2017年12月11日

MGCガバ×BWCカート用デトネーター試作

MGCやCAWのデトニクスで、BWCのダブルキャップカートを使用するためのデトネーターを製作した事は何度か記事に書いた通りです。
今度は同じくMGC系列/CAWのフルサイズガバメントでBWCのダブルキャップカートを使うためのデトネーターを作りました。

「GM12」と呼ばれる、リアルサイズカートを使うMGC系のガバメント用です。
フルサイズガバの場合、カスタムデトネーターではなくバレルそのものをGM-7の物に変えてしまうという方法もあり、今まではそちらのほうがベターと考えていました。
銃本体の頑丈さとは裏腹に、バレルがとても破損しやすいMGCガバに、頑丈で入手もしやすいGM-7のバレルは非常に重宝します。様々なデトネーターが用意され、各種カートに対応しているのも魅力です。しかしGM-7バレルを組み込むには若干の加工や変換用リンクの調達が求められる上、「フィードランプをどうするか?」という問題が常につきまといます。

そうなるとCAWがMGCのガバメントをリバイバルしている今となっては、そのまま使えるCAWのバレルも良いのではないかと思い始めました。CAWがリバイバルしたバレルはMGC時代に比べれば破損しにくくなっており、今のところはパーツ供給もまあ安定しています。

というわけで、GM12のバレルに合わせたデトネーターを試作し、M1911A1トランジションで発火テスト。

出来たてのデトネーターは、例によって盛大に火を噴きます。
作動快調!
…なんですが、このガバメントはこれまで様々な発火テストの検体となり、あちこち削ったりパーツ交換したりしているので、素の状態のGM12とは言えません。
そこで、

バージンに近いMEU(新日本模型)と、ゴールドカップナショナルマッチ(CAW)を使ってテスト。

すると、フィーディングに問題がある事が発覚。
色々いじって快調作動するようにはなったのですが、その過程は近日アップします。

関係ないけど、イライアソンサイトの付いた銃ってあまりいじり慣れていないので、手動で操作するとスライドが戻る時にサイトの角で手を切りそうで怖いです。
  

Posted by T.K.Red at 23:22Comments(4)モデルガン

2017年12月04日

M9のデトネーター抜け対策

タナカのベレッタM9は絶好調モデルですが、しばらく使用しているうちにデトネーターがバレル内に固定されず、抜けるようになって来ました。
きちんとイモネジで固定したつもりでも、スライドを操作するだけで振動で(?)抜けてきます。

イモネジの締めすぎや、斜めに入れてしまったなど自分の締め方のミスか、発火の衝撃でイモネジが暴れてネジ穴の溝を潰したか、いずれにしてもバレルのネジ溝がダメになったのだと思います。
それなら長いネジを使用すれば良いのではないかとマニアの方からアドバイスを頂き、試してみる事にしました。
幸いにもベレッタの場合はバレルのネジ穴が長いため、先端側の溝が多少潰れても、長いネジを使う事で解決できそうです。
まずはタナカよりも少し長いマルシンベレッタ用のネジを使ってみましたが、改善は見られなかったので、さらに長いイモネジを見つけ、これを使用してみました。

写真上が全長12ミリのネジで、下がタナカ純正の全長8ミリの物です。
上のネジを入れてみたところ、新品時のようにガッチリとデトネーターが固定されました。

発火テスト。

EVO2カート30発、PFC15発。
いずれの発火後もデトネーターの固定に変化はなく、大丈夫そうです。

もし同じ症状が起きている方がいれば参考にして頂ければと思いますが、しかし長いイモネジが調達できないかも知れません。
その場合は、まず純正のネジを締めた後、その上からグロックやSIG用のイモネジ(全長5ミリ)か、GM5用のイモネジ(全長6ミリ)を締めるという、イモネジ二段重ねでも長いネジを使うのと同じような効果が得られました。

上写真のネジ穴内には、すでに純正のイモネジが奥まで入っています。その上からグロック用のネジをさらに締めるわけです。
発火はしてませんが、手動操作では問題ありませんでした。

2つのネジの組み合わせはピッチさえ合えば何を使ってもOKだと思いますが、バレルのネジ穴から突き出てしまうとリコイルスプリングに干渉するので、

せいぜいこれぐらいの長さまでにすると良いかと思います。
  

Posted by T.K.Red at 18:51Comments(5)モデルガン

2017年11月30日

USP/P8用新型バレル


タナカのUSPやP8用のバレルがリニューアルされ、予備パーツとしての販売が始まっています。
メーカーから公式にアナウンスされていませんが、今月再販されたP8からこのバレルに変更されているようです。
新型バレルは、基部が金属の別パーツになっています。


金属になった箇所はタナカUSP/P8の泣き所で、発火を繰り返すとどんどん変形していき、そして破損します。
下写真は旧型のバレルで、わずか30発しか発火していませんが、すでに前面2カ所が潰れて来ています。


このまま発火を続けると、

こんな感じで破損。
ロッキングピースと噛み合わなくなってチャンバー側が持ち上がり、

スライドに当たってエジェクションポート周辺を破損するという最悪の結末が待っています。

タナカのUSP/P8の仕組みでは、必ずバレル基部に負荷がかかるため、自分も以前、似たような対策を試してみました。

基部をすべて削り取り、
自作した樹脂の別パーツを装着。この別パーツを消耗品として、傷んで来たら交換するという案です。

しかし、発火してみたところ、

基部が下に引っ張られ、ネジの部分からバレル本体が破損しました。

改めて旧型バレル(左)と新型バレル(右)の比較です。

基部の半分だけが金属の別パーツで、上半分は旧来通りの樹脂一体です。
確かに、これならロッキングピースと当たって削れていた部分は金属で頑丈になり、下へ引っ張られる力は従来通り樹脂一体の段の部分で受け止められます。

さっそく発火。


30発撃った後のバレルです。

変化なし。
これなら安心して発火できそうです。

気になるのは、金属パーツにした事で薄くなった樹脂部分の耐久性。
また、これまでは樹脂が当たっていたロッキングピース、

赤矢印の部分に、今度は金属が当たる事になるので、こちらの損耗がどうかです。
これらは発火を続けて検証してみようと思います。

しかし、従来型のバレルに比べて、圧倒的な安心感を得られました。
エボリューションHPのUSP/P8は、これでより一層発火マシーンになりそうです。
自分の把握しているところでは、モデルガンパーツショップM9と、御徒町のTAKE FIVEでこのバレルを取り扱っています。
  

Posted by T.K.Red at 21:32Comments(7)モデルガン

2017年11月26日

エキストラクターを黒メッキ


BWCのキンバーCUSTOM TLE II です。
アウトレット品として購入したものですが、とてもお気に入りです。

この銃の特徴は、

外装式エキストラクター。フレアーカットとの組み合わせがデザイン的にも素晴らしく、ドキドキします。
スチール削り出しの特製パーツという点もありがたいのですが、発火するとサビます。
発火後に毎回エキストラクターを分解してクリーニングすればなんとか大丈夫ですが、ちょっと気を抜くと、すぐにうっすらと赤いサビが浮いて来てしまいます。
サビた時には磨き落としてリブルーする事で対応していましたが、面倒なので何か対策したいと思っていました。

で、以前SFAローデッドのマグキャッチに、黒ニッケルメッキをかけるという方法を試したのですが、1ヶ月半以上経過しても…

剥げる気配はなく、なかなか良い感じです。

というわけで、キンバーのエキストラクターも黒ニッケルメッキしてしまいます。

まずは全体を磨いて地肌を出します。
そして脱脂したあと銅メッキをかけます。

定石通り、銅メッキ→ニッケルメッキ(銀色)→黒ニッケルメッキの順番で重ねて行きました。
…が!
最後の黒ニッケルメッキがどうにもうまく乗らない。いくらやっても黒くならないのです。
マグキャッチとは材質が違うからかも知れません。
そう言えば最初の銅メッキも乗りが悪かった気がします。

それで思い出したのですが、真鍮にメッキをかけた時も、銅メッキは乗りが悪く、その上にニッケルメッキをかけてもすぐに剥げてしまいました。試しに銅メッキせずにいきなりニッケルメッキをしたところ、そっちのほうが良くメッキできた、という事があったのです。

金属によってメッキとの相性があるのでしょうか?
そういう知識がないのでよく分かりません。
特に自分の使用している「めっき工房」は、特別な技術で家庭での簡単なメッキを実現しているため、一般的なメッキとも異なるので余計に分かりません。

とりあえずここまでやったメッキを削り落とし、真鍮の時と同じようにいきなりニッケルメッキをしてみました。

しかし、真鍮だと金色が銀色に変わるのでメッキされていると分かるのですが、磨いたスチールだと色が変わらないのでちゃんとニッケルメッキされているか分かりません。

しかし、このあと黒ニッケルメッキにとりかかると、

おお!どんどん黒くなっていく!
理屈は分かりませんが、どうやらうまくいったようです。

一度全体が黒くなったら、スライド側面に露出する面をポリッシュし、脱脂してまた黒ニッケルメッキをかける…という作業を数回繰り返しました。

知識もノウハウもないため苦戦しましたが、なんとかイメージに近い仕上がりになりました。

黒ニッケルメッキは、やや黄色がかった黒なのでガンブルーとは違いますが、これはこれで味わいがあります。

メッキの強度や、肝心の耐サビ性能を早く試したいところですが、実はスライドとフレームをセラコート業者に出しているため、組み込む事ができず。
早く戻って来ないかな〜。
  

