2021年03月01日

ベレッタのシャーシ交換と壊れないバレル改

ベレッタのシャーシ交換と壊れないバレル改
マルシンのベレッタ92F系を発火すると、発火した瞬間に青矢印のような方向にバレルが動こうとします。
そうすると赤丸で示したインナーシャーシの裏側あたりで、バレル後端が持ち上がらないように保持する事になります。

マルシンベレッタのバレル基部には、補強ピンが打たれているので、そのピンが当たる箇所がだんだんと浸食されていきます。
ベレッタのシャーシ交換と壊れないバレル改
このぐらいならまだ問題ありませんが、当方所有の最も古いマルシンベレッタのシャーシは、
ベレッタのシャーシ交換と壊れないバレル改
こんなにえぐれてしまっています。
発火総数も相当だし、CPカートを使ったりと、とにかく酷使されています。
そしてこんな形状になったシャーシでは、バレルを保持する事はできずに、ヘタすると1発でバレル基部が破損してしまいます。

というわけでインナーシャーシの交換です。
ベレッタのシャーシ交換と壊れないバレル改
インナーシャーシはフレームをここまで分解しないと交換できません。
ほぼ全バラシ。面倒くさーい!
でもマグキャッチを外さなくて済むのが唯一の救いです。マグキャッチの組み立ては苦手です。

そしてMSGkenkenさんによる『壊れないベレッタバレル』の改良版が届きました!
ベレッタのシャーシ交換と壊れないバレル改
以前の試作版と比較すると、スリムになって軽量化が図られている他、分解レバーの軸と当たる基部の形状が変更され、発火時の衝撃が分散されるようになっています。
ベレッタのシャーシ交換と壊れないバレル改
このバレル基部(純正の場合にはロッキングブロック)と分解レバー軸が変形していると、それが不発の原因になります。よってこの改良版は、バレルが破損しないだけでなく、発火性能の向上にも一役買っていると思います。

MSGkenkenさんは、いずれこのバレル補強を広く受け付ける事も検討されています。
サービスが始まったら当方からもお知らせしますが、マルシンベレッタのオーナーは絶対に補強してもらったほうが良いと思える素晴らしいカスタムバレルです。



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