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Posted by ミリタリーブログ at

2017年01月30日

SFA. LOADED完成



BWC製、スプリングフィールドアーモリーLOADEDの組み立てキットが、ひとまず完成しました。
塗装の仕上がりがイマイチなので近々やり直すと思いますが、とりあえず。
2月発売という事で各ショップでは予約が始まっていますが、自分はひとあし先に新春ブラックホールで先行販売されたものを購入できました。
集中して作れば数日で完成すると思いますが、毎日寝る前に少しずつの作業という、のんびりペースだったので1ヶ月近くかかりました。


グリップパネル、ハンマー、サムセーフティの3点は、セットに入っていたものではなく、別途用意したものを使いました。デルタハンマーとウィルソンタイプのセーフティはGM-7用です。


刻印はGM-7のものより細く、実物に近いイメージです。


この製品でもっとも特徴的なのは、リコイルスプリングガイドの先端だと思います。
とてもリアルで良いですね。
バレルも塗装しましたが、どれだけ発火に耐えられるかな。


グリップ前面はスムースタイプで、これもSFA刻印のフレームとしては初めてだと思います。
マガジンはシルバーのものが付属しています。実銃ではブラックモデルには黒のマガジンが付いているので、タニオ・コバの7連マガジンと交換しても良いのですが、シルバーを使ってもあまり違和感がありません。それにとてもキレイだし、マガジンフォロアの動きが非常にスムースで、これを使いたいと思わせる出来です。


スライド後部は、構えた時に必ず見る場所なので、貫通式のエキストラクターは、やはり嬉しいです。
ファイアリングピンリテナーもリアル。本来ディスコネクターが入るブリーチの凹みも再現されています。ホールドオープンした時に、これがチラッと見えるだけで雰囲気が違いますね。


ブリーチフェイスは、エジェクションポートとツライチです。
見た目がリアルなだけでなく、これによりローディングインジケーターがちゃんと機能します。

チャンバーカバーの穴から、カートのリムがちゃんと見えます。
ブリーチフェイスが一段下がっていると、リムではなく、くびれの部分がここに来てしまいます。まあそれでも見えなくはないんですけど、やはりちゃんとリムが来たほうが見えやすいです。

完成までに色々と手間はかかりますが、BWCのカスタムパーツがたくさん盛り込まれている事を考えると、このキットはなかなかのお値打ち品だと思います。同モデルの完成品だって8万円しますからね。

さて、発火でもするか。
  

Posted by Red at 13:45Comments(2)モデルガン

2017年01月23日

C-Tec.45マイルドキック


C-Tecの新製品、.45ACPマイルドキックです。
.45ACPでアルミ製のCPカートと言うと、C-Tecの従来型やエラン製、マルベリーフィールド製、タニオ・コバのヘキサゴンCP、イージーCP、BWCのダブルキャップカートなどたくさんありますが、いわゆる“一般的な寸法のCPカート"でアルミ製のものは、実はこれが初めてだと思います。
C-Tecの従来型とエランは、リム側のケースが長いためにパワーがかなり強く、タニオ・コバやBWCのものは寸法や構造が特殊です。
例えば、“MGCのGM12にそのまま使えるアルミ製のCPカート"というのは、今までなかったのです。そんな状況だから、自分は以前、ヘキサゴンCPのケースに一般的なCPのFピンを入れてGM12で発火、なんて事もやってみました。
そういう意味では、今回の.45ACPマイルドキックは待望の製品です。
またマルゴー問題が長期化する中、その動向が懸念されていたC-Tecから新製品が発売されたのは喜ばしい事です。
ちなみに私はモデルガンパーツショップM9で購入しましたが、他のショップではあまり取り扱っていないような…。今後、どのような流通形態になるのかも気になるところですが、とりあえず製品を見ていきます。

