2014年09月26日

GM-7デトゴム1本・100発チャレンジ


前回はデトネーター形状によるデトネーターヘッド(デトゴム)の耐久性の違いを検証しました。
結果は通常のデトネーターだと43発加工したデトネーターだと71発と、明らかな改善が見られました。
ただしこの検証実験はデトネーター形状によって差が発生するか否かを目的とし、実際に発火して遊ぶ時よりも銃やデトゴムにかなりストレスのかかる条件で行いました。
従って普通に遊ぶ分には、もう少しデトゴムは持つはずであり、実際に私も以前の書き込みで「デトネーターを加工すると100発持つ」と書いています。
2〜3マグでデトゴムがヘタる個体に当たった人には、きっと信じられないでしょう。

というわけで今回は、
デトゴム1本で100発発火する様子をワンカットで撮影する事にしました。

「俺のGM-7は○○発持った」
「俺のは○○発で切れた」
という話はよくネット上でも見ますが、発火時の条件は人それぞれです。
チョウ・ユンファよろしく速射する人と、1発1発じっくり時間をかけて発火する人とではデトゴムの持ちは当然異なり、「○○発」というだけではあまり参考になりません。
極端な話、1発撃つごとにデトネーターとバレルをクリーニングすれば長持ちするのは当然ですし、その方法で100発達成しても現実的とは言えません。
そこで今回は、前回の検証実験よりは少し優しく、かと言って現実離れしていない条件で発火し、通常の遊び方でもデトゴムが100発耐えられる方法を探っていきたいと思います。

ポイントは下記の通りです。

1)デトネーターはツバを削り落としたものを使用(前回記事参照)
2)樹脂カートは新品を50発、10回ほど使い回したものを50発、計100発用意し、ランダムに使用する。
3)デトネーターを留めるイモネジは締めすぎない(振ってカタカタ音がするぐらい)
4)バレル内やデトネーターにオイルは塗らない。
5)発火は秒間2発のサイクルで行う
6)マグチェンジは10秒間
7)3マグ発火した時点で簡易クリーニングを行う。
8)さらに3マグ発火した時点でバレル、デトネーターを分解してフルクリーニングする。


以上です。
前回と大きく違うのは、クリーニングのタイミングを早くした点です。
3マグ目(24発)で簡易クリーニング、6マグ目(48発)でフルクリーニングです。
想像ですが、1度の発火で50発も撃てば多いほうではないでしょうか。私自身も大抵は50発程度で、遊んだ後は分解してクリーニングを行います。その途中で1度だけ簡易クリーニングを行うイメージです。20〜30発で簡易クリーニングを要するのは説明書にも記載されている仕様です。

というわけで、デトゴム1本・100発チャレンジの動画です。

結果は見事、100発達成!
分解してデトゴムを見ても、もう少し発火できそうです。
80発を過ぎたところでトラブルが発生し、分解してみるとデトネーター先端に撃ちガラキャップが突き刺さっているという、非常に希な状態を見る事ができました。

このキャップのせいでフィーディングトラブルや不発が発生していたものと思われますが、この状態でも数発発火し、ブローバックまでしているのは逆にスゴイです。

また前回の検証実験よりもクリーニングのタイミングを早める事で銃に優しくしたつもりですが、今回の方法でもまだ負荷がかかっている印象を受けました。それはマガジンを3本用意したからです。マグチェンジに10秒かけるというのは長い気もしますが、実際に私が遊ぶ時はマガジンは1本か2本だけで、3本を次々と交換して発火する事はありません。そのため、どの場面でも3マグ目はパワー不足を感じましたし、トラブルも多かったです。それでもデトゴムは100発持つわけです。

お気づきかと思いますが、20〜30発でクリーニングする事でデトゴムが100発持つという事は説明書にも記載されており、つまりはこれこそがGM-7本来の性能と言えます。まさに旧来のモデルガンの常識を覆す、画期的なモデルガンであると今回改めて実感しました。

