2021年11月20日
ウィルソン92Gへの道(2)
マルシンM9A1をベースに、ウィルソンコンバットによるカスタムベレッタを作っています。
前回は、トリガーガードのラウンド化と、レール周りの加工を行いました。
このカスタムの肝はこの部分ですから、もう完成したも同然!と思っていました。
…しかし気付いてしまったんです。

フロントストラップのチェッカリング、横グルーブを増やさせないといけない!
M9A1のフレームがそもそもチェッカリング仕様なので、ここは触らなくてイイと思い込んでいました。
さてどうやってまっすぐ切ろうかと考えましたが、2本増やすだけなので、リューターでサクッと掘ってしまいました。

やっぱりフリーハンドだと線が歪みますね。まあ2本だけなので妥協。
フレームができたところで、バレルの加工です。
ウィルソン92Gのバレルは、CQBのように短くカットダウンされた上、リセスドクラウン、つまり銃口が一段下がった形状をしています。

まずパイプカッターでバレル先端を切断します。
この後マズルを加工するのですが、これ用の治具を作りました。

バレルを嵌めて、

この見えてる部分を削るわけです。

こんな感じに出来ました。
ちょっと削りすぎたかも知れません。
ウィルソン92Gのスライドにはウィルソンコンバットのロゴが入っていて、その刻印はぜひ入れたいと思っていましたが、それ以外の文字刻印にはあまりこだわらないつもりでした。
しかし、先日レーザー刻印機を買ったので、せっかくだからスライドとフレームの刻印はすべてリアルにする事にしました。
スライド、フレームとも元の刻印を瞬間接着剤で埋めます。

接着剤が固まったら、銃の側面とツライチになるまで削っていきます。
刻印の埋まり具合を確認するために軽く塗装した状態。

大丈夫そうです。
こんな風に埋めたところに、レーザーで奇麗に刻印できるのか、ジャンクスライドを使って実験をくり返しました。色々と試したので結構時間がかかりましたが、問題なく彫れると分かったので本番!

安い刻印機なので実物のように精細ではありませんが、

ウィルソンロゴの雰囲気は出ました。
文字も実物に準じています。

やはり「BERETTA」と書かれているとイイですね!
この後、仮塗装を落として塗装し直します。
まだ最後の難関、大型マグキャッチの製作が残っていますが、ゴールが見えてきました。
前回は、トリガーガードのラウンド化と、レール周りの加工を行いました。
このカスタムの肝はこの部分ですから、もう完成したも同然!と思っていました。
…しかし気付いてしまったんです。

フロントストラップのチェッカリング、横グルーブを増やさせないといけない!
M9A1のフレームがそもそもチェッカリング仕様なので、ここは触らなくてイイと思い込んでいました。
さてどうやってまっすぐ切ろうかと考えましたが、2本増やすだけなので、リューターでサクッと掘ってしまいました。

やっぱりフリーハンドだと線が歪みますね。まあ2本だけなので妥協。
フレームができたところで、バレルの加工です。
ウィルソン92Gのバレルは、CQBのように短くカットダウンされた上、リセスドクラウン、つまり銃口が一段下がった形状をしています。

まずパイプカッターでバレル先端を切断します。
この後マズルを加工するのですが、これ用の治具を作りました。

バレルを嵌めて、

この見えてる部分を削るわけです。

こんな感じに出来ました。
ちょっと削りすぎたかも知れません。
ウィルソン92Gのスライドにはウィルソンコンバットのロゴが入っていて、その刻印はぜひ入れたいと思っていましたが、それ以外の文字刻印にはあまりこだわらないつもりでした。
しかし、先日レーザー刻印機を買ったので、せっかくだからスライドとフレームの刻印はすべてリアルにする事にしました。
スライド、フレームとも元の刻印を瞬間接着剤で埋めます。

接着剤が固まったら、銃の側面とツライチになるまで削っていきます。
刻印の埋まり具合を確認するために軽く塗装した状態。

大丈夫そうです。
こんな風に埋めたところに、レーザーで奇麗に刻印できるのか、ジャンクスライドを使って実験をくり返しました。色々と試したので結構時間がかかりましたが、問題なく彫れると分かったので本番!

