2016年01月29日

モデルガンクラシックスが楽しみ


ここ数日弄っているCAWミリガバのパーツを塗装しました。
ひとつはグリップセフティで、やはりよく触る部分なので白くなってきてました。これもいずれセラコートしたいです。
もうひとつはバレルのチャンバーカバーの部分。この部分にバリが残っていたので、削り取って全体をペーパーがけした後、塗装です。GM-7のように金属板を貼る事も考えましたが、どうせグリップセフティを塗装するので、一緒にキャロムのブラックスチールで塗りました。チャンバーカバーのほうは完全乾燥後に少し磨いて金属感を出したいと思っています。

さて、今売りの『Gun Professionals』に広告が掲載されていますが、2月12日にムック『モデルガンクラシックス』が発売されるようです。
モデルガン関連のムックは久々なので楽しみです。
古いモデルガンが中心の内容らしいですが、最新の商品も紹介されるみたいなので、入門書にもなっていると良いなと思います。
あと、シューターワンについても掘り下げているようなので、それにも期待しています。
  

Posted by Red at 22:09Comments(2)雑談モデルガン

2016年01月27日

CAWガバPFC発火テスト

CAWのミリガバをPFC仕様にするという計画の続きです。

ノーマルデトネーターが、爆音プラグの穴をしっかり塞いで発火ガスをシールできそうだったので、あとはエキストラクターの調整です。


PFCのリムは、CAW製CPカートのリムと比較するとかなり厚いので、それに合うようにエキストラクターの爪を削りました。


スライドにエキストを戻し、カートのはまり具合を確認。
PFCに合うようにエキストラクターを削ると、当然ですがCAWのCPカートに対しては緩くなってしまい、後戻りはできません。予備のエキストラクターは結構高いんですよね。でも形は超リアルなので、予備も持っておきたいです。

発火前に手動にて装填・排莢を行ったところ、弾頭形状の違いからかフィードランプに突っかかるトラブルが頻発。フィードランプを少し削ろうかと思いましたが、タニオ・コバの7発マガジンで試したところジャムは起きないので、マガジンリップの調整で解決できると判断。
しかしリップを曲げ出すと止められなくなるので、「ちょっとイイ感じかも」ぐらいのところでスッパリと調整を終了。

PFCに爆音プラグ(ロング)をセット、スプリング類はノーマルのままで発火テストです。

1マグ目。
バババンッと暴発が発生。
先日、空キャップをセットしてプライマーを押してみた感じでは、暴発が起きるようなストロークではなかったんですが、空キャップなので火薬の厚みがないぶん誤差があるのと、装填時の衝撃でプライマーが前進している可能性があります。

原因は特定できませんが、とりあえず爆音プラグをショートに変更して2マグ目の発火テスト。

おっっ!!イイ感じ!
不発も暴発もゼロ。エキストの調整も当たっていたのか、排莢も調子イイです。
リコイルショックはCPの「ガツン」という感じではなく、明かにマイルドで、これなら銃が破損する事はなさそう。かなり安心感があります。それでいて最終弾の後にはスライドストップもしっかりかかります。
爆音プラグ特有の低めの発火音と共に軽快に作動する感触が、やみつきになりそうな気持ちよさです。
もう少し調整したら、動画もアップしたいところです。

自分は手軽なオープンカートが一番のお気に入りですが、爆音プラグが発明されてからは、閉鎖系カートではPFCが一番です。銃に優しく、発火音も大きいので、モデルガンライフが楽しくなりました。
  

Posted by Red at 19:57Comments(8)モデルガン

2016年01月26日

CAWガバPFC化計画


CAWの1911A1発火モデルです。同社のダミーカートモデルがベースとなっているだけあって、外観の完成度がとにかくすばらしいです(写真のグリップはマルイ)。
発火性能はと言うと、箱出しでは手動での装填・排莢すらままならない状態で、初心者には少々厳しい印象。maimaiさんのサイトが調整方法を詳細に紹介されているのでおすすめです。自分もこちらを見ながら調整したところ、安定して作動するようになりました。
しかし問題はカートです。
CAW純正のCPカートはリムが非常に薄く、すぐボコボコに変形してしまいます。リムが変形すれば、当然排莢方向も不安定に。
他社のCPカートを試したらスライドが破損したという話を聞いた事があり、よせばイイのに自分もMGCのCPカートで試したら見事破損です。純正カートで発火している分にはまったく壊れる気配がありません。他社製のカートを使用しての破損はメーカーのせいではないので別にいいのですが、同じ寸法、同じ構造のカートを使用しているのに破損するというのは不思議です。モデルガンは分からない事だらけです。