Posted by T.K.Red at 21:44Comments(4)モデルガン

2017年11月24日

グロック用ZEKE中空デトネーター


以前、ZEKE製のタナカM9用中空デトネーターとホローインナーを試したら調子が良かった
ので、今度はグロック用のデトネーターを入手しての発火テストです。


カートはC-Tecのマイルドキック、インナーのみZEKEのホローインナーに交換し、5ミリキャップをセットしての発火です。

今回は15発、1マガジンのみの発火です。

ズドンッ!という轟音と共にマズルから火を噴き、カートがエジェクトされました。

しかし、

フィードランプのところに次弾が引っ掛かり、いきなりジャム。
その後も同様のフィーディングトラブル、さらに不発が頻発し、結局3連射すらできませんでした。
M9の快調さとは雲泥の差です。

もともとMGCの設計(つまりCPカート使用を想定)のM9と異なり、グロックやSIGはタナカのパラ/エボカートを使用するためのフィードランプ形状ですから、CPカートを使うなら加工調整はある程度必要であると思います。
フィードランプを削り込む事で給弾不良は解決できるはずですが、不発のほうも何か解決策を見つけたいところです。

P8のバレルがリニューアルされて破損しにくくなっているようなので、そちらを入手したらP8やUSPでもZEKEインナーを使って発火してみたいです。
  

Posted by T.K.Red at 21:56Comments(6)モデルガン

2017年11月18日

BWCガバをシングルキャップで発火


GM-7ベースの良質なカスタム製品を作り続けるBWC製モデルガンの売りのひとつが、ダブルキャップカート

これを使用しての発火です。
添加物なしで、お手軽に迫力ある発火が楽しめる点は優れものですが、時と場所によっては、あまり大きな音が出せない事もあります。
そんな時にはシングルキャップで発火したいわけですが、近年のBWCのモデルガンに、一般的なCPカートは使用できません。
GM-7でCPカートを使用するためのデトネーターは発売されていますが、砲底面がフラットになっている最近のBWCモデルガンには使えないのです。

フラット砲底面。
タニコバ製はブリーチ面が少し下がっているため、デトネーターの全長や、カートストッパーの位置が変わって来ます。
フラット砲底面対応のCPカート用デトネーターはないので、なんとか工夫してシングル発火してみようと思います。

方法としては、
1)BWCカートのFピンインナーに5ミリの空キャップをセット
2)ケースとプライマーはBWC製だが、Fピンを一般的なCPカートの物を使用

のいずれかになりますが、今回は(2)の方法で行いました。
デトネーターはダブル用そのままです。
エランのモデルガンは、デトネーターを変更する事なく、カートのFピンを変えるだけでダブル発火/シングル発火を変える事ができますが、BWCの場合はどうでしょうか。

下写真右側の一般的なCPカート用Fピンを使用します。

BWCのダブル用と比較してもそれほど全長は変わりませんが、少し短いので、発火前に7ミリの空キャップをカートにセットし、チャンバーに入れてプライマーを押してみました。

結構深く押し込めてしまいます。
これだと不発が起きるかも…と予想しながら発火テストです。

今回は2マグだけ発火です。

■1マガジン目
 初弾がチャンバーに送り込まれると同時に、3バースト発生。
 その後2バーストも発生。

予想外に暴発が起きたのでビックリ。
2マグ目は、発火前に手動にて全弾、装填/排莢を繰り返し、Fピンを適切な位置にしてやってから発火。

■2マガジン目
1発、2発と順調に発火したものの、3発目でやはり2バースト発生。あとは問題なし。

今回のテストでは不発、ジャムは起きなかったものの、暴発しがちという結果になりました。
デトネーターとカートの寸法関係はあまり問題なさそうなので、あと少し工夫すれば快調に作動するかも知れません。

しかし、ダブル用のデトネーターをそのまま使用する方法では、一般的なCPカートリッジが使えません。太いデトネーターが弾頭の開口部に通らないからです。
C-Tecなど一般的なCPカートを使用するためのデトネーターが欲しいところですね。
  

Posted by T.K.Red at 23:10Comments(2)モデルガン

2017年11月11日

第6回モデルガンカーニバル東京終了


今年のモデルガンカーニバル東京も無事終了しました。
常連の方や初参加の方、遠方からお越し頂いた方、未来のモデルガン界を担う10代まで、たくさんの方にお越し頂き、盛況のうちに幕を閉じました。
参加された皆様、ご協賛頂いた団体様、ゲストの小林太三社長、ありがとうございました!
詳報は後日モデルガンカーニバル東京のブログに掲載致します。
  

Posted by T.K.Red at 23:38Comments(3)発火イベント

2017年11月07日

イベント用キャップ火薬


ここしばらく、全国的にキャップ火薬の品薄状態が続いていました。
自分は買い置きが結構あったのであまり困らなかったのですが、やはりカネコ1社の製造ではちょっと心配になりますね。
そんな中、今度の土曜日にはモデルガンカーニバル東京が開催されます。
先週末ぐらいからキャップ火薬も再出荷が始まっているようなので、すでに品薄状態は解消されていますが、購入する時間がない方のために、7mmMGキャップを20箱ぐらい持って行く予定ですので、会場で買う事も可能です。
モデルガンカーニバル東京の参加申込みは、定員まであとわずかです。
参加されたい方は、公式ブログよりお早めにお申し込みください。

モデルガンカーニバル東京 公式ブログ
  

Posted by T.K.Red at 20:23Comments(0)発火イベント

2017年11月05日

Vショー終了!次はMGCT

本日は都立産業貿易センターにてビクトリーショーでした。
ブースにお越し頂きました皆様、ありがとうございました。
また『モデルガン発火体験』にもたくさんの方にお越し頂き、これまたありがとうございました!
以前、発火体験をしてすぐにGM-7を購入し、すっかりモデルガンにハマッてしまったという話も聞き、非常に嬉しくなりました。少しずつでもモデルガンファンが増えると良いです。

さて、あと1週間もしないうちに「モデルガンカーニバル東京」です。
こちらは愛銃を持ち寄って気が済むまで発火できるイベントです。

11月11日(土)モデルガンカーニバル東京への参加申込みは、公式ブログから受け付けています!
モデルガンカーニバル東京 申込みはコチラ
  

2017年11月04日

モデルガン発火体験の予習4【モデルガンの種類と購入のすすめ】


明日のビクトリーショーに出展する『モデルガン発火体験』予備情報、第4回です。

第1回 モデルガン発火の楽しさを知る

第2回 モデルガンの扱い方(前編)
第3回 モデルガンの扱い方(後半)

ここまでエアソフトガンユーザーに向けて、モデルガンに関する基礎情報やモデルガン特有の扱い方などを書いて来ました。最終回は、
【モデルガンの種類と購入のすすめ】
です。

Vショーの『モデルガン発火体験』ブースで発火してみて、「モデルガンも結構おもしろい」と感じたなら、ぜひどこかのお店でモデルガンを1挺買ってもらいたいと思うのです。Vショーの中では、「むげん」や「アングス」などのブースでモデルガンを販売しています(私たちのブースでは販売していません)。
とは言っても、いきなり購入はハードルが高すぎるかも知れませんので、「どんな銃がモデルガン化されているのか?」というあたりからでも興味を持ってもらえたらと思います。

『モデルガン発火体験』ブースでは、タニオ・コバ製の1911系を使用しています。数あるモデルガンの中でも、特に快調に作動し、壊れにくいというのが理由です。

エアガンと同様、ドル箱スターの1911系はタニオ・コバ以外にも多くのメーカーが発売し、バリエーションも豊富です。1911ファンは困る事はないと思います。

しかし、モデルガンも1911だけではありません。
例えば銀幕のスター、ベレッタ92系

モデルガンの扱い方(前編)で「エジェクションポートからカートが見える」というモデルガンの醍醐味を説明しましたが、その最たるはオープントップスライドのベレッタです。この美しい姿はベレッタ以外ありません。

そのほか、グロック17SIG P226、またUSPなど、王道の機種は大抵モデルガン化されています。


リボルバーも、S&Wとコルトの主要モデルならちゃんと揃っています。


もちろん、長物だってあります。


Vショーのショップブースや、いつも行くガンショップでも、今までモデルガンコーナーはきっとスルーしていたと思いますが、『モデルガン発火体験』に参加されたら、これを機にモデルガンもちょっと気にして見てください。

モデルガン購入に踏み切れない理由として、
「エアガンや装備を買うのに精一杯で、とてもモデルガンにお金をかけられない」
という意見が聞かれました。
確かにエアガンとモデルガンの両方を同じように集めようとしたら破産してしまいます。両者のウエイトは違っても良いわけですから、とりあえず1挺だけ所有してみてはどうでしょうか。

実を言うと、モデルガンマニアのほとんどは、エアガンも持っています。
例えば、下の写真は私の所有しているガスガンです。

マルイのM&Pと、KSCのグロック19です。
このブログを開設して以来、エアガンの画像は一度もアップしていないので、これが初登場です。
私はモデルガンマニアですが、それでも時には弾を飛ばして遊びたい事だってあるので、エアガンもちゃんと持っているんです。所有しているトイガンの中では、1割程度の挺数だと思いますが。
それと同じで、基本はエアガンユーザーであっても、「ちょっと火薬のにおいを嗅ぎたくなった」時のために、モデルガンを1挺買っておいても良いと思います。

「初めて買うモデルガンは何がイイか?」
という質問も多いです。答える人によって「タニオ・コバの1911が良い!」「マルシンのベレッタ92FSが入門に最適!」など意見は分かれるところです。
自分も「タニオ・コバの1911」と答えがちですが、それは今まで銃に興味がなかった人へ勧める場合の話。
ガンファンなら「自分の好きな銃を買うのが一番」だと思います。

エアガンに比べてモデルガンは新製品がなかなか発売されないため、例えばS&WのM&Pや、H&KのVP9といった近年の人気機種は残念ながらまだモデルガン化されていません。
しかし「好きなハンドガン・ベスト5」を挙げれば、きっと1挺はモデルガン化されているはずです。準備やメンテナンスなど、エアガンに比べて手間のかかるモデルガンですが、好きな銃であればそれらの作業をするモチベーションも上がるというもの。
ぜひモデルガンの購入を検討してもらいたいですし、そのための質問や相談は、『モデルガン発火体験』ブースや隣接する『切粉』『T.K.Red』ブースなどでバンバン受け付けています。