最後になりますが、前回の検証動画について「コバじじ」様からコメントを頂きました。
他の記事へのコメント欄に書かれていたので、あらためてここに転載させて頂きます。

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オープンデトネーターのツバの形状とラバーヘッドの消耗度のテストは、大変面白く見させてもらいました。タニオ・コバでも、同じようなテストをしていますが、自社のテストだけでは不安があり、迷っていました。しかし、第三者によるこのテスト結果に勇気付けられたので、私にとってデトネーターの進化はライフワークのため「100発目標で色々とトライしてみます」。有難う!!。コバじじより。

Posted by コバじじより at 2014年09月22日 11:48

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この記事へのコメント
前回のGM7の記事も今回の記事も、ブログだけでなくMJマガジンでもお願いします!
転載させて欲しい!!
Posted by mac-japanmac-japan at 2014年09月26日 13:55
ハンマーSPはノーマルテンションですか?
テンションUPしてるとゴムヘッドに負担がかかり磨耗が早いらしいですよ。
Posted by トシ at 2014年09月27日 20:19
ご存知だとは思いますが、TB2はそれまでのGM-7シリーズから進化して、バレルのアシストスプリングの廃止に伴って、バレルリンク形状変更、リコイルスプリングレートの強化をされています。
私の持っている第1作目のPCキャリーで、現行のツバ着きデトネーターでも樹脂カート新品で、ノークリーニングで100発近くは撃てますし、5回程使い回したカートでも8〜90発程度は撃てています。
アルマイトカートなら、180発程度はサラッと撃てています。
マガジンは、8rdマグが20本以上有りますので、マグチェンジに時間は掛けておらず、撃つ速さも主様よりも速いサイクルで撃っていました。
因みに、主様と同じTB2の500発強遊んだ状態でも、主様と大体同じ様な結果となっておりますので、ご参考までに。
Posted by うぶ at 2014年09月27日 20:45
重ねて書き込みしてすいません。
PCキャリーとTB2で、現行ツバ着きと初期のツバ無しのデトネーターを双方で撃ち比べた結果で追伸いたしますが、ツバ無しの場合発射数は疎らですが、限界を超えるとデトゴムが切れてデトネーターの溝を通り越してしまい、チャンバーからバレル側に良くズレてしまい、酷い時にはカートとデトネーターの溝の間にデトゴムが変な噛み込み方をしてしまい、チャンバーからカートが抜け無くなった事象がありましたが、ツバ着きはその様な症状は皆無でした。
Posted by うぶ at 2014年09月27日 21:00
>トシさん
スプリング類も、その他のパーツもすべてノーマル。「どノーマル」の状態です。

>うぶさん
現行のバレルリンクではアシストスプリングが廃止されたため、そのテンション分を補うために
リコイルスプリングが強くなっているのだと思われますが、これも発火・ブローバックの性能は
以前の仕様のほうが良かったという意見も聞かれますね。私はあまり違いを感じませんが。
デトネーターのツバは、ご指摘のようにデトゴムが段差を乗り越えてずり落ちてしまうのを防止
するために付いたものと聞いています。
ただしツバ付きでもずり落ちる時は落ちます。
うぶさんのようにツバ付きデトネーターでも快調に作動されている方もおられるので、
ツバの有り/無しが根本的な原因ではないと思います。
ただ不調な銃がデトネーターの加工で劇的に調子が良くなるという事例は多数あるので、
原因が解明され、改善されるまではこの処置をとるしかないのかな〜と考えています。
早く不調の根本的な原因が解明されるといいですね。
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2014年10月02日 12:05
ご無沙汰しています、maimai です。
エアダスターをヒントにさせて頂きました。
100連射挑戦です↓

https://www.youtube.com/watch?v=xNlmcqeFnlA

もう一工夫いりそうですが。
Posted by maimai at 2014年12月07日 21:01
>maimaiさん
こんにちは。動画拝見しました。1マグごとに冷却するだけでも結構イケますね!
問題は火薬カスやゴムのカスではなく、ゴムの温度だという事が分かります。
エアダスターのほか、スポーツ用品の冷却スプレーなどを使ってもいいかも知れませんね。
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2014年12月10日 22:22
夜分です。
おお!!
メチャクチャ参考になりました!!!♪
Posted by コバ at 2015年03月29日 23:58
>コバさん
快調作動はGM-7の命です。これからも研究を重ねていきますよ!
Posted by T.K.RedT.K.Red at 2015年03月31日 11:05
 
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