2019年01月19日

グロック18Cは驚異の発火性能!

今週発売されたタナカの新製品、グロック18Cを発火しました。

発火にあたり、銃本体の擦り合わせ、調整などは一切行っていません。
買ってから作動を確認するために何度かスライドを操作したぐらい。
オイルの引き直しもしていません。
ほぼ箱出し状態と言って良いでしょう。

カートは純正のEVO2カートを使用です。

まずはセミオートから発火を始めました。
確実に装填、排莢され、オーバーパワーの感じもありません。

5発ほど撃ったところでセレクターをフルに切り替えて発火。

ビーーーッという発火音と共に、あっという間にマガジンが空になりました。
MGキャップでも写真のようにコンプからガスが噴き出しているのが分かります。マルシンキャップを使うと、さらに派手な発火になるでしょう(銃は傷みますが)。

さらに発火を続けます。

スライドの動きが速くイングラムのようですが、カートをバラまくイングラムと違い、奇麗に一直線に排莢されます。写真の10時方向に向かって伸びているカートの線は、1つのカートの残像だと思われますが、実際、肉眼でもこういう風に見えます。それだけ排莢方向が安定しているという事です。

結局4マグ、60発発火しましたが、
不発、ジャムなどゼロ!

こ、これは…
すげぇ。

箱出しで驚異の発火性能です。
モデルガンはHWスライドよりも重量の軽いABSスライドのほうが安定して作動させるのが難しいと言われており、しかもこの18Cはスライドトップの加工によってさらに重量が軽くなっているわけですから、それをここまでの性能に仕上げたというのは、メーカーで相当なテストが行われたと推測できます。
従来のグロック18、あるいはグロック17の単なるマイナーチェンジではないという事です。

実際、リコイルスプリングがステンレス製になっていたり、見た感じバレルの素材も変更されているように思えます(これは確証が持てませんが)。また以前、ストライカーが勝手にリリースされる問題を書きましたが、少し操作してみた感じでは、この点も改善されているようです。不発が60発中ゼロだったという事も特筆すべきでしょう。
あとはこのまま調子を崩さないでくれる事と、破損しない事を祈るばかりです。ノッチ欠けは相変わらず心配です。
  追記:ノッチ欠けに対しては超硬ピンを打ち込む事による対策が施されていました。

とにかく、今の時代にこのように撃って遊べるモデルを作ってくれるタナカには感謝しかありません。
おすすめの1挺です。

これは、いよいよロングマガジンも欲しいところです。
  

Posted by Red at 13:07Comments(7)モデルガン