャウ氏の手になる物ではないのですが、前述した通り自分にとってはこれもボブチャウスペシャルの重要なアイテムです。
最後にハートフォード製のベルトクリップ。
これも重要。
これでボブチャウver.1.5は一旦完成です。
再現しきれない部分もあるのでどこまで行ってもナンチャッテの域は出ないのですが、なんとか「ボブチャウスペシャル」と呼んでも良い見た目にはなりました。
あとは表面仕上げなどをどうするかです。チャンバーカバーをエイジド風にしたので、スライドやフレームも使い込まれた感じにしたくなりますね。まあそれは気の向いた時にやる事にしましょう。
と、ここで!なんと!!
ボブチャウスペシャルVer.1.5がBWCから発売されるとのニュースが飛び込んで来ました!
うおっ!これは欲しい!自分のようなモドキではなく完全再現ですから!オプションで真鍮バンパー付きマガジンも用意されてる〜。
しかし…15挺限定、しかも値段ガッ!!
…ただ、今回ボブチャウをいじってみて改めて思うのは、凄まじく手のかかっているカスタムだという事です。すべてのパーツに難しい加工が施されているので、それを考えれば適正価格とも感じます。物価高騰の折ですから余計にそう思います。
少数かつ追加生産もなしとの事なので、欲しい人は早めの予約必須です。
自分の場合は…もし清水の舞台からダイブして入手したとしても、発火用は今回作ったコチラになるでしょう(笑)。
ボブチャウver.1.5への道(1)
ボブチャウver.1.5への道(2)
まずは前回までに作業した部分の手直し。
リアサイト側面のネジのモールドは、なんとなくの雰囲気物で作っていましたが、実物写真を参考にデザインし直して再現性を上げました。
ついでに台座部分の刻印も埋めて再塗装しました。
グリップパネルの抉れも少し深く追い掘りしました。
これは数値化できない形状なのでいくらでも修正したくなります。
さて今回は最終回。チャンバーカバーとマガジンバンパーの製作です。
まずチャンバーカバーですが、タニオ・コバの物はお馴染みの[.45 ACP]刻印のみですが、ボブチャウはナショナルマッチバレルで[CHOW]の刻印も入っています。
これはステンレス板に自前のレーザー刻印機で文字を入れて作ります。
こんな感じにできましたが、この上からキャロムのブラックスチールで黒く塗装し、
それを剥いでエイジド風にします。
うーん、塩梅が難しけどとりあえずこんなもんで。
続いてマガジンです。
タニコバの物には、これもお馴染みの8マキシマガジンが付属しています。
銃本体ではないのでマガジンは何でもイイと言えばそれまでですが、ボブチャウVer.1.5では、真鍮製のバンパーが付いたウィルソンタイプのマガジンがセットで紹介されている事が多く、自分にとってこの金色のマガジンバンパーもボブチャウの構成要件の1つなのです。
秋葉原の大雄で、MGCのマガジンバンパーが売られているのを発見し、購入しました。
自分はコレ知らなかったんですが、MGCのウィルソンマスターグレードという銃のマガジンにこのバンパーが付いていたようです。
買ったのはバンパーだけですが、MGCのウィルソンタイプマガジンの樹脂バンパーを外して無加工ポン付けできました。
このバンパーの黒染めを落として金色にします。
金属なので、めっき工房でメッキできるかと思い試してみましたが、結論から言うと無理でした。そもそもめっき工房の対応素材に亜鉛ダイキャストは入っていませんし、知り合いに聞いても難しいとの統一見解なので諦めて塗装する事にしました。
金色の塗料で調べたら「メッキ感覚ゴールド」が評判いいので、
コチラを使用してみます。
予想を超える美しい発色!
