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2023年04月27日

4/29Vショー出店

4月29日(土・祝)に都立産業貿易センター浜松町館にて開催される第102回ビクトリーショーに、『モデルガン発火体験』コーナーがまたまた設置されます。

お越し頂ければ、どなたでも無料でモデルガンの発火が体験できます。「モデルガンに興味があるけど撃った事がない」という方は、この機会にぜひともお立ち寄りください。
なお発火できるモデルガンは、こちらで用意した物に限りますのでご了承ください。

そして、今回は久々にT.K.Redとしてもブースを出店します。
モデルガンパーツやTシャツなどを販売します。人気のセキュリティーシックス用のエジェクターも用意しています。

お暇な方はぜひ冷やかしにお立ち寄りください。4階の端っこ!モデルガン発火体験と隣接しての出店です!
  

2023年01月19日

Vショーでモデルガン発火体験を久々開催!


1月28日(土)と29日(日)に、都立産業貿易センター浜松町館にてビクトリーショーが開催されます。
そこで久々に『モデルガン発火体験』ブースを設置します!
お越し頂いた方は、誰でも無料でモデルガンの発火を体験できます。

モデルガンに興味はあるけど発火した事がないという方は、モデルガンの発火がどんな物なのかこの機会にぜひご体験ください。
またモデルガンの発火から久しく遠ざかっている方も、21世紀のモデルガンの発火性能を体験しにお越し下さい。

場所は都立産業貿易センター浜松町館の3Fです(Gunフロアではありません)。
28日は13時スタート(Vショーは10時30分スタートです)
29日は開場同時の10時30分スタートです。


<追記>会場の都合により、『モデルガン発火体験』の実施日は29日(日)のみとなりました。
 場所は都立産業貿易センター浜松町館の5Fです。

使用するモデルガンは主催者準備の物に限りますので、持ち込みでの発火は不可です。

当方もスタッフとして参加予定です。
ぜひ発火して帰ってください!
  

2020年09月21日

モデルガンカーニバル東京中止&Vショー出店中止のお知らせ

例年、晩秋に開催している発火イベント『モデルガンカーニバル東京』は、社会情勢等に鑑み、本年の開催は見送る事と致しました。
開催を楽しみにしてくださっていた皆様におかれましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
来年以降に開催の運びとなった折りには、ぜひともご参加をご検討くださいますよう、重ねてお願い申し上げます。


また、10月4日に都立産業貿易センター台東館にて開催されるビクトリーショーに関しましても、ディーラー出店及び仲間と共同開催している『モデルガン発火体験』を取り止める事としましたので、併せてお知らせ致します。
ビクトリーショー自体は万全の防疫態勢にて開催されます。ご参加の方は感染症に気を付けてお出かけください。
  

2020年01月08日

Vショー欠席のお知らせ

今度の日曜と月曜(祝日)は、都立産業貿易センター台東館にてビクトリーショーが開催されます。
当方、12日にディーラー参加の予定でブースも確保していましたが、都合により出店できなくなりました。
申し訳ありません!
ただ、いつも共同出店している切粉さんと、モデルガン発火体験は従来通り出店しているので、ぜひぜひお立ち寄りください!
ブースは6階Gunフロア、J-10〜12です!

5月4日のVショーにはまた参加予定ですので、よろしくお願いします!
  

2019年09月08日

Vショー終了!ありがとうございました

本日のビクトリーショーも無事に終了しました。
台風が迫る中、大勢のお客様にお越し頂きました。皆様ありがとうございました!
次回のVショーは年明けの1月12日なので、また少し期間が空きますが、それまでにも
9月29日にフォリッジグリーンときがわにて発火イベント(当方の参加は未定)、
10月19日には爆裂祭(一般客として参加)、
そして11月下旬にはモデルガンカーニバル東京の開催も予定していますので、またどこかでお会いしましょう!
  

2019年09月07日

明日はビクトリーショーです


明日、9月8日(日)は浅草の都立産業貿易センター台東館にてビクトリーショーが開催されます。
なんか久々な感じがします。

今回も切粉さんと共同ブースでディーラー参加します。
いつも通りTシャツや中古モデルガン、オリジナルパーツなどを販売します。
冷やかしも歓迎ですのでぜひお越し下さい。モデルガンのお話をしましょう!

そして『モデルガン発火体験』も、もちろんあります。
モデルガン未経験の方、モデルガンからだいぶ遠ざかってる方、ぜひモデルガンを発火しにお越しください。
どなたでも無料でモデルガンの発火が体験できます。

場所は7階、GunフロアーのJ1〜3です!
  

2019年01月04日

Vショーは6日のみ参加


明日、明後日は浅草の都立産業貿易センター台東館でビトクリーショーが開催されます。
当方及び恒例のモデルガン発火体験は、6日(日)のみ参加します。

モデルガン発火体験では、いつも通りお越し頂いた方は誰でも無料でモデルガンの発火が体験できますので、モデルガンに興味のある方もない方も、ぜひ発火して帰ってください。

また隣接する個人ブースは、例によって切粉さんと共同出店です。
これといって目新しい商品はありませんが、チタン製のモデルガンパーツは少しずつ種類を増やしていますので、モデルガンファンの方はぜひ遊びに来てください。冷やかしも歓迎です。

場所は6階Gunフロア、入ってすぐ左です。
よろしくお願いします。
  

2018年11月07日

次回Vショー&モデルガンカーニバル東京のお知らせ

先日のビクトリーショーも、おかげさまで無事終わりました。
当ブース及びモデルガン発火体験ブースにお越し頂いた皆様、ありがとうございました。

次回のビクトリーショーは、年明け1月5日(土)、6日(日)の2デイズ開催となりますが、我々の出店は6日(日)のみとなる予定です。

また、例年は秋〜年末にかけて開催する発火イベント、『モデルガンカーニバル東京』ですが、今回は会場手配などの関係で来年にずれ込む事となりました。
2月16日(土)開催予定となっています。
参加申込みは1ヶ月前ぐらいからを予定しております。
お時間のある方はぜひご参加をご検討ください!
  

