2013年09月22日

GM-7 〜21世紀のモデルガン〜

リアルになったエアガンの進化には目を見張るものがある。外観や作動など昔のエアコキから考えたら夢のよう。
そしてモデルガンにおいてはタニオ・コバのGM-7シリーズこそが現代モデルガン(発火式)の象徴と言えるだろう。


GM-7第1弾 PCキャリー


2009年に発売されたGM-7は、とにかく衝撃的でした。
箱出しでの快調作動はもちろんですが、一番の特徴はやはりオープンカートリッジ。
モデルガンの発火方式は、20年以上前に開発されたCPやPFCなどの閉鎖系カートリッジが最終進化形だと思っていました。作動の確実性でこれらに勝るものはないだろうと。実際、GM2時代までのオープンカートリッジの確実性が低いから閉鎖系が主流になったわけで。
それが小林社長の執念と21世紀の新素材によりオープンデトネーター方式+樹脂製カートリッジが蘇ったわけです。

そしてこれがとにかく絶好調!
不発知らず、ジャム知らず、火薬の装填が超簡単、カートが無くなっても痛くない、そして銃が壊れない、と良いことずくめ。
特に銃の頑丈さは尋常でなく、最初に買ったPCキャリーの発火総数は1万発は下らないと思います。壊れた箇所と言えば、1度エキストラクターが折れたぐらい(金属カートを使用した時で、樹脂カートだけ使ってれば、多分折れなかった)。
GM-7は高いので発火を躊躇する人もいるようですが、個人的には撃って元を取る銃だと思います。他社製だとスライド代だけで銃が何挺も買える、なんて事もありますから、GM-7はコストパフォーマンスが非常に高いんです。

ところが、最近妙な事に気付きました。
あれだけ絶好調だったのに、どうも調子が悪い。

具体的には、デトネーターヘッドの消耗が早いのです。
20〜30発ぐらいでダメになる。
以前は100発ぐらい撃てたはず。
しばらくこの不調に悩まされていたんですが、最近ようやく原因がなんとなく分かりました。
解決策は次の記事で書きます。
  

Posted by Red at 23:52Comments(0)モデルガン