…ただ塗膜はとても弱いです。触らない物に向いた塗料なのでしょうが、マガジンバンパーは必ず触るから剥げやすいです。まあ暫定的にはこれで良しとしましょう。
実物の写真と比べると、形状がそっくりです。
それもそのはず。実物に付いているマガジンバンパーは、MGC製らしいです(!)。実物にある[MCW]の刻印は、MGCカスタムワークスの事。つまりイチロー氏に贈られた真鍮バンパーと、ウィルソンマスターグレードの亜鉛バンパーはまったく同じ形状と考えられます(同じ金型を使ったとか?)。
おまけにマガジンチューブやフォロアーまでそっくり。まさかマガジン自体もMGC製って事はないですよね?であればMGCのマガジンは素晴らしい再現度だと思います。
というわけで、マガジンはホブチャウ氏の手になる物ではないのですが、前述した通り自分にとってはこれもボブチャウスペシャルの重要なアイテムです。
最後にハートフォード製のベルトクリップ。
これも重要。
これでボブチャウver.1.5は一旦完成です。
再現しきれない部分もあるのでどこまで行ってもナンチャッテの域は出ないのですが、なんとか「ボブチャウスペシャル」と呼んでも良い見た目にはなりました。
あとは表面仕上げなどをどうするかです。チャンバーカバーをエイジド風にしたので、スライドやフレームも使い込まれた感じにしたくなりますね。まあそれは気の向いた時にやる事にしましょう。
と、ここで!なんと!!
ボブチャウスペシャルVer.1.5がBWCから発売されるとのニュースが飛び込んで来ました!
うおっ!これは欲しい!自分のようなモドキではなく完全再現ですから!オプションで真鍮バンパー付きマガジンも用意されてる〜。
しかし…15挺限定、しかも値段ガッ!!
…ただ、今回ボブチャウをいじってみて改めて思うのは、凄まじく手のかかっているカスタムだという事です。すべてのパーツに難しい加工が施されているので、それを考えれば適正価格とも感じます。物価高騰の折ですから余計にそう思います。
少数かつ追加生産もなしとの事なので、欲しい人は早めの予約必須です。
自分の場合は…もし清水の舞台からダイブして入手したとしても、発火用は今回作ったコチラになるでしょう(笑)。
2023年03月05日
マルシンベレッタのFピンプランジャー交換
マルシン製M92FS/M9シリーズは快調に作動する発火して遊ぶのに適した傑作モデルガンです。
ただし、使用しているとやがて不発が頻発するようになります。
以前テストした結果では、発火総数が200発を超えたあたりから不発が起き始めました。
その不発の原因が、ファイアリンピンプランジャーの損耗である事も判明しました。
赤丸部分のパーツが、発火を繰り返すと潰れていくのです。
このFピンプランジャーを交換すると不発がなくなり発火性能が蘇りますので、マルシンベレッタで不発に悩まれている方は、200〜300発を目処にFピンプランジャーを交換してください。高いパーツでもないので、ここは消耗品と割り切ったほうがいいです。
今回はそのFピンプランジャーの交換手順を書きます。
1)まず、スライド上部の横ピンを抜き、ファイアリンピンブロックを取り外します。
2)続いて右側のセフティレバーのスクリュー2個を緩めてレバーを外します。
3)ファイアリングピンプランジャーを後方から押し込みながら、左側のセフティレバーを10時位置ぐらいまで回します。この時にレバーからセフティプランジャーが前方に飛び出すので紛失注意!