ちなみに『モデルガン発火体験』を主催するモデルガンフリークスは、メーカーやショップの回し者ではありません。単なるモデルガン好きが集まって主催したから、「モデルガンフリークス」です。
なぜこのような活動をするかと言うと、多くの人にモデルガンの魅力を知ってもらいたいからなんですが、一番伝えたい相手がエアソフトガンユーザーです。
純粋に競技の道具としてエアガンを手にしている精密射撃の選手などは別として、ほとんどのエアガンユーザーはガンファンのはずです。そして実銃を持てない日本だから、実銃の代用品としてエアガンを手にしているのだと思います。
その実銃の代用品には、エアガン以外にモデルガンという選択肢もあるという事、そしてそこにはエアガンとはちょっと違う楽しさがあるのだという事を、まずは知ってもらうところから始めようというわけです。
ですから、「初歩的な事を聞いたらバカにされるかも」とか思わず、モデルガンに関して分からない事や知りたい事があれば、どんどん質問してください。
モデルガンファンはエアガンファンを敵視したり、見下しているという事はありません。ネット上にそのような発言があったとしても、それはごく一部です。ほとんどのモデルガンファンはエアガンファンがモデルガンにも興味を持ってくれる事を望んでいます。だから小さな事でも、質問すれば嬉々として答えるはずです。
モデルガンファンはエアガンファンに比べて年齢層が高いため、少し話しかけにくいかも知れませんが、同じガンファンです。鉄道ファンと話すのとは違います。エアガンファンとモデルガンファンは、「親戚」みたいなもの。もしくは「お隣さん」です。

明日のVショーでは、お買い物のついでに5階Gun/ミリタリーフロアのF16『モデルガン発火体験』にお立ち寄りください。
  

2017年11月02日

モデルガン発火体験の予習3【モデルガンの扱い方(後編)】

11月5日(日)のビクトリーショーに出展する『モデルガン発火体験』予備情報です。

第1回 モデルガン発火の楽しさを知る
第2回 モデルガンの扱い方(前編)

前回は発火前のモデルガンの扱い方について書きました。後編は発火です。
「トリガーを引くだけ」と言えばそれまでなんですが、ちょっと付随情報なんかも書きたいと思います。

モデルガンは跳弾によって怪我をする可能性がないため、撃つ時もゴーグルなどのアイプロテクションを装着する必要はありません。

準備や後始末など何かと面倒くさいと思われがちなモデルガンですが、この点に関してはモデルガンのほうがお気楽です。
火薬カスが目に入ったり、銃が破損した場合に破片やパーツが顔に向かって飛んで来る可能性もゼロではないため、「モデルガンでもアイプロテクションをすべき」という考えの人もいますが、メーカーが推奨しているわけではありませんし、愛好家の間で広く定着しているルールというわけでもありません。従ってアイプロテクションをせずにモデルガンを発火したからといって、非難の対象になる事はありませんし、現在のモデルガン界では、アイプロテクションをしない方が一般的です。
『モデルガン発火体験』ブースにもアイプロテクションは用意していませんので、「銃を撃つ時はゴーグルをしないと落ち着かない」という方はご持参ください。

さて、いよいよ発火です。
「ウィーバースタンス」や「アイソセレススタンス 」など両手保持の姿勢で構え、グリップをしっかり握ってください。
リコイルをより感じたい方はワンハンドでも結構ですが、その際にはグリップをキツく握ってください。
とにかく、弾が飛ばないからと言ってイイ加減に握るのはNG。緩いグリッピングは、実銃同様ジャムの原因となります。

サポートハンドの親指を後方へ回す人もいますが、これもNGです。

後退したスライドが親指に接触し、怪我をする恐れがあります。
これはガスブローバックガンでも同様のはずですが、モデルガンのほうがブローバックのキック力が強いため、より注意が必要です。

構えが決まったらトリガーを引き絞ります。

バン!という発火音と同時にスライドが後退し、エジェクションポートからカートリッジが飛び出します。
そう、弾は飛びませんが、カートは飛びます!
TOPのM4系やライブシェルのショットガン、マルシンのカート式などで遊んでいる人でも、発火音やガンスモークと共に排莢されると、ちょっと違う印象を持つはずです。

『モデルガン発火体験』で使用するタニオ・コバの1911系は、モデルガンの中でも快調モデルとして知られているのですが、それでも作動不良(マルファンクション)が発生する事もあります。

作動不良の一例、「ストーブパイプジャム」です。
カートリッジがうまく排出されず、エジェクションポートに挟まり、ストーブの煙突のようになっています。
「新鮮でおもしろい」と、エアガンで経験した事のないジャムを楽しんでくれる方もいましたが、ノートラブルで楽しんでほしい我々としては少々複雑です(笑)。

このように、
カートがうまく排出されない「排莢不良」のほか、
排莢されても次弾がチャンバーにうまく送り込まれない「給弾不良」
トリガーを引いても発火しない「不発」
など、モデルガンでは実銃に起こるのと同じ作動不良が発生します。


このような場合には、スライドを引いて問題のカートリッジを外へ出してしまえば大抵のトラブルはクリアできます。
自分でトライしても良いですし、よく分からない場合にはスタッフに聞きながら行ってください。うまく出来なかったり、自信がなければスタッフに銃を託してもらって結構です。
数年前、クリス・コスタ氏が来日した際にモデルガンを撃つ映像がハイパー道楽にアップされましたが、コスタ氏は実銃と同じハンドリングであっという間にマルファンクションをクリアしていました。あれぐらい素速く扱えるようになるとカッコイイですね。モデルガンは射撃以外の練習が、ほぼ実銃同様に行えるのも魅力のひとつと言われています。

またモデルガン特有の作動不良としてバースト(暴発)があります。
スライドをリリースして初弾をチャンバーに送り込んだ瞬間、または発火・ブローバックしてスライドが戻った瞬間に、次弾が発火してしまう現象です。
後者の場合には、トリガーを1回しか引いていないのに、ババン!と2発(あるいはそれ以上)発火してしまいます。
ちょっとビックリするかも知れませんが、モデルガンではごくたまに起きる現象だと思ってください。

全弾撃ち尽くすと、ガスブローバックガンと同様、スライドがホールドオープンします。

銃口やエジェクションポートから煙が立ち上り、火薬の香りが漂いますので、撃った余韻に浸ってください。

以上、『モデルガン発火体験』ではここまでをお楽しみ頂けます。

発火後は銃のクリーニングをする必要がありますが、それはスタッフが行います。
しかし、将来皆さんがモデルガンを購入したら、発火して遊んだ後に必ずクリーニングをする時が来るので、少しだけ紹介しておきます。

フィールドストリッピング(通常分解)した状態です。

普通はここまでの分解で十分なクリーニングが可能です。
バレルの中に水を通して火薬カスを洗い流したり、フレームやスライドに付着したカスをティッシュや綿棒で拭き取り、仕上げにシリコンオイルを吹いて組み直せば完了です。
面倒くさいと思われるかも知れませんが、慣れればすぐに終わります。

エアガンでもカスタムやチューンを行う人であれば頻繁に分解/組み立てを行うかも知れませんが、中には「買ってからほとんど分解しない」という人もいるかも知れません。
実際問題として、日本製のエアガンは箱出しでも十分な性能ですし、分解してのメンテナンスを一度も行わなくても、問題なく使い続けられる製品ばかりだと思います。
対してモデルガンの場合には、「発火」と「分解&クリーニング」はワンセットです。クリーニングをしないと金属パーツがサビたり、火薬カスが固着して作動不良の原因となります。そう考えると確かにエアガンよりは手間がかかりますが、「実銃と同じ」と考えれば少し楽しくなります。特殊部隊員や軍人、あるいは殺し屋になった気分で銃の手入れをしていると、なんとなくウキウキします(笑)。

普通は遊び終わってからクリーニングを行うのですが、『モデルガン発火体験』では毎回かなりの発火総数に達するため、途中で何度かスタッフがクリーニングを行います。興味のある方は、どんな感じでやっているのかちょっと覗いてみてください。

『モデルガン発火体験』は11月5日のVショー・5階Gun/ミリタリーフロアのF16です。
  

2017年10月31日

モデルガン発火体験の予習2【モデルガンの扱い方(前編)】

11月5日(日)のビクトリーショーに出展する『モデルガン発火体験』コーナーに参加予定の人向け、予備情報の第2弾です。
前回、【発火の楽しさを知る】では、モデルガンの発火に関する基礎知識を書きました。

今回と次回は、【モデルガンの扱い方】を2回に分けて紹介します。前編は、発火前の扱い方の話です。

「モデルガンの扱い方」と言っても、普段からエアソフトガンをいじっている人を対象に書きますので、「銃口を人に向けない」とか「撃つ直前までトリガーに指をかけない」なんて初歩的な話は省きます。ここではエアガンと異なるモデルガンならではの部分を中心に書きますが、エアガンと同じところもあるのでその辺りは復習のつもりでお読みください。

『モデルガン発火体験』ブースではタニオ・コバ製の1911系モデルガン、そして樹脂製のカートリッジを使用します。
「カートリッジ」というのは「薬莢」の事で、中に火薬をセットして使用します。以後「カートリッジ」または「カート」と呼びます。

タニオ・コバの1911用カートリッジには金属製もあり、本当はそちらを使用したほうが雰囲気もあるのですが、『モデルガン発火体験』コーナーでの発火総数は毎回1,000発前後にのぼるため、紛失した際のリスクなどを考えると樹脂製カートのほうが安価ですし、スタッフが準備をしやすいなどの利点もあるため、樹脂製を使用しています。