2018年10月30日

今度の日曜はビクトリーショー


今度の日曜日、11月4日は都立産業貿易センター台東館でビクトリーショーが開催されます。
いつも通り、モデルガン発火体験、切粉さんと合同出店します。

場所は6階、Gunフロアを入ってすぐ左手です。

モデルガン発火体験コーナーでは、ブースで用意したモデルガンを、どなたでも無料で発火して頂けます。モデルガンに興味あるけど、発火した事がないという方は、ぜひともお越し下さい。
以前Vショー開催前に投稿した記事『モデルガン発火体験の予習』シリーズもぜひご覧頂ければと思います。

モデルガン発火体験の予習
第1回 モデルガン発火の楽しさを知る

第2回 モデルガンの扱い方(前編)
第3回 モデルガンの扱い方(後半)
第4回 モデルガンの種類と購入のすすめ


また当方のブースでは先日来製作していた、MGCのガバメント(GM12)に使えるGM-7バレルを販売します。

ようやくフィードランプの形状を確定できました。
バレルの切削加工済み、フィードランプ、変換リンク取り付け済みで、MGCガバにポン付けできます。

バレルの調達及び加工は自分でする!という方のために、

フィードランプ、バレルリンク、イモネジのセットも販売します。
こちらをお買い上げの方には、穴空け位置を決めるための治具をお1人様1個差し上げます。

このほか、好評のWAルガーセキュリティシックス用エジェクターも販売します。

こちらはVショーに来られない方のために、近くDMM.makeに出品します。

また、同じセキュリティシックス用でエジェクターに次いでリクエストの多かった、ポウル(シリンダーハンド)を試作しました。

こちらはまだ量産できていないので今回は展示のみとなりますが、ご興味のある方は手にとってご覧ください。

他にもパーツ類やTシャツなども販売しています。
冷やかし歓迎、モデルガントークをするためだけにでもぜひお越し下さい!
  

2018年07月20日

Vショー間近

明後日、22日(日)は都立産業貿易センター台東館でビクトリーショーです。
今回もディーラー参加で、切粉さん及びモデルガン発火体験と共同ブースとなります。

場所は7階Gunフロアの入り口を入ったらすぐ左、ブース番号はA1〜3です。
モデルガンビギナーの方は、ぜひ発火体験ブースでモデルガンを撃って帰ってください。
無料です!
(発火できるのは基本的に主催者の用意しているモデルガンのみです)。

また当方のブースでは、前回すぐに売り切れてしまったWAセキュリティシックス用のエジェクターを、今回は増量して持って行きます。

モデルガントークをしに来るだけでも結構ですので、ぜひお立ち寄りください。
  

2018年04月29日

Vショー終了しました

本日のVショーも無事に終了しました。お越し頂きました皆様、ありがとうございました。
連休序盤、絶好のお出かけ日和に、久々の開催と、色々な条件が重なったからか、本日はとても賑わっていました。
多くの方から反響を頂いたセキュリティシックスのエジェクターは、次回以降も製作を続けますし、さらなる改良もして行きたいと思います。また近くDMM.makeにも出品を予定しておりますので、遠方の方はご利用頂ければと思います。
次回以降もモデルガンファンに喜んで頂けるよう頑張りますので、よろしくお願いします。
そして1週間しないうちに同所でブラックホールも開催。こちらは一般客として楽しみます!
  

2018年04月28日

明日Vショーの出品物

昨年は立て続けにビクトリーショーが行われていた印象があるのですが、明日は1月初旬以来の開催。なんとなく久しぶりな感じがします。
というわけで、明日の出品物をちょっと紹介します。

中古モデルガンやTシャツのほか、
デトネーター等のチタン製モデルガンパーツ

少しずつ種類が増えています。
ハイパワーでEVOカートを使うためのデトネーターは、リコイルスプリングとセットです。

またチタン製パーツでは、進捗記事をアップしてきた、WAのルガー・セキュリティシックス用エジェクター&ガイドセット

こちらももちろん販売します。

カート立てやローダー

あ、以前から要望のあった9mm/5.56mm用の5連ローダーも作りました。

タニオ・コバM4MGのインナーをセットする事も可能で、MTMケースにも対応しています。
こちらは近々、DMM.makeにも出品します。

ステンレス製イモネジ各種


委託品でこんな面白い物も。

マルシン製M16系のセラコート済ボルトと、オートマグ(MGC、マルシン)用のリアル形状グリップスクリュー(ステンレス削り出し)です。これは珍しい。

ブースは6階Gunフロア、J15、16(切粉さんと合同)です。冷やかし歓迎、モデルガントークするだけでもお立ち寄りください。
隣ではモデルガンの発火体験もありますので、ぜひぶっ放してってください。
  

2018年04月26日

Vショーでモデルガン発火体験


4月29日(日)都立産業貿易センター台東館にて開催されるビクトリーショーまであとわずかです。
いつものようにモデルガンフリークスによる『モデルガン発火体験』ブースも設置します。
場所は6階Gunフロア、J16です。
『モデルガン発火体験』コーナーにお越し頂ければ、どなたでも無料でモデルガンの発火を楽しんで頂く事ができます。
モデルガン未体験の方や、モデルガンの発火から久しく遠ざかっている方など、多くの方に発火を体験して頂きたいと思っています。

使用するモデルガンは主催者準備の物に限りますので、持ち込みでの発火は不可となっています。

基本的にはタニオ・コバの1911系を使用しますが、不定期に抽選が行われ、幸運にも当選された方には1911以外のモデルガン、例えば多弾数オートとか、フルオート発火とかできちゃうかも?
ランダムな抽選ですので、こういうのを撃てた方はラッキーですが、そうでなくてもタニコバ1911発火だけでも十分楽しめますので、ぜひともお立ち寄りください。

またご来場予定でご興味のある方は、以前Vショー開催前に投稿した記事『モデルガン発火体験の予習』シリーズもぜひご覧頂ければと思います。

モデルガン発火体験の予習
第1回 モデルガン発火の楽しさを知る

第2回 モデルガンの扱い方(前編)
第3回 モデルガンの扱い方(後半)
第4回 モデルガンの種類と購入のすすめ

  

2018年04月24日

Vショーに向けてエジェクター仕上げ中

今度の日曜、4月29日は浅草の都立産業貿易センター台東館でビクトリーショーが開催されます。
今回もディーラー参加し、モデルガンフリークスによるモデルガン発火体験のお手伝いも致します。

前回のVショーで試作を展示した、WAのルガーセキュリティシックス/スピードシックス用のエジェクターを販売するために少しずつ仕上げを行っています。


先日の記事で、「ネジ溝を仕上げるためのタップが見つからない」と書いたところ、知り合いがこの規格のタップを持っていて、お借りする事ができました!

