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Posted by ミリタリーブログ at

2022年02月15日

USPのトリガー戻り不調


タナカのUSPを発火した時、トリガーが戻らない事があります。
スライドはきちんと作動してハンマーもコックされるのだけど、トリガーが引かれたまま。エボHPモデルでも、個体によってこの症状が起きます。
この問題はエボ化される前のABS時代から起きていて、ずっと謎でした。

自分としても、あれこれ原因を探って、試行錯誤してたんですよ。
どうやらトリガーというよりも、トリガーバーの動きに問題があるという事は分かりました。

トリガーバーをじっと見ると、フレームと干渉しそうな箇所があります。

そこでフレームに干渉しそうなエッジを落としたり、


トリガーバーと当たりそうなフレーム側を削ったり、


トリガーバーを押し上げるトリガー・バー・ディテントとの接点を磨いたり、


キャッチの角を落としたり磨いたり、

色々やったけど、全部ハズレ!
まったく改善しませんでした。

しかし、ようやく原因が特定できました。

どうやら、ハンマーと干渉していたようです。
ディスコネクターで押し下げられたトリガーバーが、ハンマーの下に当たって止まっていたのです。それでトリガーが戻らなかったわけですね。
銃に組み込まれた状態では見えにくい場所なのでなかなか分かりませんでした。モデルガンを調整する時は透視能力が欲しいです。


というわけで、ハンマーの当たる箇所を削り、トリガーバーのほうも角を落としました。そしてどちらも磨いて、たっぷりとグリスアップ。
するとウソのようにトリガーがスルスルとリセットされるようになりました!積年の悩みが解消。いま自分のUSPは絶好調です。
  

Posted by Red at 18:01Comments(4)モデルガン