『モデルガン発火体験』にお越し頂いた方には、火薬がセットされたカートリッジと空マガジンを渡し、ご自身でマガジンに弾を込めるところから体験して頂きます。
エアガンはケースレス(薬莢を使用しない)方式が主流ですので、まずここで新鮮に感じる方が多いようです。
海外で実弾射撃を経験された方であれば戸惑うことはないと思いますが、エアガンオンリーで遊んでいると意外と手こずる方もいるようです。

装填するカートリッジを、前方から後方斜め下方向へ、押し下げるように入れていきます。この時、マガジンを持っている手の親指か人差し指でも、先に入っているカート(初弾の場合にはマガジンフォロアー)を押し下げてアシストしてやると良いです。

参加者の中には、装填し終わったマガジンを叩く人が結構いらっしゃいます。

映画や実銃動画などでよく見られる動作なので、たぶん皆さんやってみたいのだと思います。
あれはマガジン内で弾をキレイに整列させる目的があり、モデルガンでやってもある程度効果はあると思います(やらなくてもあまり問題はありません)。
ただしモデルガンのカートリッジは、火薬や内部のパーツが押し込んであるだけなので、あまり強く叩くとこれらのセッティングが外れてしまい、あとで作動不良の原因となります。
この動作をされる場合には、軽くポンポンと叩く程度にしましょう。

続いてマガジンの挿入です。

実銃ではマガジン前面から最上段の弾の前方に人差し指を這わせるテクニックがあります。マガジン挿入口と素速く位置を合わせられるのと、指の感触でマガジンに弾が装填されているのを確認できるそうです。単にマガジンを挿入するだけでも良いですが、せっかくカートリッジを使用しているのだから、色々なテクニックを試してみるのも良いかも知れません。

ホールドオープンした銃にマガジンを入れると、エジェクションポートから装填したカートリッジが見えます。

エアガンとは違う風景です。
エキストラクターやエジェクターなど、エアガンにはないパーツも実銃通りあるので、ぜひ見てみてください。
細部のリアルな構造から実銃に想いを馳せるのも、モデルガンの醍醐味のひとつです。

スライドのリリースは、エアガンと同様、
●スライドストップレバーを下げる
●ホールドオープンしているスライドをさらに少し引いて放す

…の、いずれかの動作で行います。
どちらでも良いですが、ガスガンよりもリコイルスプリングが強いモデルガンは、スライドストップレバーを使用すると「ノッチ欠け」が起こりやすいため、「ホールドオープンしているスライドをさらに少し引いてリリース」が推奨される傾向にあります。

スライドが前進すると同時にカートリッジが1発チャンバーへ送り込まれ、いつでも撃てるホットな状態になります。

弾は飛ばないと分かっていても、火薬が入っていると思うと少しドキドキするはずです。
撃つ前の緊張感は、実銃もエアガンもモデルガンも一緒です。

発火とその後の扱い方は【モデルガンの扱い方(後編)】に続きます。
  

2017年10月29日

モデルガン発火体験の予習1【発火の楽しさを知る】

11月5日(日)に都立産業貿易センターで開催されるビクトリーショーで、『モデルガン発火体験』ブース(モデルガンフリークス主催)を設置します。お越し頂ければ、どなたでも無料でモデルガンの発火を体験する事ができます。

モデルガンファンは年齢層が高いという事は周知の事実ですが、このVショーの『モデルガン発火体験』コーナーには、若いお客さんが毎回たくさん遊びに来てくれています。そのほとんどはガンファンで、「エアソフトガンは持っているけどモデルガンは持っていない」という方々です。

『アームズマガジン』などの専門誌でも時おりモデルガン特集が組まれるので、皆さんモデルガンに興味はあるようですが、実際にはモデルガンに触れる機会はなかなかなく、ましてや発火を体験できるチャンスなんて皆無のようです。
我々がこのような発火体験コーナーを設けるのは、まさにそのような方々に「モデルガンの発火がどんなものなのか?」を知ってもらうためです。
で、どうせ発火を体験するならモデルガンに関する事を少し知っておいたほうが、より楽しめるのではないかと思い、今日から1日おきにVショー前日まで、モデルガンに関する予備情報を、主にエアソフトガンユーザーに向けて書きたいと思います。

発火体験ブースに来られる予定の方にはぜひお読み頂きたいと思いますが、同時に「遠方に住んでいてVショーなんて行けない」とか「この記事を発見した時にはすでにイベントが終わっていた」という方にとっても、モデルガン入門の手引きとなるよう書くつもりです。

第1回の本日は、『モデルガン発火の楽しさを知る』です。

モデルガンはバレルの中に「インサート」と呼ばれる金属板が埋め込まれており、絶対に弾を発射できないように作られています(ちなみにモデルガンにはインナーバレルがないため、「アウターバレル」という呼び方をせず、単に「バレル」と言います)。
「そんな弾の飛ばない銃で遊んで何が面白いの?」という根本的なお話です。

皆さんはガスブローバックガンを主にサバイバルゲームやターゲットシューティングに使用されていると思いますが、家ではBB弾を入れずに空撃ちでブローバックのリコイルだけ楽しんでいる人もいるのではないでしょうか。東京マルイの製品には、空撃ちを楽しむために、スライドストップが掛からないようにするためのフォロワーストッパーまで付属していますよね。
そう、弾が飛ばなくても、銃がパンパン音を立てながら作動するのはそれだけで楽しいはずです。
モデルガンの発火は、「ガスブロの空撃ちをさらにエキサイティングにした遊び」
と考えてもらえば分かりやすいでしょう。

そしてモデルガンの場合は火薬を使用するため、「大きな撃発音」が鳴り、「煙や火花」が見えます。加えてオートの銃であればガスガンとは異質の「鋭いリコイルショック」が手首に伝わり、エジェクションポートから「薬莢が排出」されます。そして発火後には「硝煙の香り」が漂い、銃を撃った余韻が残ります。
これらの要素は、人間の持つ五感のうち「味覚」を除く4つの感覚を極度に刺激します。だからモデルガンの発火はBB弾をターゲットに当てるのとはまた別の快感や興奮があり、やみつきになる人も多いのです。

では具体的にどれぐらいの音が鳴り、どんなリコイルショックがあるのか?
それを説明するために、まずは火薬を紹介します。
下の写真が、モデルガンに使用する『キャップ火薬』です。

金色の部分が樹脂製の入れ物(キャップ)で、赤い部分が火薬です(厳密に言うと赤い部分の下に火薬があるのですが、赤い部分=火薬と考えてもらって良いです)。樹脂のキャップに入っているから、「キャップ火薬」です。
この火薬入りのキャップを1個、薬莢の中にセットします。キャップから火薬の部分だけを取り出して使用する事はありません。必ずキャップごと使用します。従って火薬に直接触る事はないので非常に安全です。
キャップは比較のために置いたミンティアとほぼ同じ大きさですから、その中の火薬がいかに小さいかお分かり頂けると思います。これだけ小さいので、キャップ火薬は特別な資格などなくても誰でも扱えるのです。法律上は「玩具えん火」に分類され、同じものにクラッカーなどがあります。

火薬を知ってもらったところでリコイルショックの話です。
一般に「モデルガンのほうがガスガンよりリコイルが強い」と言われますが、実銃のようなものを想像してもらっては困ります。
実銃に使用するアモは薬莢内にギッシリと火薬が詰まっていて、その大量の火薬が爆発する事で弾頭が発射され、反作用で強烈なリコイルショックが生まれます。
対してモデルガンの火薬量はミンティア以下。この事からも想像できる通り、実銃ほどの轟音や、マズルが上を向くほどの強い反動はありません。あまりにもモデルガンに過剰な幻想を抱きすぎると、実際に撃った時にアレレ?となってしまうので、念のために書いておきます。
ただ、ガスガンとはひと味違う鋭いリコイルショックなので、初めて撃つと「オォッ!」と感じる方も多いのは事実です。

で、ミンティアより小さい火薬なので、単に爆発させただけでは、スライドを後退させるようなパワーは生まれません。
ガスブローバックガンも、より強いリコイルと快調な作動を生むためにメーカー各社が独自のブローバックシステムを開発しているように、キャップ火薬という僅かなエネルギーで実銃のような作動を再現するための研究をメーカーは積み重ねています。そのほとんどは薬莢の構造とバレル内のパーツによる工夫です。

薬莢とバレル内パーツの一例です。上の2つは1911系、下の2つがベレッタ92系です。
同じ機種であっても、メーカーによって薬莢の構造やバレル内のパーツ形状が異なります。
写真を見ても何が何やらワケ分からないかも知れませんが、「今すぐコレを覚えろ」とかいう話ではないのでご安心ください。「小さな火薬でいかにブローバックさせるか」というメーカーの苦心の跡を感じてもらえればそれで十分です。
モデルガンにおけるブローバックシステム開発の歴史は半世紀にも及び、そのおかげで現在はどのメーカーの銃でも、ミンティア以下の火薬とは思えないようなリコイルショックや快調な作動を実現するに至っています。
実銃ほどではありませんが、ガスガンと違うそのリコイルショックは、ガンファンなら一度体験してみる価値アリだと思います。


続いて発火音の話ですが、これは文章で一番伝えにくい部分です。
Youtubeで「モデルガン 発火」と検索すればたくさんの発火動画が見られますが、どれも実際の発火音の大きさを知るには不十分です。録画機器は、大きな音が鳴ると自動的に音量を調節してしまうからです。
さらに撃つ環境によっても印象が変わります。風呂場のように音が反響する屋内で撃てば非常に大きいと感じますし、河川敷のような広い屋外だと、板を叩いたような音にしか聞こえません。また使用する銃の種類によっても音の大きさは異なります。