9mmルガーのマイルドキックと同じく、従来型との大きな違いはリムケースの全長が短くなっている事です。

従来型(右)に比べると、2ミリほど短くなっています。
このほか、Fピンの形状と、色が金色になっているのが変更点。9mmカートと同じですね。


BWCのキンバー(CP仕様)で発火しました。
不発・ジャムなしの完璧作動です。
「マイルドキック」とは言っても、C-Tecの従来型と比べてという事なので、パワーは一般的なCPのソレと同等です。CP特有のビシッと来るシャープなキック力は十分。しかしこれなら銃が壊れる心配も少なく、安心して使えます。

ちなみに、撃ち終わった後にカートを分解する際、

このように横向きにしてバラすのが一般的だと思いますが、C-TecのCPカートの場合、

こんな感じで、Fピンが横向きに引っかかって出て来ない事があります。
ブレット側のケースが長いからでしょう。
軽く振ったり叩いたりすれば出て来るので大した問題ではないのですが、少し煩わしいです。

そこで、自分はC-Tecのカートをバラす際には、

このように縦にして分解します。
これだとFピンが引っかかる事はないので、もし引っかかってイラッとしてる人がいたら、試してみてください。

少し前に、マックジャパンのKenさんが「これからはアルミカートが主流になる」と予言された通り、確実にアルミカートの波が来ていますね(タナカのパラカートも、まもなくアルミになる)。
アルミカートの軽快な飛びっぷりは楽しいし、銃を傷つけたり、排莢によって壁や床を傷つけたりする心配が少ないなど、利点は多いです。
そんな中、C-Tecのマイルドキックシリーズは、汎用型CPカートの決定版になりそうです。
MGCの銃でも発火してみようと思います。
  

Posted by Red at 08:59Comments(3)モデルガン

2017年01月20日

H&K P8の発売は2月

タナカの新作、“H&K P8 Evolution HP"の発売が2月中旬と発表されました。第一報から発売までの、このスピード感はさすがです。他社の場合には待ち疲れてしまう事も多いですから。
タナカの新製品案内によると、性能向上のための部品変更や調整も行われているとの事なので期待が高まります。
そして“ハイパフォーマンス樹脂"の詳細はいまだに謎のベールに包まれたままですが、月末発売の専門誌に記事があるかも知れないので注目です。
定価は24,800円+税。
最近、コレが高いか安いか分からなくなってきました。昔と比べたら…、あるいは他の一般的な趣味と比べたら目の飛び出るような価格なのかも知れませんが、極めて狭い世界に向けて、新たな試みを盛り込みながら新製品を開発してくれている事を考えると、やはり安いと考えるべきなのでしょう。実勢価格はもう少し安いでしょうし。

タナカ伝統のパラカートも、アルミ化されて“エボリューション2カートリッジ"として新登場。こちらは10発入りが4,500円+税。
1発500円近くという事は、エランのカートと同等です。コスト的に仕方ないとも考えられますし、それほど完成度が高い、自信の表れかも知れません。いずれにしても、このカートにも非常に期待しています。
また「このエボリューション2カートリッジは、従来製品のエボリューション本体にも使用可能」との事で、この点も嬉しいですね。
(LAホビーショップの商品説明には、なぜか「従来品には使用できません」とありますが)。

今後このEvolution HPシリーズの展開が、本当に楽しみです。


写真はUSP。
  

Posted by Red at 19:51Comments(5)モデルガン

2017年01月17日

コマンダーMTをPFC化

マルシンの“コンバットコマンダーMT"です。

プラ製のオープンカートを使用するGM-7が2009年に鮮烈なデビューを飾ると、マルシンがそのプラカートを自社のガバメントに使用する製品を1年後ぐらいに発表しました。マルシンとタニオ・コバのコラボという事で、“MT"と名付けられたそのモデルは、かねてから「ノーマルスタイルのガバもプラカートで発火したい」と思っていたファンの注目を集めました。
さらにコマンダーもMT化されると知った時、コマンダー好きの自分は心を躍らせました。フルサイズガバのスライドを切り詰めたショートモデルではなく、きちんとしたコマンダースタイルでオープンカートを撃てる製品は、今に至ってもなおマルシンのコマンダーMTだけです(ショップや個人カスタムを除く)。
発売されてすぐに購入し、オーバーサイズながらも木グリを付けて撮影したのが上の写真です。

