2020年01月20日
SIG P226 Mk25レビューの続き
タナカのSIG P226 Mk25、購入直後にファーストインプレッションを書きましたが、その続きです。
UIDプレートを付属の両面テープで貼りました。
きちんと曲がらずに貼れるか?ダストカバー先端から何ミリぐらいのところに貼るのか?とか少し心配だったのですが、実銃の画像や映像を見ると、貼られている位置はマチマチで、ひん曲がっている物まであるのであまり気にしなくて大丈夫そうです。自分の気持ちイイ位置に貼ればよろしいかと。
実銃ではスライドの右側面に貼られている物もあるようですが、そこだとホルスターへの抜き差しに影響が出たり、それによって剥がれやすくなりそうです。だからダストカバーに貼るようになったのかも???
ちなみにパーツ表を見ると、このプレートは1,200円。あんまり粗末にはできません。。。
前回の記事でも触れたピカティニーレイルを、通常のP226Rと比較。
左がMk25で、右がP226R。
従来のレイルでも大抵のアクセサリーはマウントできるというイメージなんですが、実戦での使用を現実的に想定するシールズらしい要求という感じがしますね。
これだけの違いで銃の印象がかなり変わります。
アーリーモデルEvo2から変更になったトリガーバースプリング。
巻きのある現行型です。
これは昨年のGun Pro誌10月号にて、くろがねさんが改良を希望していた点です。
グリップの取り付けが楽になるだけでなく、おそらくこのスプリングの為だと思いますが、トリガーフィーリングが変わっています。トリガーの戻りが強くなっているのです。
同じくアーリーEvo2から変更になったハンマーストップ。
ゴム製になっていて、ビーバーテールの破損対策に効果があると思われます。
この改良によって、ビーバーテールが破損しやすかったP220シリーズのEvo2化にも期待が持てます。
スライドアッシーには発火の耐衝撃システムが集約されています。
ここは従来のEvo2の良さを引き継いでいます。
錆びやすかったスライドストップに防錆効果のあるフィニッシュが施されているそうなので、発火が楽しみです。
ぜひ注目して頂きたいのが、グリップです。
テクスチャパターンが変更されているだけでなく、形状が異なります。
たぶん矢印の箇所がわずかに絞られています。
そして細くなっただけでなく、
上部は逆に太くなっています(左がP226R、右がMk25)。
これによって手が自然な形になるように親指が誘導されます。
模様が変わっているだけだと思っていたので、このように立体的に形状変更されている事に驚きました。そしてそれを再現したタナカに拍手喝采です。
実はMk25の一番の目玉はこのグリップではないかとすら感じてしまいます。とても握りやすい!
写真では伝わりにくいので、店頭で手に取れる機会があればぜひ握ってみてもらいたいです。P226を知っている人ほど、その違いが分かるはずです。
最強部隊によって研ぎ澄まされたP226の究極系といえるような凄みを感じる銃です。
おすすめ。
近々発火しますが、まあP226RのEvo2が絶好調なので大丈夫でしょう。
Posted by Red at 01:41│Comments(0)
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