2018年03月30日

ハイパワーをEVO2カートで発火


実銃の製造が中止されて話題になっているブローニング・ハイパワーです。
マルシンのモデルガンはロングセラーモデルですが、専用カートリッジがあまりよくないのか、同社のベレッタ用を使用している人が結構いるようです。自分も純正のハイパワー用よりもマックジャパンの爆音カートリッジのほうが調子が良いと感じていました。

で、今回はタナカのEVO2カートリッジ、

これを使っての発火に挑戦です。

写真上がハイパワーでEVOカート/EVO2カートを使うためのデトネーター(3Dプリンター製)です。

例によってチタン製で、コストダウンのため肉抜きをしています。

寸法はこれでOKなのですが、心配なのはEVO2カートのパワーがやや強い事。CPほどではありませんが、PFCやEVOカートよりは強いため、ハイパワーの薄いスライドが大丈夫かどうか。
ネットで調べると、スライドが後退してハンマーをコックする瞬間、ハンマースプリングのテンションでスライドが押し上げられて破損したと思われるケースがあるようです。
その対策になるかどうか分かりませんが、Fピン・リテナーをMGCのガバメントのように加工しました。

リテナーの下側を斜めに削りました。
これでブローバック時にハンマーの抵抗をやや抑えられると思われます。

スライド破損対策として効果があるかどうかは分かりませんが、何かやっておいたほうが精神衛生上、良いです。

調整箇所は以上。フィードランプやエキストラクターなどはいじってません。
マガジンリップは、以前少し広げた記憶があります。

というわけで、EVO2カートを装填して発火!!

音がデカイ!!
そして水平に近い角度で、結構な勢いで排莢!

30発ほど発火し、結果は
不発 1
排莢不良 0
装填不良 5

なかなかの好成績です。
しかし、やはりオーバーパワーっぽく、かなりの衝撃を手のひらに感じます。
壊れる予感がする強さです。

分解してスライド、バレルを中心に点検。

とりあえず大丈夫そう。

でも心配なのでリコイルスプリングを強いものに交換する事にしました。

ハイパワーのリコイルスプリングは外径が小さいため、流用できそうなのはMGCのガバ用(写真下)ぐらいしかありませんでした。

純正と比べてMGCガバのリコイルスプリングはかなりテンションが強いですが、これで発火してもきちんと作動し、スライドストップもかかりました。パワーも抑えられた感触がありますので、これぐらいが丁度イイかも知れません。

30発撃って結果は、
不発 0
排莢不良 0
装填不良 4

イイ感じです。
フィーディングトラブルが少し発生しますが、毎回同じぐらいの弾数目で発生するので、マガジンの調整で改善するかも知れません。

EVO2カートのOリングは、純正品とモデルガンパーツショップM9のカスタムOリングを半々で使用しています。リコイルスプリングの変更など、様々な条件で計60発ほど発火したわけですが、とりあえず今のところ銃は無事。そしてEVO2カートでの発火は予想以上に楽しかったです。

1年ちょっと前までは組み立てが面倒なタナカのカートは敬遠していたので、タナカのモデルガンにマルシンのPFCを使って発火する事はあっても、まさか逆をやる日が来るとは思いませんでした(笑)。
アルミ製のEVO2カートリッジが発売された事、一気に15発火薬をセットできるローダーを3Dプリンターで製作できた事、さらに3Dプリンターでオリジナルのデトネーターを作れるようになった事などが重なり、この1年で状況が大きく変わりました。タナカのカートは「面倒臭いヤツ」から「実用性の高いカート」へと大躍進です。
  

Posted by T.K.Red at 22:45Comments(0)モデルガン

2018年03月27日

グロック破損対策パート2


グロックのスライドのアゴが破損する対策として、フレームのインナーシャーシ前方にバッファーを貼り付ける方法を以前書きました。
グロックはまだHP化されていませんが、EVO2カートは使いたい。EVO2カートは従来のEVOカートに比べてパワーが強めなので、さらなる破損対策をしました。

使用するのは、GM-7のリコイルスプリングガイドに付けるバッファーです。

これをグロックのスライドのアゴ裏に合わせてみると、

寸法がピッタリ。
これは好都合です。

さっそくJBウェルドでガッチリ接着。

リコイルスプリングガイドは問題なく通ります。
リコイルスプリングは少々テンションが上がりますが、逆に好都合かも知れません。

効果のほどは分かりませんが、とりあえず作動には問題なさそうです。
スライド後端が割れるという話も聞くのですが、自分は前方しか割れた事がないので、これで少しばかりの気休めにはなりそうです。
  

