2015年07月29日
栃木県警でベレッタ90-Two
一昨日発売された『Gun professionals』9月号は、日本警察拳銃の特集です。
過去から現在までの警察使用拳銃が可能な限り網羅されており、資料的価値が非常に高いと思います。
この中で、栃木県警の特殊部隊で採用されている拳銃として、ベレッタ90-Twoが紹介されていました。
これには驚きました。
バーテックが日本で採用されている事は知っていましたが、90-Twoも日本に来ていたとは。
イタリアやアメリカなどの本場では売れていないようですが、自分はこの銃好きです。92系と内部構造はほとんど変わっていないようなので、実用品としてはもう古いために本場では人気ないのでしょう。ベレッタはPx4やAPXなどポリマーフレームの近代的な銃をすでにリリースし、それらは完全に新規のデザイン・構造なので、この90-Twoが92系の最終進化形という事になりますね。
機能一辺倒になる前の時代のデザイン性と、現代の先鋭的なセンスが融合する、非常にハンサムな銃だと思います。
自分はいつかマルシンの92ベースでこの銃を作ろうと思い、すでにベレッタ純正のグリップを入手済。
入手から数年、まったく手を付けていません(^^;;;。
本国でカタログ落ちしたモデルなんて、日本でトイガン化される可能性はないと思っていましたが、日本の警察で採用されているとなれば、少しは国内で人気になり、モデルアップされる可能性も出てきたかな?
2015年07月26日
CAWナショナルマッチ用バレル
CAWのゴールドカップ・ナショナルマッチ用バレルを入手しました。
5月にMGCリバイバルシリーズとして発売されたナショナルマッチのパーツです。
「ナショナルマッチ用」とは言っても、MGCのフルサイズガバなら全共通で使えるはずです。
CAW(MULE)からナショナルマッチが発売されるというアナウンスがあった時から、コレには非常に興味がありました。MGCのガバは銃本体は極めて頑丈なのに、バレルは破損しやすく、そして交換用の予備バレルは日々入手しづらくなっているからです。MGCの代用品としての期待が高まります。しかも事前情報として、素材がナイロン系であり、MGCのものよりも丈夫であるとの事です。
バレルリンクとフィードランプ、デトネーター(いずれもMGC製)をつけて装着。
銃はGM12のM1911A1(トランジション)です。
チャンバーカバーは無刻印なので、汎用性は高いです。ミリガバにも合います。
で、発火。
MGC純正カートで3マグ。さらにパワーの強いC-Tecで2マグ。
発火後にバレルをチェック。
異常なし。
5マグ程度では正確に評価できませんが、確かにMGCのバレルよりも丈夫な印象はあります。
値段は3600円で若干高く感じますが、選択肢として悪くないと思います。
あとはメーカーが安定供給してくれればいいんですが。
さらに発火したら、また状況を報告します。
2015年07月24日
タニオ・コバ/マガジン脱落対策と総評
機種を変えて何度かテストをしてきた、タニオ・コバのノーマル形状7発マガジンです。
GM-7で発火時に脱落するという事例が何件か聞かれました。
私の場合には所有する複数のGM-7で試しましたが、一度も抜け落ちる事はありませんでした。
底部にバンパーがないノーマル形状のマガジンでは、銃への挿入が甘くなりがちなので、その点は注意したいところです。実際に、しっかりと叩き込んだら脱落が解消したというコメントも頂きました。
ただし、原因はそれだけではないようです。
ミントさんのブログによると、最近のGM-7では問題なく使えたものの、GM-7のごく初期モデルである、タクティカルベーシック(2ではない)では脱落が発生したとの事です。さらに詳しく話を聞くと、GM-7としては3番目のモデルであるMEUでも同様の現象が起きたとの事です。
ミントさんは、これらのGM-7のマグキャッチは、現行のソレと形状が異なっており、その形状が新マガジンと相性が悪いのではないかと結論づけています。
