2015年03月30日

変わりゆくベレッタ

変わりゆくベレッタ
この写真は昨日のVショーにいらしたお客さんが自作されたというベレッタ1915/17です。素晴らしい出来に、思わず写真を撮らせてもらいました。
刻印やグリップも手彫りとの事。自分にはこういう技術も根性もないので尊敬するばかりです。
実銃の写真と比べても、非常によくできています(偶然、同じような木のテーブルで撮ってる^^)。
右側面もそっくり。
変わりゆくベレッタ
これはダミーカート仕様ですが、発火モデルも何か作ってBLKに参加されるとの事。頑張ってほしいです。

ベレッタ1915は同社が製作した初のセミオートハンドガンとの事ですが、この頃からすでに特徴的なオープントップスライドですね。
問答無用の92F系も美しいオープントップ。まさにベレッタの血統書です。
変わりゆくベレッタ
(写真はマルシン製)

やがてポリマー製ハンドガンの時代となり、Px4を初めて見た時は、
「これがベレッタ!?」
と驚愕したのを覚えています。
92F系からのあまりの変貌ぶりに驚いたわけですが、よく見るとPx4は直線と曲線が融合した、非常に美しいデザインをしていると思います。スライドのオープントップが無くなっても、ポリマー時代になっても、デザインにこだわるベレッタらしさはあるんだな〜と感じました。

ところがですよ!
もう皆さんも今月号のガンプロの巻頭記事でご覧になったと思いますが…
これがベレッタの最新作APXです。
変わりゆくベレッタ
これはヒドイ!
みんな思っているでしょうが、これはグロックです。
LE機関からの意見を反映したとの事ですが、それって
「俺らはグロックが使いたいんだ」
って事なんじゃないの???
なんかベレッタっぽところってあるのかしら?今後の詳報に期待します。


同じカテゴリー(雑談)の記事画像
ベレッタ92G-SDという銃
安倍元首相銃撃事件
中国から来た新ジャンル
改造モデルガンで老ユーチューバー逮捕の件
「けん銃」がなくなる!改正銃刀法で
改造ハイパトで逮捕の件
同じカテゴリー(雑談)の記事
 ベレッタ92G-SDという銃 (2023-02-04 17:29)
 安倍元首相銃撃事件 (2022-07-31 23:57)
 中国から来た新ジャンル (2022-06-26 02:33)
 改造モデルガンで老ユーチューバー逮捕の件 (2021-09-10 17:50)
 「けん銃」がなくなる!改正銃刀法で (2021-06-18 01:24)
 改造ハイパトで逮捕の件 (2021-06-14 23:28)
Posted by Red at 23:02│Comments(9)雑談
この記事へのコメント
私が初めてベレッタという名の銃を知ったのは、1988年制作の米国映画『ダイ・ハード』でした。主人公のジョン・マックレーンが広いビルの中をタンクトップとズボン、強盗団の1人から奪ったヘッケラーMP5(だったと思う)マガジンなどが入ったバッグ。手にはベレッタ92FとMP5、それらを持ってしかも裸足で駆け回っていたそれが衝撃的で、面白くて当時TVで放送されていたものをビデオで録画して繰り返し観ていました。‘90年代にMGCでガスガン化され発売されたのを、お年玉を集めて購入したことを思い出します。ベレッタの最新版はここまで変りましたか、私は最近の実銃事情は解りませんが、最近の拳銃や自動小銃などを見ると、似たり寄ったりしている感じがしています。(考え方が古いかもしれまんが。)それが時代の流れと言われればそうでしょうが、私は『ダイ・ハード』の中でもっとも好きだった拳銃は、強盗団一味のリーダー的存在のハンスが使っていた、MP7のシルバーでしたね。個性的な銃でした。
Posted by SAKURA at 2015年03月31日 18:01
米軍の制式になった頃ですね。
私はエアガンのカタログで知ったのが初めてです。その後、『ダイ・ハード』や『男たちの挽歌』で
実際に使用されているのを見ました。
70〜80年代の銃は、味も凄みもあり、なんでも合理的に作る現在の銃とは一線を画すものが多いですね。
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2015年04月01日 09:47
すみません、ハンスが使っていた拳銃はヘッケラーのP7M13でしたね。これもMGCでガスガン化され、豪華なプラスチック製の箱(ケース)に入いって販売されました。最初はブラックモデルその後シルバーが販売されました。

