2014年06月17日
S&W M60(コクサイ)

S&WのM60です。ステンレスのチーフスですね。
実銃においてステンレス製のS&Wリボルバーは、実用性を重視する場合に選ばれる銃だと思います。ホーグなどのラバーグリップが似合うのは、単にシルバーボディーとのコントラストによるものだけでなく、実用的な道具としてのカッコ良さを感じるからだと思います。
写真のM60はコクサイ製で、13年ぐらい前に購入したものです。現在の仕様と異なり、シリンダーに弾頭風の前撃針があるタイプです。もちろん、カートは閉鎖式ではありません。
コクサイが仕様を変更し、シリンダーインサートが極小になり、ダミーカートが装填できる現在のタイプになってから随分経ちました。モデルガンとしては現在の仕様のほうが絶対にイイわけで、このM60も売り払って新しいやつを買おうとずっと画策していました。
しかし、今売りの『Gun Pro』誌の「ヴィンテージ・モデルガン・コレクション」の記事を読んで少し考えが変わりました。
記事はコクサイのM19及びM66に関するものですが、コクサイ独特のカートリッジの開発秘話も紹介されています。そしてこのカートを作れる職人が、もういないという事も。
世代によって違うと思いますが、少なくとも僕にとってはコクサイと言えば子供の頃から、「このシリンダー」と「このカートリッジ」というイメージがあります。
そういうわけで、リアルさという点で難があっても、モデルガンの歴史の1ページを飾る重要な存在なのだなぁと感じたわけです。
もうちょっと大切にしたいと思います。
Posted by Red at 22:03│Comments(1)
│モデルガン
この記事へのコメント
初期のくろがねさんが敵視していたセンター穴開きのシリンダーなつかしいですねw
当時、これのために5mmキャップを買うのは中学生には厳しかったので
発火用にはMGCのカートに下駄を履かせて7mmを使っていましたが、
このカートの弾頭と中身を外すと実弾の空薬莢のようないい音がするので、
普段はそれを装填してチリンチリン音をさせて遊んでました。
当時、これのために5mmキャップを買うのは中学生には厳しかったので
発火用にはMGCのカートに下駄を履かせて7mmを使っていましたが、
このカートの弾頭と中身を外すと実弾の空薬莢のようないい音がするので、
普段はそれを装填してチリンチリン音をさせて遊んでました。
Posted by リオ at 2014年07月08日 01:04