2021年10月07日

MGCガバのネジ穴を移動

MGC系のガバメント用バレルは、デトネーター固定用のネジ穴が下にあります。
普通に使ってるうちは特に問題ありませんが、ネジ穴が広がってバカになったり、発火の衝撃でネジが緩んでバレルから少しでも出てしまうと、イモネジがリコイルスプリングに干渉してしまいます。
GM-7の場合はバレル上部にネジ穴があるので、多少ネジが緩んでも前述のような問題は起きません。

MGCガバのネジ穴を移動
写真のバレルはCAW製のMGCリバイバル・ナショナルマッチのバレルです。バレルが破損しやすい事がMGCガバの唯一と言って良い弱点でしたが、CAWがリバイバルしたバレルは格段に耐久性が高いです。
しかしネジ山が削れて来たのか、バカになりかけていたのでGM-7のようにネジ穴をバレル上部に移植する事にしました。

MGCガバのネジ穴を移動
まずは元のネジ穴をプラリペアで埋めます。

MGCガバのネジ穴を移動
続いてバレル上部、元の穴の反対側に2.5ミリの穴を空けます。
CAWがリバイバルしたバレルでは、MGC系のバレルよりもデトネーターがわずかに深く入るっぽいので、前のロッキングラグに少しかかる位置に穴を空けました。
新日本模型などMGC系のバレルではちょうどロッキングラグの間に穴を空ければ良いでしょう。

そしてこの穴にM3×0.5ミリのタップでネジを切ります。
MGCガバのネジ穴を移動
これで完成。

MGCガバのネジ穴を移動
ネジが少し飛び出ていますが、ロッキングラグの高さを超えなければスライドに干渉する事はありません。
でも出ているのが気になるなら、1ミリ程度短いイモネジに交換すれば良いでしょう。
そう言えばフルサイズガバのイモネジと、デトニクスのイモネジは長さが異なるという事を最近知りました(デトニクスのほうが短い)。

MGCガバにGM-7用バレルを使う手もありますが、CAWがリバイバルしたバレルも壊れにくいのでこちらもお勧めです。


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この記事へのコメント
「プラリペア」は、値段が少々しますが大変便利で重宝します。
単なる接着剤では無く造形材料としての性能を持つ。
マルシン製ベレッタM92系のグリップパネルを止めるネジ穴(フレーム側)がバカになってしまいネジが友回りして締まらない時には大変便利。
ネジ山を再生復活させるのにプラリペアは威力抜群。
これでフレームを新しく交換せずに済む?
モノを大事に節約出来て地球環境保護にも役立つ?
一石二鳥、一石三鳥、一石四鳥ですね。笑
Posted by プロップガンマニア at 2022年07月13日 07:40
>プロップガンマニアさん
プラリペアは柔軟性はありませんが、とても固いので重宝しますね。
モデルガンファンは必携だと思います。
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2022年07月16日 00:08
 
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