しかし、待ちに待って買ったコマンダーMTの性能には愕然としました。ジャム、不発が頻発、発火するとプラカートのリムはあっという間にボロボロ。GM-7の快調さ、楽しさには遠く及びません。
調整を重ねて、ようやく動くようになってきたところでスライドが破損。完全にやる気をなくしました。
このMTシリーズは調整すればまあ動くものの、製品を賞賛する声はついに聞かれなかったし、このMTがもとでマルシンとタニオ・コバの関係に亀裂が入ったりと、後味の悪いモデルとなってしまいました。


スライドが破損して以来、バラバラの状態で放ったらかしにしていたこのMTを修復する事にしました(もう6年ぐらい放っておいたんだなぁ)。
といっても、自分はMGCのコマンダーをオープンカート化し、「コマンダーをオープンカートで快調に撃ちたい」という願いはすでに叶っているので、もうオープンカートである必要もありません。ノーマルのPFC仕様に戻す事にしました。
この計画自体はちょっと前から考えていたものなので、スライド、バレル、リコイルスプリング、ショートリコイルスプリングなどを購入済みです。
錆びた金属パーツのクリーニングや、スライドの塗装などをして、いよいよ組み上げようとした時、リコイルスプリングプラグが破損している事に気付きました。

スライドに引っかかる部分が取れて、実銃のプラグみたいになってる!
こんな壊れ方するんですね。スライドが破損した原因はコレかも知れません。ブッシングの嵌まる箇所から割れたので。
さっそくモデルガンパーツショップM9にプラグを発注。ついでにプラカート用に形状を変えていたエキストラクターなども注文し、ひとまず組み上がりました。

MTシリーズの良いところは、インナーシャーシが金属製という事です。持った時の“スカスカ感"が多少解消されています。
あとは発火調整をゆっくりやっていこうと思います。
  

Posted by Red at 21:39Comments(4)モデルガン

2017年01月14日

木グリのアンビ加工


ブラックホールで購入したBWCのスプリングフィールドアーモリーLOADEDの組み立てキットには、色味の美しいダイヤモンドチェッカーの木グリが付属しています。
とても素晴らしいグリップですが、自分はこれを別の銃に使う事にして、組み立てたLOADEDには別のグリップを付ける予定です。

以前買って使っていなかった、スプリングフィールドのロゴ入りグリップです。実銃にはこれが付いているようなので。
このグリップも木目や色味が美しいのですが、問題はアンビセフティ対応になっていない事です。右側のセフティが入るための切り欠きがないのです。
同様のグリップでアンビ対応になっている物を以前から探していたのですが、なかなか好みの木目や色味の物に出会えません。
木の加工は失敗すると修復が難しいのであまり気は進まなかったのですが、この機会に自分で加工する事にしました。

まず別の木グリで最初からアンビ対応になっている物を見てみると、

かなり大きく削り込まれています。
ここまでやらないといけないのかなぁ〜と思いつつ、失敗しないように少しずつ削っていきました。

これぐらい削ったところで、一旦GM-7に合わせてみると…

おや?普通にセフティが動くぞ。これだけでもう大丈夫みたいです。
セフティの種類によっては、もっと削り込んでないとダメな場合があるんですかね〜?
しかし用途はもう決まっているわけだから、あまり余計な事はせずにこれで完成としちゃいます。