安い刻印機なので実物のように精細ではありませんが、

ウィルソンロゴの雰囲気は出ました。
文字も実物に準じています。

やはり「BERETTA」と書かれているとイイですね!
この後、仮塗装を落として塗装し直します。
まだ最後の難関、大型マグキャッチの製作が残っていますが、ゴールが見えてきました。
Posted by Red at 00:51│Comments(8)
│モデルガン
この記事へのコメント
おお。残っている瞬着、レーザーが当たっても燃えないのですね! お見事です。実際にやってみる、素晴らしいですね。
Posted by DADGAD at 2021年11月20日 08:27
>DADGADさん
そうなんです、瞬着の部分が燃えたり、溶けたり、掘りの深さが変わったりするのではないかと思って色々と実験してみたのですが、大丈夫みたいです。
そうなんです、瞬着の部分が燃えたり、溶けたり、掘りの深さが変わったりするのではないかと思って色々と実験してみたのですが、大丈夫みたいです。
Posted by T.K.Red
at 2021年11月22日 23:09

フロントストラップのグルーブといいバレルの先端といいけっこう手を入れないといけないのですね。
ウィルソンコンバットのロゴついに入りましたね。格好いいです。
マグキャッチの製作頑張ってください。
ウィルソンコンバットのロゴついに入りましたね。格好いいです。
マグキャッチの製作頑張ってください。
Posted by je at 2021年11月23日 12:56
>jeさん
実は、、、もう1つ手を入れないといけない部分に気付いてしまいまして。。。
今度の記事で書きますが、色々と手が込んでるカスタムだなぁと、作ってみて分かりました。
実は、、、もう1つ手を入れないといけない部分に気付いてしまいまして。。。
今度の記事で書きますが、色々と手が込んでるカスタムだなぁと、作ってみて分かりました。
Posted by T.K.Red
at 2021年11月23日 21:29

あとはリアサイト、ハンマー、スライド中央の盛り上がり、というところですか…
妥協というか、ある程度で割り切り出来れば良いのでしょうが、マニア故、凝り出すと終わりがないですね(褒め言葉)
妥協というか、ある程度で割り切り出来れば良いのでしょうが、マニア故、凝り出すと終わりがないですね(褒め言葉)
Posted by 500C at 2021年11月26日 22:28
>500Cさん
オリジナル形状のリアサイト、スケルトンハンマー、ブリガーディアスライドはすでに準備できているのですが、リコイルスプリングガイドも特殊な形状だという事に気付いてしまいました。
ほとんど見えないので妥協しても良いところなんですが、おっしゃる通りマニア故のアレです(苦笑)。
オリジナル形状のリアサイト、スケルトンハンマー、ブリガーディアスライドはすでに準備できているのですが、リコイルスプリングガイドも特殊な形状だという事に気付いてしまいました。
ほとんど見えないので妥協しても良いところなんですが、おっしゃる通りマニア故のアレです(苦笑)。
Posted by T.K.Red
at 2021年11月29日 00:54

あのスパイラル形状の彫り込みですね。
ベレッタのリコイルスプリングガイドはMGC、KSC、マルシン、WAとモデルガン・ガスガン問わず、更にはM93Rも互換性があるので様々なバージョンを出しているWAのガスガン辺りで近いのがあるかもですね(知らんけど)
ベレッタのリコイルスプリングガイドはMGC、KSC、マルシン、WAとモデルガン・ガスガン問わず、更にはM93Rも互換性があるので様々なバージョンを出しているWAのガスガン辺りで近いのがあるかもですね(知らんけど)
Posted by 500C at 2021年11月29日 22:58
>500Cさん
おっしゃる通り、あの彫り込みです。
なるほど、ガスガン用で流用できるものがあればいいですね。
しかし、ほとんど見えないので、適当に手で掘ってます。
おっしゃる通り、あの彫り込みです。
なるほど、ガスガン用で流用できるものがあればいいですね。
しかし、ほとんど見えないので、適当に手で掘ってます。
Posted by T.K.Red
at 2021年12月01日 01:54