4)セフティレバーを左側に抜き出し、Fピンプランジャーを交換します。
あとは逆の手順で元に戻すわけですが、この交換手順で重要なのは、「(1)ファイアリンピンブロックを取り外す」を省略しない事です。外さなくてもセフティレバーは抜けるのですが、面倒くさがってこれを外さないと組み立てる時に難儀します。
スプリングの力でファイアリングピンが後退しているので、それが邪魔してレバーを挿入しにくいからです。
レバーを挿入する時、ブリーチの下からポンチや精密ドライバーなどを差し込んでファイアリングピンを前方に押し込むと、スルッとレバーが入ります。
ファイアリングピンブロックを外していないとこれができません。
マルシンの組み立てキットの説明書でも、ブロックは後から取り付ける事になっていますので、Fピンプランジャー交換の際にはFピンプロックを外すところから始めてください。
なぜこんな事をクドクド書くかと言うと、ズボラな私は以前ブロックを外さないまま作業して大変だったからです(笑)。
Fピンプランジャーは定期的に交換して、快適な発火ライフを楽しみましょう。
ただし、使用しているとやがて不発が頻発するようになります。
以前テストした結果では、発火総数が200発を超えたあたりから不発が起き始めました。
その不発の原因が、ファイアリンピンプランジャーの損耗である事も判明しました。
赤丸部分のパーツが、発火を繰り返すと潰れていくのです。
このFピンプランジャーを交換すると不発がなくなり発火性能が蘇りますので、マルシンベレッタで不発に悩まれている方は、200〜300発を目処にFピンプランジャーを交換してください。高いパーツでもないので、ここは消耗品と割り切ったほうがいいです。
今回はそのFピンプランジャーの交換手順を書きます。
1)まず、スライド上部の横ピンを抜き、ファイアリンピンブロックを取り外します。
2)続いて右側のセフティレバーのスクリュー2個を緩めてレバーを外します。
3)ファイアリングピンプランジャーを後方から押し込みながら、左側のセフティレバーを10時位置ぐらいまで回します。この時にレバーからセフティプランジャーが前方に飛び出すので紛失注意!
4)セフティレバーを左側に抜き出し、Fピンプランジャーを交換します。
あとは逆の手順で元に戻すわけですが、この交換手順で重要なのは、「(1)ファイアリンピンブロックを取り外す」を省略しない事です。外さなくてもセフティレバーは抜けるのですが、面倒くさがってこれを外さないと組み立てる時に難儀します。
スプリングの力でファイアリングピンが後退しているので、それが邪魔してレバーを挿入しにくいからです。
レバーを挿入する時、ブリーチの下からポンチや精密ドライバーなどを差し込んでファイアリングピンを前方に押し込むと、スルッとレバーが入ります。
ファイアリングピンブロックを外していないとこれができません。
マルシンの組み立てキットの説明書でも、ブロックは後から取り付ける事になっていますので、Fピンプランジャー交換の際にはFピンプロックを外すところから始めてください。
なぜこんな事をクドクド書くかと言うと、ズボラな私は以前ブロックを外さないまま作業して大変だったからです(笑)。
Fピンプランジャーは定期的に交換して、快適な発火ライフを楽しみましょう。
2023年02月12日
ボブチャウver.1.5への道(2)
ボブチャウスペシャルの現在の姿であるver.1.5を再現する第2回です。
タニオ・コバがイベント限定品として発売したボブチャウスペシャルver.3(架空バージョン)をベースに、前回はグリップパネルの加工と、ハンマーの交換、加工を行いました。
今回はフロント/リアサイトをいじります。特にリアサイトは今回のカスタムの最重要にして最難関です。
ボブチャウスペシャルと言えば、ほぼすべてのエッジが落とされているため、「丸い銃」というイメージがありますが、タニオ・コバの物は四角い印象です。どうにもボブチャウっぽくないのは、サイト形状から受ける印象が強いと思います。なのでここは少し頑張って加工していきます。
まずはフロントサイトから。
四角すぎます。
でもこれは削れば済む話。
実銃の写真を見ながらなんとなく形を下書きし、そのラインに削っていきます。
樹脂だと思ったら金属だったので少々手こずりました。
これで塗装すればOKでしょう。
さて、問題のリアサイトです。
タニコバのスライドに乗っているのは現行型のボーマーサイトですが、実銃のボブチャウに乗っているのは初期型のボーマーサイトです。あるいは同じ形状のトライアングル社製サイトかも知れませんが、とにかく形状がまったく違います。
おそらくですが、初期型ボーマーサイトは入手困難だし削り出しで作るのもコスト的に無理なので、現行のボーマーサイトをそれっぽくメルトダウン加工して付けたのだと思います。しかしこのせいで銃の印象がまったく変わってしまっているので、何としてもリアサイトは変更しなければいけません。
ボブチャウスペシャルは過去に複数のメーカーがトイガン化していますので、それらのリアサイトを流用すれば済むと考えました。
そこでWA製のリアサイトをオークションで入手!
これを小加工して取り付けようと思ったのですが…
ん?
長さが全然違うじゃん!