Posted by T.K.Red at 21:58Comments(3)モデルガン

2018年03月25日

第3回爆裂祭に行きました

今回で3回目となる爆裂祭に行って来ました。
昨年の秋から年始まではイベントが立て続けに行われていた感があるので、すごく久しぶりなイベントという気がします。


場内は相変わらずの盛況。
第1回と比べると装備品だけでなくトイガン関連の出品が増えて来たように思えます。
しかしモデルガンはやはり薄めです。


なんとKSCが出店!珍しいです。
しかし残念ながらモデルガンは無し。仕方ないのでシリコンオイルだけ購入。
「モデルガンもどんどんやってくれ」と要望だけは伝えておきました。
このようにメーカーへ直接リクリエストできる機会は少ないので、メーカーのイベント出店というのはありがたいです。


まさかの自衛隊も参加。
防衛省の旗の下、車輌が展示されて、制服の着用体験なども行われていました。

回を重ねて、だいぶ独自色が出て来た印象を受ける爆裂祭でした。
願わくば、モデルガン関連がもう少し充実すれば…という感じです。


買った物はシリコンオイルに、ZEKEのP8/USP用デトネーター、5mmキャップ、ガンプロの早売り。
  

Posted by T.K.Red at 21:55Comments(2)雑談

2018年03月21日

S&W M459レバー調整


MGCのS&W M459は、同社の名作・M59を基に作られていて、内部機構はほぼ同じですが外観はトリガーガードやサイトの形状、セフティ/デコッキング用のコントロールレバーがアンビになっているなどの違いがあります。

で、そのアンビセフティですが、どうにも右側が緩んで来てしまいます。

箱出しや組み立て直後はさほど問題ないものの、発火すると確実に緩んでプラプラになってしまいます。

分解してみると、左右のレバーは噛み合った部分をイモネジで押し付けているだけだと分かります。

これでは発火の衝撃で緩むのは当然と思えます。
M459の発売は93年頃のようですから、すでにモデルガンは下火になっていた時期で、発火する人も減少していたのかも知れません。

左右のレバーを接着してしまおうかとも思いましたが、それだと分解する必要が出た時に大変なので、

イモネジが当たる箇所を掘って直径2mm以上、深さ1.5mm以上の窪みを作りました。

そしてイモネジはGM-7のデトネーター用に変更し、

棒先形状になっている先端の部分が嵌まるようにしました。
しかしGM-7用のイモネジは少し長いので、後端を削ります。

0.3mm〜0.5mmほど削って、全長を5.5mm〜5.7mmぐらいにしました。


ネジを締めてレバーから飛び出さなければOK。
飛び出していると回転させる際にスライドと干渉してしまいます。

.380のイージーCPカートで発火テスト。

2マガジンほど撃ちましたが、レバーは緩む事なく大丈夫そう。
これで心配がひとつ減りました。

サイド発火の宿命でバーストは何度か発生しましたが、不発はなく比較的快調な作動。さすが銘銃の血統。
現在の感覚では模型としての価値は低い製品ですが、とても魅力的なモデルである事は確かです。
  

Posted by T.K.Red at 17:12Comments(5)モデルガン

2018年03月18日

M4のOリング交換


不調知らずのタニオ・コバ製・M4MGですが、使用するヘキサゴンCPカートリッジは、Oリングの消耗が早いです(ヘキサゴンCPは最初からそのようにアナウンスされて発売したので、これは仕様であって不具合ではありません)。
モデルガンパーツショップM9のオリジナルブランドであるMPSから、先ごろ耐久性のあるカスタムOリングが発売されたので、今日は交換作業を行いました。

