2017年12月04日

M9のデトネーター抜け対策

タナカのベレッタM9は絶好調モデルですが、しばらく使用しているうちにデトネーターがバレル内に固定されず、抜けるようになって来ました。
きちんとイモネジで固定したつもりでも、スライドを操作するだけで振動で(?)抜けてきます。

イモネジの締めすぎや、斜めに入れてしまったなど自分の締め方のミスか、発火の衝撃でイモネジが暴れてネジ穴の溝を潰したか、いずれにしてもバレルのネジ溝がダメになったのだと思います。
それなら長いネジを使用すれば良いのではないかとマニアの方からアドバイスを頂き、試してみる事にしました。
幸いにもベレッタの場合はバレルのネジ穴が長いため、先端側の溝が多少潰れても、長いネジを使う事で解決できそうです。
まずはタナカよりも少し長いマルシンベレッタ用のネジを使ってみましたが、改善は見られなかったので、さらに長いイモネジを見つけ、これを使用してみました。

写真上が全長12ミリのネジで、下がタナカ純正の全長8ミリの物です。
上のネジを入れてみたところ、新品時のようにガッチリとデトネーターが固定されました。

発火テスト。

EVO2カート30発、PFC15発。
いずれの発火後もデトネーターの固定に変化はなく、大丈夫そうです。

もし同じ症状が起きている方がいれば参考にして頂ければと思いますが、しかし長いイモネジが調達できないかも知れません。
その場合は、まず純正のネジを締めた後、その上からグロックやSIG用のイモネジ(全長5ミリ)か、GM5用のイモネジ(全長6ミリ)を締めるという、イモネジ二段重ねでも長いネジを使うのと同じような効果が得られました。

上写真のネジ穴内には、すでに純正のイモネジが奥まで入っています。その上からグロック用のネジをさらに締めるわけです。
発火はしてませんが、手動操作では問題ありませんでした。

2つのネジの組み合わせはピッチさえ合えば何を使ってもOKだと思いますが、バレルのネジ穴から突き出てしまうとリコイルスプリングに干渉するので、

せいぜいこれぐらいの長さまでにすると良いかと思います。
  

Posted by Red at 18:51Comments(5)モデルガン