2014年06月29日

CAWデトニクスの現物



今回のVショーも無事終了しました。
ブースにお越しくださった皆様、ありがとうございました。

で、CAWのブースでは先般より話題に上がっているデトニクスが展示されていました。写真がソレです。
色々と想像しましたが、カートはリアルサイズで、同社のミリガバと共用。
フィードランプがバレル側についていたので、MGC的に言えばGM12という事ですね。サイズなどに関しては、特にMGCからのアレンジは見られなかったです(細かく見ると色々と違いはあるかも知れませんが)。
量産品ではないので判断はできませんが、スライドの動きなどは非常にスムーズで、快調に動きそうな感じがしました。

7月中旬発売予定で、価格は税抜き¥26,820との事です。
  

2014年06月28日

明日はVショー

明日、6月29日(日)はビクトリーショーです。今回もディーラー参加です。
ブースは2Fエアガン・ナイフフロアのB17か24のどっちかです(^^;;;
仕事が忙しくてあまり準備できなかったのですが、新作のTシャツ(緑色)や、中古のモデルガン、エアガンなども少数ですが出品します。
用事があって明日は16時頃には閉店します。
会場にお越しの方は、ぜひブースでお声かけください^^
  

2014年06月25日

エキストラクターと不発



カートの装填/排莢不良が発生する時の調整箇所として、マガジンリップ、フィードランプ、そしてエキストラクターなどがあります。
例えばエキストラクターを外すとスムースにチャンバーに送り込まれるのに、エスキトラクターがあるとうまく装填されないのなら、装填不良の原因はエキストラクターという事になります。爪とリムの噛み合わせがタイトすぎるなどですね。
そういう場合にエキストラクターの爪をヤスリなどで削って調整する事が多いのですが、この加減が難しいです。
削ったものを戻す事はできないので、本来なら少し削って銃につけて装填・排莢テスト、外してまた少し削って銃につけてテスト…という感じで繰り返すべきなのですが、面倒くさがりの自分はそんな風にコツコツと出来ず、最初から大きく削ってしまい失敗する事があります。
で、エキストラクターとリムの噛み合わせがあまくなると装填はスムースになるのですが、緩いエキストラクターは不発の原因になるようです。
よく考えれば当然の事ですし、マニア諸兄には常識的な事かも知れませんが、自分はエキストラクターと不発の関連性をあまり意識していなかったです。
Fピンの打撃力がプライマーに伝えられるためには、カートリッジの底面がブリーチフェイスにきちんと押さえつけられていなければなりません。だからカートがグラグラするようなエキストラクターでは不発を招くのです。
ちなみにエランのデトネーターにはスプリングが装着されており、これは暴発防止のためと言われていますが、カートをブリーチに押しつけて不発を防止する役割も担っているらしいです。

エキストラクターは自分のように削りすぎるという間抜けな失敗をしなくても、発火を繰り返す事で摩耗、変形してカートの保持力が落ちる事があります。
そういうわけで不発が発生するようになった場合の調整箇所として、最近はエキストラクターも見るようにしています。エキストラクター自体を内側に少し曲げるか、スプリングを使うものはスプリングのテンションを強くするなどです。しかし、この案配もまた難しいわけです。
エキストラクターの調整次第で装填、排莢、不発の具合が変わるわけですから、非常に奥が深いです。
マガジンリップの調整とエキストラクターの調整は、やり出すとノイローゼになりそうです(^^;;;
  

Posted by Red at 01:44Comments(4)雑談

2014年06月23日

タナカオート×PFC用デトネーター



マックジャパンが、タナカのオートでPFCを使えるようになる変換デトネーターを発売するそうです。

これは期待半分、心配半分です。

タナカのオートはCPカートで発火して何度もスライドを割っているからです。CPカートは特にパワーが強いからという事もあるのでしょうが、タナカの銃に社外品のカートを使うのはトラウマになっているのです(と言いつつグロックはオープン化してますが)。
EVO化された銃を新型のパラカートで発火するとどの銃も調子が良く、壊れる事もないので、「やっぱりカートは純正を使うのが一番だな」という、当たり前過ぎる結論に達していました。
しかしご存知のようにタナカのパラカートは組み立てが面倒くさく、Oリングの消耗も早いです。
一方のPFCはようやくマルシンが再販してくれた事だし、爆音プラグもすばらしいので、使えるならぜひPFCを使いたいです。

