2023年04月17日

グロックのマガジンエクテンションを作る

3Dプリンターを買いました。
そう、今までこのブログで「3Dプリンターで作った」とか得意げに書いておきながら、私は3Dプリンターを持っていなかったのです。
設計したデータをDMM.makeにアップロードして注文すると、数日後には造形された物が届くので自分で3Dプリンターを所有していなくても全然問題ないのです。
しかし、安いヤツでも良いので3Dプリンターは持っていたほうがイイという仲間の勧めもあり、ようやく購入しました。

グロックのマガジンエクテンションを作る
FLASHFORGE社のAdventurer3 Proという機種です。
エントリーモデルとしては最適という評判です。

組み立てなども必要ないので、最低限のセットアップだけしたらすぐ使えます。
開封して1時間以内にはもうプリセットされているデータを造形できました。

さて、私は以前から3Dプリンターで作りたかった物があります。
グロックのマガジンエクステンションです。
マガジンボトムを少し大型にする事で、装弾数を2発増やすパーツです。これを作ります。

実銃用としてはかなり多くの種類が発売されていて、形状も凝ったものがありますが、最もシンプルなタイプを実物写真を見ながら設計していきます。
グロックのマガジンエクテンションを作る
設計中の様子。

データができたところで印刷!
グロックのマガジンエクテンションを作る

1時間程度で完成したので、実際に取り付けてみて形状や作動を確認。
グロックのマガジンエクテンションを作る
寸法や角度が若干おかしかったので、データを修正して再度プリントを繰り返します。

何度か設計を修正しつつ試作を繰り返して、納得いく物ができました。
グロックのマガジンエクテンションを作る
このマガジンエクステンションはお手本になる立体物が手元にないので正しい寸法がよく分からず、トライ&エラーを繰り返して作りました。これだけの数を何度も試して形状を詰めていった場合、外注だとどんなに早くても1ヶ月間はかけたでしょうが、家に3Dプリンターがあると2日でできました。こういう場合にはやはり家で造形できるのは便利です。
このままでも問題なく使えますが、このデータをDMM.makeに外注して高級機で造形してもらえば、さらにキレイに仕上がったり強度を持たせたりできます。適材適所で自宅のプリンターと外注を使い分けられるようになりました。

タナカのエボ2改に装填!
グロックのマガジンエクテンションを作る
マガジンスプリングはノーマルのままです。
テンションはやや弱まりますが、スライドストップも問題なくかかります。
グロックはノーマルでも装弾数17発というハイキャパシティですが、このエクステンションを付けると19発、さらにチャンバーに+1発で計20発を装填できます。これで不発なく快調に作動すれば超楽しいです。


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