で、よせばイイのにまたまた別のカートを試してみたくなりました。
PFCです。
CPよりもパワーが弱いので、理屈上では銃に優しくなるはずです。。。多分。。。

とりあえず今日はまだ発火には至りませんが、寸法のチェックです。
純正デトネーターの先端形状と爆音プラグとの相性は良さそうで、これならますます銃に優しいはず。

PFCに爆音プラグ(ロング)と空キャップをセットし、デトネーター付きのバレルに入れてプライマーを押してみました。
ストロークもバッチリ。これなら不発も暴発もなさそう。
問題はリムの厚みです。PFCはCAW以外のCPカートと比較してもリムが厚いようで、エキストラクターとの噛み合わせは調整しなければならないようです。当然、調整したエキストラクターはPFC専用になってしまいます。

なんだか着手して放ったらかしになっている企画が多いですが、まあどれも少しずつ進めます。
しかしこれはエキストさえなんとかなれば、すぐ発火テストに移れるので、近々実施しようと思います。
  

Posted by Red at 00:05Comments(3)モデルガン

2016年01月22日

M9用C-Tecデトネーター

最近ちょっと忙しかったのですが、ようやく時間ができて、以前より試したかったテストができました。

C-Tec製デトネーターです。同社の9ミリCPカートをタナカのM9で使用するための変換デトネーターです。


MGC製デトネーター(上)との比較。当然ながら全長は同じですが、C-Tecのほうは先端から2ミリのところに段があります。


C-Tecの9ミリカートを使用するためのデトネーターですが、パワーが強くて恐ろしいので、一般的なCPカート(マルベリーフィールド製)で発火テストです。


「当然」といった感じで快調に動きます。
タナカのエボパラカート用にスプリング類が調整されていると思われますが、CPカートでもオーバーパワーという印象は受けませんでした。
C-Tecカートではさすがに…と思いますが、どうなのでしょうか。

さて、前述した「デトネーター先端の段」ですが、これは一体何なのか?
マルゴーのブログでこのデトネーターの写真を見た時から、薄々感じていたのですが…

PFC用の爆音プラグがピッタリとはまり、ガスを密閉できる形状です。しかもロングタイプの爆音プラグを使用すると、全長もピッタリ。
いや、「そのための形状」かどうかは分かりませんが、とにかくピッタリです。

というわけで、PFC×爆音プラグ(ロング)で発火!

うひょ〜!絶好調!時おり写真のような火球を吹きながら快調に作動(添加物なしです。念のため)。最後もきっちりオープンストップ。
私はMSGKenkenさんが自作したデトネーターを頂いたので、すでにPFC化していましたが、このC-Tecのデトネーターがあれば、誰でも手軽にタナカM9をPFC×爆音仕様に変更できるようになりました。
ちなみにMGCのM9にも使用可能なので、今となっては貴重なモデルガンを、パワー控えめなPFC×爆音仕様で遊ぶ事もできるはずです。
  

Posted by Red at 23:14Comments(0)モデルガン

2016年01月15日

セラコート再び


写真は以前、数点のパーツをセラコートした時のものです。
ガバ系のモデルガンを手に持つと、必ずグリップセフティを触るので、どんどん色が落ちます。
そこでこれらのパーツをセラコートしてみたところ、どんなに触っても色が落ちなくなりました。この安心感は精神衛生上、かなり良いです。
本当は他の物もどんどんセラコートしたいのですが、一旦業者に出すと1〜2ヶ月戻って来ないので、予備のパーツがない限り、その銃ではしばらく遊べなくなってしまいます。もどかしいところです。

本日、仕事帰りに秋葉原のショップに立ち寄り、また数点のセラコートの依頼をしました。戻って来るのが楽しみです。
その足で大雄にも寄り、MGCの.38スーパー用マガジンを購入。これで試してみたい事があるので、後日アップすると思います。


  

Posted by Red at 00:53Comments(0)モデルガン

2016年01月10日

新春ブラックホール

新春ブラックホールに行ってきました。
昨日から開催されていますが、タニオ・コバのブースは本日より出店との事なので、本日午前から突撃。


初の産業貿易センター台東館での開催です。


タニコバブースでは、GM–7カスタムやGM-7.5、またBWC製品を販売。
隣接する発火コーナーでは高価なBWC製品を発火させてもらえました。

その他のブースでも中古モデルガンなどが多数販売されています。
13時から床井先生のサイン会も開催されるとの事でしたが、用事があるのでオプションアイテムと、旧Gun誌製作のDVDなどを購入し、午前中だけで早々に退散。