かなり稀な規格で、相当探しても見つからなかったのですが、これで仕上げが捗ります。
同時にこのタップをYAMAWAが作っている事も判明しました。
YAMAWAに問い合わせたところ、カタログにも載っていない特殊なタップですが、確かに存在する規格なのでお店から発注をかけてもらえれば購入できる可能性があるとの事。
実際にDIYのお店に取り寄せをお願いしてみました。果たして入荷するかな〜?

Vショーで販売する分のエジェクターはこのネジ部分を含め、最低限の仕上げを行って持って行きますが、作動チェックは自分が持っている唯一のセキュリティシックスで行っているので、個体差や製造ロットによる違いなどがあるのかないのかも分からない状態です。また今後改良の可能性もありますので、購入予定の方はよくご覧になってご検討頂ければと思います。
またVショーに来られないけどご入り用という方向けには、DMM.makeにも出品予定です。ただしDMM.makeでの注文分は、造形されたままで届くので、擦り合わせなどはご自身で行って頂く事になります(なるべく後加工なしで使えるように設計しているつもりですが)。

ともあれ、このパーツでスタームルガーリボルバーファンのお役に立てれば良いと思います。


当方のブースは6階Gunフロア、J15、16(モデルガン発火体験と隣接、切粉と合同)です!
  

2018年01月06日

Vショーありがとうございました!

ビクトリーショーは本日、明日の2日間開催ですが、当方は本日のみの参加でした。
当ブース及びモデルガン発火体験にお越し頂いた皆様、ありがとうございました!
我々の出店はありませんが、明日もぜひ足をお運びください。

先日予告した通り、ルガー・セキュリティシックス用のエジェクターロッドなど、補修パーツの試作品を展示しました。どれだけの需要があるか分からなかったのですが、予想以上に関心を寄せてくださる方が多く、激励の言葉を頂戴しました。頑張って完成させます!


明日のVショーが終われば、1週間も経たずに同じ場所でブラックホールです。こちらはタニオ・コバやBWCの出店があるのでまた楽しみです。
  

2018年01月04日

6日(土)はVショーで発火体験


今週の土日は都立産業貿易センター台東館にてビクトリーショーが開催されます。
当方は6日(土)のみディーラー参加で、いつものようにモデルガンフリークスと共に『モデルガン発火体験』ブースも設置します。
場所は5階E13〜15です。
『モデルガン発火体験』コーナーにお越し頂ければ、どなたでも無料でモデルガンの発火を楽しんで頂く事ができます。
モデルガン未体験の方や、モデルガンの発火から久しく遠ざかっている方など、多くの方に発火を体験して頂きたいと思っています。

使用するモデルガンは主催者準備の物に限りますので、持ち込みでの発火は不可となっています。

基本的にはタニオ・コバの1911系を使用しますが、不定期に抽選が行われ、幸運にも当選された方には1911以外のモデルガンも発火して頂けます。
例えば

多弾数オートとか、


M4をフルオート発火とかできちゃうかも?
ランダムな抽選ですので、こういうのを撃てた方はラッキーですが、そうでなくてもタニコバ1911発火だけでも十分楽しめますので、ぜひともお立ち寄りください。

またご来場予定でご興味のある方は、前回Vショー開催前に投稿した記事『モデルガン発火体験の予習』シリーズもぜひご覧頂ければと思います。


モデルガン発火体験の予習
第1回 モデルガン発火の楽しさを知る

第2回 モデルガンの扱い方(前編)
第3回 モデルガンの扱い方(後半)
第4回 モデルガンの種類と購入のすすめ

  

2017年11月05日

Vショー終了!次はMGCT

本日は都立産業貿易センターにてビクトリーショーでした。
ブースにお越し頂きました皆様、ありがとうございました。
また『モデルガン発火体験』にもたくさんの方にお越し頂き、これまたありがとうございました!
以前、発火体験をしてすぐにGM-7を購入し、すっかりモデルガンにハマッてしまったという話も聞き、非常に嬉しくなりました。少しずつでもモデルガンファンが増えると良いです。

さて、あと1週間もしないうちに「モデルガンカーニバル東京」です。
こちらは愛銃を持ち寄って気が済むまで発火できるイベントです。

11月11日(土)モデルガンカーニバル東京への参加申込みは、公式ブログから受け付けています!
モデルガンカーニバル東京 申込みはコチラ
  

2017年11月04日

モデルガン発火体験の予習4【モデルガンの種類と購入のすすめ】


明日のビクトリーショーに出展する『モデルガン発火体験』予備情報、第4回です。

第1回 モデルガン発火の楽しさを知る

第2回 モデルガンの扱い方(前編)
第3回 モデルガンの扱い方(後半)

ここまでエアソフトガンユーザーに向けて、モデルガンに関する基礎情報やモデルガン特有の扱い方などを書いて来ました。最終回は、
【モデルガンの種類と購入のすすめ】
です。

Vショーの『モデルガン発火体験』ブースで発火してみて、「モデルガンも結構おもしろい」と感じたなら、ぜひどこかのお店でモデルガンを1挺買ってもらいたいと思うのです。Vショーの中では、「むげん」や「アングス」などのブースでモデルガンを販売しています(私たちのブースでは販売していません)。
とは言っても、いきなり購入はハードルが高すぎるかも知れませんので、「どんな銃がモデルガン化されているのか?」というあたりからでも興味を持ってもらえたらと思います。

『モデルガン発火体験』ブースでは、タニオ・コバ製の1911系を使用しています。数あるモデルガンの中でも、特に快調に作動し、壊れにくいというのが理由です。

エアガンと同様、ドル箱スターの1911系はタニオ・コバ以外にも多くのメーカーが発売し、バリエーションも豊富です。1911ファンは困る事はないと思います。

しかし、モデルガンも1911だけではありません。
例えば銀幕のスター、ベレッタ92系

モデルガンの扱い方(前編)で「エジェクションポートからカートが見える」というモデルガンの醍醐味を説明しましたが、その最たるはオープントップスライドのベレッタです。この美しい姿はベレッタ以外ありません。

そのほか、グロック17SIG P226、またUSPなど、王道の機種は大抵モデルガン化されています。


リボルバーも、S&Wとコルトの主要モデルならちゃんと揃っています。


もちろん、長物だってあります。


Vショーのショップブースや、いつも行くガンショップでも、今までモデルガンコーナーはきっとスルーしていたと思いますが、『モデルガン発火体験』に参加されたら、これを機にモデルガンもちょっと気にして見てください。