私もGM-7でのテストの記事で述べたように、GM-7のマグキャッチは複数のバージョンがある事を把握していたので、ミントさんのおっしゃる通りだと思いました。
というわけで、GM-7でマガジンの脱落が発生する場合には、マグキャッチを最新のモノ(?)に交換すれば問題が解決する可能性があります。
それでもダメな場合や、GM-7以外の機種に対応させる場合には、マガジンを少しだけいじります。
これは以前、ショップの方に教えてもらった方法で、自分はマガジンが抜けるトラブルは大抵以下の方法で解決しています。
基本的にはマガジンキャッチがかかる切り欠き状の穴の、上の部分を少し変形させるだけです。
穴の下に平らな板を添え、マイナスドライバーなどを穴に差し込み、テコの原理で穴の上部を内側から膨らませます。これでマガジンキャッチの引っかかりが良くなります。
穴の下に平らな板を添えないと、支点になる部分が内側にヘコんでしまうので必須です。写真では下にヤスリをあてています。
一度に大きく変形させず、現物合わせで(できれば発火テストも行いながら)少しずつやるべきです。あまり変形させてしまうと、マガジンの出し入れがしにくくなります。やりすぎた場合には上から押せばある程度は戻せますが、やはり元のようにキレイには治りませんので、やはり様子を見ながらやるのが良いでしょう。
私の場合は、少しぐらいマガジンの抜き差しがしにくくても、発火中に抜け落ちるよりはマシなので、ややタイトにしますが、そのへんは好き好きです。自分が納得のいく形を探ると良いと思います。
さて、脱落のトラブルが解消されれば、この7発マガジンの完成度は素晴らしいと思います。
特に樹脂製フォロワーがいいです。錆びないし変形する心配もありません。また前面まですっぽりとチューブに収まっているので、おじぎする事もないです。従来の8マキシマガジンのフォロアーも樹脂製でしたが、ノーマル形状のマガジンで採用されたのは嬉しいです。
ブラックホールでは、大きく変形させたマガジンチューブを展示し、レーザー溶接で背面や底が絶対に外れない事もアピールされており、その点も安心して使えます。
GMマガジンの新定番。たくさん買い込みたいと思います(^^;;;。
GM-7で発火時に脱落するという事例が何件か聞かれました。
私の場合には所有する複数のGM-7で試しましたが、一度も抜け落ちる事はありませんでした。
底部にバンパーがないノーマル形状のマガジンでは、銃への挿入が甘くなりがちなので、その点は注意したいところです。実際に、しっかりと叩き込んだら脱落が解消したというコメントも頂きました。
ただし、原因はそれだけではないようです。
ミントさんのブログによると、最近のGM-7では問題なく使えたものの、GM-7のごく初期モデルである、タクティカルベーシック(2ではない)では脱落が発生したとの事です。さらに詳しく話を聞くと、GM-7としては3番目のモデルであるMEUでも同様の現象が起きたとの事です。
ミントさんは、これらのGM-7のマグキャッチは、現行のソレと形状が異なっており、その形状が新マガジンと相性が悪いのではないかと結論づけています。
私もGM-7でのテストの記事で述べたように、GM-7のマグキャッチは複数のバージョンがある事を把握していたので、ミントさんのおっしゃる通りだと思いました。
というわけで、GM-7でマガジンの脱落が発生する場合には、マグキャッチを最新のモノ(?)に交換すれば問題が解決する可能性があります。
それでもダメな場合や、GM-7以外の機種に対応させる場合には、マガジンを少しだけいじります。
これは以前、ショップの方に教えてもらった方法で、自分はマガジンが抜けるトラブルは大抵以下の方法で解決しています。
基本的にはマガジンキャッチがかかる切り欠き状の穴の、上の部分を少し変形させるだけです。
穴の下に平らな板を添え、マイナスドライバーなどを穴に差し込み、テコの原理で穴の上部を内側から膨らませます。これでマガジンキャッチの引っかかりが良くなります。
穴の下に平らな板を添えないと、支点になる部分が内側にヘコんでしまうので必須です。写真では下にヤスリをあてています。