前述した通りキャップ火薬はクラッカーと同じ分類となるので、基本的にはクラッカーと同等か、それより少し大きいと考えてもらえば良いと思います。
これが大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれで、しかも音が大きいほうが良いかと言うと、これまた人によって事情は異なります。
「音は大きいほうが実銃みたいで良い」という人もいれば、「家で撃つのでそんな大きな音がしては困る」という人もいるわけです。
ちなみに一般的なマンションや一軒家であれば、発火音が近所迷惑になるとか、ましてや通報されるなんて事はまずありません。隣の話し声が聞こえるぐらい壁の薄いアパートだとちょっとマズイですが、それだとガスガンの空撃ちもアウトでしょう(笑)。
そして「思ったより音が小さくてつまらないな」と感じた人向けには、発火音を大きくするためのオプションパーツがサードパーティーから色々と発売されていますので、耳栓なしではいられないような音にまでカスタマイズする事も可能です。

Vショーの『モデルガン発火体験』ブースでは、メーカー標準の状態での発火を体験して頂けます。色々と文章で書いても、やっぱり実際に発火してみて、その音やリコイルがどんな感じなのかを確認してもらうのが一番です。
そしてモデルガンを触ってみると、エアガンと似ているけど、ちょっと違う部分がある事に気付くかも知れません。

というわけで明後日のテーマは、エアガンユーザー向けの『モデルガンの扱い方』です。
  

2017年10月28日

Vショーでモデルガン発火体験


11月5日(日)は都立産業貿易センター台東館でビクトリーショーが開催されます。あと1週間ちょっとです。
今回もディーラー出展します。ブースは5階GunフロアのF14です。 会場図
そしてその並びの「切粉」スペースでは、発火好きのモデルガンフリークスによる『モデルガン発火体験』コーナーをまたまたやります。お越し頂ければどなたでも無料でモデルガンの発火体験ができます。「モデルガンに興味はあるけど撃った事がない」とか、「昔はよく発火したけど最近はめっきり」という方々に、ぜひ最新モデルガンの発火を体験してもらいたいと思います。買い物が終わった後にでも、ぜひお立ち寄りください。
なお本企画は「モデルガンの発火を体験してもらう」という趣旨ですので、銃を持ち込んでの発火はできません。こちらで用意したモデルガンのみ使用可能です。

お持ちのモデルガンを発火したいという方は、翌週の11月11日(土)にモデルガンカーニバル東京を開催しますので、ぜひそちらにご参加のうえ、愛銃をブッ放してください。
モデルガンカーニバル東京の参加申込みはコチラ

その翌週の11月18・19日は、大阪のガンショップ・グルカでも発火イベントが行われるので、西日本の方はぜひそちらでお楽しみください。

発火の秋ですね!
  

2017年10月26日

USPのヴァリアント変更中


タナカのUSPです。
ABSからHW、エボリューション、そしてHPと進化を遂げていて、個人的に好きなモデルのひとつです。

タナカから発売されているUSPはヴァリアント1と呼ばれているタイプで、コントロールレバーを跳ね上げるとセフティON、下げてセフティOFF、さらに下げるとデコッキングというものです。

USPはコントロールレバーの用途や発射方法を中心に、ヴァリアント1〜ヴァリアント10まで存在します。
それぞれどのような物なのかWikiから引用。

●ヴァリアント1
シングル/ダブルアクション。後方から見て左側にコントロールレバーがあり、セーフティー、デコッキング両方の機能を持つ。

●ヴァリアント2
ヴァリアント1のコントロールレバーを後方から見て右側としたもの。

●ヴァリアント3
シングル/ダブルアクション。後方から見て左側にコントロールレバーがあり、デコッキングのみの機能を持つ。

●ヴァリアント4
ヴァリアント3のコントロールレバーを後方から見て右側としたもの。

●ヴァリアント5
ダブルアクションのみ。後方から見て左側にコントロールレバーがあり、セーフティーのみの機能を持つ。

●ヴァリアント6
ヴァリアント5のコントロールレバーを後方から見て右側としたもの。

●ヴァリアント7
ダブルアクションのみ。コントロールレバーが無い。

●ヴァリアント9
シングル/ダブルアクション。後方から見て左側にコントロールレバーがあり、セーフティーのみの機能を持つ。

●ヴァリアント10
ヴァリアント9のコントロールレバーを後方から見て右側としたもの。


そしてこの中のいくつかは、コントロールレバーの裏側に取り付けているディテントプレート、

これを交換する事でヴァリアントを変更する事が可能です。
この事は、スクラッチビルドで有名なキノハナさんと話していて深く理解しました。キノハナさんは銃の構造に非常に精通していて、くろがねゆう氏のカレイドスコープエッセイにも度々情報を提供されている方です。
キノハナさんに見せて頂いたH&K社のパーツリストによると、コントロールレバーを変更する事なく、ディテントプレートの変更のみでヴァリアント1から変えられるのは、ヴァリアント9です。デコッキング機能なし。レバーの機能はガバメントと同じような感じになります。
さらに調べると、ヴァリアント1からディテントプレートの交換のみでヴァリアント3(デコッキング機能のみ)に変更している動画をYoutubeで見つけました。確かに構造を考えると、ディテントプレートだけで変更できるはず。H&K社のパーツリストにはヴァリアント3専用のコントロールレバーが存在していましたが、おそらく「S/F」の刻印がないだけで、形はヴァリアント1と同じなのだと思います。

というわけで、ディテントプレートの交換で変更できるのは、ヴァリアント3とヴァリアント9。
そのディテントプレートを試作しました。

左がタナカのディテントプレートを真似して3Dプリンターで作った物、この設計データを変更して作ったのが後の2つ。
中央がヴァリアント3用、そして右がヴァリアント9用です。
調べるとヴァリアント9とヴァリアント5&6はディテントプレートが共用で、本物のパーツにはヴァリアント5&6用である事を示す「5+6」と刻印されているようです。「9+10」という刻印は入らないみたい。

これらのディテントプレートをUSPに取り付けると、コントロールレバーの機能が変わります。

それぞれ、中央の白線のところまでしかレバーが動かなくなるわけです。
ヴァリアント9はコック&ロックからセフティを解除した際に、勢い余ってデコッキングしてしまうという心配がなくなり、またガバメントでやる人が多い、右手の親指をレバーに乗せての射撃もやりやすくなります。
しかしコック&ロックでの携行は精神的ストレスがあり、デコッキングするにはハンマーを指で押さえながらトリガーを引く、いわゆる指デコをしなくてはいけません。
なので実銃ではヴァリアント3のほうが需要があるようです。チャンバーへ弾を装填したらレバーでデコッキング、マニュアルセフティはなく、初弾はダブルアクション。これならSIGのPシリーズと同じ操作になり、確かに実用的です。

試作したディテントプレートは後加工が必要だったのでもう少し設計を修正し、いずれはDMM.makeに出品しようと思います。
とりあえずUSPに組み込んだ物を11月5日のVショーで参考展示する予定ですので、ご来場の方は手にとって操作してみてください。ブースは5階、GunフロアのF14です。

そして、Vショーではまた発火好きの有志モデルガンフリークスによる『モデルガン発火体験コーナー』もあります。お越し頂ければどなたでも無料でモデルガンの発火体験ができますので、モデルガンを撃ちたいという方は、ぜひお越し下さい。

  

Posted by T.K.Red at 12:29Comments(0)モデルガン

2017年10月22日

GM7.5 1911A1発火

MULE×タニオ・コバのM1911A1の発火です。
基本的にはGM-7.5ですから、発火性能に問題はないはず。
しかし今回は、

重量の増したスライド


ダブルヘッドのデトネーター


新型プラオープンカート
という初めての組み合わせで発火するので、バランスを崩す可能性もあります。

とりあえず旧来のGM-7シリーズと同じ感じで、特別な事は何もせずにセッティングして発火。

なんか、排莢に勢いがなく、ヒョロッ、ヒョロッとカートがエジェクトされます。
そうかと思うと突然、バシッッッ!っと勢いよくカートが飛ぶ事もあり、安定感がないですね。ジャムや不発はほとんどないのですが、GM-7シリーズの快調さから考えると全然です。
たまに勢いよく排莢する事はあっても、全体的にパワー不足の感じがします。スライドが重い事が原因かと思いきや、旧タイプのオープンデトネーターと、旧プラカートを使用すると、すこぶる快調に作動しはじめました。というわけで、デトネーターかカートに工夫が必要っぽいです。
そこで、『Gun Professionals』10月号の同製品紹介記事で、カート内にキャロムショットのウエポンクイックを塗布する事を推奨していたのを思い出し、試してみる事にしました。

ニューウエポンクイックです。
要するにオイルなんですが、モデルガンのメンテナンスによく使うシリコンオイルではなく、テフロン系です。初めて買いました。
これを新型のオープンカート内に塗布して発火!

うお!絶好調!!
これぞGM-7本来の動き!というような快調さでカートがビシバシ排出され、重いスライドがドカドカとリコイルを発生させます。
シリコンオイルと違ってサラサラのオイルなので、ベトベトになる事もなく、デトゴムの持ちにも良い効果を発揮してそうです。
新しいプラカートとデトネーターを使用する場合には、キャロムのニューウエポンクイックは必須と感じました。

しかしいくつか問題もあります。
カート内への塗布の仕方なのですが、閉鎖系カートでよくやるようにキャップ火薬をセットする前にカート内に直接吹き付けると、オイルが大量に噴出してしまいます。少しだけ出すのは難しいようなので、ここは面倒でも、

綿棒に付けて、火薬をセットしたカートの内側に塗るようにしたほうが良いみたいです。

あとは発火後の臭いがちょっと気持ち悪いという問題もありますが、これはもう仕方ありません。

ニューウエポンクイックは、シリコンオイルと比べて乾きにくいようなので、モデルガンのメンテナンス用にも積極的に使ってみようと思います。
  

Posted by T.K.Red at 21:18Comments(4)モデルガン

2017年10月16日

Inoxようやく発火


発売後すぐに入手したタナカのベレッタ92F Inoxですが、発火するタイミングがなく、この週末にようやく発火しました。

カートは純正のEVO2カートです。

発火!