いや参りました。初期型は前後長が短いです。長くなるならそれに合わせてスライドを削ればいいけど、短くなるという事はいま掘られている箇所を埋めなければいけません。しかもよく見るとアリ溝の位置も違うっぽいので、そこも埋めて掘り直す必要があります。そうなるともう大工事。それは嫌だ!
WAのリアサイトを流用するという案はボツです。
考えた末に出した結論は、元から付いている現行ボーマーの台座部分だけ生かし、ここに乗せる初期型ボーマーっぽい物を3Dプリンターで作るというものです。実物よりも前後長は長くなりますが仕方ないです。
スライド後端のえぐれ方(赤矢印)も、現行ボーマーに合わせた形状に削られていて実銃とは違うので、この形に合うように、かつ違和感がないようにデフォルメする必要があります。
何度か試作して形を詰めていきます。
後端の丸い部分は前述の通り形を少しデフォルメしていますが、さじ加減が難しいです。
これが出来た物。素材はナイロンです。
後加工を少しして乗せてみました。
大丈夫そうなので表面を研磨、脱脂して塗装。
悪くない。
側面のネジはモールドなので、左右のアジャスタブルは利きません。
上部のネジを回す事で上下のアジャスタブルは可能です。
モデルガンなのであまり意味ありませんが。
左側のモールドはもう少し形状を詰める余地がありそうです。また台座部分の刻印は埋めて塗装し直しても良いです。いずれも余力があれば。
実際はもっとローマウントっぽいですが、その加工は大変だしブリーチブロックとの兼ね合いもあるのでこれで妥協します。
フロントサイトも塗装。
だいぶ印象変わりました。
これでかなりボブチャウスペシャルっぽくなったと思います。
懸念されたリアサイトの前後長の違いや後部のデフォルメなども気にならないレベルで、雰囲気は出たと思います。
これで最大の難関はクリアしたので、もう完成したも同然です。
あとはチャンバーカバーとマガジンですけど、これは今回のリアサイトのように途方にくれる問題はなさそうなので近く完成するでしょう。
タニオ・コバがイベント限定品として発売したボブチャウスペシャルver.3(架空バージョン)をベースに、前回はグリップパネルの加工と、ハンマーの交換、加工を行いました。
今回はフロント/リアサイトをいじります。特にリアサイトは今回のカスタムの最重要にして最難関です。
ボブチャウスペシャルと言えば、ほぼすべてのエッジが落とされているため、「丸い銃」というイメージがありますが、タニオ・コバの物は四角い印象です。どうにもボブチャウっぽくないのは、サイト形状から受ける印象が強いと思います。なのでここは少し頑張って加工していきます。
まずはフロントサイトから。
四角すぎます。
でもこれは削れば済む話。
実銃の写真を見ながらなんとなく形を下書きし、そのラインに削っていきます。
樹脂だと思ったら金属だったので少々手こずりました。
これで塗装すればOKでしょう。
さて、問題のリアサイトです。
タニコバのスライドに乗っているのは現行型のボーマーサイトですが、実銃のボブチャウに乗っているのは初期型のボーマーサイトです。あるいは同じ形状のトライアングル社製サイトかも知れませんが、とにかく形状がまったく違います。
おそらくですが、初期型ボーマーサイトは入手困難だし削り出しで作るのもコスト的に無理なので、現行のボーマーサイトをそれっぽくメルトダウン加工して付けたのだと思います。しかしこのせいで銃の印象がまったく変わってしまっているので、何としてもリアサイトは変更しなければいけません。
ボブチャウスペシャルは過去に複数のメーカーがトイガン化していますので、それらのリアサイトを流用すれば済むと考えました。
そこでWA製のリアサイトをオークションで入手!
これを小加工して取り付けようと思ったのですが…
ん?
長さが全然違うじゃん!
いや参りました。初期型は前後長が短いです。長くなるならそれに合わせてスライドを削ればいいけど、短くなるという事はいま掘られている箇所を埋めなければいけません。しかもよく見るとアリ溝の位置も違うっぽいので、そこも埋めて掘り直す必要があります。そうなるともう大工事。それは嫌だ!