モデルガン購入に踏み切れない理由として、
「エアガンや装備を買うのに精一杯で、とてもモデルガンにお金をかけられない」
という意見が聞かれました。
確かにエアガンとモデルガンの両方を同じように集めようとしたら破産してしまいます。両者のウエイトは違っても良いわけですから、とりあえず1挺だけ所有してみてはどうでしょうか。

実を言うと、モデルガンマニアのほとんどは、エアガンも持っています。
例えば、下の写真は私の所有しているガスガンです。

マルイのM&Pと、KSCのグロック19です。
このブログを開設して以来、エアガンの画像は一度もアップしていないので、これが初登場です。
私はモデルガンマニアですが、それでも時には弾を飛ばして遊びたい事だってあるので、エアガンもちゃんと持っているんです。所有しているトイガンの中では、1割程度の挺数だと思いますが。
それと同じで、基本はエアガンユーザーであっても、「ちょっと火薬のにおいを嗅ぎたくなった」時のために、モデルガンを1挺買っておいても良いと思います。

「初めて買うモデルガンは何がイイか?」
という質問も多いです。答える人によって「タニオ・コバの1911が良い!」「マルシンのベレッタ92FSが入門に最適!」など意見は分かれるところです。
自分も「タニオ・コバの1911」と答えがちですが、それは今まで銃に興味がなかった人へ勧める場合の話。
ガンファンなら「自分の好きな銃を買うのが一番」だと思います。

エアガンに比べてモデルガンは新製品がなかなか発売されないため、例えばS&WのM&Pや、H&KのVP9といった近年の人気機種は残念ながらまだモデルガン化されていません。
しかし「好きなハンドガン・ベスト5」を挙げれば、きっと1挺はモデルガン化されているはずです。準備やメンテナンスなど、エアガンに比べて手間のかかるモデルガンですが、好きな銃であればそれらの作業をするモチベーションも上がるというもの。
ぜひモデルガンの購入を検討してもらいたいですし、そのための質問や相談は、『モデルガン発火体験』ブースや隣接する『切粉』『T.K.Red』ブースなどでバンバン受け付けています。


ちなみに『モデルガン発火体験』を主催するモデルガンフリークスは、メーカーやショップの回し者ではありません。単なるモデルガン好きが集まって主催したから、「モデルガンフリークス」です。
なぜこのような活動をするかと言うと、多くの人にモデルガンの魅力を知ってもらいたいからなんですが、一番伝えたい相手がエアソフトガンユーザーです。
純粋に競技の道具としてエアガンを手にしている精密射撃の選手などは別として、ほとんどのエアガンユーザーはガンファンのはずです。そして実銃を持てない日本だから、実銃の代用品としてエアガンを手にしているのだと思います。
その実銃の代用品には、エアガン以外にモデルガンという選択肢もあるという事、そしてそこにはエアガンとはちょっと違う楽しさがあるのだという事を、まずは知ってもらうところから始めようというわけです。
ですから、「初歩的な事を聞いたらバカにされるかも」とか思わず、モデルガンに関して分からない事や知りたい事があれば、どんどん質問してください。
モデルガンファンはエアガンファンを敵視したり、見下しているという事はありません。ネット上にそのような発言があったとしても、それはごく一部です。ほとんどのモデルガンファンはエアガンファンがモデルガンにも興味を持ってくれる事を望んでいます。だから小さな事でも、質問すれば嬉々として答えるはずです。
モデルガンファンはエアガンファンに比べて年齢層が高いため、少し話しかけにくいかも知れませんが、同じガンファンです。鉄道ファンと話すのとは違います。エアガンファンとモデルガンファンは、「親戚」みたいなもの。もしくは「お隣さん」です。

明日のVショーでは、お買い物のついでに5階Gun/ミリタリーフロアのF16『モデルガン発火体験』にお立ち寄りください。
  

2017年11月02日

モデルガン発火体験の予習3【モデルガンの扱い方(後編)】

11月5日(日)のビクトリーショーに出展する『モデルガン発火体験』予備情報です。

第1回 モデルガン発火の楽しさを知る
第2回 モデルガンの扱い方(前編)

前回は発火前のモデルガンの扱い方について書きました。後編は発火です。
「トリガーを引くだけ」と言えばそれまでなんですが、ちょっと付随情報なんかも書きたいと思います。

モデルガンは跳弾によって怪我をする可能性がないため、撃つ時もゴーグルなどのアイプロテクションを装着する必要はありません。

準備や後始末など何かと面倒くさいと思われがちなモデルガンですが、この点に関してはモデルガンのほうがお気楽です。
火薬カスが目に入ったり、銃が破損した場合に破片やパーツが顔に向かって飛んで来る可能性もゼロではないため、「モデルガンでもアイプロテクションをすべき」という考えの人もいますが、メーカーが推奨しているわけではありませんし、愛好家の間で広く定着しているルールというわけでもありません。従ってアイプロテクションをせずにモデルガンを発火したからといって、非難の対象になる事はありませんし、現在のモデルガン界では、アイプロテクションをしない方が一般的です。
『モデルガン発火体験』ブースにもアイプロテクションは用意していませんので、「銃を撃つ時はゴーグルをしないと落ち着かない」という方はご持参ください。

さて、いよいよ発火です。
「ウィーバースタンス」や「アイソセレススタンス 」など両手保持の姿勢で構え、グリップをしっかり握ってください。
リコイルをより感じたい方はワンハンドでも結構ですが、その際にはグリップをキツく握ってください。
とにかく、弾が飛ばないからと言ってイイ加減に握るのはNG。緩いグリッピングは、実銃同様ジャムの原因となります。

サポートハンドの親指を後方へ回す人もいますが、これもNGです。

後退したスライドが親指に接触し、怪我をする恐れがあります。
これはガスブローバックガンでも同様のはずですが、モデルガンのほうがブローバックのキック力が強いため、より注意が必要です。

構えが決まったらトリガーを引き絞ります。

バン!という発火音と同時にスライドが後退し、エジェクションポートからカートリッジが飛び出します。
そう、弾は飛びませんが、カートは飛びます!
TOPのM4系やライブシェルのショットガン、マルシンのカート式などで遊んでいる人でも、発火音やガンスモークと共に排莢されると、ちょっと違う印象を持つはずです。

