2021年02月19日
M84発火テスト

昨年7月に、マルシンからトリガーバーが強化されたM84が発売されました。
同モデルの弱点が克服されたのは素晴らしい事です。
当方も発売後すぐに購入しましたが、確変がかかったようなタナカフィーバーの最中だったため、まったく発火せずに放置してしまいました。せっかく壊れなくなったのにもったいない事この上ないし、マルシンにも申し訳ないです。
C-Tecのアルミ製のPFCを購入したため、それも含めて発火テストを行いました。

上からマルシン純正PFC、C-Tecアルミカート、タニオ・コバイージーCP。
見た目はC-Tecが圧倒的にカッコイイですね。
タニコバのカートを使うには、専用のデトネーターが必要です。
発火結果は以下の通りです。
■純正PFC
さすが純正だけあって、まったく問題ない発火、作動、排莢です。
ただし音は小さいです。キャップ火薬に穴が空かない場合もあり、その時は作動音しか聞こえないぐらい。
■タニオ・コバ イージーCP
甲高い音がとても大きく、軽いカートがビシビシと排莢します。超快調!パワーが強すぎという感じもしません。これはイイです。
■C-Tec
音はイージーCPのような甲高い物ではありませんが、かなり大きいです。爆音タイプのプラグが効果を発揮している感じがします。
装填や発火は問題なく、排莢時にジャムも発生しませんが、排莢方向がおかしいです。

写真のように、真上もしくは左側に排莢する事がほとんどです(ワルサーP38みたい)。
上の2種類のカートではそのような事はなく、右斜め後ろに一直線にエジェクトします。
銃を確認すると、スライドの内側に当たった跡がありました。

おそらくカートがここに当たって跳ね返されるように排莢方向が狂っているのだと思います。
スライドの当たる箇所を削って当たらないようにしてしまう事も考えましたが、オープントップスライドのベレッタでは削った箇所が外から見えてしまうのでやめました。
エジェクターの調整をするか、いま考え中。まあゆっくり調整していきましょう。
ちなみに当方のM84はHW製ですが、もしかしたらスライドスピードの早いABSモデルだとこのような問題は起きないのかな?などと考えています。どうでしょうか???
発火時には何度もダブルアクションで撃ちましたが、トリガーバーはもちろん無事。
安心して撃てるモデルガンは最高です。
Posted by Red at 01:31│Comments(2)
│モデルガン
この記事へのコメント
中古で購入したABSスライドのM84にも記事同様の欠けがありました。
トリガーバーは強化されてもバーと噛み合うハンマー基部の摩耗が心配です。
トリガーバーは強化されてもバーと噛み合うハンマー基部の摩耗が心配です。
Posted by たかゆき at 2021年02月19日 08:28
>たかゆきさん
なるほど。という事は、普通でも当たる箇所なんですね。
するとC-Tecはもっと別の位置に当たっているのかも知れません。
トリガーバーが強化されても、各部の摩耗は確かに不安が残りますね。
これは使用を続けて検証していきます。
なるほど。という事は、普通でも当たる箇所なんですね。
するとC-Tecはもっと別の位置に当たっているのかも知れません。
トリガーバーが強化されても、各部の摩耗は確かに不安が残りますね。
これは使用を続けて検証していきます。
Posted by T.K.Red
at 2021年02月20日 01:31
