2017年06月10日

エボカート用ローダー完成&販売


今年に入ってから、タナカのオート用カートリッジに5ミリキャップを一気に15発装填できるローダーを開発してきましたが、ようやく完成しました。



試作品をこのブログで紹介した際に、「ぜひ欲しい」というありがたい声を複数頂戴していました。
Vショーなどのイベントで販売する事は可能ですが、それだけだと東京近郊以外に住んでいる方は入手できません。
ネットショップのような通販ビジネスをやるバイタリティはないので、どうしようかと考えていたところ、DMM.makeが面白いサービスを提供している事を知りました。

DMM.makeは、こちらから設計データを送ると、それを3Dプリントして郵送してくれる、いわゆる3Dプリントサービスなのですが、それを「出品」する事もできるのです。

こちらが設計した3DデータをDMM.makeにアップしておく

それを見た人がDMM.makeに注文

注文を受けたらDMM.makeが3Dプリントして注文者へ発送(送料無料)


つまり、こちらはデータをアップしとくだけ。造形も発送もDMMがやってくれるし、注文を受けてから造形なので在庫も持たない。注文者の個人情報はこちらに来ないので、その点も安全。そして送料無料…とイイ事ずくめ。
ユニクロがオリジナルデザインのTシャツを、同じような方法で販売できるサービスを行っていますから、これは新しいビジネススタイルなのでしょう。
DMM.makeにはエアガンのパーツを出品している人は結構いるようで、他には鉄道模型やカメラのアクセサリーなどが多いようです。3Dプリントはあまり大きな物は作れませんから、模型のような物に適しているのだと思います。

とにかく、DMM.makeのクリエイターズマーケットにショップサイトを作りました。
アドレスは↓です。
http://make.dmm.com/shop/180012

注文を受けてから造形するので、一般的な通販よりは届くまでに時間がかかりますが、それでも1週間程度です。ご興味のある方はぜひご利用ください。

また今後も便利グッスを出品していきますし、何度か紹介しているチタン製のデトネーターをはじめとしたカスタムパーツも出品予定です。

思えば、パテと純正ローダーを貼り合わせて作った試作初号機、


初めて3Dプリントに挑戦した試作2号機、


夢の15発一発装填を可能にした試作3号機、


そして今回の完成品


…と、順調に進化を遂げられたのも、くすのき工芸さんや名古屋のフォートレスさんなど、たくさんの方からアドバイス、ご意見、激励を頂いたおかげです。
この場を借りて御礼申し上げます。