2015年10月24日

GM-7.5塗装&ポリマーCPの途中経過


本日はGM-7.5・シリーズ'70の塗装をしました。
買った状態ではHW地のグレーで、モノによってはパーカライジングのようでイイ場合もあるのですが、シリーズ'70はやはり黒、もしくは青です。
「せっかくなのでブルーイングでも」とも考えたのですが、塗装のほうが色々と楽なので。

インディのブラックパーカー、キャロムのブルースチール、同じくキャロムのブラックスチールを混ぜながら塗装。スライドのほうは下地にシルバーも使いました。
乾燥させて、明日ポリッシュする予定。
ハンマーも側面だけポリッシュしてシルバーにしようと思っていますが、放っておくと変色してくると思うので、何らかの対策が必要かな。

さて、連日試しているポリマーCPカートについてですが、何回も使い回しているうちに調子良くなって来ました。暴発はほとんど起きなくなり、けっこう快調です。
使い回すうちに何が変わったかと言うと、カート内部が荒れてキャップ火薬やピストンカップの動きに抵抗が出てきた事です。新品の状態ではスポスポと入ったキャップが、今では押し込む時にザラッとした感触がローダーを通して手に伝わります。
チャンバーに送り込む際の衝撃や慣性により、プライマー、キャップ火薬、ピストンが前進してしまっている事が暴発の原因だと仮定した場合、カートの内壁がザラついていれば前進は抑えられると思います。新品状態ではカートの内部がツルツルすぎるのかも知れません(樹脂のオープンカートとは材質が違う)。

またモデルガンパーツショップM9の店長さんや、吠えるモデルガンさんの計測によると、アルマイトのイージーCPカートと比べてポリマーCPは内径が大きいとの事です。確かに両者を比較するとピストンカップの入れやすさが違います。イージーCPにピストンカップを規定の方向で入れるには、カップの縁を押しながら入れなければならず、たくさんセットすると爪が痛くなります。対してポリマーCPでは、普通のローダーで押し込めばすんなり入ります。
内径が大きければ、前述の通り内部のプライマーや火薬が前進して暴発の可能性は高まりますし、モノによってはガスが漏れてパワー不足になる事も容易に想像できます。

M9の店長さんは、ピストンカップの外周にシリコングリスを塗る方法を紹介されています。これによりシール効果が高まり、パワー不足が解消され、スライドストップもきっちりかかるとの事。これは暴発対策にも効果ありそうです。

また吠えるモデルガンさんは、カート内部のヒケに着目し、ここからガスが漏れる可能性があるのではないかと推察されています。

ミントさんはまったく問題がなく非常に快調との事で、同様の意見も聞かれるようになりました。

調子が良ければ何よりですが、まだまだ研究の余地がありそうです。
  

Posted by Red at 22:54Comments(4)モデルガン