『モデルガン発火体験』で使用するタニオ・コバの1911系は、モデルガンの中でも快調モデルとして知られているのですが、それでも作動不良(マルファンクション)が発生する事もあります。

作動不良の一例、「ストーブパイプジャム」です。
カートリッジがうまく排出されず、エジェクションポートに挟まり、ストーブの煙突のようになっています。
「新鮮でおもしろい」と、エアガンで経験した事のないジャムを楽しんでくれる方もいましたが、ノートラブルで楽しんでほしい我々としては少々複雑です(笑)。

このように、
カートがうまく排出されない「排莢不良」のほか、
排莢されても次弾がチャンバーにうまく送り込まれない「給弾不良」
トリガーを引いても発火しない「不発」
など、モデルガンでは実銃に起こるのと同じ作動不良が発生します。


このような場合には、スライドを引いて問題のカートリッジを外へ出してしまえば大抵のトラブルはクリアできます。
自分でトライしても良いですし、よく分からない場合にはスタッフに聞きながら行ってください。うまく出来なかったり、自信がなければスタッフに銃を託してもらって結構です。
数年前、クリス・コスタ氏が来日した際にモデルガンを撃つ映像がハイパー道楽にアップされましたが、コスタ氏は実銃と同じハンドリングであっという間にマルファンクションをクリアしていました。あれぐらい素速く扱えるようになるとカッコイイですね。モデルガンは射撃以外の練習が、ほぼ実銃同様に行えるのも魅力のひとつと言われています。

またモデルガン特有の作動不良としてバースト(暴発)があります。
スライドをリリースして初弾をチャンバーに送り込んだ瞬間、または発火・ブローバックしてスライドが戻った瞬間に、次弾が発火してしまう現象です。
後者の場合には、トリガーを1回しか引いていないのに、ババン!と2発(あるいはそれ以上)発火してしまいます。
ちょっとビックリするかも知れませんが、モデルガンではごくたまに起きる現象だと思ってください。

全弾撃ち尽くすと、ガスブローバックガンと同様、スライドがホールドオープンします。

銃口やエジェクションポートから煙が立ち上り、火薬の香りが漂いますので、撃った余韻に浸ってください。

以上、『モデルガン発火体験』ではここまでをお楽しみ頂けます。

発火後は銃のクリーニングをする必要がありますが、それはスタッフが行います。
しかし、将来皆さんがモデルガンを購入したら、発火して遊んだ後に必ずクリーニングをする時が来るので、少しだけ紹介しておきます。

フィールドストリッピング(通常分解)した状態です。

普通はここまでの分解で十分なクリーニングが可能です。
バレルの中に水を通して火薬カスを洗い流したり、フレームやスライドに付着したカスをティッシュや綿棒で拭き取り、仕上げにシリコンオイルを吹いて組み直せば完了です。
面倒くさいと思われるかも知れませんが、慣れればすぐに終わります。

エアガンでもカスタムやチューンを行う人であれば頻繁に分解/組み立てを行うかも知れませんが、中には「買ってからほとんど分解しない」という人もいるかも知れません。
実際問題として、日本製のエアガンは箱出しでも十分な性能ですし、分解してのメンテナンスを一度も行わなくても、問題なく使い続けられる製品ばかりだと思います。
対してモデルガンの場合には、「発火」と「分解&クリーニング」はワンセットです。クリーニングをしないと金属パーツがサビたり、火薬カスが固着して作動不良の原因となります。そう考えると確かにエアガンよりは手間がかかりますが、「実銃と同じ」と考えれば少し楽しくなります。特殊部隊員や軍人、あるいは殺し屋になった気分で銃の手入れをしていると、なんとなくウキウキします(笑)。

普通は遊び終わってからクリーニングを行うのですが、『モデルガン発火体験』では毎回かなりの発火総数に達するため、途中で何度かスタッフがクリーニングを行います。興味のある方は、どんな感じでやっているのかちょっと覗いてみてください。

『モデルガン発火体験』は11月5日のVショー・5階Gun/ミリタリーフロアのF16です。
  

2017年10月31日

モデルガン発火体験の予習2【モデルガンの扱い方(前編)】

11月5日(日)のビクトリーショーに出展する『モデルガン発火体験』コーナーに参加予定の人向け、予備情報の第2弾です。
前回、【発火の楽しさを知る】では、モデルガンの発火に関する基礎知識を書きました。

今回と次回は、【モデルガンの扱い方】を2回に分けて紹介します。前編は、発火前の扱い方の話です。

「モデルガンの扱い方」と言っても、普段からエアソフトガンをいじっている人を対象に書きますので、「銃口を人に向けない」とか「撃つ直前までトリガーに指をかけない」なんて初歩的な話は省きます。ここではエアガンと異なるモデルガンならではの部分を中心に書きますが、エアガンと同じところもあるのでその辺りは復習のつもりでお読みください。

『モデルガン発火体験』ブースではタニオ・コバ製の1911系モデルガン、そして樹脂製のカートリッジを使用します。
「カートリッジ」というのは「薬莢」の事で、中に火薬をセットして使用します。以後「カートリッジ」または「カート」と呼びます。

タニオ・コバの1911用カートリッジには金属製もあり、本当はそちらを使用したほうが雰囲気もあるのですが、『モデルガン発火体験』コーナーでの発火総数は毎回1,000発前後にのぼるため、紛失した際のリスクなどを考えると樹脂製カートのほうが安価ですし、スタッフが準備をしやすいなどの利点もあるため、樹脂製を使用しています。

『モデルガン発火体験』にお越し頂いた方には、火薬がセットされたカートリッジと空マガジンを渡し、ご自身でマガジンに弾を込めるところから体験して頂きます。
エアガンはケースレス(薬莢を使用しない)方式が主流ですので、まずここで新鮮に感じる方が多いようです。
海外で実弾射撃を経験された方であれば戸惑うことはないと思いますが、エアガンオンリーで遊んでいると意外と手こずる方もいるようです。

装填するカートリッジを、前方から後方斜め下方向へ、押し下げるように入れていきます。この時、マガジンを持っている手の親指か人差し指でも、先に入っているカート(初弾の場合にはマガジンフォロアー)を押し下げてアシストしてやると良いです。

