2015年12月30日

グロックのトリガー調整

ウチに3挺あるグロックのうち、一番使い込んでいるヤツのトリガーの動きがいまいち良くありません。
だんだんと悪くなっていったために今まであまり気にしていなかったのですが、気が付けば非常に渋くなっていました。

グロックのトリガーの動きは2段階で、軽く5〜6ミリ動いて止まるところまでが第1段階、そこからさらに引き切きって撃発に至るのが第2段階。
文字で書くと普通のダブルアクションとあまり変わりないですが、特徴的なのは第1段階のトリガープルが極めて軽く、第2段階の感触が非常にクリスプである事、そして撃発後は第2段階の位置までトリガーを戻せば、シングルアクションのように短いトリガープルで連続して撃つ事ができます。
余談ですが、グロックはハイグリップによって反動をコントロールしやすいため、アメリカで実銃を撃った際にもモデルガンやガスガンで覚えた独特のトリガーコントロールは、そのまま応用できました。

閑話休題。
件のグロックは、第1段階、第2段階とも動きが悪くなっています。第1段階はギシギシと動き、第2段階はネットリといった感じです。
とりあえず第1段階の動きだけでも改善したいところです。

グロックの構造を見ると、トリガーフィーリングをつかさどるパーツはフレーム後端あたりに集中しているようです。
グロックのトリガー調整
自分のグロックは、この辺のパーツがサビや汚れで表面がザラザラになっていました。

ノウハウは持ち合わせていないのでとりあえず分解し、トリガーグループ後端が動く際に接している箇所を磨きました。
グロックのトリガー調整
400番のペーパーとコンパウンドでツルツルにし、エッジも少し丸めました。そして可動箇所にオイルです(グリスのほうがいいかな?)。

これで組み立ててみると…
グロックのトリガー調整
おお!スムース!
とりあえず第1段階の動きはコレで良しとします。

第2段階については、どこを改善すればよいのか今のところよく分かりません。
グロックのトリガー調整
コッキングピースの爪の部分が長年の使用で変形していたので、ヤスリで変形した部分を整えたところ、若干良くなった気がしますが、まだまだです。
この爪の部分にトリガーグループ後端を引っかけて後退させ、あるポジションまで来ると引っかかりが外れて、スプリング圧によりストライカーがリリースされる仕組みのようなので、「トリガーが切れる感触」というのは、「コッキングピースとトリガーグループ後端が外れる時の感触」なのだと思います。だからおそらくこの部分がポイントだと思うのですが、どこがどう干渉しているのか???う〜ん、銃を透明にして見たいです。まあこれは今後の課題とします。

モデルガンは競技に使用するものでもないので、多少トリガーの動きが悪くても問題ではないかも知れませんが、それでもトリガーがスムースに動くというのは、気持ちがいいものです。


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