2014年07月24日

CAWデトニクス 1stインプレ



ひと足遅れて、CAWのMGCリバイバルシリーズ・デトニクスを入手しました。


箱は同社のミリガバと共用。
表面はキレイです。黒すぎず、グレーすぎないCAWの色は結構好きです。
グリップスクリューはVショーで展示されていたものはシルバーでしたが、製品は黒になってました。グリップは同社のミリガバと同じような濃いチョコレート色。渋いです。


MGCのシルバーモデルと。当然ながらソックリです。
サイズも持ち慣れているからか、しっくり来ます。実銃よりもこのサイズのほうがいいです(笑)。

とりあえず軽く擦り合わせを…と思ってシャコシャコスライドを前後させたら、何かがポロッと落ちてきました。

何だコレ?

正体はカートアシストというパーツでした。

スライドの、エキストラクターの反対側にある金属プレート。ここが取れたの初めてです。接着剤で貼りました。

※追記:モデルガンパーツショップM9さんのブログを参考に、パーツの角度を変えて接着しなおしました。そもそも前後の向きを逆に貼ってました。ちゃんとパーツ表を見ながらやらないといけませんね。

フィールドストリッピング。

あらゆるパーツがMGCのGM12の形状を再現しており、CAWのミリガバと共用できるものは無さそうです。このへんは同じガバでも“別モノ"として割り切ってる印象を受けます。
逆にMGC製との互換は充分ありそうです。

MGC製との違いとしてパッと目に付くのは…

バレルに金属製のパーツが埋め込まれています。補強用でしょうか。ここが当たるスライドのほうも心配です。
※追記:GM12のデトニクスにはこのパーツはあるそうです。自分はGM5のデトニクスしか所有していないので知りませんでした。

マガジン。

左がCAWで右がMGC。
フロアーの形状が違います。MGCのようにアーチ状になっていないと、最終弾のエジェクトが安定しません。
実際、手動では最終弾がエジェクトされずにチャンバー内に残ってしまいます。MGCのマガジンを使用するときれいに排莢されますので、MGC製のマガジンを持っている方はそちらを使ったほうが作動は安定すると思います。


マガジン底部。CAWは刻印が省略されています。

発火。

結構調子はイイです。
箱出し未調整で1マグ目はバッチリ動きました。
その後発火を続けると、ダブルフィードが何度か発生したので、マガジンリップの前方を少し閉めました。
手動ではエジェクトされなかった最終弾ですが、発火すると排莢する場合としない場合があります。確率としては排莢する事のほうが多いです。

ちなみに快調発火動画は、1911tacさんが早々にアップされているので、そちらでご堪能ください(笑)。


CAWの製品は、タイトに出来ていて箱出しでは動きが渋いという印象があったのですが、このデトニクスに関してはそんな事はなく、最初からスムースに動きます。
あ、でもサムセフティが固い!相当頑張らないとロックできません。プランジャーの押しが強いわけではないので、たぶんセフティ側を削るのがよさそうです。

さて、あとは強度だけが問題です。こればかりは使い込んでみないと分かりません。以前書いたスライド前部の泣き所のほか、同社のミリガバではスライドストップノッチの欠けに悩まされました。今のところまだノッチ欠けは起きていないので、このまま耐えてくれる事を祈ります。

耐久性があり、小調整で快調作動となれば、ビギナーにもお勧めできる1挺になると思います。
ネックは価格でしょうかね。
  

Posted by Red at 21:00Comments(2)モデルガン