2014年12月17日

GM–7の雑談

先日、GM-7のバレルの違いに関する記事を書きましたが、チャンバー下に突起があるのは、バレルピン部分からの破損を防ぐための改良版との事です。Evo7さんのコメントや、モデルガンパーツショップM9の店長ブログでご指摘いただきました。ありがとうございます。
確かに件の箇所が破損した画像をネットで見た事があります。GM-7は常に改良を重ね、進化し続けていますね。
自分のGM-7は1万発以上発火していますが、件の箇所が破損した事はありません。発火する度にデトネーターがインサートをえぐって行き、最終的にバレルのネジ穴とデトネーターのネジ溝が合わなくなった事があります。バレルを変えるとネジ穴と溝がピッタリ合ったので、やはりインサートが凹んだものと思われます。ちなみにインサートが変形するほど発火しても、銃本体に異常は見られませんでした。GM-7のタフさがお分かり頂けるかと思います。

さて、そんなGM-7を使って、デトネーターヘッド1本での100発発火に以前チャンジしました。
先日、maimaiさんも似た実験をされたのでご紹介します。

当方とは実験方法が異なりますが、このように様々な条件下で検証し、みんなで研究していきたいですね。
maimaiさんの場合には1マグ毎にチャンバーからエアダスターを吹き付けてデトゴムを冷ましています。GM-7の発火を続けていると、チャンバーカバーを外から触っただけでも内部の熱が分かったり、発火直後に分解してデトネーターを外すと、素手で持てないほど熱を帯びていたりするので、このように冷やすのは有効だと思います。
動画では100発まであと一歩というところですが、興味深いのは途中で簡易クリーニングを行っていない点です。通常は30〜40発程度で簡易クリーニングを要するという事は説明書にも記載されていますが、簡易クリーニングで作動が回復するのは、火薬カスやゴムのカスを洗い流すだけでなく、デトネーターを冷やす事による効果もあるのかも知れません。エアダスターではなくスポーツなどに使う冷却スプレーを使用すると更に効果がありそうですが、可燃性の物質が含まれている場合には、チャンバー内に火ダネがくすぶっていないかなど、注意しなければなりません。


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