スライドの動きは高速。そしてカートの飛び方も凄まじく、ほとんど「発射」です。
2マグですが、ジャムや不発はなく、とても快調な火入れとなりました。
HPシリーズ第1弾のP8は、HWのUSPと比べても重量が軽いとは感じませんでしたが、HP化されたベレッタは明らかに軽いです。印象としてはABSモデルに近いぐらいの軽さです。
モデルガンパーツショップM9の店長ブログでは、ブリーチブロックがP8はHW製で、ベレッタはABS製だからではないかと書かれています。
いずれにしても、小気味よくスライドが動くので楽しいです。

発火後、スライドの内側を見ると、ミントさんのブログでも指摘されていたエジェクションポートの内側に黒い跡がありました。

これはセラコートの塗装が剥がれたというよりも、樹脂自体がえぐれた傷だと思います。
ミントさんと同じ場所がこうなったという事は、ここは必ずカートが当たる場所という事なのでしょう。真鍮カートを使うとさらにダメージを受けると思います。
まあ外からは分からない場所なので、自分はあまり気にしません。

発火用の銃としては、とても完成度が高いと思います。
ただ、EVO2カートはOリングの消耗が激しいのが気になります。なんとかしたいところです。
  

Posted by T.K.Red at 22:05Comments(0)モデルガン

2017年10月14日

第6回モデルガンカーニバル東京参加受付開始


2017年11月11日(土)に開催する第6回モデルガンカーニバル東京の参加申込み受付を開始しました。
今年はモデルガンの発火イベントが各地で開催されていますが、それでも参加者の方とお会いすると、「次はいつですか?」と開催を楽しみにしてださっている方が多く、嬉しい限りです。
Vショーの数日後、マルイイベントと同日の開催となりますが、ご都合の合う方はぜひお出かけください。


モデルガンカーニバル東京の公式ブログ
にて参加申込みできますので、常連さんもご新規さんも、ぜひぜひご参加ください!

モデルガンカーニバル東京
http://mgcarnival.militaryblog.jp/
  

Posted by T.K.Red at 15:25Comments(0)発火イベント

2017年10月12日

ローデッドバレルをセラコート


先日黒ニッケルメッキしたBWCのSFAローデッドのマグキャッチは、今のところメッキが取れる様子はありません。まだ数日なので評価はできませんが、塗装よりは良さそうです。
マグキャッチが解決したら、あとはバレルです。

実銃通り、バレルはシルバーにしたいので、インディやキャロムの塗料を使って自分で塗装したのですが、同じように塗装したバレルを一般的なGM-7で発火しても塗装に影響はあまりないのに、このローデッドでは剥がれて来ました。ブッシングがタイトなのかも知れないので、内側を少し削るとしても、やはり色々と気にするよりもセラコートしてしまったほうが安心出来ます。
下の写真は、昨年セラコートしたパーツ類で、この時にバレルをシルバーにした実績があります。

金属のチャンバーは生かしたいので、ロッキングラグより後ろはマスキングして仕上げてもらいました。
ただこの時には、
●パーティングラインをキチンと処理しなかったので、完成後に目立った
●シルバーの色が明るすぎた
という2つの問題点がありましたので、今回はこれらを踏まえて計画を立てました。

まずセラコートに出す前にバレルの周りにペーパーがけをして、パーティングラインを処理。
銃口部分にもペーパーをかけ、エッジが少し立っているところを落としました。

セラコートの実作業を行う鈴友は個人からの依頼は受け付けていないため、代理店のガンショップに持ち込みます。
ここでカラーを指定するわけですが、前回「シルバー」を選んだら明るすぎだったので、落ち着いた色の「チタン」というのを選択しました。おそらくタナカS&W360Sc/Pdのシリンダーの色と同じか、近い色です。
以前と同じように、「ロッキングラグより前のみセラコート」と伝えると、ショップの店員さんは「間違いのないように」と言って、その場でロッキングラグから後ろをテープでグルグル巻きにし、マスキングの指示を注文書に書き込んでくれました。とても安心です。

初めてセラコートを依頼した時は、お盆を挟んでも1ヶ月程で仕上がって来ましたが、今はメーカー製品もセラコートを多用するようになって来たため忙しいのでしょう。最近は2ヶ月は普通にかかります。
というわけで気長に待つ事2ヶ月あまり。仕上がって来ました!

チャンバーカバーまでキレイにセラコート!
…っておい!

やってくれてます。あのマスキングの指示はなんだったの?
受け取りの際にその場でショップの店員さんに言ったら平謝りでしたが、店員さんは受け付け時に、前述通り丁寧に対応してくれていたので、作業者のミスである事は明らかです。ショップは悪くないです、たぶん。
もう一度預けて剥離してもらっても、サンドブラストなどの下地処理をしていたら元の状態になるか分からないし、また2ヶ月待つのもゴメンなので、「これで良いです」と言って引き上げてきました。せっかくなので、セラコートされたチャンバー内の耐久性や、作動性も確認したいですし。

で、持ち帰ってチャンバーカバーのみ取り外し、

内側の接着剤を削り落として他のバレルのカバーと交換して完成。


「チタン」カラーは落ち着いていて良い感じです。

銃に組み込みました。

シルバーのブッシングとの組み合わせも違和感ありません。

そして発火テスト!


ダブルキャップカートで4マグ、28発撃った後のバレルです。

大丈夫そう。非常に強固な塗装で、安心感があります。
ちなみに値段は1,000円。この値段で心配事がひとつ減るのはなかなか良いと思います。
今回は仕上がりに少々トラブルがありましたが、普通はたぶんそんな事はないでしょう。きちんとオーダーが通るならおすすめです。

※モデルガンカーニバル東京の受け付けは、10月14日(土)より行います。
  

Posted by T.K.Red at 21:25Comments(0)モデルガン

2017年10月08日

マグキャッチを黒メッキする


BWCのSFAローデッドキットモデルです。
このキットは、金属パーツが黒染めされていないため、セフティやスライドストップ、マグキャッチなどは自分で黒くする必要があります。
私は手軽にインディのブラックパーカーで塗装したのですが、マグキャッチの塗装の剥離が著しいです。

頻繁に押すからチェッカリングのところが剥げるし、フレームの穴とも擦れるので、側面もかなり剥げました。フレームの穴は少し広げたのですが、「もっと広げたほうがいいのかなぁ」とか、「何らかのトップコートをしたほうが良いのかなぁ」とか、「そうなるともっと塗膜が厚くなるため、さらに穴を広げないとなぁ」とか、「それよりもブルーイングのほうが良いのかなぁ」などと色々と考えた末、今回試してみるのが、

めっき工房です。
家庭で手軽にメッキが出来るセットですが、プラには非対応なのであまり出番がなかったのです。ところが、公式には亜鉛も不可となっているものの、前に少し試してみたらちゃんと出来たので、モデルガンの金属パーツには使えそうだと、再評価していたところです。
購入すると入って来るセットは銅メッキ、ニッケルメッキ、金メッキの3種類ですが、オプションで、

黒ニッケルめっき
というのがあるのです。今回はこれで黒くしてみます。

まずは塗装を剥がし、脱脂した後、

銅メッキ


ニッケルメッキ


黒ニッケルメッキ
という順番にメッキしていきます。


とりあえず違和感がない色には仕上がりました。
あとは耐久性がどうかです。
もし良い感じなら、他にもいじり倒して退色したパーツの再塗装代わりや、マルシンがこの冬から展開する予定の、すっぴんキットモデルにも使いたいところです。
とりあえずしばらく使って様子を見てみます。
  

Posted by T.K.Red at 20:04Comments(5)モデルガン

2017年10月06日

第6回モデルガンカーニバル東京は11月11日


今年も発火イベント、モデルガンカーニバル東京を開催します!
日時は11月11日(土)12時30分〜
場所はJR神田駅近く
です。

参加申込み受付は、来週末ぐらいから開始しますので、いましばらくお待ちください。

ちなみに発火イベントは10月15日にむげん主催イベント、11月5日にはビクトリーショーでモデルガン無料発火体験ブース、そしてこのモデルガンカーニバル東京と、立て続けの開催となります。
お時間のある方は、ぜひどれかのイベントにご参加ください。
ちなみに11月11日は秋葉原で東京マルイのイベントもあるので、ハシゴ参加も歓迎したいところですが、マルイのイベントはモデルガンや火薬の持ち込みは禁止のはず。層が違うとは言え、両イベントに参加しやすい方法も考えたいところです。
  

Posted by T.K.Red at 21:51Comments(7)モデルガン

2017年10月03日

M1911A1【MULE×タニオ・コバ】

待望のM1911A1が、MULEとタニオ・コバのコラボによって発売されました。

スライドやフレーム、そして内部パーツなどのベースはシリーズ'70として発売されたGM-7.5です。
そこへ新規製作の外装金属パーツと刻印が入れられ、ミリガバが再現されています。

米軍の制式拳銃がM1911からM1911A1に切り替わり、それがベレッタに変わるまで50〜60年の歳月がありますから、ミリガバには細かい違いのあるバージョンが無数にあり、「これが正解」と言える物はないという事を頭に入れながら各部を見ていきます。


スライドの刻印は深くクッキリと入っていて好印象です。
フレーム左側の刻印は省略されています。本来ならスライドストップの下に「G.H.D.」や「FJA」などの検査済証の刻印が入るはずです。