参加者の中には、装填し終わったマガジンを叩く人が結構いらっしゃいます。

映画や実銃動画などでよく見られる動作なので、たぶん皆さんやってみたいのだと思います。
あれはマガジン内で弾をキレイに整列させる目的があり、モデルガンでやってもある程度効果はあると思います(やらなくてもあまり問題はありません)。
ただしモデルガンのカートリッジは、火薬や内部のパーツが押し込んであるだけなので、あまり強く叩くとこれらのセッティングが外れてしまい、あとで作動不良の原因となります。
この動作をされる場合には、軽くポンポンと叩く程度にしましょう。

続いてマガジンの挿入です。

実銃ではマガジン前面から最上段の弾の前方に人差し指を這わせるテクニックがあります。マガジン挿入口と素速く位置を合わせられるのと、指の感触でマガジンに弾が装填されているのを確認できるそうです。単にマガジンを挿入するだけでも良いですが、せっかくカートリッジを使用しているのだから、色々なテクニックを試してみるのも良いかも知れません。

ホールドオープンした銃にマガジンを入れると、エジェクションポートから装填したカートリッジが見えます。

エアガンとは違う風景です。
エキストラクターやエジェクターなど、エアガンにはないパーツも実銃通りあるので、ぜひ見てみてください。
細部のリアルな構造から実銃に想いを馳せるのも、モデルガンの醍醐味のひとつです。

スライドのリリースは、エアガンと同様、
●スライドストップレバーを下げる
●ホールドオープンしているスライドをさらに少し引いて放す

…の、いずれかの動作で行います。
どちらでも良いですが、ガスガンよりもリコイルスプリングが強いモデルガンは、スライドストップレバーを使用すると「ノッチ欠け」が起こりやすいため、「ホールドオープンしているスライドをさらに少し引いてリリース」が推奨される傾向にあります。

スライドが前進すると同時にカートリッジが1発チャンバーへ送り込まれ、いつでも撃てるホットな状態になります。

弾は飛ばないと分かっていても、火薬が入っていると思うと少しドキドキするはずです。
撃つ前の緊張感は、実銃もエアガンもモデルガンも一緒です。

発火とその後の扱い方は【モデルガンの扱い方(後編)】に続きます。
  

2017年10月29日

モデルガン発火体験の予習1【発火の楽しさを知る】

11月5日(日)に都立産業貿易センターで開催されるビクトリーショーで、『モデルガン発火体験』ブース(モデルガンフリークス主催)を設置します。お越し頂ければ、どなたでも無料でモデルガンの発火を体験する事ができます。

モデルガンファンは年齢層が高いという事は周知の事実ですが、このVショーの『モデルガン発火体験』コーナーには、若いお客さんが毎回たくさん遊びに来てくれています。そのほとんどはガンファンで、「エアソフトガンは持っているけどモデルガンは持っていない」という方々です。

『アームズマガジン』などの専門誌でも時おりモデルガン特集が組まれるので、皆さんモデルガンに興味はあるようですが、実際にはモデルガンに触れる機会はなかなかなく、ましてや発火を体験できるチャンスなんて皆無のようです。
我々がこのような発火体験コーナーを設けるのは、まさにそのような方々に「モデルガンの発火がどんなものなのか?」を知ってもらうためです。
で、どうせ発火を体験するならモデルガンに関する事を少し知っておいたほうが、より楽しめるのではないかと思い、今日から1日おきにVショー前日まで、モデルガンに関する予備情報を、主にエアソフトガンユーザーに向けて書きたいと思います。

発火体験ブースに来られる予定の方にはぜひお読み頂きたいと思いますが、同時に「遠方に住んでいてVショーなんて行けない」とか「この記事を発見した時にはすでにイベントが終わっていた」という方にとっても、モデルガン入門の手引きとなるよう書くつもりです。

第1回の本日は、『モデルガン発火の楽しさを知る』です。

モデルガンはバレルの中に「インサート」と呼ばれる金属板が埋め込まれており、絶対に弾を発射できないように作られています(ちなみにモデルガンにはインナーバレルがないため、「アウターバレル」という呼び方をせず、単に「バレル」と言います)。
「そんな弾の飛ばない銃で遊んで何が面白いの?」という根本的なお話です。

皆さんはガスブローバックガンを主にサバイバルゲームやターゲットシューティングに使用されていると思いますが、家ではBB弾を入れずに空撃ちでブローバックのリコイルだけ楽しんでいる人もいるのではないでしょうか。東京マルイの製品には、空撃ちを楽しむために、スライドストップが掛からないようにするためのフォロワーストッパーまで付属していますよね。
そう、弾が飛ばなくても、銃がパンパン音を立てながら作動するのはそれだけで楽しいはずです。
モデルガンの発火は、「ガスブロの空撃ちをさらにエキサイティングにした遊び」
と考えてもらえば分かりやすいでしょう。

そしてモデルガンの場合は火薬を使用するため、「大きな撃発音」が鳴り、「煙や火花」が見えます。加えてオートの銃であればガスガンとは異質の「鋭いリコイルショック」が手首に伝わり、エジェクションポートから「薬莢が排出」されます。そして発火後には「硝煙の香り」が漂い、銃を撃った余韻が残ります。
これらの要素は、人間の持つ五感のうち「味覚」を除く4つの感覚を極度に刺激します。だからモデルガンの発火はBB弾をターゲットに当てるのとはまた別の快感や興奮があり、やみつきになる人も多いのです。

では具体的にどれぐらいの音が鳴り、どんなリコイルショックがあるのか?
それを説明するために、まずは火薬を紹介します。
下の写真が、モデルガンに使用する『キャップ火薬』です。

金色の部分が樹脂製の入れ物(キャップ)で、赤い部分が火薬です(厳密に言うと赤い部分の下に火薬があるのですが、赤い部分=火薬と考えてもらって良いです)。樹脂のキャップに入っているから、「キャップ火薬」です。
この火薬入りのキャップを1個、薬莢の中にセットします。キャップから火薬の部分だけを取り出して使用する事はありません。必ずキャップごと使用します。従って火薬に直接触る事はないので非常に安全です。
キャップは比較のために置いたミンティアとほぼ同じ大きさですから、その中の火薬がいかに小さいかお分かり頂けると思います。これだけ小さいので、キャップ火薬は特別な資格などなくても誰でも扱えるのです。法律上は「玩具えん火」に分類され、同じものにクラッカーなどがあります。