で、肝心の銃の製作のほうは、フレームの表面処理からボチボチ始めています。

いつ完成するかな〜。
  

Posted by Red at 21:40Comments(3)モデルガン

2017年01月08日

新春ブラックホール行ってきました

新春恒例のブラックホールが開催中です。
自分はタニオ・コバやBWCが出店する本日の朝から行って来ました。

タニオ・コバのブース。

今回は先頃発売されたM4のカスタム品や、GM-7のB級パーツなどの出品で注目を集めています。
もちろん、発火スペースもあります。

前回から単独でブースを出しているBWC。

今回も様々なイベント特価品やカスタムパーツが売られ、大盛況でした。
BWCはガバメント系を精力的にリリースしていますし、M16A4も発売予定なので、今年は大注目のメーカーです。

そのBWCブースで購入しました。

スプリングフィールドLOADEDの組み立てキット!
美しい木グリや、カスタムパーツが入っています。
表面仕上げや擦り合わせは自分でやらないといけませんが、パーツ代と考えてもお買い得。
買う前はヒマな時にでも組み立てようと思っていましたが、実際に手にすると早く作りたくなっちゃいます。

ブラックホールは明日まで開催しています。
  

Posted by Red at 16:11Comments(2)雑談モデルガン

2017年01月04日

ベレッタのスライド補修

マルシン製ベレッタ92FSの、破損したスライドを補修しました。
下写真、赤丸で囲った部分にクラックが入っています。

原因はバレル破損時の「もらい事故」と思われます。

下写真のようにバレルのレール部分が破損した際、インナーシャーシを乗り越えてバレルがせり上がり、スライドも割ってしまったのでしょう。

バレルの破損は、CPなどのパワーがあるカートを使用すると起きやすいように思います。

さて、一番上の写真は塗装を剥がし、強力な接着剤でヒビを補修した状態です。
表面にペーパーをかけ、はみ出た接着剤を削り落としてから塗装です。
塗料はインディのブラックパーカー。自分はベレッタというとマットブラックのイメージがあるので(実銃の写真見ると違うんですけど)。

まあ、気にして見なければ目立たないぐらいにはなったかな。
あとは発火してどれぐらい持つかですね。
PFCだけ使う事にします。
  

Posted by Red at 21:06Comments(6)モデルガン

2017年01月02日

SATによるP226の使用


Gun Pro2月号は、日本警察拳銃特集の第2弾です。
その中に、「警視庁特殊部隊に採用された? シグザウエル社製のハンドガンP226」という記事がありました。
警視庁特殊部隊というのは、いわゆるSATの事ですよね。
自分の中では、SATの使用拳銃はUSPというイメージがあります。
自分は特段、警察マニアというわけではありませんが、過去に何度か公開されたSATの訓練映像でUSPが使われているのを見た事があるので知識として知っていました。映画やドラマに登場するSATも、USPを使用しています。

ところが、2015年にたまたまこの訓練映像を見た時、「おや?」と思いました。


ミドルショットで映された拳銃射撃の場面。

「これってP226?」と思ったのです。
今回の記事を読んで、やはりそうだったのかと納得した次第です。
数年前からUSPに代わってP226が配備されているとの事ですが、記事にある通りUSPがP226に比べて極度に劣っているとは思えないので、拳銃の交代には、政治的な都合もあるのかも知れません。
USPが劣っている部分があるとすれば、アクセサリーレールがピカティニー規格ではない事でしょうか。
逆にP226が劣っているのは、やはり重量でしょう。USPは771g、P226が964gとの事なので、200g近く重いです。しかし交番のお巡りさんと違い、年中腰に下げて勤務するわけでもないでしょうから、これぐらいの重量はあまり問題にならないのかも知れませんね。

この2挺だったら自分はUSP派ですが、どちらもプロが選ぶ道具として間違いないでしょう。
ベレッタのような華やかさはないものの、質実剛健のいぶし銀という感じですね。
  

Posted by Red at 19:57Comments(8)雑談雑誌・メディア