1セット50個。自分は2セット購入しました。今日は60発分交換します。

CPやPFCのOリングは、取り外すのが結構大変。
以前は細い精密ドライバーをこじ入れて引っ張りながら外していましたが、最近はハンドルーターで切ってしまいます。

Fピン本体を削ってしまわないようにさえ気を付ければ、サクサク進みます。
完全に切断しなくても、切り込みを入れればあとは引っ張ってちぎる事もできます。

約30分で60個取り外し完了。

で、Oリングの取り付けも取り外しと同じぐらい難しい&イライラするのですがZEKEのOリングセット用治具を使えばこちらも簡単。

かなり前に購入したツールですが、使うの2回目ぐらいかも。
頻繁に使用する物ではないですが、あると本当に助かります。

1時間かからずに60個の交換が終わりました。
純正Oリングと比べて、ケースにFピンをセットする際に抵抗を感じますが、早く消耗するよりはイイです。

発火はまた後日。
  

Posted by T.K.Red at 23:57Comments(4)モデルガン

2018年03月13日

GM-7フレームのペーパーがけ


GM-7を塗装するにあたり、フレームをペーパーがけしています。特にグリップまわりを入念に。
GM-7のフレームは、金型にフロントストラップのチェッカリングが入れられており、つまりチェッカリング入りがデフォ。
コルトXSEやスペシャルコンバット等はチェッカリングなしのスムースタイプでしたが、これは金型を修正したか、アタッチメントみたいな物を使用したのかは分かりませんが、グリップまわりにはパーティングラインのような跡が残っています。
そのラインを消すためにペーパーがけしているわけですが、特に右側がはっきりとした段差になっていて大変です。
このタイプのフレームはBWCのSFAローデッドにも使用されており、キットを作る時にもこのグリップ部をキレイにするのに苦労しました。

そろそろGM-7/7.5の新作にも期待したいところです。
  

Posted by T.K.Red at 22:34Comments(0)モデルガン

2018年03月09日

黒ニッケルめっき その後


家庭で手軽にメッキができる「めっき工房」という製品のオプション、「黒ニッケルめっき」を使って、昨年の秋に金属パーツを2つほどメッキしました。

SFAローデッドのマグキャッチ

キンバーCUSTOM LEIIの外装式エキストラクター
です

その後、いじったり発火したりしながらメッキの耐性を観察しているのですが、数ヶ月経った状態です。
まずはマグキャッチ。

黒いままです。
メッキしたのは10月上旬ですから、5ヶ月間かなり操作しまくっているのですが、とりあえず大丈夫そう。少し色が薄くなったかな?という気がしないでもないですが、元からこれぐらいだったかも知れません。
とりあえず塗料よりは耐久性がありそうです。

続いてキンバーの外装式エキストラクター。

こちらは銃に組み込んだ後、2マグ発火しクリーニングして保管、という流れを4回、合計60発以上発火した状態。ちなみに毎発火後はスライドからエキストは外さずに歯ブラシや綿棒で汚れを落とす程度のクリーニングです。
エキストラクターはカートが当たったり火薬カスを被ったりするので若干不安でしたが、今のところメッキはとれていないですし、サビてもいません。
メッキする前は、1マグ発火しただけでもスライドから外して入念にクリーニングしなければすぐにサビが浮いて来ていたので、この耐サビ効果はちょっと嬉しいです。

塗装、ブルーイング以外の、もうひとつの選択肢として黒ニッケルめっきはアリかも知れません。
ただ、銅メッキやニッケルメッキと比べると、黒ニッケルはメッキが乗りにくく、作業に時間がかかるのと、ガンマニアが好きな青っぽい色ではないのが難点でしょうか。色は茶色を濃くしたような黒です。使用や経年で色が落ちると、おそらく茶色になっていくと思います。
またメッキが乗りにくい事とも関係しますが、上手くやらないとムラになりやすいです。マグキャッチやエキストラクターのような小パーツならあまり問題ないのですが、大きな物を均一に黒くする事は、現在の自分の技術ではまだ難しいです。本当はグリップセフティとかもやりたいんですが…。
研究を続けてみます。
  

Posted by T.K.Red at 00:53Comments(2)モデルガン

2018年03月04日

EVO2カート用強化Oリング


発売から1年が経ったタナカのEVO2カート。メンテナンス製の良いアルマイトケースに、新設計で発火性能も上がっていてゴキゲンです。
ただ、Oリングの耐久性に少々不安があります。
特に気温の上がる夏場にヘタりやすいようです。
実際、発売直後の冬場には問題無く繰り返し使えていましたが、夏場にはOリングの交換直後や、新品カート購入直後にも関わらず、1〜2回の使用でOリングが切れる事もありました。

そこで、モデルガンパーツショップM9のオリジナルブランドであるMPSから、強化Oリングが発売されたので、さっそく購入しました。

耐熱性、耐摩耗性の高い素材が使用されているようです。
これに交換し、発火テスト!

まだ2マグの発火なので耐久性は評価できませんが、作動は問題ありません。
気温が上がって来た頃の使用にも注目です。
またメーカー純正品も、改良が望まれるところです。

それにしてもエボHPのUSP/P8は調子がいいですね!
基部が強化された新バレルを使用すれば破損の心配もありませんし、作動も快調。そしてOリングの耐久性も問題ないとなれば、まさに傑作モデルと言えるでしょう。

ちなみにMPSの強化Oリングは、タニコバのM4MGなどヘキサゴンCP用も同時に発売されています。

これも近々テストします。
  

Posted by T.K.Red at 16:02Comments(4)モデルガン