右側の刻印です。

自分はミリガバについてさほど詳しいわけではありませんが、このスライドとフレームの刻印の組み合わせは、トランジションモデルで見られるものだと思います。
グリップがフルチェッカーの木グリというのもトランジションっぽいですが、トランジションならフロントサイトが半月状だと思うので、この辺の考証はよく分かりません。
チャンバーカバーは黒の無刻印。いままでのGM-7シリーズにはなかった仕様です。黒のチャンバーカバーと言えば発火するとサビてくる問題がありましたが、今回の物はどうでしょうか。

新規製作のハンマーとサムセフティ。

チェッカリングの本数などは数えていませんが、たぶん実物と同じなのでしょう。
残念なのは、表面の仕上げが粗い事です。デコボコの金属表面のまま黒塗装した感じです。店頭で何挺か見せてもらいましたが、どれも同じでした。2枚目の写真で気付いた方もいるかも知れませんが、スライドストップも同様です。これら新規パーツは今回の売りですから、少し丁寧に仕上げてほしかったですね。
しょうがないのでここは自分で仕上げ直すか、「軍用銃なので仕上げが省略されている」「戦地で酷使され傷だらけ」などの脳内設定を設けるしかないでしょう。

メインスプリングハウジングとマガジンボトム。

マガジンは当然ながら7連で、ボトムプレートは無刻印。
これも何気に新しい仕様です。


トリガーはチェッカリングされた新規パーツ。
マガジンキャッチ付近にあるはずの「P」刻印も省略です。
ミリガバ好きは刻印にこだわりのある人が多いので、これら刻印の省略や考証的におかしい部分は不満があるかも知れませんが、そういう方々は内部もデフォルメされたGM-7.5ではなく、CAW製かエラン製を選ぶでしょう。…とは言え、銃の左側は目立つので、トランジションでないならやはり「G.H.D.」と「P」は入っていたほうが良かったかなぁと。
そして前述した通りグリップパネルはMULE製のフルチェッカー木グリです。これをトランジションモデルとするならこれでも良いとは思いますが、細かい考証は関係なく、雰囲気モノで「ミリガバっぽいヤツ」であるなら、やはりグリップはベークライトのほうがそれっぽくなるでしょう。自分はこのグリップは交換します。

続いて発火メカを見てみます。

シリーズ'70はイージーCPが標準でしたが、今回はオープンカート仕様に戻り、ダブルヘッドのデトネーターが付いています。
このデトネーターはすでに発売されている物と同じですが、装着されているデトゴムの向きが今までと異なるのがお分かりでしょうか?
今まではデトゴムの面積が小さいほうが火薬側、大きいほうがマズル側で、2個とも同じ向きに並べて装着していましたが、画像はマズル側のデトゴムが逆向きに取り付けられています。
◀▶
↑こんな感じで、面積の大きい側同士を合わせるように取り付けるのです。
これは取り付けを間違えたわけではなく、説明書でもそのように取り付けるよう指示されているので、使用方法が変更されたようです。わざわざ変更するという事は、作動性能かゴムの耐久性に違いがあるのでしょう。今後検証していきたいところです。

さて、先にも述べた通りグリップはベークライトタイプに交換します。

左=実物、中央=東京マルイ製、右=CAW製

写真左の物は、実物という触れ込みで購入したものですが、実際のところは本物かどうか分かりません。レプリカかも知れません。
中央のマルイ製は本物をよく再現していると思います。しかもウェイトがみっちり仕込まれている上、無加工で着くので一番おすすめです。
写真右はCAWのミリガバに着いていた物でHW製です。他の2つと比べると、チェッカリングが荒いです。CAWは相当なこだわりを持ってミリガバを作っているはずですから、こういうタイプも存在するのかも知れません。

マルイ製は無加工で着きますが、実物とCAW製はプランジャーチューブが当たるので要加工です。
マルイがおすすめと言いながら、自分はCAW製の雰囲気が結構好きなので、これを着ける事にします。

プランジャーチュープ下に2箇所、出っ張りがあり、これがグリップに当たって着けられません。
この出っ張りはGM-7.5から追加されたもので、出っ張りを削ってしまうか、手っ取り早いのはGM-7時代のプランジャーガイドに交換してしまう事です。
自分は銃はいじらずにグリップを加工する事にしました。

出っ張りの当たるところだけを2箇所えぐりました。これだけでOKです。

装着完了。

やはりこのほうがミリガバらしいです。
MULEならこのグリップはいくらでも入手できるはずですから、はじめからこれを着ければ良かったのに、と思います。
銃全体の色は「いつものGM-7の色」ですが、ミリガバはパーカライジング仕上げなので丁度良いだろうと思っていました。しかし、実際に見るとやっぱり少しグレーすぎる気もしますので、いずれ塗装しようと思います。

色々書きましたが、ファン待望のGM-7.5ベースで撃ちまくれるミリガバの誕生は手放しで喜びたいと思います。
おすすめです。
  

Posted by T.K.Red at 20:14Comments(2)モデルガン

2017年10月01日

爆裂祭行きました


本日、第2回爆裂祭に行って来ました。
今年2月に初開催された新しいイベントです。
前回は非常に狭い会場でしたが、今回はサンシャインシティ内の大きな展示場に場所を変えての開催です。

会場は広くなっても、たくさんの来場者で混み合っていました。

モデルガン関係は前回も参加していたむげんやアングスで販売していたほか、今回からマックジャパンも参戦し、モデルガン関連のアイテムやグリップ、ホルスターなどを販売していました。
前回同様、装備品の販売が多かったですが、トイガンの出品も少し増えた気がするので、「トイガン業界の活性化」という、イベント本来のカラーも少しずつ出て来ているのかも知れません。

新しいイベントですが、勢いを感じるので、次回以降にも期待です。

爆裂祭を後にし、その足で御徒町へ。予約していたMULE×タニオ・コバのM1911A1が入荷との連絡を受けましたので、買いに行きました。
これについては明日か明後日アップします。
  

Posted by T.K.Red at 20:30Comments(1)雑談

2017年09月28日

10月はミリガバとイングラム

タニオ・コバ×MULEのミリガバは、今月中旬発売予定でしたが、月末〜月明けへと延期。
タナカの92F Inoxとの同時発売が回避されたと思ったら、来月はCAWからイングラムMac11のリバイバルと、興味深い製品の発売が続きます。
先頃、C-Tecからイングラム用のカートリッジが発売されたので、それも試してみたいところです。
でも、イングラムはやっぱりセットの楽なオープンカートが良いですよね…。

写真はMGC製のABSモデル。
  

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2017年09月16日

ベレッタ92F Inox


タナカからベレッタ92FのInoxが発売されました。
今月はMULE×タニオ・コバのミリガバも控えていますが、もう腹をくくって2挺とも買いです(SIG P230JPはさすがにパス)。


素材はタナカが今年から展開しているHP(ハイフォーマンス)樹脂、シルバーはセラコートにて再現されています。
マルシンのシルバーメッキとは、かなり印象が違います。


スライドとフレームの色の違いも再現されています。
セラコートと知っていると「塗装感」を覚えますが、Youtubeなどにアップされている実銃の動画を見ると、マットな質感を非常によく再現していると分かります。
ハンマーやスライドストップ、デコッキングレバーなどの金属パーツはメッキです。


Inoxの特徴である、スライド前面のSTAINLESS刻印。
…ですが、塗料でやや埋もれています。おそらくこれは個体差があると思うので、店頭で購入する際には確認したほうが良いかも知れません。


バレル上部の刻印も再現。
これはマルシンのモデルには入っていません。


マガジンはボトムプレートのみシルバーです。


フロント、リアサイトともレッドが入っていますが、軍用のM9と同じドット&ポストです。
自分の認識では、民間用92Fのリアサイトは2ドットだと思うのですが、こういう仕様もあるのでしょうか?
単にスライドと一体だから、金型的に変更できないという事?

追記(2017/09/16)
コメント欄にてご教示頂いたのですが、サイトが3ドットシステムになったのはFSになってからで、92F時代は民間用も軍用と同じだったそうです。普段目にするのは大抵FSなので知りませんでした。
このモデルは92Fなのでこれで正しいという事になりますが、そもそも92FでInoxは考証的におかしいとの指摘も…。確かに!
ともあれ、情報ありがとうございました。


とりあえずファーストインプレッションはここまで。
自分はセラコートの耐久性はかなり信用しているので、ガンガン発火もしようと思います。
今後のタナカオートのセラコート展開が楽しみになる1挺です。
  

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2017年09月12日

5連ローダーを作ってみた

キャップ火薬をカートに装填する際のローダーを5本並べた物を3Dプリンターで作ってみました。

先日作った、50発カートを立てられるスタンドに対応する寸法です。

50発となると火薬を1個1個押し込む作業も面倒なわけです。
GM-7が発売されて、オープンカートでバカスカ撃ちまくるようになってからは、プラカートを実弾用のアモケースに立て、両手にローダーを持って左右同時に押し込む技を習得しました。
それでも25回押し込まないといけないわけです。


これなら10回の押し込みで50発セットできます。
こんなC-Tec15発なんてあっという間です。

本当なら、タナカのエボカート用に作ったダイナミックローダーみたいに…

こんな感じで15連も出来るでしょうし、究極的には50発同時装填も出来ると思いますが、装填時の摩擦や、ロッドの先とカートの口をすべて合わせなければならない事を考えると、5連で十分かなと思います。

ちなみに、カート立てはもともと…

16発立てられるコンパクトな物が欲しいと思って作ったんですが、コレ用の8連もしくは4連は必要かな〜?
まあ設計はコピペで簡単に出来るので、何かのついでに作ってみるか。
  

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2017年09月10日

グリップセフティの調整(マルシンガバ)

MULE×タニオ・コバのM1911A1がまもなく発売になりますが、それを楽しみにしながらマルシンのガバメントをいじりました。
以前、マルシンガバのハンマーに亀裂が入っているのを見つけました。