ブラックホールは明日まで開催しています。
  

Posted by Red at 13:27Comments(0)雑談

2016年01月05日

SAKURA刻印ホワイト入れ


12月にタナカから発売されたS&W M360J SAKURAのHWモデルです。
非常に完成度の高い製品ですが、実銃の写真を見ると、フレーム左側に打たれた日本独自の刻印にホワイトが入っています。

Gun Professionals 2015年9月号

というわけで、今日は刻印へのホワイト入れを行いました。
昔からよくある、クレヨンを使用する方法です。

まずは白のクレヨンを押し当て、刻印箇所を覆うように擦りつけます。


あとはフレーム表面のクレヨンを拭き取るだけ。刻印の中にだけ色が残ります。
最後に刻印に入らないようにオイルを付けてフレームを拭けば、キレイになります。


完成。
非常に簡単です。失敗する事もないでしょうし、失敗してもクレヨンなのでやり直しはいくらでもききます。同モデルをお持ちの方はホワイト入れをお勧めします。
見た目も、重量も、作動性も完璧。SAKURA-HWは早くも決定版と言えそうです。これ以上バージョンアップする箇所があるとしたら、モールドになってるピンぐらいでしょうか。
  

Posted by Red at 22:58Comments(12)モデルガン

2016年01月03日

タナカM9、オープンカートへの挑戦2

今日はタナカ製M9のオープンカート化の続きです。

先日の記事の中で、「デトネーターの全長は62mmで正解」と書いたにもかかわらず、いざ発火すると「バーストが頻発」と書いているのは、矛盾していると感じるかも知れません。バーストの原因はデトーターの長すぎが原因である事が多いからです。
デトネーターの長さは正しいのにバーストが発生するとしたら、その原因としてまず考えられるのは「カートストッパーが適切でなく、カートが奥まで入りすぎている」という事が挙げられます。今回もこれは否定できません。今のところカートストッパーは針金をコイル状に巻いて作った仮のものだからです。
もうひとつ、オープンデトネーター方式ならではの要因もあります。
CPやPFCなどの閉鎖系カートを発火した時、デトネーターは前方(マズル側)へ押されるように力が加わりますが、オープンデトネーターの場合は、後方(射手側)へ引っ張られる事もあるようです。
これはデトゴムが膨らむ事で発火ガスをシールし、カートが後退しはじめた後、膨らんだデトゴムがカートの内側に張り付いて、一緒に引っ張られているのではないかと想像します(単に、インサートにぶつかって跳ね返っているだけかも知れませんが)。もちろん、デトネーターはイモネジで固定しているので、引きずり出されるのは固定用溝の幅だけという事になりますが、それでもスライドの閉鎖による衝撃は強いですし、デトネーターの先端は非常に高温になっていますから、少しでも火薬に触れれば暴発する可能性は高いと考えます。
前回、バーストした後のチャンバーを覗くと、デトネーターが後方へ飛び出して来ているのが確認できましたし、同じ現象はグロックでもありました。
閉鎖系カートのように前方へ押される場合は、バレル内のインサートがその動きを受け止めますが、後方へ引っ張られた場合にデトネーターの動きを止めるのはイモネジです。そしてイモネジに横方向の力が加わると、バレルのネジ穴が変形してしまいます。それは困るので、やはりデトネーターが引っ張られるという現象を、根本的に解決すべきなのでしょう。GM-7ではそのような現象は起きないので、各所のバランス調整がうまくいけば可能なのだと思います。

前置きが長くなりました。2回目の発火実験です。
前回との変更点は、
1)リコイルスプリングをGM-7用の弱いものへ変更
2)デトゴム固定用のワッシャー及びEリングを装着しない
の2点です。

いずれもデトゴムへの負担軽減が目的です。デトゴムの負担が軽減されれば寿命が延びて嬉しいのはもちろん、その他にも発火時にカート内の圧力が弱まり、前述したようなデトネーターが引っ張り出される現象も起きなくなるのではないかと考えての事です。
ちなみにワッシャー、Eリングを装着しなくても、デトゴムが先端から抜ける事はありません。

結果。
バーストは減り、前回に比べてパワーが安定しているように感じた。
ただし、デトネーターが引っ張られる現象は何度か発生。これはデトネーターの固定用溝の幅を、イモネジに合わせてタイトにし、遊びをなくすしかないか?
またリコイルスプリングを弱くしたことで、閉鎖不良が起きるようになった。具体的にはマガジンからチャンバーへ送り込む際にスライドが止まってしまう。これはマガジンリップを広げる事で解決できるか?それでダメならフィードランプをもっと削る必要があるかも。

オープンカートは色々と難しいです。しかし完成すればカートのセッティングの手間が大幅に省け、手軽にパンパン撃てるので頑張りたいです。
  

Posted by Red at 20:40Comments(3)モデルガン