火薬を知ってもらったところでリコイルショックの話です。
一般に「モデルガンのほうがガスガンよりリコイルが強い」と言われますが、実銃のようなものを想像してもらっては困ります。
実銃に使用するアモは薬莢内にギッシリと火薬が詰まっていて、その大量の火薬が爆発する事で弾頭が発射され、反作用で強烈なリコイルショックが生まれます。
対してモデルガンの火薬量はミンティア以下。この事からも想像できる通り、実銃ほどの轟音や、マズルが上を向くほどの強い反動はありません。あまりにもモデルガンに過剰な幻想を抱きすぎると、実際に撃った時にアレレ?となってしまうので、念のために書いておきます。
ただ、ガスガンとはひと味違う鋭いリコイルショックなので、初めて撃つと「オォッ!」と感じる方も多いのは事実です。

で、ミンティアより小さい火薬なので、単に爆発させただけでは、スライドを後退させるようなパワーは生まれません。
ガスブローバックガンも、より強いリコイルと快調な作動を生むためにメーカー各社が独自のブローバックシステムを開発しているように、キャップ火薬という僅かなエネルギーで実銃のような作動を再現するための研究をメーカーは積み重ねています。そのほとんどは薬莢の構造とバレル内のパーツによる工夫です。

薬莢とバレル内パーツの一例です。上の2つは1911系、下の2つがベレッタ92系です。
同じ機種であっても、メーカーによって薬莢の構造やバレル内のパーツ形状が異なります。
写真を見ても何が何やらワケ分からないかも知れませんが、「今すぐコレを覚えろ」とかいう話ではないのでご安心ください。「小さな火薬でいかにブローバックさせるか」というメーカーの苦心の跡を感じてもらえればそれで十分です。
モデルガンにおけるブローバックシステム開発の歴史は半世紀にも及び、そのおかげで現在はどのメーカーの銃でも、ミンティア以下の火薬とは思えないようなリコイルショックや快調な作動を実現するに至っています。
実銃ほどではありませんが、ガスガンと違うそのリコイルショックは、ガンファンなら一度体験してみる価値アリだと思います。


続いて発火音の話ですが、これは文章で一番伝えにくい部分です。
Youtubeで「モデルガン 発火」と検索すればたくさんの発火動画が見られますが、どれも実際の発火音の大きさを知るには不十分です。録画機器は、大きな音が鳴ると自動的に音量を調節してしまうからです。
さらに撃つ環境によっても印象が変わります。風呂場のように音が反響する屋内で撃てば非常に大きいと感じますし、河川敷のような広い屋外だと、板を叩いたような音にしか聞こえません。また使用する銃の種類によっても音の大きさは異なります。

前述した通りキャップ火薬はクラッカーと同じ分類となるので、基本的にはクラッカーと同等か、それより少し大きいと考えてもらえば良いと思います。
これが大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれで、しかも音が大きいほうが良いかと言うと、これまた人によって事情は異なります。
「音は大きいほうが実銃みたいで良い」という人もいれば、「家で撃つのでそんな大きな音がしては困る」という人もいるわけです。
ちなみに一般的なマンションや一軒家であれば、発火音が近所迷惑になるとか、ましてや通報されるなんて事はまずありません。隣の話し声が聞こえるぐらい壁の薄いアパートだとちょっとマズイですが、それだとガスガンの空撃ちもアウトでしょう(笑)。
そして「思ったより音が小さくてつまらないな」と感じた人向けには、発火音を大きくするためのオプションパーツがサードパーティーから色々と発売されていますので、耳栓なしではいられないような音にまでカスタマイズする事も可能です。

Vショーの『モデルガン発火体験』ブースでは、メーカー標準の状態での発火を体験して頂けます。色々と文章で書いても、やっぱり実際に発火してみて、その音やリコイルがどんな感じなのかを確認してもらうのが一番です。
そしてモデルガンを触ってみると、エアガンと似ているけど、ちょっと違う部分がある事に気付くかも知れません。

というわけで明後日のテーマは、エアガンユーザー向けの『モデルガンの扱い方』です。
  

2017年10月28日

Vショーでモデルガン発火体験


11月5日(日)は都立産業貿易センター台東館でビクトリーショーが開催されます。あと1週間ちょっとです。
今回もディーラー出展します。ブースは5階GunフロアのF14です。 会場図
そしてその並びの「切粉」スペースでは、発火好きのモデルガンフリークスによる『モデルガン発火体験』コーナーをまたまたやります。お越し頂ければどなたでも無料でモデルガンの発火体験ができます。「モデルガンに興味はあるけど撃った事がない」とか、「昔はよく発火したけど最近はめっきり」という方々に、ぜひ最新モデルガンの発火を体験してもらいたいと思います。買い物が終わった後にでも、ぜひお立ち寄りください。
なお本企画は「モデルガンの発火を体験してもらう」という趣旨ですので、銃を持ち込んでの発火はできません。こちらで用意したモデルガンのみ使用可能です。

お持ちのモデルガンを発火したいという方は、翌週の11月11日(土)にモデルガンカーニバル東京を開催しますので、ぜひそちらにご参加のうえ、愛銃をブッ放してください。
モデルガンカーニバル東京の参加申込みはコチラ

その翌週の11月18・19日は、大阪のガンショップ・グルカでも発火イベントが行われるので、西日本の方はぜひそちらでお楽しみください。

発火の秋ですね!
  

2017年07月23日

Vショー終了!

本日のビクトリーショー、無事終了しました。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
当方のブースにもたくさん方にお越し頂きまして、感謝感謝です。
また発火好きのモデルガンフリークス達と共に設置した、無料のモデルガン発火体験ブースも、前回に続き大変盛況でした。

たくさんの方に並んで頂き、モデルガンの発火を体験してもらいました。
やはりモデルガンの事は知っている/興味があるという方でも、実際に発火を体験した事はないとか、モデルガンがどのような仕組みで作動するのかをご存知ない方も、まだまだたくさんいらっしゃるようです。
モデルガンに初めて接する機会として、今後も可能な限り続けて行きたいです。

また年齢制限のないモデルガンだけに、チビッコ達も参戦してくれました。

自分も初めてモデルガンに触れたのは小学生の時でした。
若い人達にも、どんどん体験してもらいたいです。
  

2017年07月22日

明日はVショー、発火体験もあります!