パーツを交換しようと思いながらも、そのまま発火を続けていたら案の定、折れました。
おまけにグリップセフティも破損です。

発火時にハンマーがグリップセフティにぶち当たって、徐々に浸食されて破損したのでしょう。このガバメントは、自作したカスタムパーツの耐久テストをするために発火しまくったため、1,000発はゆうに超えています。おそらくマルシンの想定を上回る発火総数なのだと思います。
ハンマーの裏に緩衝用のゴムを貼る人もいるようですが、パーツを長持ちさせたいならばそれもひとつの方法でしょう。

とりあえずハンマーとグリップセフティを注文し、新しいパーツに交換したのですが、どうも動きがおかしい。
トリガーが切れないのです。思いっきり強く引くと、やっとハンマーが落ちる感じです。
ハンマーとシアーの接点を削ったり磨いたりしてもまったく変化がないので、これはグリップセフティの問題だろうと判断。
自分はガバメントの調整をする時、旧Gun誌が発売した『コルト1911系のすべて』というDVDをよく見ます。

このDVDは、ジョン・ブローニングの生い立ち紹介や、ガバと他機種との撃ち比べで精度や威力を比較したりと、純粋に映像作品としても楽しめますが、特にガバメントの構造をCGで丁寧に解説するコーナーが非常に役に立ちます。
ガバの構造はだいたい理解していますが、あれこれ頭の中で考えるよりも、このCGを見てしまったほうが遙かに早く調整箇所を特定できます。
というわけで、グリップセフティに関する部分を見てみます。

グリップセフティON


グリップセフティOFF


グリップセフティとトリガーバーがこういう位置関係で、セフティOFFでもトリガーが引けないという事は、

きっとココが干渉しているのだろう、とすぐに分かるわけです。
やはり削ったら調子よく動き出しました。

気分転換にパックマイヤーのグリップを装着。

マルシンガバは、グリップフレームの高さが短いため、実物グリップをつけると下がはみ出したり、取り付けに加工を要したりするのですが、パックマイヤーのグリップは無加工ではみ出る事もなくピッタリ。これは知りませんでした。
パックマイヤーのラバーグリップを付けると、ガバメントの印象が変わるので良いですよね。
調子にのってシルバーモデルにも装着。おまけにHWスライドを載せてツートンにしました。

こうするとマルシンガバもオシャレになりますね。
ハーフシルバーにラバーグリップが付いているだけでハイカラなカスタムに見えてしまう世代なのでそう感じるだけかも知れませんが(笑)。
  

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2017年09月08日

USPレバーの動きを向上させる

タナカのUSP/P8のコントロールレバーは、動きが固いです。
特に跳ね上げる時が非常に固いですね(USPならセフティON、P8ならセフティOFF)。
P8が発売された時、Gun Pro誌のくろがねさんによるレビューで、片手で操作できないと書かれていましたが、新品状態では本当にそれぐらい固いと思います。

構造を見てみると、コントロールレバーの動きの渋さは、ディテントプレートが関係しているようです。

レバーを跳ね上げると、ディテントプレートも一緒に時計回りに動くわけですが、シアーピンが山型の部分を乗り越える必要があります。ここでつっかえているわけです。
つまり、

赤矢印の部分を削れば、跳ね上げがスムースになり、青矢印の部分を削ればデコッキング時の動き出しがスムースになるはずです。
ただし、削りすぎるとコントロールレバーが止まらなくなったり、発火の衝撃で動いてしまうという事態も予想されますから、慎重に少しずつ削っていく必要があります。

で、慎重に少しずつ、何度もフレームにセットし直して動きを確認しながら削っていきましたが、
結果的にはだいぶ形が変わりました。

この加工で、明らかにレバー操作は軽くなりました。ピンとの接触面をコンパウンドで磨いたり、オイルやグリスを塗布すればさらにスムースになるでしょう。
デコッキング側も少しは削りましたが、ただでさえUSPはコック&ロックからのロック解除時に勢い余ってデコッキングしてしまうという心配があるので、あまりいじらないほうが良いかも知れません(デコッキングの動き始めは、そんなに固くないし)。
発火もしてみましたが、特に誤作動も起きないので、とりあえずこれで良しとします。

USPは、過去にディテントプレートが割れた事が1回、コントロールレバーの軸が折れた事が2回あるのですが、もしかしたら操作が固いために無理な負荷がかかって破損に至った可能性も考えられます。
レバー操作がスムースになる事で、そのような破損の防止にもなれば良いですが、この点はしばらく使ってみないと分かりません。
  

Posted by T.K.Red at 00:55Comments(2)モデルガン

2017年09月04日

C-Tec中空ピンインナー

先月発売された、C-Tecの中空ピンインナーです。

同ブランドのCPカートリッジに付属のインナーFピンと交換して使用する事でガス抜けが良くなり、マイルドキックに使用すればさらにマイルドな撃ち味になるとの事です。
写真をご覧頂ければ分かる通り、非常にユニークな形状です。
中空インナーと言うと、Fピンの先端から真っ直ぐに穴が空いているのが普通ですが、このインナーはFピンの脇に4箇所穴があり、内部で合流して後端の穴から抜ける構造です。

発火はマイルド志向の自分としては、とても嬉しい商品なのですが、実際に購入してみると、残念な事に「デトネーターを選ぶ」という事が分かりました。
後端の穴は、爆音プラグのようにデトネーターの先端が嵌まるようになっているのですが、この仕組みだとデトネーター先端の形状によって嵌まり具合が変わって来るのです。
つまり、先端が細いデトネーターでは深く嵌まり、先端が太いデトネーターでは浅く嵌まります。
そして先端が太くてデトネーターの嵌まりが浅いと、デトネーター+Fピンの全長が長くなってしまいます。
下の写真は、マルシンベレッタのデトネーター2本に、それぞれノーマルFピン(上)と、中空インナーFピン(下)を並べて比較した状態です。

ご覧の通り、下のほうがデトネーター+Fピンの全長が長くなってしまいます。
これは下のデトネーターがサビだらけだから嵌まりにくくなっているわけではなく(笑)、デトネーターを入れ替えても結果は同じです。
デトネーターの先端が細ければもっと奥まで嵌まり、ノーマルと変わらない全長になるはずですが、これだと暴発が起きる可能性が増します。実際に暴発が起きました。
そしてモデルガンで暴発が起きた場合、ハンマースプリングによるテンションもかかっていないため、通常の発火よりも銃にダメージを与える事が予想されます。
従ってこのインナーを使用する際には、事前にデトネーターとの相性を見て、暴発が起きない事を確認すべきだと思います。
方法は簡単で、カートに撃ち殻キャップとこの中空インナーをセットして組み立て、デトネーターのついたバレルに入れて、プライマーを押してみるだけです。

これでプライマーが1.5mmぐらい前進するならOKですが、それ以下だと暴発注意です。

色々と試したところ、
●マルシンガバとCAWガバは1mmも動かないのでフルオート確実。
●マルシンハイパワーも危険。
●MGCガバ(GM12)はOK
といった感じです。

MGCのガバメント(M1911A1トランジション)で発火してみると、暴発もなく快調に発火、排莢を続けましたが、何度やってもスライドストップがかかりませんでした。普通のインナーに変えるときちんとストップするので、ぎりぎりパワー不足なのだと思います。まあ銃に優しいのは良い事です。最終弾だけノーマルインナーにすれば良いでしょう。

パワーが控えめになるなら、PFCの代用としてマルシンの銃に使いたいところですが、マルシンのデトネーターはPFC用に先端が太いため、この中空インナーとは相性が良いとは言えません。
このようなデトネーターの先端形状による問題を解決するため、爆音プラグはショートとロングの2種類があります。
C-Tecの中空インナーも、1mm短いショートタイプか、1mm深く嵌まるように後端の穴が大きいタイプがあれば、多くのモデルガンをカバーできるようになるはずですが、それが無いならデトネーターの形状を加工するなどして対応するしかありません。
モデルガンパーツショップM9ではこの中空インナーに最適化されたSIG P226用デトネーターも発売になっていますが、そういう物が必要になってくるでしょう。

とりあえず今のところ「この銃に最適!」という物は発見できていません。
ミントさんのブログによれば、タナカM9+C-Tecデトネーター使用であれば問題ないようです。
C-Tecのデトネーターには適合化しているはずですから、同ブランドのUSP/P8用デトネーターにもたぶん対応しているのでしょう(推測)。
  

Posted by T.K.Red at 22:45Comments(2)モデルガン

2017年09月02日

M31用のショットシェルが再販中なので


MULEからMGCのレミントンM31用ショットシェルが発売されています。基本的にはMULEからの直販のみですが、TAKE FIVEでも取り扱っています。
吠えるモデルガンさんやミントさんが既に購入してブログに記事をアップされていますが、とても評判が良いので自分も購入しようと思い、それに先だって久々にM31を動かしてみたら、何やら挙動がおかしい。
フォアグリップを前進させた瞬間に、トリガーを引いていないのにハンマーがリリースされてしまうのです。

調べた結果、トリガー上部にあるネジの締めすぎが原因のようでした。

内部の状態を確認すべく分解を始め、ここのネジを少し緩めたらパチッという音がして、正常な動きに戻りました。簡単に解決して良かったです。
M31のようにトラブルの少ないモデルは、ほとんど調整した事がないので、いざトラブルが起きると何が原因なのか想像もつかずに焦ります。

で、そのMULEのショットシェルです。

赤い部分がMGC純正のプラで、銀色のリム部分はMULEが新規に製作したアルミ製。
入手困難になりつつあったM31用のシェルが購入できる事も良いのですが、リムが金属製というのも良いです。ミントさんによると、このリムのおかげで発火性能も上がってるとか。耐腐食性がどうなのかだけが気になります。
いずれにしても在庫限りとの事なので、新品でシェルを購入できる最後のチャンスかも知れません。
  

Posted by T.K.Red at 22:30Comments(0)モデルガン