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Posted by ミリタリーブログ at

2015年09月26日

キャップの一部を切り取る

以前、MJマガジンか輸入品マーケットのブログで、「キャップ火薬の一部を切り取る事で発火性能がアップする」という記事を読みました。
その時は「なるほど!」と思ったのですが、チマチマした作業が好きではないので、そのまま試す事もありませんでした。
で、今日たまたま試す必要があり、初めてやってみました。


キャップの側面の一部を爪切りやニッパーで切り取ります。2カ所、3カ所のほうがイイかも知れませんが、1カ所でも十分です。
発火するまでもなく、カートにキャップをセットしている段階で、これは明らかに効果があると感じました。カート内でのキャップの動きが、格段にスムースなのです。

このテクニックを使うと、CPやリボルバーでは不発が減るはずです。これらはFピンの打撃によってプライマーとキャップを動かす仕組みなので、キャップの動きが渋ければ当然不発が発生します。キャップの一部を切り取る事で抵抗が減り、打撃力不足は解消されるでしょう。

PFCの場合は不発対策にはなりませんが、ピストンの役割を持っているキャップの抵抗が減れば、そのパワーはブローバックの力か発火音に転化されます。

いずれにしても、発火ガスがキャップの後ろに回り込まないように切り取らなければなりません。
またこのテクニックは火薬部分をいじるわけではないので、正しく行えばなんら危険性はありませんが、「キャップ火薬を刃物で加工する」わけですから、その点は細心の注意が必要ですし、初心者は控えたほうが良いでしょう。

発火の度に毎回この作業をするのは面倒くさいですが、例えば何かの大会に出場する時、演劇や撮影で使用する時など、ミスファイヤーを避けたい時などに、お守りのつもりでやっておくと良いかも知れません。
  

Posted by Red at 21:12Comments(2)モデルガン