一度に大きく変形させず、現物合わせで(できれば発火テストも行いながら)少しずつやるべきです。あまり変形させてしまうと、マガジンの出し入れがしにくくなります。やりすぎた場合には上から押せばある程度は戻せますが、やはり元のようにキレイには治りませんので、やはり様子を見ながらやるのが良いでしょう。
私の場合は、少しぐらいマガジンの抜き差しがしにくくても、発火中に抜け落ちるよりはマシなので、ややタイトにしますが、そのへんは好き好きです。自分が納得のいく形を探ると良いと思います。
さて、脱落のトラブルが解消されれば、この7発マガジンの完成度は素晴らしいと思います。
特に樹脂製フォロワーがいいです。錆びないし変形する心配もありません。また前面まですっぽりとチューブに収まっているので、おじぎする事もないです。従来の8マキシマガジンのフォロアーも樹脂製でしたが、ノーマル形状のマガジンで採用されたのは嬉しいです。
ブラックホールでは、大きく変形させたマガジンチューブを展示し、レーザー溶接で背面や底が絶対に外れない事もアピールされており、その点も安心して使えます。
GMマガジンの新定番。たくさん買い込みたいと思います(^^;;;。
2015年07月19日
グロック点検
グロックのトリガーの戻りが悪いので、完全分解に近いところまで分解してクリーニング、点検を行いました。
すると、
インナーシャーシが割れてる!
トリガーグループを固定するピンが通るところです。
反対側を見ると、
穴の下が無くなってる。
こちらは破片すら無かったので、きっとだいぶ前に破損したのでしょう。
下が正常なシャーシ。
穴に通るピンを中心にトリガーが動く仕組みなので、なるほどこりゃあ動かないわけだ。
通常のクリーニングではシャーシまでは外さないので、まったく気付きませんでした。
まめに分解して点検、清掃しないとダメですね。
とりあえずパーツはM9さんに注文しました。
2015年07月18日
続・GM-5でコバ7発マガジン
MGCのガバでコバの7発マガジンを使用したところ、抜け落ちが発生するという記事を以前に書きましたが、他のMGCガバでもテストしました。
結果は、50発中3回ほど抜け落ちが発生しました。頻発するというほどではないですね。
感じとして、ブローバックの衝撃が強いほど抜け落ちる可能性が高いようです。
オープンカート化してある場合、発火するほどデトネーターヘッドのゴムが消耗しますから、撃てば撃つほどマガジンが抜ける可能性は低くなります。
CPカートの場合はリコイルショックは一定であると思われがちですが、実は違うようです。
以前、MJマガジン(輸入品マーケットのブログだったっけな?)で紹介されていましたが、連射するとパワーが強くなります。
チャンバーに装填した際に、インナーがデトネーターで押されカート内の気圧が上がります。しばらくすれば隙間などから空気が漏れますが、その時間を与えずに発火すれば気圧が上がっているぶん、ブローバックは強くなるとの事で、なるほどと思いました。
私はCPを組み立てた後、一度手動で装填、排莢を繰り返してインナーを発火時の位置まで移動させるようにしています。こうすればラピットファイアでもリコイルショックは一定になると思います。
話がそれました。マガジンの話です。衝撃が弱ければマガジンは落ちないと言っても、やはりマグキャッチのかかりが少々甘いのでしょう。
GM-7でも再テストします。
2015年07月12日
CAWガバでコバ7発マガジンを試す
タニオ・コバのノーマル形状7発マガジンのテスト。GM5、GM-7に続き、CAWのミリガバです。
これは発火するまでもなく、抜き差ししてみた段階で「大丈夫」だと分かりました。
CAWのモデルは各部がタイトに出来ており、それはマガジンの出し入れについても同じです。純正のマガジンを使用していても、マガジンキャッチを押してマガジンを落とす事ができません(途中までしか落ちない)。タニオ・コバの新マガジンを使ってもそれは同じで、これなら抜け落ちるような事はないはずです。
