2014年04月12日

ベレッタM92FS×爆音プラグ


マックジャパンの爆音プラグは非常に素晴らしい発明で、最近はベレッタ92系の発火に凝っています。
爆音プラグの効果が発揮されるのは主にサイドファイアモデルであるとマックジャパンからはアナウンスされていますが、センターファイアのベレッタでも確実に発火音は大きくなります。しかもその音が単に「うるさい」だけでなく、やや低音の心地よい発火音なんです。動画では音量や音の質がなかなか再現できないのが残念。


左=純正プラグ、右=爆音プラグ

以前も書きましたが、この爆音プラグは発火音が大きくなるだけでなく、「カートを痛めない」という効果もあります。
PFCカートはキャップの真ん中に穴を空けてガスを逃がす構造になっていますが、うまく穴が空かなかった時にはガスの逃げ場がなくなり内部が高圧状態になります。その結果カートの一番薄いネジ山の部分を突き破ってしまいます。
この「PFCのネジ山裂け」はホント参ります。一度ここが裂けてしまうと次からはカートを組み立てる事も難しくなるし、仮に組み立てられたとしてもその裂け目からガスが逃げるようになってしまうのでブローバックしなくなります。買ったばかりのカートが裂けると泣きそうになりますよ。原因はデトネーターやプラグの変形のほか、PFキャップの底が以前と比べて厚くなったという噂もあります(真偽の程は???)

爆音プラグを使うとキャップの底に見たこともないような大穴が空きます。ブローバックできるギリギリまでガスを盛大に前方に抜くため、発火音が大きくなる副産物として、カート内が高圧にならずカートに優しいのです。

発火の瞬間を横から。かなり遠くまで火花が飛んでいる


発火後はキャップの底に大穴が

撃って気持ちいいし、カートも痛まないし、なんだか銃の作動も調子いい気がするので、PFCで発火する時はもう爆音プラグ以外使わない事にしました。

ただ、やはりパワー不足になりがちなのか、スライドストップがかからない事があります。特にデトネーターが汚れると純正プラグ使用時よりも顕著にパワー不足が発生するようです。

解決策としては
○最終弾のみ純正プラグを使用する
○最終弾のみMGキャップを使用する
○リコイルスプリングを弱くする
などが考えられます。
しかしこの点を考慮しても、素晴らしいアイテムだと思います。

発火動画です。
シュマイザーの時は純正プラグとの比較を行いましたが、カートが痛むのが嫌なので今回は爆音プラグでの発火のみです。

  

Posted by Red at 02:56Comments(7)モデルガン