『男達の挽歌』私も少しは観たことがありますが火薬の量と、銃撃戦がすごかったことを思い出します。
Posted by SAKURA at 2015年04月01日 17:04
こんばんは。
「男達の挽歌」でチョウ・ユンファ氏が劇中しようされていたベレッタは、実銃であるときいております。
チョウ・ユンファ氏は台湾の料亭での襲撃シーン(例の2丁拳銃撃ち!)のシーンで、実銃を撃つのが怖くて目をつぶってしまうからサングラスをかけさせて欲しい。
と監督のジョン・ウー氏に求めたもの、リアリティーを追求した監督はチョウ・ユンファ氏の要望を却下。
事実、劇中瞬きしながらベレッタを撃ちまくっているチョウ・ユンファ氏演じるマークが観られますよ~。
Posted by コバ at 2015年04月01日 19:38
『男たちの挽歌』における楓林閣での復讐シーンは、映画史に残る名場面だと思います。
ハリウッドで誰もがやるようになった、オートの2挺撃ちはこのシーンが発祥なわけですよね。
ユンファにはそんなエピソード(サングラス云々)があったんですね。
あの場面はセクハラ男を装ったユンファのスケベ面がみるみる鬼の形相に変わっていくのが素晴らしく、
あのシーンに更なる迫力を与えていると思います。
ジョン・ウー監督はさすがです。
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2015年04月03日 13:33
こんばんは。
「男たちの挽歌」・・・楓林閣で台湾マフィアがユンファの脚を撃ち、植木鉢に仕込んだ銃(ベレッタ)で、
脚を撃った台湾マフィアに撃ち返すあのシーン。
よ~く観ますと、空薬莢がユンファ氏の顔面に直撃していマス(苦笑)。
おっしゃるとおり、確かにスケベ顔からみるみる鬼の形相に変わっていくあのシーン。
劇中ではスローでしたが、当たり前ですが普通の流れであの鬼気迫る表情の変わり様・・・凄い!!の一言ですよね。
本当にアジア映画を代表する名役者の一人ですね!!
Posted by コバ at 2015年04月03日 22:20
こんにちは。
ベレッタ・APX・・・これは確かにヒドい!!PX-4からずっと密かに思っておりましたが、仰るとおりベレッタではなく、これ、グロックですよね。
素材はグロック同様なのでしょうかね?であるとしましたらコスパは半端ないのではないでしょうか?
ベレッタ・グロック共に世界から厚い信頼を得ているガン・メーカーですが、
前記のとおりコスパ次第で各国軍や警察の正式採用拳銃になるでしょうが・・・。
しかしAPX・・・ヒドいです。
格好悪い・・・リコイルも凄そう(汗)使えるサイド・メインアームになるのか?伸るか反るか?(苦笑)あくまで、私の主観ですがこれはアカン!!
Posted by コバ at 2015年04月06日 09:41
T.K.Red様今晩は。
今更ながらですが、ベレッタ92FS+爆音プラグの動画拝見しました。
2挺拳銃撃ち辺りで・・・やはりッ!!アノ映画の音楽が流れましたか!!
音源、よくありましたね~。次回は黒のロングコート着用でお願いしま~す!!♪(笑)。
Posted by コバ at 2015年05月07日 22:00
>コバさん
ご試聴ありがとうございます。
やはりベレッタと言えばアノ曲です(笑)。
ロングコート、サングラス、マッチ棒をくわえて撃ちたいですね。
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2015年05月08日 22:59
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。