2016年06月13日
GM5デトニクスのデトネーター
写真はスモールカートを使用する、いわゆるGM5のデトニクスです。
購入したのは1990年頃に新宿のMGCで。価格は7,500円ぐらいだったと記憶していますが、当時の本などを見るとステンレスモデルは9,800円と書いてあり、定かではありません。
結構発火して遊んでいますが、実はデトネーターを外した記憶がほとんどありません。子供の頃はまともにクリーニングもしていませんでしたし、そうこうしているうちにデトネーターがバレルから抜けなくなりました。イモネジを外して引っ張っても、マズル側から突っついても抜けないのです。サビなどで固着しているのかな?と思ったのですが、まあCP方式だからデトネーターがついたままバレルを水洗いするだけでも大丈夫だろうと思い、放ってありました。
それが先日、スライドを引いてみたら、デトネーターが外れて先端がチャンバーまで出かかっているのを発見しました。
で、抜いてみたらこんな感じ。
樹脂パーツを金属で挟み込む3ピース構造のデトネーターがバラバラです。
おそらく樹脂と金属の接着が剥がれた事で、抜けるようになったのでしょう。樹脂パーツは両側に突起があるはずですが、後端(マズル側)が折れています。まあ主に縦方向にしか力は加わらないので、そのまま接着すれば問題ないでしょう。
接着。
樹脂が変形しているので、厳密に言えば長さが足りなくなったりして、発火性能に支障があると思いますが、とりあえずこのままバレルに戻しました。
なぜデトネーターをこのような3ピース構造にしなければならなかったのか、私には分かりませんが、小林さんの事だからきっと深い理由があるのでしょう。