CPと比べればPFCはパワーが弱いし、爆音プラグを使えばさらにパワーが下がるので、大丈夫かな〜と思います。

先行発売しているモデルガンパーツショップM9でSIG P226用を購入した友人は、絶好調と言ってましたし、↓の動画の1911tacさんも破損対策してますが、変換デトネーター×爆音プラグで快調に動いています。



この動画見るとやっぱり欲しくなります^^
今度のVショーで購入しようと思います。
  

Posted by Red at 02:35Comments(4)モデルガン

2014年06月17日

S&W M60(コクサイ)



S&WのM60です。ステンレスのチーフスですね。
実銃においてステンレス製のS&Wリボルバーは、実用性を重視する場合に選ばれる銃だと思います。ホーグなどのラバーグリップが似合うのは、単にシルバーボディーとのコントラストによるものだけでなく、実用的な道具としてのカッコ良さを感じるからだと思います。

写真のM60はコクサイ製で、13年ぐらい前に購入したものです。現在の仕様と異なり、シリンダーに弾頭風の前撃針があるタイプです。もちろん、カートは閉鎖式ではありません。
コクサイが仕様を変更し、シリンダーインサートが極小になり、ダミーカートが装填できる現在のタイプになってから随分経ちました。モデルガンとしては現在の仕様のほうが絶対にイイわけで、このM60も売り払って新しいやつを買おうとずっと画策していました。
しかし、今売りの『Gun Pro』誌の「ヴィンテージ・モデルガン・コレクション」の記事を読んで少し考えが変わりました。
記事はコクサイのM19及びM66に関するものですが、コクサイ独特のカートリッジの開発秘話も紹介されています。そしてこのカートを作れる職人が、もういないという事も。
世代によって違うと思いますが、少なくとも僕にとってはコクサイと言えば子供の頃から、「このシリンダー」と「このカートリッジ」というイメージがあります。
そういうわけで、リアルさという点で難があっても、モデルガンの歴史の1ページを飾る重要な存在なのだなぁと感じたわけです。
もうちょっと大切にしたいと思います。
  

Posted by Red at 22:03Comments(1)モデルガン

2014年06月16日

.380ACPイージーCP


.380ACPのイージーCPカートがいよいよ発売になりますね。
写真は先日のブラックホールで見せてもらったカートです。
非常に興味深いのですが、僕はこのサイズのカートを使える銃をあまり持っていません。
S&WのM59は持っていますが、レストアしないとどうにもならない状態。そもそもレストアしたらイージーCPではなく、まずオープンカートのほうを試してみますが。
中古のイングラムでも買ってぶっ放すのも楽しいかも知れませんね。

イージーCPカートは、これから9mmや40S&Wなど様々な口径で展開する可能性を秘めているので楽しみです。
しかしオープンカート以上にデトネーターを自作するのが難しそうなので、各種デトネーターもお願いします!>タニコバさん
  

Posted by Red at 02:24Comments(0)雑談

2014年06月09日

CAWのデトニクスはGM5なのか?

またまたデトニクスネタです。
CAWのデトニクス発売の情報ソースは、今売りの『アームズマガジン』誌で、メーカー速報のコーナーにCAW自身からのコメントとして掲載されています。
で、そこで気になるのは「GM5デトニクス」と書かれている事です。

GM5という事は、スモールカート仕様という事なのでしょうか?

