2018年02月17日

GM12用カスタムフィードランプ


MGCのGM12やCAWのMGCリバイバルガバメントで、BWCのダブルキャップカートを使用するためのデトネーターを作り、新日本模型のMEUやCAWのナショナルマッチなどでテストを続けています。

デトネーターの寸法自体は比較的簡単に決まって完成しているのですが、あとは作動の問題です。
機種によってエキストラクターの形状を調整するのはまあ当然としても、フィーディングのほうに問題があります。
BWCのカートはフラッシュホール型のデトネーターを通す関係で、一般的なCPカートと比べて弾頭部分が太くなっているため、フィーディングトラブルを起こすのです。

このように、初弾〜2発目ぐらいまで必ず引っ掛かります。
デトニクスは装弾数6発なのであまり問題がなかったのですが、フルサイズガバに7発フル装填すると、チャンバーへ送り込まれる時にカートがおじぎをしてしまい、このような状態で止まってしまうのです。
これを解消するためフィードランプを削って形状を変更していったら、

スムースな装填を実現する頃には、ほとんど原型を留めないぐらいまで削り込んでいました。
これはなかなか大変です。
というわけで、フィードランプそのものも新規に作ってしまおう!と考え、あれこれ試した結果、このような形状に落ち着きそうです。

このフィードランプを使えば、7発フル装填&チャンバー+1発でも快調に作動するようになりました。
機種によってマガジンリップの調整も要しますが、とりあえずこれで最低限の調整で済みそうです。
またこのフィードランプは一般的なCPカートも使えるほか、タニオ・コバのイージーCPカートにも対応する事が分かったので、ZEKEのホローインナー用デトネーターも作ろうかと思っています。

ちなみに写真のフィードランプはチタン製ですが、高いので樹脂でも作ってみたんです。

耐久性には問題なさそうなのですが、弾力があるためか、うまく装填されない事が相次ぎました。
同じ設計でチタンと樹脂の両立は無理そうなので、樹脂用のフィードランプは再設計するとして、とりあえずチタン製のフィードランプとデトネーターは最終的なテストが済み次第出品しようと思います。
  

Posted by Red at 22:36Comments(2)モデルガン