2017年02月15日

H&K P8(タナカ)発売

タナカの新作、H&K P8が発売になり、さっそく購入しました!

見た目は従来のUSPと大きく変わりませんが、様々な新しい要素が盛り込まれており、単なるUSPのバージョン違いとは言えません。“タナカの新作モデルガン"と呼んでも良いと思います。
まず、噂のハイパフォーマンス樹脂について。HWの重量とABSの耐久性を併せ持つという新採用の素材です。
触るとひんやりとしていて、ズッシリとした重量感もあり、HWと遜色ありません。HW製のUSPと持ち比べてみると、「少し軽いかな」と感じますが、単体で持っただけではまったく気付かないと思います。
耐久性については発火してみないと分かりませんが、かなり期待しています。


USPとの外観上の一番の違いはコントロールレバーの使い方。下げてセフティ(コック&ロックも可能)、そこからさらに下げてデコッキングです。
USPのようにセフティを解除する勢いでデコックしてしまう可能性がありません。跳ね上げでセフティ解除は、好みが分かれるところでしょう。


乳白色のマガジンです。今回タナカが発表するまで、こんな色のマガジンだとは知りませんでした。
雑誌で初めて見た時はスケルトンなのかと思いましたが、そうではありません。透けて見えるのは、インナーシャーシです。


以前、HWスライドの右側のレール付近がやたら薄くなっているという記事を書いたのですが、ここはABS時代と同じぐらいの厚さに戻っています。これなら安心ですね。


スライドを外してみると、必ず割れるフレームの薄い部分が変更されていました
バンザーイ!!


左がP8で右がUSP。
こうしてみると、インナーシャーシの形状が結構変更されているのが分かります。


他のパーツ形状も変更されています。
スライドがスムース動くよう、ディスコネクターの角がなくなっています。さらにコントロールラッチの形状も変わっていますね。


バレルの下にネジが2本。補強のためでしょうか?グロックのように別部品をネジ止めしているというわけではないようです。
バレル下部は破損しやすい場所なので、耐久性アップに期待しています。
ちなみにパーツリストには、このネジが書かれていないので、バレルの一部という扱いなのでしょう。


エボ2カートです。
ケース、弾頭ともアルミ&アルマイト加工。プライマーもアルミのようです。
Fピンは形状が変更され、Oリングが太くなっています。
ライナーには細いOリングが追加されています。おそらくケース内でガタつかないようにするためでしょう。またライナー入り口は斜めにカットされていて、これによりFピンを入れるのが格段に楽になっています。

とりあえず気付いた点はこのぐらいでしょうか。
うーん、期待通りの出来映え。発火が楽しみです。
  

Posted by Red at 00:29Comments(19)モデルガン