2018年02月27日
MEUのハンマー交換
最近ダブルキャップ発火のテストやら、C-Tecデトのテストやらで何かとコキ使っている、MGC/新日本模型のMEUピストルTrust Modelです。
スプリングフィールドのガバならGM-7で多数リリースされており、自分も数挺所有しています。「今さらMGCのMEUなんて…」という感じもしますが、いや、やはりMGCのガバは最新のモデルガンとは違う味というか、存在感というか、独特のカッコ良さというか…とにかく何かちょっと違う魅力があると思うのです。単にMGCのガバに慣れているだけかも知れませんが…。
そんなわけでこのMEUも最近のお気に入りなのですが、唯一気になるのがハンマーの形状です。
MEUの実銃は、その特殊な成り立ちからして無数のパリエーションが存在するわけだから、何が正解というよりも、好みの問題だと思います。こういう形状のハンマーを付けていたピストルもあったかも知れませんが、自分のイメージとしては違和感あります。
ちなみに現行のスプリングフィールド製1911のハンマーはこうです。
公式HPの実銃画像を拝借しています。自分の中でのイメージはこれです。
そして下写真がGM-7(デルタハンマー付き)。
実物形状にかなり肉薄していると思います。
参考までに、東京マルイのガスブロ。
GM-7とは少し解釈が違いますが、これも結構な再現度だと思います。
というわけで、GM-7用のデルタハンマーを購入し、MGCの物と交換する事にしました。
GM-7とGM5/12のハンマーは、ほぼ「互換性がある」と言って良いです。うまくすれば調整なしで移植できます。
今回のケースではトリガーを引いた状態でスライドを操作すると、ハンマーがコック状態で保持されなかったので、ハンマー、シアー、ディスコネクターの接点をちょこっと削って調整しました。
これで見た目がだいぶ良くなりました(個人的に)。
GM-7用のパーツは、入手しやすいのが良いですね。
Posted by Red at 22:58│Comments(5)
│モデルガン
この記事へのコメント
私も、「刷り込み」のせいで、MGCのガバが一番しっくりきます。
特に刷り込みが顕著なのが、コルトのローマンで、私にとってはMGC ローマンこそが本物で、逆に本物のローマンの写真を見るとパチモンに感じてしまいます。
特に刷り込みが顕著なのが、コルトのローマンで、私にとってはMGC ローマンこそが本物で、逆に本物のローマンの写真を見るとパチモンに感じてしまいます。
Posted by とんぼ at 2018年02月28日 21:08
刷り込まれてる方、結構多いのではないでしょうか。私も、ローマンを初めて知ったのがMGCだったので、未だにユーチューブの実射映像には違和感を覚えます。ステンマークもⅯ59も、MGCこそ本家本元だと思っています。特に小学生の時に買ったMGCディティクティブは原点の様な銃なので、タナカからモデルガンが出たときは懐かしくてすぐに入手しました。が、グリップだけは、付属の茶色に我慢できず、ガスガンの黒いシルバーメダリオンのものに付け替えました。モデルガンはイメージの世界で楽しむ部分が大きいと思うのですが、それだけに、「本物そっくり」というよりも、その銃に対する個人の思い入れの方が大切なのかもしれませんね。
Posted by 温故知新 at 2018年03月01日 11:13
>とんぼさん & 温故知新さん
自分もローマンはMGC製こそ本物で、本物がパチモノに見えます(笑)。グリップのラインやマズル
付近の形状など、本物を見ると違和感を覚えます。
MGCのガバメントは実物よりも厚く、スライド&バレルは1mmぐらい短いようですが、とてもピストルらしい
力強さを感じます。
イメージや刷り込みもありますが、MGCのモデルガンは、「格好良く見えるデザインバランス」も優れている
のだと思います。
自分もローマンはMGC製こそ本物で、本物がパチモノに見えます(笑)。グリップのラインやマズル
付近の形状など、本物を見ると違和感を覚えます。
MGCのガバメントは実物よりも厚く、スライド&バレルは1mmぐらい短いようですが、とてもピストルらしい
力強さを感じます。
イメージや刷り込みもありますが、MGCのモデルガンは、「格好良く見えるデザインバランス」も優れている
のだと思います。
Posted by T.K.Red at 2018年03月01日 12:37
「格好良く見えるデザインバランス」というご意見から、思い出したことがあります。1982年のMGCの冊子「ビジエール」で、発売直前のGM5について、『どんなに寸法が正確でも、ブスなモデルガンは模型としての資格が無い。1ミリ、2ミリ違っても、ガバはガバに見えるが、形の間違ったガバは、たとえ原寸でもそれはブスにしか見えない』と、タニコバさんが語っていました。調子の良さとともに、見た目の格好良さにもとことんこだわったのが、当時のMGCの作品作りの姿勢だったのですね。
Posted by 温故知新 at 2018年03月02日 16:36
>温故知新さん
その時代の資料はほとんど持っていないので、勉強になります!
小林さん自身がそのように語っていたのですね。小林さんらしい理念ですね。
そういうコンセプトの元に設計されたカッコいいモデルガンだからこそ、所有した時の喜びも大きいのだと思います。
今も昔もMGCのモデルガンに特別な感情を持つ人が多いのは、そのような心が躍り、熱くなるようなデザインにも要因があるのかも知れませんね。
その時代の資料はほとんど持っていないので、勉強になります!
小林さん自身がそのように語っていたのですね。小林さんらしい理念ですね。
そういうコンセプトの元に設計されたカッコいいモデルガンだからこそ、所有した時の喜びも大きいのだと思います。
今も昔もMGCのモデルガンに特別な感情を持つ人が多いのは、そのような心が躍り、熱くなるようなデザインにも要因があるのかも知れませんね。
Posted by T.K.Red at 2018年03月03日 11:46