で、実際に発火したところ、やはり抜け落ちはなし。快調に作動し、全弾撃ちきりました。3マグほど試してみましたが、排莢不良によるジャムが1回発生しただけであとは問題なしです。
ただしCAWのガバは箱出しで快調に動くモノではないので、すでにかなりの調整を施してあります。それも功を奏しているかも知れません。
というわけで3機種でのテストを行いましたが、GM5とGM-7ではもう少しテストしてみたいです。
その上で問題があれば解決法を探ろうと思います。
2015年07月09日
GM-7でコバ7発マガジンを試す
タニオ・コバのノーマル形状7発マガジン、GM5に続きGM-7でのテストです。
銃は私が普段使いにしているもので、スライド、フレームも含めてあらゆるパーツを交換しているので、具体的に「どのモデル」とは言えません。発火はアルマイトオープンカートで行いました。
GM5でのテストの記事に書いた通り、GM-7でもマガジンが発火の衝撃で抜け落ちるという話を知り合いから聞いておりました。また前回の記事のコメント欄でも同様のコメントを頂きました。
というわけで、期待しないでの実験です。
結果は、当方のテストでは抜け落ちもなく、まったく問題なし。6マグ発火して絶好調でした。
これは銃やマガジンの個体差というより、マグキャッチのバージョン違い、個体差によるのだと思います。
GM-7のマグキャッチは複数のバージョンがある事を確認しているので、このマガジンが引っかかりやすい/外れやすいという違いがあるではないでしょうか。
マグキャッチの詳しい比較は後日しようと思います。
秋に発売予定のシリーズ70のマグキャッチは、新規設計によるものだと聞いており、当然このマガジンに合わせて作っているでしょうから、その点への不安はないです。
実際に、先日のモデルガンカーニバル東京で小林社長がシリーズ70の試作を用いて、10マガジン連続で発火するというデモンストレーションを行いましたが、もちろん問題は起きませんでした。
次回はCAWガバでのテストを行います。
2015年07月06日
GM5でコバ7発マガジンを試す
入手してから、発火して試す機会のなかったタニオ・コバのノーマル形状7発マガジンを、先週ようやく使ってみました。
見たところ出来は非常に良いので、かなり期待してのテストです。
「すべてのガバメント系モデルガンに使用可能」という触れ込みですが、使用カートによってリップの調整は当然必要と思われます。
GM-7用なのですが、まずはいきなりGM5で試してみました。
フィーディングは特に問題ないのですが、発火の衝撃でマガジンが抜け落ちるトラブルが何度か発生しました。
昨日のVショーにいらした方に聞いたら、やはり同様の症状が起きるとの事でした。さらにGM-7でも発生するとの事です。
解決方法はいつくかあると思いますが、他の機種でも試してから書こうと思います。
後日、GM-7、CAWミリガバと試していきます。
2015年07月05日
Vショー終了!9月はラスト浜松町
本日のビクトリーショーにお越し頂いた皆様、ご声援くださった皆様ありがとうございました。
あいにくの天気でしたが、その割りにはたくさんの方が来場されてました。皆さんパワフルですね。
さて、次回9月21日のビクトリーショーは、浜松町館立て替えのため、おなじみの会場での開催は最後となります。
慣れ親しんだ会場なので少々寂しいですが、ラスト浜松町も張り切ってまいります。
あいにくの天気でしたが、その割りにはたくさんの方が来場されてました。皆さんパワフルですね。
さて、次回9月21日のビクトリーショーは、浜松町館立て替えのため、おなじみの会場での開催は最後となります。
慣れ親しんだ会場なので少々寂しいですが、ラスト浜松町も張り切ってまいります。
2015年07月04日
Vショー準備中
明日はビクトリーショーです。
今回は以前から要望の多かった「水色のTシャツ」をようやく販売します。
冷やかし歓迎ですので、モデルガンの話だけでもしにぜひお越しくださいませ。
ブースは5階のL-111です。