リアルサイズカートならMGC的に言えば「GM12」、タニオ・コバの系譜でも「GM6」と区別されているので、あえて「GM5」と言う事はスモールカート仕様なのかな〜と、ちょっと思いました。
スモールカート仕様とリアルカート仕様では、バレルやインナーシャーシ、ブリーチフェイスなどの形状が異なります。あと、細かいところではスライドストップも違いますね。
これは好みの問題なので、個人的にはどちらでもいいのですが、GM5だとしたら「カートリッジも発売される」という事を意味しています。同カートは値段が高騰傾向にあるので、この点でも興味深いニュースなわけです。

まあ、GM5の設計が元になっている以降のMGCガバは、一緒くたに「GM5」と呼ばれる事もありますので、リアルサイズ仕様かも知れません。
今月末にはVショーがありますので、それまでに新情報がなければ社長に直接聞いてみようと思います。
  

Posted by Red at 22:44Comments(5)雑談モデルガン

2014年06月07日

デトニクスの泣き所



写真はMGCデトニクスの割れたスライドです。
バレル下のリコイルスプリングがはまる所がキレイに無くなってます。
コマンダーぐらいなら何の影響もないですが、3インチ台になるとこの部分が1センチちょっとになってしまうので、度重なる発火と経年劣化で持ちこたえられなくなったのでしょう。
実銃より大きく設計されているのも、この箇所の負担を減らすためかも知れません。

CAW製品はおそらく材料に由来する問題かと思いますが、耐久性がやや低いと感じますので、リバイバル版はその点だけが心配です。
もちろん、擦り合わせなどの調整によっても負担は減るはずですから、CAWの技術力がその耐久性を補ってくれる可能性も十分あります。

またBWCからマイクロコンパクトの発火モデルが発売されるようですが、こちらも耐久性がどうなのか気になるところですね。
  

Posted by Red at 00:46Comments(3)モデルガン

2014年06月03日

CAWからデトニクス



CAWからデトニクスが出るらしいと話題になってます。
MGCリバイバルシリーズのようです。

ついにMGCガバ系のリバイバルなわけですが、デトニクスを選んだのは妥当だと思います。
CAWは自社オリジナルのミリガバを展開しているので、フルサイズのガバを出してしまうと自社内で競合、しかもパーツの互換性が無いというパラドックスが生じるからです。
その点、デトニクスはスライドやフレームをはじめ大部分のパーツがフルサイズガバと異なりますからね。とは言え、いずれはMGCのフルサイズガバもリバイバルしてほしいです。

デトニクスは好きな機種なので、発売されたらぜひ1挺ほしいところです。
MGCのデトニクスは実銃より大きく作られているわけですが、ここをリアル派のCAWがどうするのか。個人的にはMGCの寸法が好きなので、そのまま出してほしいです。
あとは耐久性の問題ですね。
いずれにせよ、楽しみなニュースです。

(写真はMGCデトニクス/シルバーモデル)
  

Posted by Red at 22:51Comments(2)モデルガン

2014年06月01日

GM-7用アルマイトオープンカート


タニオ・コバのGM-7用アルマイトオープンカートです。
当方、このカートは発売直後に購入しました(つまり1stロット)。
樹脂カートと違ってさほど劣化するわけでもないのでしばらく買い足す事もなかったのですが、最近購入して少々驚きました。
上の写真は左が最近のもの、右が1stロットです。横から見ると違いは分かりませんが、上から見るとその差は歴然。


最近のカート(左)は、明らかに薄いです。
この薄さは内径が大きくなったためのようで、キャップ火薬をセットする際のスムースさが違います。以前のものはかなり力を入れて押し込む感覚でした(特に底のほうがキツイ)。新しいカートは、樹脂カートのセットと感覚的にはほとんど一緒です。
薄くなっているという事は、当然重量も軽くなっています。以前のカートを触り慣れているので、その重量差は持った時の体感でも分かります。
という事はエジェクト時の飛びも良くなっているし、銃への負担も軽減されているはず。
私は樹脂カート派でしたが、これならアルマイトカートも悪くないかな、と少し思いました。
当方と同じように発売直後に買ってそれっきり、という方はぜひ最近のものと比較してみてください。
  

Posted by Red at 23:57Comments(5)モデルガン