明日、7月23日は都立産業貿易会館 台東館にてビクトリーショーが開催されます。
いつものようにトイガン関連アイテムやTシャツなどを販売します。

そして前回に続き、サークル切粉(くすのき工芸)さん、そしてモデルガンフリークスによる発火体験コーナーとの共同出店となります。
お越し頂ければ、どなたでも無料でモデルガンの発火が体験できます!
モデルガンの発火とはどういうものなのか?モデルガン未経験の方は、ぜひ買い物帰りにでもお立ち寄りください。
もちろん、マニアの方も大歓迎です。

場所は7階Gunフロアの、入り口を入ってすぐ左側、A1〜4のブースです。
ご来場お待ちしています!

  

2017年04月30日

Vショー終了、次はBH

本日のビクトリーショー、無事に終了しました。
ブースにお越し頂いた皆様、ありがとうございました。
久々の開催という事もあってか来場者も多く、場内は盛り上がっていましたね。
昨日予告した通り、チタン製パーツを展示したところ、たくさんの方からのご意見、専門家からのアドバイスも色々と頂戴し、非常に有意義なものとなりました。展示して良かったです!

また発火仲間有志による『モデルガン発火体験コーナー』は予想以上の大盛況で、順番待ちの列が途絶える事はありませんでした。モデルガンの発火は初めてという若い人達が多く並んでくださっていたのは非常に嬉しい事です。やっぱり、モデルガンの発火に興味はあっても、それを気軽に体験できる機会ってないんですね〜。
発火された方が、これを機にモデルガンに興味を持ってもらえると幸いですし、このような活動はできる限り続けていきたいと思います。

さて、数日後には同じ場所でブラックホールが開催されます。
今度は来場者として盛り上がります。
  

2017年04月23日

Vショーでモデルガン発火

来週の日曜日、4月30日は都立産業貿易センター台東館にてビクトリーショーが開催されます。
昨年7月以来の開催ですので、非常に楽しみです。
今回もディーラーとして参加しますが、もうひとつ!
モデルガンの発火体験ブースがあります!

お越し頂いた方は、どなたでも無料でモデルガンの発火を体験できます。
これはモデルガンフリークス、発火好きの有志が出店料を出し合い、ボランティアで運営するコーナーです。今回、初の試みで、自分もささやかながら協力させて頂いています。

モデルガン未経験の方は、ぜひこの機会に発火の楽しさを味わって頂きたいと思います。もちろん、バリバリのモデルガンマニアの方も歓迎。
みなさま買い物帰りに、お気軽にご参加ください。

ブースの場所は、7階GUNフロアーのH13、14、15で、T.K.Red、サークル切粉さん、モデルガン発火体験コーナーの合同出店となります。
  

2016年10月30日

V-tWinショーに行って来ました


この土日に行われたビクトリーショーのスピンオフイベント、V-tWinショーに、当方は土曜日だけでしたがディーラー参加して来ました。
開場前から建物の外にはオープンを待つ行列。そしてブースは、地元・愛知のほか、関東や関西からの出店もあり、名古屋ならではの雰囲気でした。
開場して2〜3時間ぐらいは熱気ムンムンの大変な賑わい。また発火スペースではファストドロウの体験イベントが行われ、発火音と風船の破裂音が会場中に響く様は、さすがハートフォードのお膝元と感じる光景でしたね。今日はウェスタンショーも行われたはずです。
そんな中、モデルガンファンともお話ができ、とても楽しめました。
特に名古屋の有名店、フォートレスの店長さんがわざわざ足を運んでくださったのには驚きました。同店はエアガン中心のショップですが、最近はモデルガンもジワジワと来ているらしく、閉店後にスタッフの方と常連さんによる発火会が夜な夜な行われているという話をうかがいました。しかも、オリジナルのカスタムパーツまで頂戴し、感謝感激!これは後日紹介したいと思います。
イベントとして成功したのかどうかは分かりませんが、また機会があればぜひ参加したいと思います。

さて、来月はモデルガンカーニバル東京です。
申込み数も結構集まって来ましたので、参加予定の方は、お早めにコチラからお申し込みください(定員に達し次第、締めきります)。
  

2016年10月26日

V-tWinショーに参加します

例年は年末にビクトリーショーがありますが、今年は会場などの都合で開催されません。
で、代わりに名古屋の茶源ホールにて、10月29、30日の2日間、V-tWin showが開催されます。当方は土曜日のみ1日だけ、ディーラー参加予定です。
名古屋でのショーというのは古くは行われた事があるそうですが、私はまったく知らない初体験ですので、採算抜きのお祭り参加です。このイベントはモデルガンに結構チカラを入れるようで、発火スペースも設けるとの事。発火イベントとしても楽しめそうです。
昨日、会場図が発表されました。
当方のブースはAの11です。モデルガン発火スペースの目の前!楽しそうです(^^)。
中部地区のモデルガンファンとも、ぜひお話してみたいです。お越しの方はお立ち寄りください。
  

2016年07月18日

Vショー終了&買った物

本日のVショー、無事終了しました。
今年は東京で開催するのがこれで最後という事で、朝から入場待ちの長蛇の列が出来ていました。
ブースにお越し頂いた皆様、ありがとうございました。参加できなかった皆様は、また別の機会にお会いしましょう。

いつも自分のブースで物を売りつつ、買い物もしてしまいます。
今回一番の目玉は、近所のブースで新発売したiSDです。

iSDとは、モデルガンでターゲットシューティングが出来るセット。現代のシューターワンです。
シューターワンのようなターゲットと、アンダーマウントレールに装着したデバイスがセット。モデルガンを発火すると、デバイスから赤外線が発射され、ターゲットに命中すると、パタパタと動きます。
シューターワンよりも照射角が狭く、並べて撃っても複数のターゲットが反応する事はない…というターゲットを目指して開発されたものです。
モデルガンの遊びが、これでまた広がりそうです。
実際に遊んでみた感想は、近々また書きます。楽しみ〜。
  

2016年07月17日

明日はVショー

明日、18日(月・祝)は都立産業貿易センター台東館でビクトリーショーです。
今回もディーラー参加です。
例年は7月のイベントが終わっても、9月と12月あたりにも開催されるのですが、今年は都内ではもう開催しないそうなので、年内最後という事になってしまいます(10月に名古屋で開催するらしい)。
3月のVショーは急用で参加できなかった事もありますし、今回は張り切って行こうと思います。
ブースは6階のE15です。
今回はコルト社のグッスなど、販売するものを多数用意できたので、ぜひ見に来てください。また冷やかしも歓迎ですので、モデルガンの話をするだけでも結構ですので、たくさんのご来場をお待ちしています。