2014年11月10日

爆音カートリッジ

仕事が忙しく、なかなかモデルガンで遊べませんでした。
さて、そんな中マックジャパンの爆音カートリッジを入手し、少しずつテストしてました。


爆音カートリッジは、一言で言えばサードパーティー製のPFCです。
かつてのマルベリーフィールドや、最近ではC-tecなどサードパーティーがカートリッジを製造、販売する例はありますが、それらは大抵CPカートであり、サードパーティーのPFCというのは記憶にありません。
そういう意味では、マックジャパンの意欲作だと思います。

で、マルシン純正のPFCとの比較です。

左が爆音カート、右がPFCです。
爆音カートのほうがやや短いのが分かります。
弾頭形状も異なりますね。爆音カートの弾頭は、MGC製に似ています。

上部の穴の形状、径も異なります。

プライマーです。

Fピンの下がすり鉢状になっています。
この形状の理由は、MJマガジンによると、まだ企業秘密だそうです。

プライマーの比較。

左から爆音プラグ、旧PFC用、現行PFC用です。
見た目ではほとんど分かりませんが、現行PFCのものは全長が長く、カートにセットした時にプライマーが飛び出てしまうのですが、左の2つはそのような事はありません。
プライマーが出る=全長が長いという事は不発防止に効果はあると思いますが、ブリーチやFピンを痛めるので厄介です。
私は普段PFCを使用する時は中央の旧タイプを使います。

そして肝心の発火性能ですが、

●ベレッタM92FS
●シュマイザーMP40
●グロック17(タナカ)
●SIG P226(タナカ)

で試してみました。
ベレッタは発火、排莢は問題ないですが、フィーディングでつまづく傾向があります。フィードランプとマガジンリップの調整が必要ありそうです。

シュマイザーは装填、排莢とも問題なく快調にフルオート発火…と思いきや、パワー不足なのかボルトが下がりきっておらず、結果、指切り点射しようとしてもバーストしてしまう事があります。

グロックはマックジャパンの変換デトネーター使用で快調作動!プラグはロングを使用します。

SIGはバレル内にカートストッパーがないため、PFCより全長が短い爆音カートではエキストがリムをうまく咥えられないようです。これは爆音カート専用のデトネーターが必要になりそうです。

というわけで、今のところ最も調子いいのはグロックです。リコイルもマイルドで銃にも優しい感じ。ちなみに、PFCに爆音プラグを使用した場合との発火音の大きさの違いですが、あまり差は感じられませんでした。

当方で実験できる機種は以上なので、他機種で試された方がいればぜひ結果を伺いたいです。
とりあえずの実験ではまだ安定作動と言い切れるものではありませんでしたが、これから改良を重ねていくそうなので、今後に期待します!
  

Posted by Red at 22:56Comments(0)モデルガン