WAのリアサイトを流用するという案はボツです。
考えた末に出した結論は、元から付いている現行ボーマーの台座部分だけ生かし、ここに乗せる初期型ボーマーっぽい物を3Dプリンターで作るというものです。実物よりも前後長は長くなりますが仕方ないです。
スライド後端のえぐれ方(赤矢印)も、現行ボーマーに合わせた形状に削られていて実銃とは違うので、この形に合うように、かつ違和感がないようにデフォルメする必要があります。
何度か試作して形を詰めていきます。
後端の丸い部分は前述の通り形を少しデフォルメしていますが、さじ加減が難しいです。
これが出来た物。素材はナイロンです。
後加工を少しして乗せてみました。
大丈夫そうなので表面を研磨、脱脂して塗装。
悪くない。
側面のネジはモールドなので、左右のアジャスタブルは利きません。
上部のネジを回す事で上下のアジャスタブルは可能です。
モデルガンなのであまり意味ありませんが。
左側のモールドはもう少し形状を詰める余地がありそうです。また台座部分の刻印は埋めて塗装し直しても良いです。いずれも余力があれば。
実際はもっとローマウントっぽいですが、その加工は大変だしブリーチブロックとの兼ね合いもあるのでこれで妥協します。
フロントサイトも塗装。
だいぶ印象変わりました。
これでかなりボブチャウスペシャルっぽくなったと思います。
懸念されたリアサイトの前後長の違いや後部のデフォルメなども気にならないレベルで、雰囲気は出たと思います。
これで最大の難関はクリアしたので、もう完成したも同然です。
あとはチャンバーカバーとマガジンですけど、これは今回のリアサイトのように途方にくれる問題はなさそうなので近く完成するでしょう。
2023年02月08日
P226ハンマーストップ交換
タナカのSIG P226レイルドフレームEvo2のハンマーストップを交換します。
このモデルは発火性能や耐久性を向上させたEvo2シリーズの中でも初のSIGで、この後に発売されたP226アーリーモデルからはさらに改良され、ハンマーストップがエラストマー(ゴム)製に変更、その後のMk25やP220、P228、P229などには同様のゴム製ハンマーストップが備わっています。
写真はMk25
つまりSIGのEvo2シリーズの中では、P226レイルドのみ金属製のハンマーストップが付いているのです。ここは発火の度にハンマーが激突してビーバーテールにダメージを与えるので、衝撃を吸収するゴム製ハンマーストップに交換したほうが良いでしょう。
P226アーリー発売からしばらく経ち、パーツが入手できるようになった時点で交換すれば良かったのですが、その頃には箱出し快調で見た目もカッコイイMk25のほうをメインに発火していたので、すっかり後回しになり、何年も経ってしまいました。今回、別のパーツ注文のついでにモデルガンパーツショップM9にゴム製ハンマーストップを注文したので交換します。
触るとゴムであると分かりますが、形状は従来のハンマーストップと変わらないため写真だけでは区別がつきません。
グリップを外し、フレーム後端のピンを抜きます。
これだけでハンマーストップは外れます。
スプリングと、その軸になる真鍮製のパイプがセットされているので、これを付け替えます。
真鍮パイプも簡単に抜けました。
これをフレームにセットし、ピンで固定し直して完了です。
スプリングをハンマーに引っかける関係上、テンションがかかるのでフレーム側のピン穴とハンマーストップのピン穴を合わせるのが少し難しいかも知れません。
その際には写真のようにポンチで仮固定しておいて、それを押し出すようにピンを挿入すると良いでしょう。
このパーツを交換したのは初めてでしたが簡単でした。
なお、P226はグリップを外すとマガジンキャッチも外れます。マガジンキャッチが外れるとセットされている小さなスプリングを紛失しがちなので要注意です。(実際になくしかけたので備忘録として書いてます・笑)。
Evo2モデルであれば、レイルド以外の機種は最初からゴム製ハンマーストップ装備なので交換する必要はないですが、レイルドモデルのオーナーや、Evo2以前のモデルをお持ちの方は交換して予め破損対策するのが良いと思います。高い物でもないですし、交換も容易なので。
2023年02月04日
ベレッタ92G-SDという銃
写真はマルシンのM9A1フレームに、同社の92FSブリガーディアスライドを乗せたニコイチ状態です。
こういう組み合わせの銃はベレッタから実際に発売されています(いました)。
モデル名は『92G-SD』。
日本ではベレッタ92系のバリエーションや系譜が紹介される際に無視される事が多いので、あまり知られていないと思います。
ベレッタ92に関する日本語版Wikiペディアでも92G-SDの事は掲載されていませんが、アメリカのWikiでは92G-SD単独のページが設けられて詳細に解説されています。
Beretta 92G-SD/96G-SD - Wikipedia(米国)
※リンクはGoogle翻訳による日本語訳の結果
またYahoo!(米国)の画像検索で「Beretta92G-SD」と検索しても、実銃の画像がたくさんヒットします。
このベレッタ92G-SDの姿を見ると、「M9A1のフレームにブリガーディアスライドが乗っている」と思いがちですが、先の米国版Wikiによれば、92G-SDの登場は2001年か2002年頃らしく、これが間違いでなければM9A1の登場(2006年)よりも早いです。つまり、「M9A1のほうが92G-SDのフレームを採用した」と言うのが正しいという事になります。
ただし92G-SDに関する資料は日本では少ないため、正確な事はよく分かりません。
ウィルソンコンバットの創設者であるビル・ウィルソンは、この92G-SDこそベレッタ92シリーズで最も優れた仕様だと評しています。
そしてこの92G-SDを復活させ、かつ理想のベレッタを完成させるためにウィルソン92Gブリガーディアタクティカルを製作、同社のベレッタカスタムはここからスタートしています。
前置きが長くなりましたが何が言いたいかと言うと、マルシンにはぜひ、この最高のベレッタこと92G-SDを製品化してほしいという事です。
M9A1は一昨年に新製品として登場しましたが、次かその次のM9/92FSシリーズ再販のタイミングでぜひ検討して頂きたいです。
基本的にはスライドとフレームを組み合わせるだけですので比較的簡単で、変更する必要があるとすれば刻印ぐらいでしょう。
ちなみに「92G」シリーズはマニュアルセフティがなく、コントロールレバーはデコッキングオンリーです。レバーを下げるとSIGのように跳ね上がって元の位置に戻ります。かつてマルシンが発売したフランス仕様のPAMAS G1ではこのデコッキングオンリーは再現されておらず、またCQBモデルもスライドの右側面に「92G」の刻印がありますがセフティがかかるため「G仕様」にはなっていません。
欲を言えば「G仕様」を再現してほしいところですが、まあ見た目のみの再現でも良いかと思います。
変わってこちらはマルシンのノーマルスタイルの92FSです。
自分にとってベレッタはマルシンのHW製モデルガンの印象が強いのでマットブラックのイメージなのですが、実銃の写真を見ると結構光ってるんですよね。特にスライドの側面が。
そこでスライドを塗装して側面のみポリッシュしました。確かにこうすると雑誌などで見る実銃のイメージに近づく気がします。
マルシンベレッタもまだまだ遊べますね。
2023年01月19日
Vショーでモデルガン発火体験を久々開催!
1月28日(土)と29日(日)に、都立産業貿易センター浜松町館にてビクトリーショーが開催されます。
そこで久々に『モデルガン発火体験』ブースを設置します!
お越し頂いた方は、誰でも無料でモデルガンの発火を体験できます。
モデルガンに興味はあるけど発火した事がないという方は、モデルガンの発火がどんな物なのかこの機会にぜひご体験ください。
またモデルガンの発火から久しく遠ざかっている方も、21世紀のモデルガンの発火性能を体験しにお越し下さい。
28日は13時スタート(Vショーは10時30分スタートです)
29日は開場同時の10時30分スタートです。
<追記>会場の都合により、『モデルガン発火体験』の実施日は29日(日)のみとなりました。
場所は都立産業貿易センター浜松町館の5Fです。
使用するモデルガンは主催者準備の物に限りますので、持ち込みでの発火は不可です。
当方もスタッフとして参加予定です。
ぜひ発火して帰ってください!